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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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ハウスメーカーの住宅、太陽光パネル屋根一体型のスマートハウスって本当にスマート?エコ?

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前回の記事では、ハウスメーカー(ダイワハウス、積水ハウス、パナソニック、永大産業)のフローリング材がタスマニアの森を破壊していることを書きましたが、

オブザーバーツリーって何?新築する前に考えて欲しいハウスメーカーの家。フローリング材はタスマニアから

今回はハウスメーカーがいち押しする「スマートハウス」について考えます。「スマートハウス」っていうのはオール電化でソーラーパネルがのったハウスメーカーの住宅のことですが、新聞広告にも紙面半分も使って宣伝されてるようですね。テレビCMも多いです。

HEMS (home energy management system) と呼ばれる家庭のエネルギー管理システムで家電、太陽光発電、蓄電池、電気自動車等を一元的に管理する住宅で、当然スマートメーターもつくわけですが、国が2008年から推進していたのでした。 

屋根瓦みたいな形の太陽光パネルもあります。「スタイリッシュなスマートハウスに住みたいわ!」と主婦に思わせる仕掛け。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g80704b06j.pdf 

 

新築の家の7割をパネルの家にしろと!

結果どうなっているか、 http://eetimes.jp/ee/articles/1205/21/news066.html  より

「JPEAによれば、2012年4月末までの国内向け住宅用太陽光発電システムの累計設置件数が1994年4月以来、100万件を超えた」 

 

  100万件分のソーラーパネルがゴミになることを想像してみてください。 目先の補助金とか、電気代の損得勘定ではなく、本当に環境にいいかどうか検証する必要があると思います。   スマートハウスのフローリング材はタスマニアの原生林を破壊し、太陽光パネルに使われるレアアースで環境破壊し、パネルはゴミになったら今度は産廃になり始末に負えない、リサイクルも研究段階。   ここでもスマートハウスをいちおしする再生可能エネルギーがいかにおかしいかわかると思います。     三井物産はオーストラリアでウラン権益を取得してる会社=原発推進派。 タスマニア原生林破壊のタ・アン社とその事業パートナーの三井住商建材⇒ダイワハウス=再エネ推進。   原発ムラ=再エネムラは巨大ですね。 出発時点から他国の生き物、環境に犠牲を強いる、スマートハウス。   国の命令で税金を使って商品開発⇒CM⇒国民をエコと騙す。  

 大和ハウスのフリーダイアルに電話して聞いてみました。結局リフォームを担当する関連会社から返答がありました。メーカーは答えませんでした。

Q 設備寿命が来て交換する際はどうなるのか?

A

●太陽光パネルの設備寿命は30年前後。屋根にのせてあるタイプは、下ろして新しいものをのせる。架台がいたんでいれば、それもかえる。一体型の場合は屋根ごと交換する。下地はそのままで、一日で交換する。

●太陽光パネルをやめる場合は通常の屋根にかえる。電力会社との契約の取りやめが必要。

Q はずしたパネルの処分はどうなるか?

A 産廃処分業者に依頼する。料金はパネルの量による。トラック一杯3万円程度。持ち主が払う。産廃は最終処分場、埋め立て処理。撤去費用は工事依頼者が払う。

 

【追記】  使用済み太陽電池の回収・リサイクルサービス 1枚1,200円で1月に開始

http://www.kankyo-business.jp/news/006225.php より

  

一般財団法人太陽光発電システム鑑定協会(東京都千代田区)は、使用済みの太陽光パネルを回収し、再資源化するサービスを開始する。2014年1月末からの開始を目途に体制を整備する。

太陽光パネルの回収価格(税別)は1枚1,200円(指定収集場所への持ち込み、18kg/パネル以下の結晶系太陽光パネルの場合)とする予定。また、パネル枚数の多い発電所の場合は、より低価格での回収が可能となる。

