災害廃棄物の受入れに関するQ&A
〜災害廃棄物の受入れに対して疑問や不安を持つ方へ〜
平成24 年6 月22 日https://www.city.kitakyushu.lg.jp/enquete/management/images/5f8dd86f0a4b077d42620afab3db8ff7/000116144.pdf
より、焼却工場における使用後のバグフィルターの取り扱いについて調べました。このPDFを見ると驚くことも多いのですが、とりあえず、焼却が3月に終わるという発表を受けて当面、北九州市に要求すべきことを考えました。
p16を見てください。以下抜粋
試験焼却の時点でおかしいなと思っていたことは使用済のバグフィルターのことです。バグフィルターで放射性物質が99.99%取れるというなら、それが正しいとしたとしても、使用済バグフィルターはたいへん危険なはずです。何回取り替えたか、あるいは取り替えてないのかすらHP上ではわかりません。明日電話で聞いてみますが、使用済バグフィルターの放射性濃度がとても気になります。
しかも、その使用済みバグフィルターを同じ工場で焼却するというのです。普通に考えておかしくないですか?
100ベクレル/kg以下のものしか受け入れませんよと言っておいて、半年間使った使用済バグフィルターは放射性濃度の検査もなしで燃やす?
しかも逆洗といって、空気で飛灰を落としたあとに焼却するとしています。その処理自体が飛灰が飛び散って危険ではないのでしょうか?もし、半年間バグフィルターを交換してなかったら、相当溜まって濃縮しているでしょう。普通の家の掃除機のフィルターだって取り替えるときほこりが出ないように気をつけてすぐゴミ袋に入れるのに、わざわざ、空気を送り込むなんて!?いくら密閉されたところで行っていたとしても、被曝環境には変わりなく、隙間から漏れ出るでしょう。しかも吹き飛ばした飛灰をどう回収するのでしょうか?全量回収できるとは思えません。回収して結局、響灘処分場に埋め立てるわけです。
私はもう燃やさずにドラム缶に入れて低レベル放射性廃棄物扱いしたほうがいいと思います。燃やせばまた、新しいバグフィルターについて焼却炉内に付着して、差し引き差し引き、結局煙突から漏れ出し、環境中に撒き散らされることになるからです。
せめて、使用済みバグフィルターを北九州市は燃やさず、封じ込めてきちんと管理すべきだと思います。
とにかく「3月で終了よかった〜」ではないということです。
山口県の皆さんも、北九州の皆さんも、電話してください。短くてもいいのです。
「使用済みバグフィルターの放射性濃度の検査をしてください。逆洗や自家焼却はやめてください」
これだけでもいいので
093-582-2411 北九州 がれき専用ダイアル に電話を!
「使用済みバグフィルター」で検索をかけていて見つけました。http://www.fujirozai.co.jp/modules/information/content0001.html
http://www.fujirozai.co.jp/modules/fireplace/content0004.html
福島原発事故以前でも、ダイオキシンやその他重金属の塊であった使用済みバグフィルターは、震災がれきを焼却すれば
放射性物質やアスベストなど追加で付着することになるのでさらに
使用済みバグフィルター⇒危険な廃棄物です
交換作業も危険な作業。⇒http://kaiho-omakase.com/process.html