主催の上里さんより ↓
上関原発計画は、県が中電に一年の回答期間を与えて静まっています。
県と中電が待っているはずの「国の方針」とは何なのか、原発立地のためには、厳密な地盤調査が必要なはずです。
試掘坑の追加調査は、フクシマ事故のため途中で止まっています。地質の審査は1年では終わらないはずです。
これまでも、「設置許可」の無いまま、埋立を先行させようとしていた、県と中電です。
『「重要電源開発地点」であることに変わりはない』といって、埋立延長を願い出た中電。
2008年10月の「山口県報」で埋立地の用途は「発電所用地」と告示している県。
埋立地の用途を「原子力発電所用地」としなかった理由は何か。
計画地敷地の地盤状況が不明のまま、これまで埋立を強硬に先行させようとして
いた県と中電のやりかたにひそむカラクリは何か。
ここで、計画地の地盤状況の問題点について、共に学んでみませんか。添付のチラシのように学習会を行います。
ここまで、祝島の方たちと長島の自然を守る会の人たちが守ってこられた計画地の自然です。
計画地の地盤という一面からも、現地の現状を守る助けになる方法があるのか探ってみたいと思います。
どうぞご参加くださいますよう。
ぜい弱な地盤を知る勉強会へのご案内
上関原発予定地周辺は活断層だらけ
田ノ浦の埋め立てはNO!
上関原発の地質地盤については、中国電力が国に「設置許可申請書」を提出し、フクシマの前年の5月から審査に入っています。
それによれば建設予定地周辺の活断層分布は大変複雑であること、原子炉直下には厚い所8m、傾斜45度の断層があり、「すべり面」となることが心配され、原発建物を掘り下げて据えねばならないと指摘されました。
にも関らず、中国電力は田ノ浦の「埋立免許延長申請」を提出し、延長は認めないはずだった山口県知事は1年の猶予を与えました!
いきさつは「黒塗りで『情報公開?』」。
地盤の審査結果が済む前の埋立延長許可に、警戒を強めなければならなくなりました。
そこで「設置許可申請書」関連の資料を基に上関現地の地盤を検証された「科学技術問題研究会」の方からお話を伺うことにしました。
多くの皆さんのご参加を呼びかけます。
日 時:2013年 5月18日(土) 13時半〜15時半
講 師:山田耕作さん
場 所:周南勤労福祉センター(電話:0834・22・8720)
周南市役所の80m北、市立中央図書館隣り。駐車場なし 市役所か総合庁舎を利用
資料代 : 500円
別途「上関原発建設予定地周辺の巨大な海域活断層原子炉建屋直下の脆弱な地盤」
(「科学技術問題研究会」作成)の冊子あり・300円
主 催 : 上関原発計画の根っこを見る会(連絡先:083-245-4859 上里)
賛同団体: 原発いらん!山口ネットワーク、自然エネルギー推進ネット・光、
いのち・未来うべ、上関原発止めよう!広島ネットワーク
山田耕作さん:1942年生まれ
大阪大学大学院理学研究科博士課程中退 東京大学物性研究所、静岡大学工業短期大学部、
京都大学基礎 物理学研究所、京都大学大学院理学研究科勤務
2006年退職 理学博士。「科学技術問題研究会」のメンバー。
同会は科学者の良心から発足。
放射線被曝について信頼のおける図書「放射線被曝の歴史」の著者・中川保雄氏もメンバーでした。
山田先生 参考動画