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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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山口県の集中豪雨被害で考えた。風力発電はいらない。三ツヶ峰ウインドシステム計画に疑問

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管理人からのお願い 最後までどうか読んでくださいますようお願いします。m(_ _)m

 http://mainichi.jp/graph/2013/07/28/20130728k0000e040094000c/025.html  より 

記録的な豪雨により発生した土砂崩れで押し流された民家=山口県阿武町福田上で2013年7月28日午後5時21分、本社ヘリから野田武撮影 

 山口県の萩、阿武町、阿東町で記録的な集中豪雨があり大きな被害が出ました。http://matome.naver.jp/odai/2137502878188265201 

土砂崩れ、河川の氾濫、線路の水没。ゲリラ豪雨の恐ろしさを見せつけられました。家ごと流されている映像を見ていて自然の脅威に震え上がったわけですが、これからも天候が不安定となり、このようなことが起こることは予想されるので、中山間地の耕作放棄地にソーラーパネルや、山の尾根に風車の発電設備なんて到底無理、設置できないとすぐに思いました。

 実は今、阿東町に風力発電の計画があります。 

電力開発のジャネックス(福岡市)が、山口市と島根県吉賀町で出力4万キロワットの風力発電所の建設を計画していることが7日、分かった。2017年4月の運転開始と中国電力への売電を予定している。

山口市の阿東、徳地地区と島根県吉賀町の柿木地区にまたがる山の尾根に、出力2千キロワットの風車20基を建設する。風車は直径85・3メートル、高さ119メートルで、総事業費約140億円を見込んでいる。15年4月に着工し、2年後の完成を目指す。建設用地は公有林と民有林。西中国山地での風力発電所としては、ソフトバンクや三菱商事などが出資するグリーンパワーインベストメント(東京)が15年1月の運転開始を目指す浜田市の風車29基、出力4万8千キロワットに次ぐ規模となる。(中國新聞から)

「三ツヶ峰ウインドシステム発電事業」のことで昨年から始まっています。

経済産業省に環境審査顧問会風力部会というのがあってそこが国策としてすすめています。本当に国策で進めて大丈夫なのかと思いました。原発を日本中に54基も作った時と同じようなシステムで進められています。

40年近く組織を持たず反原発運動に関わってこられた山田征さんのお話をお聞きください。動画の下は内容おこしです。

 

風力・太陽光は「自然エネルギー」という言葉が使われているが、それらを電気に変える道具は工業製品。

風車は小さなものでもポールが70m、羽が30m、合わせて100mの高さ。 

羽の中はベニヤ、強化プラスティックでコーティング。石油の塊のようなもの。 

30mの羽が30tの重さ。3枚の羽をとめるナセル部分に50tの発電機。ポールが数百t。巨大な金槌を逆さに立てるようなもの。

それを支えるには、倒れないように40m四方、深さ10mの穴を掘る。

 

南アルプス連峰に丸紅子会社が60基の風車を建てる計画があり、地元の反対運動に加わった。

40m四方、深さ10mの穴を掘るため、10tトラックで740〜750台分の残土が出る。山の尾根に風車を建てるので、下から10t車が往来するための道をつくり、穴を掘るための作業場を作るという自然破壊が起こる。

1つの穴を掘るのに10t車、700台で谷を埋め立ててその代わりに2000tのコンクリートを流し込む。風車は1基2基ではない。日本に約2000基の風車。この状況が日本中にある。

風車は原発と同じで外部電源がないと回らない。

風車を回す風速は5、6m/s〜24m/s。30t、40t、50tの巨大な羽は自分では回らないので外部電源で回す。風車が自力で発電できる風速は12m/s以上(台風並みの風)。

冬場以外は風が吹かないためほとんどが発電しない状態。風車が止まってるのはカッコ悪いということでゆっくり同じ速度で通電して回している。風で回っているのではない。業者から聞いた話。外部電源の方が多いから赤字。黒字はない。

