2013年6月18日 オーストラリア 全国風力発電詐欺集会 アニー・ガードナーさんの訴え
〜ガードナーさんは南半球最大の風力発電所の真横に住んでいます。風車140基、高さ150m、56mのブレード。最も近い風車は自宅から90m。ガードナーさんの家から1.7km以内に8基の風車が建っています。マッカーサー風力発電所はAGL社が開設しました。ビクトリア州知事は(科学者のはずですが)それについて「荘厳なもの」と述べました〜
アニー・ガードナーさん
風車の近くに住んでいるのは私だけではありません。同じ風力発電所の近隣住民が今日、12人ぐらい来ています。ビクトリア南西部からも大勢。うちよりももっと風車に近い人々も。でもいくつか挙げますと、我が家は風力発電所の真横で家から8〜9km以内に風車が140基あります。3MW。15000エーカーほどです。
私はこの9年間闘ってきました。最初に影響が出たのは我が家の羊事業でした。うちには羊が400匹おりました。とても繊細な生き物です。羊はうちの事業の8%でしたが、風力発電所のせいで潰されました。羊小屋への騒音反響と、ホコリによる羊の飲み水の汚染です。
もちろんAGL社は一切の責任を否定しましたが、指で名前をかけるほどのホコリなので、我が家の徹底清掃を2度命じられました。でも私自身が被害を被るとは思いませんでした。うちは北西だから大丈夫かと思ったけど、どうも最悪の部類のようです。どんな風向きでも関係なく、影響があります。生まれて初めての症状が出ます。
ここにも様々な健康被害が出ている人々が各地からいらしています。何が一番ひどいでしょう。そうですね頭に、飛行機の中のようなすごい圧力がかかります。飛行機よりはるかにひどいです。鼻、喉、顎、歯に圧力。
それから吐き気もします。胸のしめつけ、動悸、不眠。寝ようとしても、寝台の振動が感じられます 台所の床を通ってくる。ソファに座っていても、全身に鼓動が走り 体が充電されるようです。
安眠し、休息をとるために、 週に最低でも二晩は外泊が必要です。マッカーサー風力発電所は今年1月には発注され、10月に稼動開始、風車は15基でしたが人々はのっけから被害をこうむりました。以来悪化の一途です。
小さい子供がいた家庭は、仕事を辞め 引っ越すしかなくなりました。たった7週間稼働した後でですよ。幼い子供たちには、夜中じゅう泣き続けるなど、ひどい影響がありました。
もちろんAGL社は風車の影響をまったく認めず、私たち全員にひどい対応をしました。苦情を150件以上出したのに、まったく風車の影響でないと言い張ります。
私の夫にきた返事です。
「お仕事中の頭痛や痛み、不眠症の件、お気持ちお察し申し上げます。資格ある医師の診察を受けておられるのでしょう。弊社はどんな健康問題も真剣に扱いますが、お客様の症状が風力発電所に起因するものとは認めません」
(字幕はここまででした)
(管理人より)
オーストラリアの風力反対集会の集会名で、「fraud」=詐欺 とはっきり言いきってますね。オーストラリアのように日本と比べて広い国土があっても、人が住むところに風車をたてれば健康被害は同じということです。
風車による「埃」で家畜の飲み水が汚染されるということがわかりました。風向きは関係なく影響があるというのも恐ろしい証言です。
こういった事例があるのに、人口密集地域の下関安岡地区に風車を作ろうなんて狂気の沙汰です。
長周新聞の記事をアップします。3/17付。