Growing Solar Panel Use Poses Huge Safety Risk For Firefighters 2:49 PM 06/26/2014 http://dailycaller.com/2014/06/26/growing-solar-panel-use-poses-huge-safety-risk-for-firefighters/ 増大する太陽光パネルの使用は、消防士に巨大な安全上のリスクをもたらす
コストの低下と、連邦・州・地方の莫大な補助金によって、太陽光パネルの使用が上昇しています。しかし屋上のソーラーパネルは、燃える建物を消火し、内部に閉じ込められた人々を救出しようとする消防士に大きなリスクをもたらしています。
アメリカ南西部でも多くの家庭が屋上にソーラーパネルを設置していますが、既に火災の危険性が高いエリアにおいては、消防士に追加的なレベルの危険をもたらします。
アリゾナ州の消防士は、屋上太陽光を使用している住宅や建物の数が増加していることについて、消火の課題に対応するため準備をしています。ソーラーパネルの問題点は、消防士が感電し、消火や建物を保存することが困難になるということです。
ソーラーパネルの太陽電池セルは、「従来のグリッド電源の電気接続のように単純にオフにすることはできない電流を生成する」と、イーストバレー·トリビューンは説明しています。「つまり、消防隊員がアクセス(通気)のために屋根に近づいたり、または炎上する火に放水する必要があるときは常に、追加的な予防措置を講じなければならないことを意味する」
これは、太陽光パネルの電気系統への接続でさえも切断されることを意味します。そしてそれがまだ電気を発生させることは救助隊員に衝撃的な驚きをもたらします。消防士が心配しなければならないのは感電だけでなく、太陽電池アレイの追加重量は屋根を予想以上に早く崩壊させるということです。
「我々がシステムを確保することを早く確認することが重要です。しかしあなたはシステムをオフにすることはできません」と、キース・ウェルチ(アリゾナ州チャンドラー消防部隊の責任者)はイーストバレー·トリビューンに述べました。
しかし、それだけではありません。消防士によると、ソーラーパネルは換気も妨害し、炎上中の建物の屋根への放水も妨害します。時には太陽光パネルを逃れ、屋内に入るために建物が部分的に崩壊するのを消防隊員が待たなければならない、とウェルチ氏はイーストバレー·トリビューンに語りました。これは火のついたエネルギー生成回路に水を噴霧する懸念の上にあります。
CBSロサンゼルスは2月に以下のことを報告しています。「フィラデルフィア郊外の工業団地での火災は29時間燃え続けました。なぜなら消防士が言うには、屋根が通電したソーラーパネルで覆われていたために屋根に届かなかったということです」
しかしニューイングランドをこえた東北の多くの家庭も屋根上のソーラーパネルを設置しているので、それは南西部の消防士だけの問題ではありません。
「確かに隣接する州で消防士が死亡した地域へは、電力が逆潮流されていたという例がありました」とマサチューセッツ州ノーサンプトン消防主任ブライアン·ダガン氏は22WWLPのI-Teamに話しました。
ダガン氏はまた、消防士が屋根で換気をするため炎上する屋根を切り崩すのに2倍も長く時間がかかるとI-チームに語りました。「イースタンプトンの例として屋根に切った通気孔がありますが、それを行うのに約25分かかりました、これはほぼ倍の時間がかかります」と彼は言いました。
非常事態を照らすのに用いられる投光照明灯さえ太陽電池パネルが電気を発生させる原因になることがありえると、コネチカット州ダンベリーの副消防署長マーク・オマスタは、ニュースタイムズに話しました。
「我々はパネルをカバーするために防水シートを使いましたが、パネルからインバータへ行くパイプは通常まだ充電されています」と、オマスタ氏は言いました。「我々は、消防士に常に太陽電池パネルは通電しているものとして扱うよう教えています。」
北東部の消防士は、今後数年間で太陽光発電をさらに設置するためより多くの建物を予想しており、この開発に対処するために訓練と消防活動戦略を調整し始めています。
「太陽光発電に移行するために住宅所有者や企業に提供されているすべてのインセンティブによって、我々は今後5〜10年で、より多くの太陽電池を見ることになると予想しています」とオマスタ氏は言いました。「我々はこれらの構造に関して間違いなく戦略を調整しなければなりません。
太陽光発電業界は、「建築基準法と製品規格の開発を通して防火性を改善する」ことが全国の消防士の作業であると言っています。「我々は太陽光発電のしくみについて消防士を教育するためにより熱心に取り組んでいます」と太陽エネルギー産業協会は声明で述べています。
しかし、太陽光パネルが消防士に大きな危険をもたらさないと、ノースイーストソーラーの社長グレゴリー・ギャリソンは、22WWLPのI-Teamに話しました。
「彼らに残っている唯一の問題というのは、おそらく屋根の換気とその便利な方法を見つけることでしょう」と彼は言いました。「テクノロジーは、我々にそれらの解決を与えるために進み続けています。しかし現在のところ、電気的な観点からは問題は起きていません」
(管理人より)最近のアメリカのニュースから翻訳してみました。素人翻訳なので、分からない箇所があったら原文を見てくださいね。誤訳があったらお許しを。
ソーラーパネルの火災についてはいくつか記事を書いてきましたが↓、アメリカでは消防士がソーラーパネル火災で感電して死亡しているようです。アメリカでもパネルメーカーは技術を盲信して、問題視しない態度ですね。消防士に勉強させれば解決すると思っているところに驚きます。危険を増やしたという認識が欠如。
太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(1)太陽光パネルの火事・火災について
ここでアメリカと日本の太陽光パネル火災に関してどう備えているか資料をあげておきます。翻訳はご自身でどうぞ。
【アメリカ】
Fire Operations for Photovoltaic Emergencies PDF 68p より抜粋
Lead acid batteries contain sulfuric acid that can cause harmful and explosive fumes.
