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「なぜ続く不当逮捕 考察 」(下地真樹)12/17 +モジモジ先生からの伝言

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http://blog.goo.ne.jp/garekitaiho1113/e/ed6af0424c23c222e282bc07da34e195

昨日の晩、どうして警察はこんなバカげたことをするのだろうと考えてみました。もちろん、既にわかっていることですけども、逮捕されて以後に見聞きしたことも加味して、再検討してみました。

要するに、警察(というより公安三課)は、警察に抗議する市民が怖くて仕方ないのです。

10月5日、彼らは関西電力本店前でAさんを不当逮捕しました。警察官が勝手に転んだ癖に、「押し倒された」とウソをついて逮捕したのです。警察OBの天下り先である関西電力のために、抗議行動に参加する市民を少しおどかしてやれと思ったのでしょう。

しかし、警察にとって予想外のことがいくつも起きました。
第1に、転び公妨の決定的瞬間を動画に撮られてしまったこと。
第2に、この警察の不正行為に対する怒りの声が、大きな広がりを見せたことです。
繰り返される天満署前抗議、そして全国から寄せられる警察への批判に、よほど慌てたのでしょう。抗議にたいしてさらに醜悪で不誠実な対応を繰り返し、さらなる批判を呼び寄せる始末です。

ここで彼らは1度、反省するチャンスがありました。Aさんを釈放し、引き下がれば良かったのです。ところが、愚か者であればあるほど、負けを取り返すために大バクチに突き進んでしまうものです。警察はAさんの支援者たちを片っ端から逮捕していくという暴挙に出ました。Aさんの支援者や警察への抗議を呼びかけた人たちがたくさん逮捕されました。彼らは自分たちの悪事を反省するどころか、かえって逆ギレしたのです。情けない人たちです。

一連の弾圧の背景の少なくとも1つは、10月5日の不当逮捕に対する抗議です。この点に関しては、少なくとも2つのことを確認しておきたいと思います。

(1)転び公妨の決定的瞬間を捉えた動画があります。インターネットにもアップされていますし、静止画像を切り取って分析したブログもあります。これを1人でも多くの人に見てもらって下さい。どんどん拡散してください。
・・・・とは言え、これだけでは「押し倒されたときに、とっさに袖をつかんだだけだ」と言うかも知れません。ですから、次の情報、10月5日までの文脈について1人でも多くの人に伝えてください。

(2)関電前で、9月の間まったく手出しできなかった警察が、突然10月5日に牙をむいたということ。8月に抗議行動への不当介入を抗議され、衆人環視の中で、警察の言い分のデタラメが暴かれました。その場にいた多くの人たちから「警察かえれ」コールまで出てきました。その様子はインターネットで中継され、さらに多くの批判が飛び出しました。こうした市民の白眼視に耐えかね、警察は9月の間、まったく手出しをやめたのです。ところが、10月5日は、その状況が一変しました。再び突然に大量の警官が動員され、市民に肉薄してきては乱暴な言葉を投げかけてきたりして威嚇し、時には複数の警官が一人の市民を囲いこもうとするような場面もありました。「今日はいつもと違う」と、たくさんの人たちが感じていました。
そんな中で、あの転び公妨が行われたのです。「たまたま」警察官が大量動員された日に、「たまたま」警察官を押し倒す乱暴者がいた、そういうことでしょうか。
そんなわけないでしょう。「警察は誰か1人を逮捕するのだと、最初から決めていた」誰でもそう思うでしょう。
(「ケサランパサラン」というWEB雑誌の第11号に、このあたりの経緯をまとめた文章を書いています。よかったら是非、ご購入ください。)
http://www.kesaranpasaran.net/
仮に100歩譲って「Aさんの方が押し倒した可能性もある」としてみましょう。ではその根拠はなんでしょうか。警察官本人の「押し倒された」とする供述以外にありません。逮捕も不当ですが、よくもこれで勾留が認められたものだと思います。まして起訴まで。


警察(つまり公安三課)は、意地を張っているだけ、子どものケンカです。まったく恥ずかしいとしか言いようがない。試されているのは逮捕された私たちではなく、公安三課と府警の警備課の人々なのです。

(12月17日 記)


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下地さんからの伝言

「獄中にいても今までどおり、どころか、今まで以上に愛情を注いで下さるみなさんに心より感謝します。僕も今まで以上に、みなさんのことが大好きです。」
「留置場への手紙は検閲はされますが、普通に出せます。よろしければ、どんどん手紙をください。外の様子はなんでも知りたいです。」

■送り先■
〒540-8540
大阪市中央区大手前3丁目1番11号
大阪府警察本部 留置施設内
下地真樹


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