1月末のPM2.5問題を受けて、以前に県庁に質問メールを出していましたのでその経過を公表します。
2/5に県庁に質問したことへの返答が2/10に来ました。コピペします。
山口県のPM2.5と大気浮遊じんの測定に関する問い合わせにつきまして、つぎのとおりお答えします。
質問?山口県環境保健センターでは現在16箇所の測定局でPM2.5を計測していますがこの自動測定の装置を増やさないのですか?福岡県は増やしています。http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20130205-OYT1T00783.htm?from=main4
回答
山口県では、平成22年〜24年度に県内(下関市を除く)15箇所の大気測定局に自動測定器を順次計画的に設置し、県内全域について常時監視を実施しており、測定結果は山口県ホームページ上でリアルタイムで公表しています。福岡県(福岡市、北九州市を除く)で設置された測定器は、従来の設置計画によるものであり、新たな増設ではないと聞いております。
質問?
PM2.5の健康被害を防止するために光化学スモッグと同じ扱いで教育委員会などに報告し、県内各学校対応すべきだと考えますが、山口県環境保健センターはどう考えますか?また、そういう対応にするかどうかはだれが決めるのですか?
回答
PM2.5の環境基準は、環境基本法に基づき「年平均15μg/、かつ、日平均35μg/」と定められています。また、硫黄酸化物、オキシダントの高濃度時の注意報発令等とはちがい、大気汚染防止法に基づく「緊急時の措置」の対象となっていません。
質問?
PM2.5よりやや大きいサイズの大気浮遊じんも、測る機械ハイボリウムエアサンプラーを山口県環境保健センターは12台も持ってるわけですが、そのうち放射性物質の測定には一台しか使っていないそうです。ほかの時間がある空いているハイボリウムエアサンプラーも動かして 大気浮遊じんを放射能検査すべきと思いますが、いかがでしょうか?
日本分析センターに送らず、山口県のゲルマニウム半導体検出器に入れたら速報値が出せると思います。福岡は毎日やっています。せめて、1週間に一回でも出すべきではないでしょうか?
回答
ハイボリウムエアサンプラーは放射能測定の用途に限定されているものではなく、大気汚染物質検査にも使用されており、それぞれの用途があります。大気浮遊じん中の放射能測定は約25年前から継続的に測定していますが、福島第1原子力発電所の事故後も大きな変化は生じておりません。
また、平成23年度にはモニタリングポストが4台増設され5台体制となり、県内の空間放射線量率を広く把握することが可能となりました。大気浮遊じん中の人工放射能が検出されるような場合には、まず、モニタリングポストの値が高くなります。
以上のことから、現在のところ新たに大気浮遊じんの測定を開始する必要はありません。
山口県環境生活部環境政策課大気・化学物質環境班 ?重
2/10に折り返しさらにメールで質問しました。
山口県環境生活部環境政策課大気・化学物質環境班 ?重様
お忙しい中ご回答ありがとうございます。 質問?についてですが
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130208151217118
監視強化へ緊急行動計画
石原伸晃環境相は8日の記者会見で、中国からの飛来が懸念される微小粒子状物質「PM2.5」の対策として緊急行動計画を発表した。PM2.5の濃度が高くなった場合に、自治体による注意報や警報の発令を検討することが柱。大気汚染が深刻な中国に対し、汚染物質の観測網の拡充など技術協力を呼び掛けることも盛り込んだ。
計画では、大気汚染や保健衛生の専門家7〜8人で構成する会合を13日に招集。PM2.5の成分を分析し、濃度が高くなっている西日本で、ぜんそくなどの呼吸器系疾患の患者に影響が出ていないか調査する。2月中をめどに自治体が住民に注意喚起するための指針を取りまとめる。
監視態勢を強化するため、自治体が中心となってPM2.5を観測している全国556(2012年度末見込み)の大気汚染測定局を、1300を目標に数年かけて増設。都道府県や政令指定都市など129自治体との連絡会を18日に設置し、測定局で得られた観測データの情報共有を要請する。
環境省のホームページでは、12日から新たに西日本を中心とする30測定局で観測した1日平均の濃度を公表する。
技術協力では、中国など13カ国が参加する国際組織「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク」に対し、観測地点を増やしたり、PM2.5を調査項目に加えたりするよう求める。
PM2.5 車の排ガスや工場のばい煙などに含まれる直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質。肺の奥まで入り込み、ぜんそくや気管支炎を発症させるなど人の健康に影響を与えるとされるが、発生源や汚染の広がりは十分解明されていない。日本は2009年、1日平均で大気1立方メートル当たり35マイクログラム以下という環境基準を設定した。
このような報道がありますが、それでも山口県は、警報などの対応をしないおつもりですか?国は2月中としています。お答えいただきたいと思います。
3/3の今日まで回答はありませんでした。すると、今日なんと県のHPが更新されていました。
山口県のゆるキャラ ちょるるがPM2.5の数値が85超で泣き顔になることになってます。成分も問題だと思いますけど。 外での体育は誰が判断するのか確認したほうが良いですね。さあ、連絡帳に書きましょう!
PM2.5の成分検査を求めたいと思います。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15500/monitor/pm.html