鉛蓄電池は、有害で爆発性煙霧を引き起こす可能性がある硫酸を含みます。
Fire will produce irritating, corrosive and/or toxic gases including hydrogenfluoride gas.
火災は刺激が生成されます。水素を含む腐食性および/または有毒ガス、フッ化物ガス
If present, battery banks can also present toxic and explosion hazards for interior firefighting crews. The fumes and gases generated by batteries exposed to fire are corrosive and flammable. Spilled battery electrolyte can produce toxic and explosive gasses if it comes in contact with other metals. Because of these hazards,
water as an extinguishing agent should be avoided if possible. or dry chemical extinguishers are strongly recommended for extinguishing fires involving lead-acid batteries.
バッテリー列は存在するならば、内部の消防活動作業員にとって毒物と爆発の危険を提示します。炎にさらされたバッテリーで発生した煙霧とガスは、腐食性、可燃性です。こぼれたバッテリー電解液は、他の金属と接触した場合、有毒で爆発性のガスを生じる可能性があります。これらの危険のため、消火剤としての水は、なるべく避けなければなりません。または 鉛蓄電池に関連する消火には、ドライケミカル消火器が強く推薦されています。
【日本】
太陽光発電システムを設置した一般住宅の火災における消防活動上の留意点などについて 平成25年3月26日 PDF 12p
たった12pしかないと思ったら、1年後、さすがに増えてる
太陽光発電システム火災と消防活動における安全対策 平成26年3月 PDF 158p 総務省消防庁消防研究センター
これは研究報告なので、実験結果がたくさん報告されていてなかなか読み応えがあります。シャープやソーラーフロンティア、京セラのパネルを燃やして実験しています。正直カドテルとかも実験して欲しかったですが・・ 火災事例や感電事例が書いてあります。日本でも起きてるということです。
つまり、日本でも太陽光パネルが激増したために、こういったさまざまな対策をとらざるを得ない状態になったということです。アメリカよりうんと日本の方が国土が狭くて密集して住んでいるのですから危険はそれだけ高まるということです。
さらに東京消防庁のサイトにも、以下のような太陽光パネルに関する消防活動についての掲載がありましたが、これら読み進めていくと、有毒ガスについての記述がおかしいと気がつきました。
太陽光発電設備に係る防火安全対策検討部会 東京消防庁
リチウムイオン電池を用いた蓄電池設備の普及に 対応した火災予防対策等検討委員会報告書
重金属を含む太陽光パネルが高温で燃えるということは、素人が考えても有毒なガスが発生することは明らかです。上のアメリカの消防マニュアルにも書いてありました。バッテリーも燃えると有毒ガスが出るということです。
なのに、上の東京消防庁の資料のまとめでは、一酸化炭素とホルムアルデヒドのサンプリング検査(実験委託先 アイエヌジー株式会社) のみで「有毒ガスは出ない」と結論づけているのです。
知らない人が読んだら安全なんだと勘違いすると思います。特にこれから先火災が起きる可能性がある人口密集地域の東京で、そんな勘違いが起こるような資料をアップするとは・・・驚きました。ムカついたので画像は小さくしときます。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-yobouka/sun/repo_03.pdf よりPDF10p目
リチウムイオン電池の方も危険性を過小評価
総務省消防庁消防研究センターの資料 http://nrifd.fdma.go.jp/publication/gijutsushiryo/gijutsushiryo_81_120/files/shiryo_no83.pdf
(資料のページ番号で p95、96、133、136より)をみるときっちり有毒ガスが出ると書いてあります。↓
太陽光パネル火災時の有毒ガスに関して総務省消防庁の研究機関である消防研究センターが出した結論と、東京消防庁が出した結論が違うという事実!
何故違うのか? 調べていきますと、原因が分かりました。
東京消防庁の方は、太陽光パネル推進の人間が検討部会の構成員になってるということです。
その他の会員がエネルギーについてどのような考えの人かはわかりませんが、少なくとも有毒ガスについて嘘のまとめをいっしょに作ったということは事実です。
嘘をついてまで太陽光パネルを推進するという行為は、「御用」と呼ばれても仕方がないものです。リスクを過小に見積りたいのが見え見え!
太陽光発電協会、産業技術総合研究所⇒再エネ御用
ついに市民の命を守る消防署にまで、太陽光パネルの御用が入り込んでるということです。太陽光パネルを売るためには有毒ガスが出るということが知られてはまずいということでしょう。有毒ということをどうしても言いたくないんだな〜と思います。
こんな調子ではせっかく消防研究センターが実験研究して本当は「危険」だと分かっても現場では「安全」ということにされてしまうかもしれないですね。原発と同じです。感電防止対策もうまくいくかどうかはわかりません。消防士さんはこれからピンチです。
一応、消防研究センターの方のまとめを上げて終わりにします。あ〜恐ろし。
アメリカの消防士の装備はこれ! 全面マスクは当然です。
日本は、大丈夫でしょうか?面体って書いてあるけど・・・・
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-yobouka/sun/repo_03.pdf