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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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12/14 脱原発金曜ウオーク+市民研究会@宇部〜年表「核と原発」 

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脱原発金曜ウオークは今週も雨だったけど10人。市民研究会も11人。みんながんばっています。

第7回 「もう二度と騙されてはならない!〜アーサー・ビナードさんの視点から学ぶ」

脱原発運動をずっと続けておられる大先輩から「核の歴史」について学びました。冒頭のアーサー・ビナードさんのラジオ(ロケットをミサイルと言い換える日本)、講演会でのおはなし、言葉で騙されるなということをたくさんの例をあげて語られました。そして、今まで、たくさんの核実験が世界中で行われてきたこと、被害者への補償はほとんどされていないことなど年表を見ながら解説。私は、「核による人体実験」は広島から福島までずっと続いているのだとあらためて思いました。世界中の少数民族などの弱い人たちが強制的に被爆させられ、アメリカ人もまた被曝している。人はイメージの良い言葉に騙されやすい。本当にコロっともっていかれる。「原子炉」という名前も、実は「原子」も「炉」も、日本人に希望を持たせる欺瞞に満ちたことばなのだということを初めて知りました。私は誰が考えたのか知りたくなりました。結局理系と文系のトップが、何もわからない市民を騙したのです。実に罪深いことだと思います。情報が限られていた時代なら「あの頃は仕方なかった」で済まされるかもしれませんが、今はインターネットの時代。調べればわかります。市民の側も「言葉で騙された」は通用しないと思います。

●言葉のすり替え

核分裂反応装置

・英語  Nuclear Reactor

・イミダス「核分裂の臨界状態を維持するための装置で、最初は原爆材料のプルトニウムを生産するために作られたが、核分裂によるエネルギーを電気に変換する原子力発電に利用されるようになった」

・ビナード「ジリジリ原爆」

・日本語 「原子炉」 (他に原発(核電所)、原子力安全委員会、低レベル放射性廃棄物、劣化ウラン、揚水発電所など、あたかも危険性が低いかのようなまやかし)

●言葉ののっとり〜核実験に「トリニティー」、「スーパーフェニックス」、「ブッダは微笑む」、日本の「もんじゅ」「ふげん」


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