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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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【除染土再利用問題】「公園」や「森林」という表現をこそっと削除する環境省。そんな国に未来はない

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除染廃棄物利用先に緑地も 造成時の基準まとめる
3月27日 15時23分
福島県内の除染で出た廃棄物の再生利用を検討している環境省は、利用先として新たに公園などの緑地を加え、廃棄物を埋め立てて造成する際の基準をまとめました。
政府は、福島県内の除染で出た、最大で東京ドーム18杯分の土などの廃棄物を中間貯蔵施設に搬入したうえで、30年以内に福島県外で最終処分する方針ですが、そのめどはたっていません。

最終処分する廃棄物を減らすため、環境省は、放射性物質の濃度が低いものは道路や防潮堤の盛り土などの建設資材として再生利用することにしていますが、これに新たに公園などの緑地を加えたうえで、廃棄物を埋め立てて造成する際の基準をまとめました。

それによりますと、造成工事に多くの作業員があたることや、完成した緑地を散歩などで住民が使うことを想定した結果、利用する廃棄物は、含まれる放射性物質の濃度が1キロ当たり4000ベクレルを下回ったものとするとしています。
そのうえで、津波や大雨などの災害で廃棄物が流出したり、土から放射性物質を吸い上げた木が火災で燃えたりして放射性物質が拡散しないよう、最大で1メートル以上の厚さの土で表面を覆うよう求めるとしています。

ただ、緑地への再生利用には地元の住民や自治体などからの反発も予想され、環境省は今後、再生利用への理解を求める方法を検討する部会を新たに設けることにしています。

 

 (管理人より)この件に関しておそらくネット上の反応をチェックしたのでしょう。ツイッターやフェイスブックで、この件に関する私のブログ記事も、その他の記事もかなり拡散していました。

毎日新聞も続報を出しました。☟ 

 

汚染土 「公園」表現避ける 再利用で環境省公開会合
毎日新聞2017年3月27日 23時26分(最終更新 3月28日 02時31分)

東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土を公園の造成に再利用することを検討していた環境省は27日、「公園」の表現を避け「緑地」の造成に使う案を公開の会合で示した。環境省は取材に対し「緑地に公園も含まれる」と説明したが、公園という表現を避けた理由については明らかにしなかった。

27日に開いた同省の「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」で関連資料を配布した。資料によると、「多量の再生資材を活用した」土地造成として、土を取った跡などのくぼ地に汚染土を埋める案を提示。造成地の利用形態を「農地、住宅地、工業用地、空港用地、緑地、等」と列記した上で「管理主体が明確になっている公共工事等で、人為的な形質変更が想定されない」として、緑地での利用を想定するとした。

 汚染土の再利用を巡って環境省は昨年6月、防潮堤や道路の盛り土などに使う方針を決めたが、その後、くぼ地に汚染土を埋めて土地を造成することを新たに発案。先月24日の非公開会合「放射線影響安全性評価検討ワーキンググループ」では造成地の利用方法を「緑地公園」や「森林」と表現していた。

 環境省の神谷洋一参事官は「ワーキンググループの時と考え方は同じ。表現だけの問題」としたが、「公園」や「森林」の表現を削除した理由については明確に答えなかった。【日野行介】

 

 「公園」や「森林」という言葉を引っ込めました。

「表現だけの問題」って環境省もズルイですね!

こうやって文系のエリートと呼ばれる人は、言葉を操って市民を騙そうとするんです。記録しておきます。




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