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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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朝日新聞に風力発電の提灯記事!日本野鳥の会は原発推進団体から助成金を得て自然エネルギー推進中。

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2014年7月26日付の朝日新聞に「風力発電の誤解を解く」という記事が掲載されました。 その内容を見て驚きました。解決不能の本質的な問題を抱える風力発電事業を、どうにか推進するための口実が並べ立ててあります。ここにきて商業新聞をつかってやったプロパガンダで明らかな御用記事です。風力発電協会の人間の欺瞞に満ちた説明を記事に仕立てたものです。ソースもありません。これでも、何も知らない人にはそれなりに洗脳効果もあるかもしれません。ISEPなどの環境NPOの論調と全く同じです。

なんだかバカバカしいので小さく載せておきます。

現在、安岡洋上風力発電反対運動など、日本中で住民の反対運動がおこり、その問題点を隠すことができなくなってきています。にも関わらず朝日新聞の記事には呆れるばかり。 

風力発電所をめぐり中部電力子会社に県警が反対住民の情報漏らす!自然エネも原発と同じ。

2014年7月24日に警察が風力発電反対住民の情報を漏らすというスクープ記事を掲載したのは朝日新聞です。市民の権利を守るという立場での記事の直後に、今回の風力発電ちょうちん記事。朝日新聞は完全に自己撞着に陥っていることに気づいていないのでしょうか? バランスとってるつもりなんでしょうか?

ちょうちん記事より一部引用。


風力事業者と自然保護派で見解が食い違うことも多かったが、雪解けの兆しもある。日本野鳥の会日本自然保護協会などは4月、生物多様性や地域社会との共存を前提に、自然エネルギーの導入促進を求める共同声明を発表した。「生物にとって最大の脅威は地球温暖化」という考えが浸透し、対話が進むようになった表れとみられている。 

これはこのこの事を言っています↓

2014 年 4 月 25 日 持続可能な自然エネルギーの導入促進に対する共同声明  

1.原子力発電所の早期廃止、再生可能な自然エネルギーの導入促進は喫緊の課題である

2.自然エネルギーの推進は、生物多様性及び地域社会と共存する形で行われること

3.自然エネルギーへの理解と継続的な普及のため、当初からの地域社会の参加による透明性のある、合意形成プロセスや環境アセスメントが例外なく実施されること。

驚きましたね! 反対してないんですね〜 しかも、自然エネルギーが原発廃止とセットのような言い回しも欺瞞に満ちています。アセスメントをやればしていいという論調なんですね。風車が生き物と共存できないことはこのブログでもさんざん書いてきました。

公益財団法人 日本自然保護協会
公益財団法人 日本野鳥の会
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン

この声明は超有名な3つの自然保護団体が出したわけですが、ひとつずつ見ていくことにしました。

まず、日本野鳥の会。

日本野鳥の会は原発推進の日本財団から膨大な助成金をもらっています。

https://nippon.zaidan.info/dantai/428392/dantai_info.htm

日本野鳥の会は原発推進の三井物産環境基金からも助成金もらっています。 http://www.mitsui.com/jp/ja/csr/contribution/fund/results/pdf/kikinbinran2010.pdf     日本野鳥の会は地球環境基金(国が主)からも助成金をもらっています。   HPから法人特別会員一覧を見てみますと http://www.wbsj.org/join/join-and-changes/corporate-special-member/#a   会費は年間10万円。     中国電力 東京電力 電源開発 三井 三菱 住友  原子力ムラがズラリ        さらに理事を見ていくと http://www.wbsj.org/about-us/summary/officer/   三菱地所 =自然エネルギー促進    http://www.mec.co.jp/j/csr/environment/lowcarbon/index.html 霞会館  =産業人材研修センター  http://www.azb.or.jp/outline_02.html   会長 柳生博は親子で、なんと自然破壊のリニアを推進中!  http://www.pref.yamanashi.jp/linear-kt/linear-fc/koramu-yagyuu.html   つまり、自然を守るという公的な立ち位置で真逆のことをしてるということです。   市民はテレビのイメージに騙されてるということです。 柳生博はNHKで生き物の番組やってて息子もNHKの趣味の園芸の番組で自然派アピール。   原発推進企業(=再エネ推進企業)や国から助成金を貰えば、エネルギー国策に逆らうことはできなくなります。 組織の中にも原子力ムラの人がいます。    一般市民の皆さん、テレビを見ているだけでは絶対にわからないこの仕組み。どうか伝えてください。 鳥、生き物、人、自然を守る視点ではなく、企業、産業、国を守るということですね。   いかにも、自然保護をやってるという既成事実を作りながら、自然破壊の自然エネルギー国策に、結局手を貸している実態を、もっともっと周知しなければならないと思います。   原発推進企業のCSRとして一緒に活動し、グリーンウオッシュの片棒を担いでいるのです。   自然エネルギーは原発体制を補完していることがここでも見て取れます。   原発推進企業からお金をもらっているのに、HPにこんな画像って矛盾してますね。まやかしですね。↓                              

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