この動画は2011年3月3日に作られています。福島原発事故前だということです。事故前から若い人向けにこういったトークをしていたんですね。
こういった話を聞いて脱原発の思いを持つ普通の市民たちは自然エネルギーに誘導されていきました。専門家ではない素人の自分が、原発をなくすには、専門家の飯田氏、調べて映画を作った鎌仲氏の言うことを聞いて運動するしかないと思わされたということです。
私は、311後に映画「ミツバチの〜」を見にいきました。当時はすっかり騙されて、感動して大泣きしてパンフレットまで買って帰りました。まさか、嘘を言ってるなんて全く思いませんでした。当時は飯田氏も鎌仲氏も原子力ムラと闘っていると思っていました。しかし、自然エネを自分で検証していくと、その嘘がわかるようになりました。
トークの中から抜粋してその欺瞞を指摘し、画像で反論したいと思います。
10:20あたり
飯田:・・・太陽光を作るのに山手線の内側全部必要だって言うんですけど、そういう絵まで作ったりするんですよ。そうするとみなさん、まるでブルドーザーで山手線を全部焼け野原にしてそこに太陽光パネル作るかのような変な印象を受けて、やっぱり現実的じゃないね、というすごい印象操作されてるんですけど、でも太陽光って屋根とか壁とか使わない土地を探せばいいんです。
屋上とか壁とか太陽光の面積と土地の利用っていうのは全然コンフリクトしない。風力発電も根元まで田んぼとか麦わら作れますから、風力発電も実は土地と全然コンフリクトしない。・・・
(管理人より)今、個人の屋根や学校などいたるところにソーラーパネルが設置されています。さらに山も切り拓いてメガソーラーを自治体が作っています。ブルドーザーも十分入っています。ソーラーが作られてるのは空いた土地だけではありません。
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/580169.pdf
https://twitter.com/LanciaStratosHF/status/458127855914741760
メガソーラーには除草剤を撒きますので、メガソーラーと農業は相容れないと思います。
風車の下では怖くて農作業できませんし、大量のコンクリを打ち込んで作るのですから、田んぼや畑は土が命なので簡単に風車の足元に作物など作ることなどできません。風車の根元がオイル漏れで土や水が汚染されているニュースもあります。
風車のオイル漏れで、洋上なら海の汚染。山なら水源地の汚染。洗っても追加汚染、産廃でも汚染。https://twitter.com/emoemorocka/status/465072108037349377
http://www.ne.jp/asahi/seiwa/top/megasolar.html
こんなにたくさんの種類の除草剤。土地の利用とコンフリクトしまくりなんですけど・・・
http://www.hodogaya-agrotech.co.jp/sora.html
除草剤まかないとこうなる↓
https://twitter.com/grinpeace24/status/481396268262899713
学校で借りていた田んぼがメガソーラーになるなんて!!
11:43あたり
飯田:・・・そこでまさに持続可能ということがすごく大事になる。エネルギーは出口としては自然エネルギーに転換する以外に持続的なエネルギーはない。
その中で風力発電というのは最も経済的にコストが安くて今世界的に爆発的に普及している技術のトレンドなので、日本だけ別の文明作るんだったら別ですけども、風力発電を増やすっていうのは今のエネルギーのトレンドでは大きな流れとしては日本もやるべきだと。ただしおっしゃるような問題、これはローカルの問題、地域の問題なので、それは進め方で解決できるんですね。
司会:問題があることは事実なんですか?
