http://gigazine.net/news/20150812-trinity/ より
Visualization of nuclear detonations from 1945 to present. 1945年から現在まで、核爆発の可視化
Atmospheric: red 大気核実験:赤
Underground: yellow 地下核実験:黄
Underwater: blue 水中核実験:青
By Orbital Mechanics (orbitalmechanics.io)
(管理人より)
核実験が世界中で行われてきたことがわかる動画をご紹介します。その名も「Trinity(トリニティ)」。1945年に人類史上初めて行われた核実験のコードネーム。
この核爆発の数!1945年から世界中で2000回以上の核実験が行われ、全てのエネルギーを合計すると、広島に落とされた原爆リトルボーイ3万5千発以上に匹敵するとのことです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93 より
赤丸のサイズは核爆弾の威力を視覚的にあらわしているのですが、その赤い円の大きさにも絶望します。 もう世界中が放射能汚染されている・・・
この実験によって第五福竜丸事件が起きました☟
ヨーロッパもこの大きさ!☟ オーストラリアも核実験されています。
画面の左下に詳細が、実験の年月日、核爆弾の名称、核実験を行った国、核出力値、核爆弾が爆発した場所の座標、の順で書かれています。
これを見ると、自分が生まれる前から、とっくにこの地球はマッドサイエンティストや悪徳政治家らによって放射能汚染されていたんだとわかりますね。
私は自分が生まれた年の前後を特に注意してみてみましたが、まあ呆れました。生まれた時から被曝させられていたわけです。当時の毒物は風に乗り、地球を何周もして、人々が吸い込み被爆し、雨で落ちているでしょう。
海も汚し放題。南半球でも汚していますから、福島第一原発を避けてヨーロッパに逃げようが南半球に逃げようが同じことかもしれません。
もちろん原発が爆発した現在進行形の場所よりはましかもしれませんが、もう汚れてない場所がないぐらいにやらかしていますね。
この核実験の動画を見ていたら、正直言って、私は子どもを産まなかったかもしれません。
だからといって、これに追加していいということにはなりませんから、そこは指摘しておきます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93 より
核実験により多量の放射性物質が、放射性降下物(所謂「死の灰」・「黒い雨」)として、広範囲に拡散をする事で大気汚染・土壌汚染・海洋汚染・生物汚染を引き起こす。このため短期・長期の様々な影響がある。
そして、挙句の果てに溜まりにたまった核のゴミを地下に埋めようとしています。
毎日新聞2016年12月6日 20時22分(最終更新 12月6日 20時22分)
エネルギー省のモニズ長官が発表
【ワシントン会川晴之】米エネルギー省のモニズ長官は5日、核兵器約1000発分に当たるプルトニウム6トンの最終処分に向けた作業を、2017年から始めると発表した。また核兵器への転用を防ぐ監視と検証を国際原子力機関(IAEA)に要請した。世界で初めてプルトニウムの廃棄が始まる。
ウィーンで開かれたIAEAの閣僚級会議で表明した。モニズ氏や米エネルギー省によると、作業はプルトニウムを保管している米南部サウスカロライナ州サバンナリバーの核施設で実施される。核兵器に転用されないよう混ぜ物をして希釈し、特製容器に詰め込む。将来は地下の最終処分場に保管する計画だ。
米国は、ロシアとの核軍縮合意に伴い解体した核兵器から取り出した34トンなど計40トンを余剰プルトニウムと認定している。混合酸化物(MOX)に加工し原子力発電所の核燃料として使う予定だったが、建設費高騰で今年3月に断念していた。
一方、ロシアは核兵器から取り出したプルトニウムを高速炉の核燃料に使用している。日本も約48トンのプルトニウムを保有するが、原発での利用計画は順調に進んでいない。
サバンナリバー(サウスキャロライナ州)
