レアアース・レアメタルについて検索をかけると、たくさん出てくるのですが、NIMS レアメタル・レアアース特集というサイトを見てまとめてみました。以下サイトから引用。 NIMS
レアメタル
産業に利用されるケースが多い希少な非鉄金属を指し、構造材料へ添加して特性を向上させたり、また電子材料・磁性材料などの機能性材料などに使用されています。レアメタルは、強度を増したり錆びにくくする構造材料への添加材として、また発光ダイオードや電池、永久磁石などの電子・磁石材料として、さらには光触媒やニューガラスなどの機能性材料として用途は多岐に渡り、現代社会では非常に重要な元素と言えます。例えばチタンなどは地中埋蔵量は多いのですが、高純度のチタンを精錬するのは非常に困難で、その技術コストが非常に高額になるため、“稀少な”金属となっています。
レアアース
レアメタルのうち、スカンジウム、イットリウム、ランタンからルテチウムまでの17元素のグループは、一般的に希土類元素、あるいは「レアアース」と呼ばれています。
強力な永久磁石に欠かせない「ネオジム」や「ジスプロシウム」、強力な固体レーザーやカラーテレビの蛍光体に使用される「イットリウム」など、これらのレアアースもまた、現代の産業を支える重要な元素で、日本は世界需要の約半分を占めると言われています。しかし、大部分は世界産出量の97%以上を占める中国からの輸入に頼らざるを得ません。
(管理人)再生可能エネルギーに使われるレアメタル・レアアースを調べてみました。
太陽光パネル、巨大風車のブレードやタワー、蓄電池などです。周辺機器やハイブリッドカーなども含めたらもっとあるのではないかと思いました。
新エネルギー導入促進に伴うレアメタル需要(2009.11 金属資源レポート)
http://mric.jogmec.go.jp/public/kogyojoho/2009-11/MRv39n4-14.pdf より
★風と太陽の光=無料(無限) だけど
★自然エネルギーの発電装置は=たくさんのレアメタルやレアアースをもとに大量の火力の電力を使ってつくる工業製品(寿命有り)
太陽光発電も風力発電も蓄電池も、レアメタル・レアアースを大量に使うということがわかります。
法定耐用年数を調べてみました。http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/005_02_00.pdf より
巨大風車1基1億円〜5億円以上かけて作って、壊れたら撤去費用に1基8000万円かかるそうです。http://no-windfarm.net/misuji20101216.pdf
それで外部電源で回すという・・・・20年程度しか持たないものをこんな経費をかけて作る意味があるでしょうか?原発と同じように危険性や妥当性や経済合理性を検証しなければならないのに、いつの間にか国策で推進されて、ガッチリ再エネムラができています。
しかも、 レアメタル・レアアースは採掘現場も製錬過程でも環境中に、必ず放射性物質を放出します。ウラン採掘と同じです。労働者や周辺住民に健康被害が出ています。
これでも自然エネルギーは原発よりましですか?
2050年までに多くの種類の金属が現有の埋蔵量ではまかないきれなくなります。
経産省は「地球上の存在量が稀であるか、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のうち、安定供給の確保が政策的に重要」などと言いますが、他国の貧しい労働者が被曝する犠牲の上で成り立つ自然エネルギーは、原発と同じく「人間を不幸にする」技術。
自然エネルギーは不自然エネルギー、再生可能エネルギーではなく、再生不能エネルギーだ、と私は思います。
もうやめるしかありません。いくら利害関係者であっても、「原発に代わる自然エネルギー」という嘘を刷り込んではいけないと、私は思います。
被曝は危険という脱原発市民が再エネ推進する矛盾。これこそ、国策の嘘!
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