[東京 29日 ロイター] - 九州電力<9508.T>の広報担当者は、口永良部島が29日午前に噴火したことに関連し、川内原発再稼働には影響を与えないとの認識を示した。「川内原発の審査の過程では、口永良部島は川内原発への影響がないことは審査で確認されている」(同担当者)という。
また、東大地震研究所の中田節也教授も、口永良部島で最大の噴火があったとしても、川内原発には影響ないとの見解を示した。
気象庁は、鹿児島県の口永良部島で29日午前9時59分ごろ、爆発的噴火が発生したと発表。噴火警戒レベルを入山規制を意味する3から、避難を必要とする最高の5に引き上げた。
*詳細を追加します。
「口永良部島で最大の噴火があったとしても、川内原発には影響ない」⇒ 狂気!
ここで口永良部島と川内原発の距離と位置関係を見ておきます。ついでに桜島も。
大規模火砕流は、到達距離数100km、分布範囲数1,000km2に及ぶ場合がある。 影響がないとは言えません!
こうなるってことです。 http://mainichi.jp/movie/movie.html?id=878753469002 より
さらに 160km圏内に14も火山があったなんて
川内原発160キロ圏内に14火山2015年5月30日(土) しんぶん赤旗
口永良部島は、九州電力が川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査の申請でとりあげた、同原発から160キロ圏内にある火山の一つ。原子力規制委員会が火砕流到達距離としている160キロ圏内には、九電が将来活動する可能性があるとする火山が、口永良部島を含め14火山あります。
規制委は、27日に川内原発1号機の審査を終了し、新規制基準に適合しているとお墨付きを与えました。しかし、これらの火山には、過去に立地地点に大きな影響を与えた火山が含まれています。九電は、こうした火山に対しては「モニタリング」を行うとしていますが、口永良部島新岳の活動は急激に変化しました。「不意打ち」を受けることはないのか―。懸念の声が上がっています。 (松沼環)
桜島の爆発噴火回数は3ヶ月平均でも、5/20時点で139回 過去最高記録を更新。
https://twitter.com/Boppo2011/status/601167168072491008 より
こんな状況で、川内原発を再稼働させようという国に住んでいる私たち。
1号機は6月中旬に核燃料の装荷作業を開始するそうです ☟もはや狂気としか言いようがないです。
川内原発1号機再稼働は7月下旬 九州電力、2号機は9月
2015年5月25日 18時50分
九州電力は25日、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)を7月下旬に再稼働させると発表した。2号機については9月下旬の再稼働を目指し、原子力規制委員会に使用前検査を申請した。
九電は同日、1号機の再稼働時期の見直しなどを規制委に届けた。1号機は6月中旬に核燃料の装荷作業を開始する。九電は発電開始を再稼働と定義している。営業運転の開始は8月下旬の予定という。
再稼働前の最終手続きである2号機の使用前検査は6月10日に開始。1号機は2号機の一部設備を共用しているため、共用設備の検査を優先するよう規制委に求めた。
(共同)