福島民友 7/17 お悔やみ欄
まず、人数の多さと年齢の低さに驚かされます。24歳、34歳、37歳、41歳、44歳、46歳、53歳、58歳・・60代も多いです。
死因が書いてありません。先日講演を聞きに行ったバンダジェフスキー博士の臓器に蓄積したセシウムの影響についての研究を思い出さずにはいられません。福島県には西日本と比べ猛烈に汚染された食材が存在しています。汚染されたものを摂取することによる体内被曝。それに加えて、空気中の微粒子を吸い込むことによる吸気被爆の二重の意味で、いま福島の人たちは生命の危機にさらされています。
昨日のジャーナリスト木下黄太さんのブログに、
「体内汚染の主な入口は呼吸器系であり、最も大きなリスクにさらされるは肺である。」
という記事がありました。これは放射性物質を排出するキレート剤 「ラディオガルダーゼ®カプセル500mg」の説明書に書かれています。
http://www.nmp.co.jp/member/list/82_01.html より
このブログでは毎回この動画を出していますが、吸気被爆がよくわかるのでどうぞ。
さて今、いわき市の水源でもある福島県鮫川村では、周辺住民が吸気被曝を追加されてしまう、 むちゃくちゃな事業が環境省によって強引に進められています。
8000bq/kg以上の放射性廃棄物実証実験焼却炉を建設し稼働しようとしているのです。
毎日新聞 2013年07月14日 地方版 http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130714ddlk07040069000c.html より
8:10〜文字おこし
焼却炉から2kmも離れていないところに、妊婦さんが1人、生まれたばかりの0歳の子どもが1人、2歳の子どもが2人います。
そこは塙町ということで、ここに焼却炉ができるという説明もなければ、挨拶もなければ、通達もありません。
それで一般公開をして中を見て安全性を示すと言ってるんですけども、その案内すらありません。環境省はホームページ上で受付をしてるというのですけれども、こちらの人たちはホームページを見なければわからない。ホームページにのってるということもわからない。全く秘密裏にやられてるということだと思います。
http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2013071801001022
環境省は18日、東京電力福島第1原発事故で出た放射性物質を含む稲わらなどを処理するため、福島県鮫川村に建設した仮設焼却施設の試験運転の様子を、報道各社に公開した。 環境省によると、汚染された村内の稲わらや腐葉土、除染で出た草木を「農林業系副産物」として、来年9月までに約600トンを処理する。敷地面積約1600平方メートルで、1時間当たり約200キロを燃やす施設や、焼却灰を固形化する設備を備えている。
(2013/07/18 12:43)
この福島民友の記事には、燃やす稲わらなどの放射能汚染の濃度が書いてありません。焼却炉メーカーは日立造船。それも書いてありません。不良記事だと思います。
【UPLAN現地報告】より
1日の処理量が200トンを超えると環境アセスメントの法規制にかかるため、能力199トン/日の、しかも国内での処理実績がほとんどないタイプの焼却炉の建設を、環境省は放射能汚染の被害が比較的軽微だった福島県・鮫川村の一角で秘密裏にすすめている。
マスメディアが沈黙し、地域住民の反対運動も抑圧されるなか、放射性物質を含んだ廃棄物の処理が国の意図するままに実行できてしまう体制がつくられ,その実施実績がここ鮫川村で実証されようとしている。
もしこの事業の推進を阻止できないとすれば、6月の環境法改正と相まって、
環境省は全国どこでも(おまけに南極でも)、自治体や住民の意見を聞くことなく、勝手気儘に放射性廃棄物の焼却処理を推進することが簡単にできるようになってしまう。このことは日本の未来にとって、とりかえしのつかない禍根を遺すことになるであろう。
管理人より
日本全国が選挙で忙しくしているあいだに、こっそりとこのような恐ろしいことが進められています。「西日本だから関係ない」ではありません!どうか知らない人に知らせてください。お願いします。m(_)m
塙町では木質バイオマス発電所も作られようとしています。なぜ近隣住民にこれだけ追加被爆を強制するのか。もはや狂気の沙汰です。
【がれきどころじゃない!】福島で除染廃棄物や間伐材を使ったバイオマス発電所が計画される
焼却炉の煙突が5.9m。通常より煙突が低いため、近くに排ガスが流れていきます。
標高は700m。山のてっぺんで風が舞う場所。いわき市の水源地もあります。
7/4 試験焼却
7/14 毎日新聞報道 詳細は山本節子さんのブログ⇒ http://wonderful-ww.jugem.jp/?day=20130714
7/18 非暴力の座り込み
・鮫川村長と井上環境副大臣の会見と、反対地権者の抗議文書提出
http://www.ustream.tv/recorded/36007031
・井上環境副大臣の現地視察と、視察後の記者会見
http://www.ustream.tv/recorded/36007701
http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=846 ジャーナリスト山本節子さんのブログより
鮫川の指定廃棄物焼却炉問題で英文プレスリリースを作りました。
英語圏のお知り合いに流してください。環境省、日立造船、総理、鮫川村に抗議を。自民党への投票自粛を!! 山本
FOR IMMEDIATE RELEASE JULY 18, 2013
MOE's Another Insane Cleaning Project is Going
Highly Contaminated Radio-waste Burning in Samegawa
Could Result Trans-ocean Contamination
Anti-Samegawa Incinertor Mothers
No Incinerator Citizens, Japan
Dear sirs;