使用済み太陽光パネルの回収・再資源化サービスでは、関連団体・企業と連携し、パネルメーカー、型式を問わず使用済み太陽光パネルを回収し、再資源化まで一貫して受託できる体制を整える。この一貫したサービスは国内初の試みとなる。また、回収した太陽光パネルの内品質が良い場合はリユースし、売上益は顧客に返還するなどのサービスを実現していく。

太陽光発電システムは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を背景に急速に普及が進んでいるが、使用済みの太陽光パネルの廃棄方法は定まっておらず、更には大量廃棄を目前に控えながらも幾つもの課題が解決されていないのが現状となっている。

同協会は、使用済みの太陽光パネルの廃棄については、下記5点の課題と指摘する。

太陽光パネルは鉛などの有害物質が含まれている場合もあること 個々の太陽光パネルについて鉛など有害物質の含有情報の一元管理がされていないこと 全国で統一した廃棄ルールがなく一部地域では一般廃棄物として粉砕・埋立処理されていること 太陽光パネルからはアルミニウム、ガラスや銀などの有価物の回収が可能であり、埋立処理ではなく再資源化すべきであること 戸建住宅の再資源化には10万円以上の費用が掛かること

同協会では、これらの課題を解決するため、ガラス再資源化協議会や大手精錬会社と連携し、回収から再資源化までを一貫して受託する「使用済み太陽光パネルの回収・再資源化サービス」を開始する。

太陽光発電システム鑑定協会は、太陽光発電システムの点検・検査などを行う第三者機関として、2012年7月に設立された。

 東日本の住宅の屋根に乗せられて、放射性降下物が降り注いだ放射能汚染太陽光パネルも、リユースやリサイクルで、産廃業者の手に渡れば、いくらマニフェストがあっても、最終的にはどこに行くかわからないと思われます。

放射能汚染太陽光パネルは、これから最もやっかいな産業廃棄物になることは間違いありません。こういった指摘を廃棄物の専門家が一切していないことも私には恐ろしく感じます。みなさんはどう思われますか?

 【追記】  まだ廃棄ルールがない太陽電池、一時保管サービスが開始 2013年7月19日掲載

http://www.kankyo-business.jp/news/005320.php  より

太陽光発電システム鑑定協会は、廃棄する太陽光パネルを一時的に保管するサービスを開始した。

現在、太陽光発電パネルの処理方法については、国によるガイドライン等は定められていない。このため、同協会では「発電量の低下」、「建物の取り壊しによる撤去」、「新商品へのリプレイス」などの理由で撤去される太陽光発電パネルを一時保管するサービスをおこなう。

サービス利用に関しては、電話・メールで撤去する太陽光パネルのメーカー・型式・枚数を伝えると、料金の見積りが提示される。その後、保管に関する契約を締結、初回費用(1年間)振込後に、太陽光パネルを引き取り倉庫にて保管するという流れ。

保管場所は千葉県内を予定しており、初回契約期間の1年間以降は1ヶ月毎の自動更新となる。また、同協会会員(賛助会員、法人正会員、個人正会員、加盟店)であることが契約条件となっている。

同協会は、太陽光発電システムの点検・検査をおこなう第三者機関として作年7月に設立された一般財団法人。

現在、太陽光発電パネルは、有害性が懸念される物質を含有する太陽電池が普及する可能性があり、使用時や廃棄時に人の健康や環境に対する影響を及ぼさないよう、適正な使用・廃棄に向けた検討をする必要があるとされている。また、太陽電池の長寿命(20年〜30年とされる)の特性を生かし、リユースやリサイクルが望ましいとされる。

廃棄に関するガイドラインが定まるまで、不要となった太陽光発電パネルの保管場所を提供することは有意義なサービスとなるだろう。

  ↑なんかいいように言ってますが、不要となった太陽光発電パネルの保管場所が必要となるくらい、切羽詰まった問題だということです。

 太陽光発電システム鑑定協会 という財団法人を作っています。図を見てびっくり!紛争が起こることが前提の組織!!

 

 


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