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2009年澎湖諸島 風力発電所が”台湾のヤギを殺す” 海外で健康被害出てるのになぜ日本に?

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Taiwanese Wind Farm Kills Goats By Sleep Deprivation    より画像

 

BBC NEWS Page last updated at 12:33 GMT, Thursday, 21 May 2009 13:33 UK

風力発電所が”台湾のヤギを殺す”

台湾で膨大な数のヤギが、風力発電所からの騒音により衰弱し死亡した可能性があります。
8基の巨大な風力タービンが放牧地の近くに設置された後に400匹以上のヤギを失ったと、離島に住む農場主はBBCに語りました。

農業委員会は、騒音のせいで睡眠不足になり、それがヤギの死亡原因となった可能性があると疑っています。
台湾電力(Taipower)は、他の場所で新たな農場を作る費用の一部を支払うことを申し出ました。
同社の広報担当者は、死亡の原因はまだ調査する必要があるが、ヤギが騒音で死んだのかどうかは疑わしいと述べました。

風力発電所が建設される約4年前は、農場主のクオジン·シャンは約700匹のヤギを所有していました。
電気を起こす風車が設置された直後に、57歳である彼のヤギが死に始めたと言います。現在、ちょうど250匹のヤギが残っています。

澎湖(Penghu)は、その強力で唸るような風で有名です。
クオ氏は、風が強ければ強いほど、発電機がより大きくなったと言いました。

「ヤギはやせこけて見えましたし、食べていませんでした。ある夜、私は農舎へ出かけてみるとヤギがすべて立っており、眠っていませんでした」「私はなぜかわかりませんでした。わかっていたならば、私は死を阻止するために何かしたでしょう」と彼は台湾BBCのシンディー・スイに語った。

明白な妥当性

そのような大規模な死を報告した農場主はクオ氏ただ一人であると、農業委員会の地元の家畜検査官は言いました。澎湖諸島の中で、彼の農場が最も風車に近く、わずか40mの距離であったため、彼の主張はもっともらしかったのだと述べました。

 「異常音は、動物の通常の成長と食物摂取に影響を及ぼし、動物を睡眠不足で苦しめる可能性がある」とLu Ming-tseng は述べました。

電力会社はクオ氏が移転することの援助は申し出たが、ヤギの損失の賠償はないだろう、とクオ氏は言いました。
「移転することは痛みですが、それしかできません。私は風車と共に生き伸びることはできないのですから」と彼は言いました。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8060969.stm

Wind farm 'kills Taiwanese goats'

A large number of goats in Taiwan may have died of exhaustion because of noise from a wind farm.

A farmer on an outlying island told the BBC he had lost more than 400 animals after eight giant wind turbines were installed close to his grazing land.

The Council of Agriculture says it suspects that noise may have caused the goats' demise through lack of sleep.

The power company, Taipower, has offered to pay for part of the costs of building a new farmhouse elsewhere.

A spokesman for the company said the cause of the goats' deaths still needed to be investigated, but that it doubted the goats died from the noise.

Before the wind farm was built about four years ago, farmer Kuo Jing-shan had about 700 goats.

Shortly after the electricity-generating turbines were installed, the 57-year-old says his animals started to die. He now has just 250 goats left.

Penghu is notorious for its strong howling winds. Mr Kuo said the stronger the wind, the louder the machines became.

"The goats looked skinny and they weren't eating. One night I went out to the farmhouse and the goats were all standing up; they weren't sleeping.

"I didn't know why. If I had known, I would've done something to stop the dying," he told the BBC's Cindy Sui in Taiwan.

Plausible

A local livestock inspector from the agriculture council said that Mr Kuo was the only farmer to have reported such large-scale deaths.

He said his claim was plausible because of all the farmers in the Penghu archipelago, his farm was closest to the wind turbines - only 40m away.

"Abnormal noises could affect the normal growth and feeding intake of animals and cause them to suffer sleep deprivation," Lu Ming-tseng said.

Mr Kuo said the power company had offered to help him move but that there would be no compensation for the loss of his goats.

"It's a pain to relocate, but what can I do. I can't survive with the wind turbines," he said.

2009年のBBCニュースの記事です。訳は管理人。(下手ですみません)

台湾の牧場のヤギが風車の影響で死んでます。40mとかありえないですよね。怖すぎる!

ヤギにはノセボ効果も、お金が儲かるかどうかも関係ありませんから。

澎湖諸島は、、台湾島の西方約50kmに位置する台湾海峡上の島嶼群。澎湖列島、澎湖群島とも呼ばれる。島々の海岸線は複雑で、その総延長は約300kmを誇っている。大小併せて90の島々から成るが、人が住んでいる島はそのうちの19島である。

とありましたので、新しくなったグーグルmapで行ってみました。http://bit.ly/1fQAVMR

 

 

 

健康被害のレポート2つご紹介します。

「風車騒音・低周波音による健康被害」 08年8月8日 「風車問題伊豆ネットワーク」事務局  より

フランス、ドイツ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアで健康被害が訴えられているという。

オランダとドイツ国境に建設された風力発電施設では、1.9kmまでの住民が不快を示しているという。

イギリスでも風車から1.6km先で被害者が出ている。

風車による低周波音健康被害は超低周波音によるものと推測されている。超低周波音は、低周波音以上に距離減衰力が弱く、遠方まで伝播する。

被害は、風車からの距離1km以内に住む人に多発する傾向がみられるが、地形などにより1kmを超えた遠方でも発生している。音波が遠方まで届くからである。 

ウインド・タービン・シンドローム:ある自然実験に関するレポート
ニーナ・ピアポント、MD、PhD
日本語版訳 鶴田由紀

 

風力発電が先行している海外で、これだけ健康被害が出てるのに、日本に導入する意味がわかりません。


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