環境修復プログラムを実施した結果、2001年現在、515カ所の廃棄物サイトの存在が確認されており、その内277カ所が閉鎖済みか、修復中である。汚染面積500エーカーの内、340エーカーの浄化が完了済みか実施中である。また地下汚染している11エーカーの内、8エーカーで汚染した水の処理が進められている。
現在の問題点として次の4項目をあげることが出来る。
(1) 浸透池(砂や砂礫などを利用し、ろ過して排出する方式):原子炉および化学分離プラントで使用していた浸透池は、油、各種の放射性各種(特にトリチウム)を含んでいる。
(2) 地下水の溶剤汚染:北西端の管理エリアおよび材料製造エリア(Mエリア)と実験エリアが特にひどく、この地域には油、ガソリン、グリース、スラッジもある。また、沈殿池へ廃棄された酸、アルカリ、金属を含む脱脂溶剤が問題となっている。
(3) ゴミ埋設場、瓦礫ピット、化学薬品、金属、殺虫剤の処分ピットが問題となっている。
(4) 低レベル放射性廃棄物埋設場が問題となっている。今までは、トラックによる泥運び出しによる処理から化学プラントによる処理へと移行してきたが、今後は自然の浄化プロセスによる受動的な処理に移行している。
こんな恐ろしいサバンナリバーの地下の最終処分場に保管なんてダメに決まっています。すべての材料に寿命があるのです。
地下に埋められたタンクもいずれ壊れて中身の廃液がダダ漏れになってしまうということ。究極の無責任。
こんなふうになるということ ☟
‘Construction flaws’ in six Hanford nuclear waste tanks, 13 more may be compromised – report
Published time: 1 Mar, 2014 23:46
ハンフォード核廃棄物タンク6基の‘製造上の欠陥、更に13基も破損の可能性
概要☟
ワシントン州ハンフォード核廃棄物施設にある、放射性廃棄物二重壁保管タンク28基のうち、少なくとも6基に“重大な製造上の欠陥”が発見されたが、これは更なる漏れを引き起こす可能性があると、APが入手した文書にある。
文書によると、2012年28基の巨大地下二重壁タンクの一基が漏れていることが発見された後に、アメリカ・エネルギー省のためハンフォードの契約業者一社が行った調査で、少なくとも6基の他のタンクに同じ欠陥があることが判明した。更に13基のタンクも破損する可能性があることを検査官が発見した。
漏れているタンクと同様の製造上の欠陥がある6基の二重壁タンクには約1900万リットルの放射性廃棄物が保管されている。
ハンフォードは、オレゴン州境に近い、ワシントン州のコロンビア川沿いにあり、アメリカの核兵器計画用プルトニウム製造で生じた、20億リットルの高レベル放射性廃棄物を保管している。この施設は、第二次世界大戦中に、原子爆弾を製造する為のマンハッタン計画の一環として建設された。現場には約177基の地下保管タンクがあり、その多くは第二次世界大戦時に遡る。これは一枚壁で、多くは既に漏れている。28基の二重壁タンクは、1960年代から1980年代の間に、代替品として建設された。
“こうしたタンクには工学的設計寿命があり、その寿命に近づいているのです。新しいタンクを用意していないという省の計画がお粗末なのです”“こうした代物が流出してしまった後で環境を浄化する経費は途方もない額です”
《参考》 原子炉はプルトニウム生産工場。米核施設、ハンフォード・ロッキーフラッツ・サバンナリバーは核ゴミだらけ
《参考》 ハンフォードのベイリーさん「自分は科学者じゃなくてただの農民だけど大丈夫じゃないことくらいは分かる」
揚げ足取りみたいな嫌がらせコメントを送りつけてくるソーラー業者の人間がいますが、この核の利権の企業がソーラーパネルを作っていることを直視して欲しいと思います。
放射能汚染だけでも悲惨なのにソーラーパネルで自然まで破壊するなんて訳がわかりません。
バカバカしいのでコメント欄を閉めます。
その業者も、この放射能汚染時代をともに生きている人間も、被曝の大なり小なりの影響で死ぬのです。
私には残り時間がありませんので、そんな嫌がらせに構っていられません。