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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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フクイチ5,6号機が綱渡り状態。冷却停止なら爆発やメルトダウンもありうるのに追加の報道がない恐怖。

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福島第1原発5号機の燃料プール冷却停止 県が緊急立ち入り調査(2014/7/7)

福島第1原発5号機の使用済み燃料プールで、冷却水を冷やすための海水が、配管から漏­れ出しているのが見つかった。冷却が停止した状態は、今も続いている。
配管の弁で見つかった、直径3mmほどの穴。
プールの冷却水を冷やすための海水が、この配管から漏れ出したことから、5号機の燃料­プールの冷却を停止させた。
東京電力は、会見で「使用済み燃料プールの冷却と、原子炉冷却を交互に運転することに­よって、双方の温度上昇を抑える」と述べた。
燃料プールの水温は、1時間あたり0.2度ほど上昇が見込まれていて、東京電力では今­後、別の系統の配管を使い、温度の上昇を抑えることにしている。
一方、この問題を受け、福島県は7日、緊急の立ち入り調査を行い、対応を協議した。
福島県の担当者は「県民の不安を招くことのないよう、対応状況について、復旧の見通し­を含め、わかりやすく丁寧に情報を提供すること」と述べた。
福島県は、「原子炉と使用済み燃料プールの安定冷却は、県民の最大の関心事」として、­今後も監視を強化することにしている。

6号機プール冷却一時停止 第一原発、配管で水漏れ

http://www.minpo.jp/news/detail/2014071216831 ( 2014/07/12 09:49福島民報  )

東京電力は11日、福島第一原発6号機の使用済み核燃料プールを冷却する配管から0.5リットルの水漏れが見つかったと発表した。プールは作業のため同日午前から冷却を止め、夕方に再開する予定だったが、一時冷却できなくなった。

 東電によると、同日午後3時半ごろ、原子炉建屋6階で、配管の弁の下に水がたまっているのを社員が発見した。 冷却停止中のプールは同日午後4時現在の水温は25.5度あった。プールに接続する配管2本のうち、水漏れが見つかった側の弁を閉じ、午後7時13分に冷却を再開。午後8時現在、水温は25.1度まで下がった。

 東電は12日から3日間程度、冷却を停止し、漏えいの原因を確認する。 福島第一原発では6日にも、5号機でプール冷却の設備から水漏れが見つかり、冷却を一時停止したトラブルがあった。 

■県が緊急要望

 福島第一原発での相次ぐトラブルを受けて県は11日、東電に漏えいの原因調査や5、6号機での点検強化を要望した。 緊急の申し入れは県庁で行われた。玉根吉正県生活環境部次長が高原一嘉東電福島復興本社福島広報部長に早急な対策を求めた。 

■第二原発1号機 燃料取り出し完了

 東京電力は11日、福島第二原発1号機で使用済み核燃料764体の取り出しを終えたと発表した。 東電は福島第二原発の長期にわたる安全性の向上や管理態勢を整えるため、平成24年10月から各号機で原子炉から使用済み核燃料プールへの燃料移送を続けている。 1号機は6月2日から燃料の移動を始めた。1日35本程度を移し、7月10日に全ての取り出しを終えた。東電は残る3号機を含め、全号機で26年度中に燃料の取り出しを終える予定。

東京電力  報道関係各位一斉メール 

2014/7/7  福島第一原子力発電所 5号機補機冷却海水系停止に伴う使用済燃料プールの冷却停止について(続報3) より

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_140707_01-j.pdf

硬化剤で仮補修されています。



2014/7/11 福島第一原子力発電所における6号機燃料プール冷却浄化系の弁から水漏れについて(続報)  より

本日(7月11日)にお知らせした、6号機燃料プール冷却浄化系の弁から水漏れについての続報です。 6号機燃料プール冷却浄化系については、弁の漏えい状況を確認するため、午後7時13分に起動しました。 その後の状況確認において、当該弁の漏えい範囲が拡大していないことから、漏えいは継続していないものと判断しました。

また、午後7時40分に燃料プール冷却浄化系の運転状態に異常がないことを確認したため、燃料プール冷却浄化系による燃料プール水の冷却を継続いたします。 なお、当該弁は全閉状態で燃料プール冷却浄化系の運転を再開しましたが、燃料プール冷却浄化系の燃料プールに戻るラインが確保されているため、燃料プール水の冷却に問題はありません。

 

(管理人より) 原発事故後3年たって、フクイチは今も綱渡り状態です。いたるところがサビサビで穴が開くということです。

もともと、安全神話洗脳されている原発推進派の市民だけでなく、今回の5、6号機のトラブルについて脱原発市民ですらあまり騒いでいないことに驚きます。ツイッター上にはガザの画像が溢れていますが、日本がまた原発爆発するかもしれないことに気づいていないのか、諦めたのか、もう理解不能です。

「ま、大丈夫でしょう」という感覚は安全性バイアスとしか言いようがありません。

 

 ふくいちプラントパラメータモニター http://fukuichi.mods.jp/?p=&fname=p56_1.csv&cnt=120&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0

このサイトの左上側の囲みは5.6号機に設定し、左下側の囲みの中に、5号機原子炉水温度、5号機使用済燃料プール温度、6号機使用済燃料プール温度にチェックを入れて、温度を確認します。


5号機の温度は上昇しています。

42〜3℃まで上昇したら下げるようにプールと交互に冷却をしています。もうハラハラします。ジェットコースターに乗ってる感じ。

今までも、フクイチに関しては嘘の情報を国と東電は流してきたので、こんな報道発表も、もしかすると嘘なのかもしれませんが、現時点で市民が確認できることはこの程度です。NHKなどのテレビニュースも信用できません。

4/12早朝の地震も恐ろしかったわけですが、もしフクイチでまた爆発が起きた場合に、放射能漏れ、プルームが流れてくることが怖いわけです。ここに、いざという時チェックするところを書いておきますので、ご参考に。


ふくいちプラントパラメータモニタ

1号機  2号機  3号機  5・6号機 

環境防災Nネット 

nGy/h ⇔ μSv/h の換算

全国放射線量グラフ 

SPEEDI(風向きがわかります)   

スイスによる日本の放射能拡散予測

http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan.html

 


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