飯田:電磁波はちょっと別ですけど、低周波は科学的にどうなのかってことはまだ確かじゃないですね。低周波そのものを問題にするであれば、エコキュートとかいろいろあるのでゴニョゴニョ・・・
司会:プロペラの形で改善されると聞いたんですが・・
鎌仲:改善されたものが秋田で作られてますよね。
飯田:ですからその問題と、エネルギーそのものが例えば、核廃棄物の問題であるとか地球温暖化の問題とか、より大きな人類の持続性に影響する問題と、そのローカルに解決できる問題とをちゃんと切り分けないと。
一番典型的なのが野鳥の問題なんですけども、これは例えばまずエネルギーごとに鳥に与える影響ゴニョゴニョ・・・
鳥が風力発電に当たると引きちぎられて、すごく残酷なイメージがあるじゃないですか。それに引きずられるんですけど、しかし、地球温暖化が起きたら化石燃料は地球温暖化と大気汚染によって、風力発電の何桁も大きく種そのものを殺してしまう。
あるいは原子力発電の放射能とか核廃棄物の問題、これも風力発電よりはるかに大きなリスクが、実は野鳥とか生態系にはあるのでそういうことをちゃんと客観的に見ないといけないですし。
司会:一人をネチネチ殺す映画が嫌がられて、核兵器で一気に殺す映画は何も言われない
風車もパネルも、発電装置は化石燃料を膨大に投入して作る工業製品で、設備寿命が約20年なので、持続可能でも何でもありません。トレンドとか軽いノリで導入されては困るのです。
外国で様々な問題が起きている発電技術を、小さな島国の日本に持ち込む必要はありません。英語で検索かければアメリカやヨーロッパなどの自然エネの問題が山のように出てきます。
「温暖化で地球が危ない!」っていうのは、情報弱者、科学の基礎知識がない人にとって最強の脅し文句です。
CO2地球温暖化説の誤りは世界中で指摘されています。CO2地球温暖化説は原発や自然エネを推進するためでした。
【参考】 Climategate事件と日本の報道機関の無能・・・
拠りどころを失った温暖化対策法案 IPCC崩壊それでも25%を掲げ続けるのか 伊藤公紀
地球温暖化詐欺 "The Great Global Warming Swindle"
ソーラーパネルや風車の発電装置は高度な工業製品です。資源採掘から製造、廃棄に至るライフサイクル全体で有毒物質で大気や土壌を汚染します。
本当は原発も自然エネも裏で繋がっているくせに、「原発ほど危険なものはない」と言って、それ以外の危険な発電技術をすべて免罪し、個人も企業も売電に狂ってる様に驚かされます。
原発も危ない、風力も危ない。どっちも危ない、健康被害もある。自然も生態系も破壊するんです。EPRも低い。
風力発電によって風車病で苦しむ人に、「地球温暖化防止のために耐えなさい、原発よりましだから我慢しろ」 と言うつもりでしょうか?
「お金が欲しい」という欲望は、強いバイアスとなってどんなにデータを見ても、その危険性がわからない。おそろしいことです。
バードストライクで死んでる鳥は少しではありません。鳥の行動を考えた場合、どの発電所より、風力発電によって死ぬ確率が高いことは発電所の形状からして明らかなのに。
http://www.wildlifeextra.com/go/news/bird-death-prosecution.html#cr より
「一方で、風力発電所の経営者に対して同様の告訴が行われていないのは不思議です。毎年、風力タービンで、ワシ、タカ、鳴禽など数十万羽の鳥が命を落としているにも関わらず、経営者は告発を免れています。これでは、あたかも二重基準が適用されているようです」。
FWSの推定によると、2009年に風力タービンに巻き込まれて死んだ鳥は約44万羽にのぼる。風力発電所の立地や操業の方法が大幅に変更されない限り、国の意欲的な風力発電プロジェクトにより、こうした鳥の死は今後数年間で大幅に増加するだろう。
調査によると、カリフォルニア州のある風力発電所では、2,000羽を超えるワシのほか数千羽の鳥が死んだことが推定されるが、これまでに、鳥類を保護する連邦法に違反した罪で告訴されたことはない。FWSは、現在、風力発電所の立地や操業に関する任意の(非強制的な)指針の制定を検討している。
残酷なイメージじゃなくて、残酷なんです。風車は。
以下は自然エネルギーのプロパガンダ映画です。環境NPOや、脱原発市民が頻繁に上映会を行っています。豪華なチラシが配られたりすることもあります。「明るいこと」を見せなきゃねと言いながら進められています。この段階で既に欺瞞です。原発事故後の一般市民の不安心理につけ込んでいるからです。
「勉強は嫌だけど映画なら」といったタイプの市民をターゲットにしているため、容易には洗脳が解けません。検証などしないからです。
自然エネルギーは既に国策、国家予算を食いつぶしています。設備寿命の短さや、危険性など国民に周知せず映画で洗脳。
儲かるのは原発企業と同系列の企業。財閥です。
原発をなくそうと思うのなら、原発も自然エネもNO!と真正面から訴える他に道はありません。
「ミツバチの羽音と地球の回転」
「シェーナウの想い」
「第4の革命」
「パワー・トゥ・ザ・ピープル」
「スライブ」
残念ですがこれらの映画を見て自然エネルギーを応援しても原発なくせません。