開示した文書の中の唯一黒塗りでないページ「報道資料」、これは中電が報道機関に充てた1月5日のメッセージです。
ここには、延長申請の目的が書かれています。
県から埋立免許が出ている、それを国の方針(エネルギー取り組みの)が決まるまで「現状維持」したいと。
黒塗り回答をデータ化して、「上関原発計画の根っこを見る会」の上里さんから送っていただきました。ありがとうございます。
以下、情報公開請求された上里さんから
※参考 12/27 山口県庁「上関原発に関する問い合わせ」に山口県民50人集まる!
なぜ県は、公文書開示の請求に対して、中電を代弁するような行為に出たのか理解に苦しみますが、
これが、県の自然な心情なのでしょうか。
これがアキレタ行為だということに思い至らないのだろうかと愕然とします。
ほんとうは、県のしていることは恥ずかしい行為なのに、中電の意を汲んだ優しい行為とでも思っているのでしょうか。
中電の「公有水面埋立免許願書」は欠陥文書であり、設置許可を審査する際の地質地盤情報の検討に先立ち
埋立が行われることの是非の検討がフクシマ後では必要になってきているという、根本の問題を置き去りにして、県は何を考えているのでしょうか。
アキレルばかりです。
黒塗り文書にあまりに驚いたので 山口県の情報公開制度 というHPを見ました。
山口県情報公開条例.pdf より総則
「県民の知る権利」・・・・・全く尊重されてませんが???
「透明性の向上を図る」・・・・・真っ黒なんですが???
ところがこういう項目があります。県HPより抜粋転載
真っ黒にして開示しない理由にならないと思います。
「知る権利」「請求する権利」は侵害されれば、救済される(行政救済)権利です。
憲法第12条「権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」
県HPには
「山口県情報公開条例による開示請求に対して実施機関(知事、教育委員会等)が行った決定に不服があるときは、行政不服審査法に基づく不服申立てをすることができます。」と書いてあります。
今、県民一人ひとりが声を上げなかったら 「山口県では、【情報開示請求とはこんなもの】と黒塗りが当たり前」になってしまうのではないでしょうか?
「知事への提言」を書いて提言箱に投函しましょう。
山口県庁、各地方県民相談室(岩国・柳井・周南・宇部・下関・萩の各県民局及び山口県税事務所)、各市町の本庁舎等に設置してあります。備え付け用紙にご記入の上、箱に投函してください。郵便ポストに切手なしで投函出来る封筒が庁舎のありますので遠くの方はご活用いただけます。もし、その封筒が用紙と一緒においてなければ、庁舎でお尋ねください。すぐもらえます。
山口県民の皆さん、他県の方も、メールFAXなどお願いします。
知事への提言 http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/chiji-room/proposal.html
電 話⇒083−933−2570 FAX⇒083−933−2599
一般封書・はがき 〒753-8501 山口市滝町1−1 山口県総合政策部広報広聴課内 中央県民相談室商工労働部 エネルギー対策室 (083)933-3125
Fax(083)933-3139 Mail a16100@pref.yamaguchi.lg.jp土木建築部 計画振興班 (083)933-3817
・Fax(083)933-3829
・Mail a18700@pref.yamaguchi.lg.jp
担当部署は港湾課↓だそうですが、もし、電話が混んでいたら違う課に。
港湾課 a18700@pref.yamaguchi.lg.jp
港湾課 (083)933-3810