日本とロシアは原発過酷事故=シビアアクシデントが起こった国です。国際原子力事象評価尺度でレベル7。
原子力事故の中でも最も深刻な事故と位置づけられています。 世界から、大惨事=カタストロフィーと呼ばれています。大量の核分裂生成物が環境中に放出され、いたるところに無管理のまま漂っています。そして、日本は未だに収束していません。
1986年にチェルノブイリ原発事故が起こった旧ソ連では、平均寿命が8年間下がり続けました。 ロシアも日本も大惨事が起きた国。日本もこれから同じ道をたどるのです。たとえ信じたくなくても。
総務省統計局人口推計 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201306.pdf より
人々の健康はどうなっていったのでしょうか?被曝の影響は甲状腺がんや白血病だけではありません。
昨日今日、健康に変化がなくても、毎日、放射性微粒子を吸い込み、「食べて応援」と言って基準値以下の汚染食品を毎日食べていると内部被曝は進みます。排出も追いつきません。塵も積もれば山となるのです。 ポジティブ思考だけで、あるいは気合だけで乗り越えられる危険ではありません。私は日本に住むすべてのお母さんはこの事実を直視して欲しいと思います。 事態が悪くなればいいと願って言っているのでもなければ、恐ろしがらせたくて言っているわけでもありません。
低線量の被曝は問題なのでしょうか?
私達の研究では、低線量の放射能、非常に低線量の放射能でさえが、人体組織に取り込まれると、健康にとって大変大きなリスクを持つ要素であることを確認しています。それに対してウクライナ、ロシア、そしてベラルーシ政府は、閾値(しきいち)があると主張し、閾値以下ではまったく危険がないとしています。私達の研究はそれとは逆の結果を示しています。特に深刻なのはセシウム137です。脳も含めたすべての組織に侵入するからです。放射性セシウムは細胞エネルギーのバランスをかく乱します。そして人体組織のバランスが崩れるのです。
つまり汚染地域に住む人々の健康は脅かされていると言うことですね?
残念ながらそう言うことです。子供達は心臓や血管の問題を起こしています。汚染地域に住む人々が放射性物質に汚染された食品を消費しているのならば(それは毎日起こっていることですが)、特に子供たちは絶対に医療検診を受け続けなければなりません。これは医者達にはよく知られている基本の病理プロセスです。このグラフを見れば何故子供たちが病気なのかわかるでしょう。
ゴメリ地方の解剖(1997-1998)を元にした人体組織へのセシウム137蓄積量
緑=成人 赤=子供
1.心筋 2.脳 3.肝臓 4.甲状腺 5.腎臓 6.脾臓 7.骨格筋 8.小腸
10ベクレル/kgの食事でも痛み ⇒http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2512.html
レベル6のウラル核惨事 ではどうなったのか動画をご覧下さい。
ムスリュモボ村の教師 ホメジアロフさん
「マヤークの影響を受けた第2、第3世代のいる家では、必ず誰かが死んでいる。みんな身内をなくしてる。これは異常なことです。年金をもらうまで生きて、老衰で死ぬ人なんて、ここには殆どいません。これは川のせいです。皆、白血病や癌で死ぬ、皆殺される。」
【ジュネーブ】国連人権理事会 サイドイベントの合間にて井戸川克隆氏(福島県双葉町 前町長)の話書き起こし。
恐ろしいのは、福島県の事で恐ろしいのは、いわゆるエートス運動とか、いろんなのがはびこっちゃって
『放射能の話は、もうやめよう』とか、『ひどいことの話は、やめよう』とか、『頑張ろう』とかっていうムードを作られちゃたんですね。
それに誰がそういうことをしたかっていう事を、県民の皆様、もう一度考え直して頂かないと......。
ちゃんと原因者がいるはずですから。誰かが、先導している者がいるはずですから。
それが、あえて『もうその話は、やめましょうよ。』とか、『それをすると駄目なんだよ。』と言うのが犯人ですから。
県内のみなさんが放射能の中で暮らし続けさせるための、犯人達ですから。だからそういう事を言う人間は、警戒して付き合ったほうがいいと思います。逆です。
本当のことを言う人は、少ないかもしれません。度胸がなくて......『福島に住むな。』と言う人は少数かもしれませんけど、
それは50年100年のサイトから言ったらば、絶対正しい事ですから。
ちょっと話変わりますけども、バルト三国訪れました。
そのひとつの国の、チェルノブイリの収束作業にかり出された人達の団体の会長さんと、お会いしました。
向こうから会いに来てくれてね。で、あの方が言うには、
5000人出て行って、1000人がもう死んでいるそうです。
あとの残りの方は何らかの補償を貰っているそうですけど。
27年前ですね、1000人亡くなって、残りの方は、いろんな制度、補償の中で暮らしているそうです。
だから、ほとんど病気だそうです。病気をしているそうです。
だから、いま恐ろしいのは、福島県内の除染......無防備ですからね。
全く放射能の事を知らない素人の方に、やらせてますけど、あの方たちの健康っていうか、人生をね、どういう風になっていくのか......非常に心配ですね。やるんであれば完璧なことをやって欲しい。完全な防護の中でやってくれればいいですけど、ひどい状況ですよね。
もうひとつは、
子どもたちがマスクもしない、外部被曝も内部被曝も......
〜マスクしている方が白い目で見られるっていう〜
それが、エートス運動なんですよ。
いわゆる原子力ムラの、税金と権力といろんな力を使った宣伝に晒されてるんですよ。