Quantcast
Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
Viewing all articles
Browse latest Browse all 802

米軍嘉手納基地から基地外へ米兵の悪ふざけで1500リットル以上発ガン性物質が流出。有毒物質の泡だらけ

$
0
0
嘉手納基地 消火剤の誤噴射頻発 民間地域へ流出も 2016年2月10日 18時34分 琉球朝日放送

こちらの写真をご覧下さいすごい泡ですよね。こちら、2013年、嘉手納基地内で撮影されたものなんですが、問題となっています

この写真はフリージャーナリストのジョン・ミッチェルさんが、アメリカ軍への情報公開請求で明らかにしたものです。

入手した内部文書などによると、2001年以降、嘉手納基地内では少なくとも5回、消火剤が誤って、噴射される事態が起き、一部が民間地に流出するケースがあったということです。

このうち、2015年5月のケースでは、酒に酔った海兵隊員が、消火装置を起動させ、「JET‐X2.75%」という消火剤を、噴射させたということです。

この消火剤は、がんの他、神経などの機能障害を引き起こす可能性があるものの、アメリカ軍は当初、無害だとしていました。一部は、基地の外に流れ出ましたが日本側には通報しなかったということです。

情報を明らかにしたフリージャーナリストジョン・ミッチェルさん「毒物を流出させたとわかっていながら、米軍は日本側に一切通知していなかった。大量に流出して、生活水に流れ込んだ可能性もある。これは基地周辺に暮らす人たちにとって大きな問題だ」と話していました。

ミッチェルさんは、「県の立ち入り調査を認め、水源汚染について真実を明らかにすべき」と指摘しています。 


 

 

 

 

 

発がん性物質、基地外に流出 消火剤噴霧、通告せず 嘉手納

2016年2月11日 17:58 琉球新報

昨年5月に米軍嘉手納基地の航空機格納庫で酒に酔った海兵隊員が悪ふざけして泡状の消火剤を噴霧するスイッチを入れ、消火剤が基地外の民間地まで流出していたことが分かった。米軍が当初無害と判断した消火剤はその後、発がん性物質を含むことが分かったが、日本側に通告していなかった。ジャーナリストのジョン・ミッチェル氏が米政府への情報公開請求で記録を入手した。

 事故は5月23日午前1時45分ごろに発生した。記録によると、米軍が民間地への流出を日本側に通報しなかったのは、夜間に起きたことのほか、雨で「泡は朝までに消散し、衆目に触れる可能性は非常に低かった」ためだとしている。
 流出した消火剤は「ジェットX2・75%」で、1500リットル以上。米政府の基準で有害とされ、がんや神経・生殖障害を引き起こす物質を含む。だが在日米軍基地に適用される「日米環境管理基準(JEGS)」で有毒な化学物質に含まれておらず、米側は有毒だと判明した後も地元に通報しなかったという。入手資料によると同基地では過去15年で計2万1千リットルの消化剤が事故で流出している。

 


(管理人より)

米軍によって基地内外の日本の土や水が汚染されているのは毎度のことで、その度に腹立たしいのですが、今回のは余りにもひどすぎる!

参考☟

「枯れ葉剤」だけじゃない? 米軍基地の環境汚染 ハワイのオスプレイ墜落死亡事故現場で、白い薬剤を散布する防護服らしきものを着ている人間が写っている

岩国米軍基地で15000リットルの油流出、京都米軍Xバンドレーダー基地に立ち入り禁止の警告板

 

火事が起きたわけではなく、米兵が酔っ払っていたずらでやってるのですから悪質極まりない。

日本側に通報もしてないってことは、有毒物質を取り除く作業もしたのかどうかもわかりません。

日本の土や水が汚染されてもどうでもいいと思ってるのでしょう。 これはもう環境犯罪といっても過言ではありません。

やっぱり日本は植民地なんだな~と感じます。

「JET‐X2.75%」という消火剤は、「米政府の基準で有害とされ、がんや神経・生殖障害を引き起こす物質を含む」、とあります。

そんな有害な物質で、かなり広範囲が泡だらけになっています! 

過去15年で計2万1千リットルの消化剤が事故で流出って!!

 

JET‐X2.75%を調べてみます。 安全データシートがあったけど、日本語でもややこしいのに、英語・・・(泣) 全部は無理だけど一部抜粋して翻訳するか・・・(ため息)

MATERIAL SAFETY DATA SHEET  JET-X 2.75%

 


翻訳は管理人(誤訳があったらすみません) 緑文字

6.偶発的放出の基準

個別の予防措置    不必要な人員を遠ざけてください。大量流出の場合、地方自治体は助言されなければなりません。流出の後、表面が滑りやすくなることがあります。風上にいること。

環境の予防措置    安全ならば、さらに漏れや流出を防止します。排水溝、水路への、または地面の上への流出を避けてください。

封じ込めの方法    危険がなければ、物質の流れを止めてください。これが可能な場合は、漏出物に堤防を築いてください。水路、下水道、地下室または密閉された場所への侵入を防止します。

洗浄の方法        環境中に放出させてはいけません。  

              大量流出:あとで処分するために,はるか前方に堤防を築いてください。後の処分のために、バーミキュライト、砂または土のような不燃性材料を使って物質を吸収し、容器へ移してください。

              少量流出:吸収力のある素材(例えば布、フリース)で拭きあげてください。

              再使用のために、元の容器に漏出物を返してはいけません。製品回収の後、水でエリアを洗い流してください。徹底的に地面に残留する汚染物質を除去してください。

 


と書いてあるんですが、どう見ても大量流出で排水溝へも、地面へも 、流出しています☟



発ガン物質 


日本の既存および新規化学物質の目録に含まれていない?

Japanese Existing and New Chemical Substances Inventory(ENCS)


結局、雨が降って流れたってことでしょうか?

土や水、地下水に染み込んで、最終的には海にも流れたのではないでしょうか?

放射性物質も、化学物質も一度環境中に出てしまったら、消えることはありません。 15年で2万1千リットルも環境中に出てしまっているのです。 本当に恐ろしいことです。

この本を読み直すべきかと思います☟

沈黙の春  沈黙の春 レイチェル・カーソン 新潮社


 

 

 

 

 


 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 802

Trending Articles