Please be noted that we, residents of Fukushima Shirakawa district (southern part of Fukushima prefecture) would perform action against Ministry of Environment's burning project of high contamminated radioactive waste (more than 8000 Bq/kg) on 18th July, here in Samegawa.
Fukushima Disaster is not over, but the Ministry of Environment (=MOE) is trying to bring another contamination plan all over the world. Last fall, MOE secretly ordered Hitachi Zosen to construct a controversial radiowaste incinerator in small village of Samegawa with only 4000 population. Construction has been completed late June, but there had been no prior information about the project, no such public consultation. Furthermore, last week, some landoweners spoke out they never admitted nor signed the contract, but the government mysteriously announced they had all landoweners consent to run the project.
It is the world-first demonstration incinerator, with unproven technology, and even MOE admitted the tchnology is still its experimental stage, but MOE and Hitachi Zosen would not stop the experimental incineration. Rather they are quite hurry because until now no other municipalities accept such dangerous facility. They say radioacitive cesium could be caught by baghouse filtration, but it cannnot catch gaseus substances and small particles like PM2.5 or nano-sized particles. There is no way to stop radioactive cesium emitted from smokestack, it simply get into the atmosphere and travel the gobe.
The location of incinerator is amidst the pastureland, rich in groundwater and forestry. Ironically, the level of radioactive cesium is comparatively low compared to other parts of Fukushima prefecture, and people are still living here, children are living here, cattles are living here. At the same time, people are dying, children are dying, they are having cancers.
How can we tolerate the second contamination by our own government? How can we believe the project of IAEA and nuclear power plant manufacturer? We are so angry. We have right to protect ourseles, our children, our lives and our distrct. There is no legitimacy for polluting project.
We ask you sirs to come to Samegawa on 18th and see what is happening here and what will happen all over the world. Please report our situation to your country so that we can protect our earth together. We are preparig English signboards to tell the people all over the world!!
Contact: Setuko Yamamoto; hanghau@hotmail.com
Contact in Fukushima : Kikue Katsuta; tel. E-mail (Japanese only)
いわき市からの自主避難者のお母さんより https://twitter.com/135632281681872/status/356891075555758081
私達は法律の知識もなく、使い方もわからないから、国は私達を騙す。
報道は私達に事実を伝えるのではなく、私達を騙すためにある。
鮫川村実験焼却炉を稼動させたら、被害がでてもその声は間違いなく、消されます。
被害者の声はデマ扱いされ、事実を知らない人々は必ず嘘の方を信じるのです。