風車一本は1億円〜5.5億円。

民間が建てる場合、国の補助金が1/3、市民団体や行政が建てる場合1/2。補助金を目当てに建てることがほとんどなので風車が回ろうと回らまいと関係がない。

http://www.kankyo-business.jp/subsidy/wind/?page=2

http://www.kan-kei.co.jp/hojo.htm

 羽が落ちてもそのまま。収支決算をオンブズマンが要求しても行政の場合は出すが民間は出さない。行政がどこで風力発電をやっても黒字になっているところは皆無。

木を切って、山をくずして、風車を建てる静岡県 三筋山 東伊豆町、東京電力の管轄。
野火止の保安林を切って21基の風車を作る計画。 
地元民はすでに18基ある風車により、振動、騒音、低周波で気が狂いそうになる。風車病。
最初、知事は反対に賛同したが、福島原発事故によってわきあがった自然エネルギーブームにより、やむをえず保安林を切ることに答申を出した。
中国企業が水を求めて日本の土地を買っても木は切らない。
日本企業は風車推進のために木を切りまくる。

行政刷新会議での自然エネルギー(風車やソーラーパネル)を促進するための提言。
保安林(防潮林、防風林、防風林など)、国有林(国定公園)、農地に建造物を建ててはいけないという規制を緩和。

http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2011/energy/120202/item16.pdf

http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2011/energy/120202/item10.pdf

  

 

 暴風で?発電用風車の40mの羽根3枚落下 三重

テレビ朝日系(ANN) 2013年4月8日(月)13時19分配信
 三重県津市と伊賀市にまたがる高原にある風力発電施設で、風車の羽根が落下していたことが分かりました。
 羽根が落下したのは、三重県の青山高原にある風力発電施設「ウインドパーク笠取」の19基ある風車のうちの1基です。鉄塔から長さ40メートルの羽根3枚が落下し、支柱が曲がりました。強風のため、羽根が落下したとみられています。施設を運営する中部電力の子会社「シーテック」によりますと、この風車は2010年12月に運転を開始し、耐用年数は17年となっていました。また、最大瞬間風速70メートルに耐えられる性能だったということです。 

 

 “45トン”がポッキリ!風力発電所の風車が落下2013.03.14 11:49

 京都府伊根町にある風力発電所で、重さ45トンある風車の先端部分が折れて落下しました。京都府は、老朽化が原因とみて詳しく調べています。 京都府によりますと、落下したのは支柱の先端部分のプロペラと発電機などで、重さは約45トンです。近くに住宅はなく、この落下によるけが人はいませんでした。

この風力発電所は2001年に運用が始まり、法定の耐用年数は2018年11月です。異常を感知した12日夜から落下が発見された13日朝までに、特に強い風は観測されていませんでした。京都府は、金属疲労で折れた可能性が高いとみて詳しく調べています。

 

山田征さんのお話を聞き、私は自分でも、自然エネルギーについていろいろ調べていました。

放射性廃棄物拡散を反対するために、調べて追求していったら、まず木質バイオマス発電の危険にぶつかりました。そこには自然エネルギーの補助金、循環型社会形成の交付金がたくさんついていて今いろんな自治体が群がるように計画しています。

風力発電も国策で補助金をつけて日本中に建てられていたのです。補助金に関してはこれからも調べていきますが、

これはまさに、電源立地交付金で、田舎の自治体の人をお金で黙らせ、日本中に原子力発電所を拡大していったシステムと同じだと私は気づきました。

結局ゼネコンが儲かる大型公共工事にもなっているし、ヘリコプターで山の上から撮影した画像を見ると、自然破壊そのものだなと思います。山が木を切られて、保水力を失い、さらにまた洪水になってしまうのではないかと懸念します。

つい最近、こんなに風車の羽や発電機などの落下事故が起きているなんて知りませんでした。風車病などの低周波被害も思ったよりもはるかに深刻です。恐怖を感じました。

参考 http://iinoakazonae03.blog77.fc2.com/blog-entry-5874.html

自然破壊した上に、何億円もかけて耐用年数が17年しかない発電施設なんて、経済合理性もないと私は思います。

原発より 「よりまし」 かどうかの判断材料にしていただきたいと思います。

 

 

 

 


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