今までもいくつかブログでマップはご紹介してきましたが、今回のは素晴らしいサイトです。
塔マップというサイト。
このサイトでは、日本全国の塔状の施設をグーグルの地図上で抽出して見ることができます。
プルダウンメニューから選ぶのですが、この中で重要なのは風車、アンテナ、煙突です。
低周波音健康被害で有名な風力発電の巨大風車の位置も一目瞭然。
http://tower.30maps.com/map より まず山口県と九州北部を見てみます。
いかにも再エネが普及していないかのように利害関係者やメディアは言いますが、日本中に低周波音公害施設がこんなに作られてしまっています。
日本の狭い国土にこれ以上風力発電所を作るのは無謀。安岡洋上風力も必要ないということがわかりますね。
以前に紹介したサイト 全国の各種発電所のMAPはこちら 発電所データベース
さて次は携帯基地局です。プルダウンメニューで「アンテナ」を選びます。小さい基地局まで全て網羅されているわけではないと思いますが、大きい基地局はこれである程度確認できると思います。
電磁波健康被害者、あるいは、なるべく避けたいと思われる方の部屋探し、お引越しの際はとても参考になると思います。
プルダウンメニューで「鉄塔」を選ぶと送電鉄塔が表示されます。こちらもチェックすると変電所の位置などがわかると思います。
日本中どこに行っても携帯が通じるということは、それだけ基地局がたくさん作られて電波が飛びまくってるということです。
次はプルダウンメニューで煙突を選びます。そうすると工場の煙突や、ゴミ焼却場の煙突が地図上に表示されます。
これはPM2.5の排出源である焼却炉の煙突がいかに私たちの身近にあるか、ごみを燃やす先進工業国の日本はいかに煙突だらけであるかということをはっきりと可視化しています。
さすが世界一の焼却炉の国!(;>_<;)
西日本
煙突の位置がわかるとその地域の大気汚染がイメージできます。
環境省大気汚染物質広域監視システム=そらまめくんの測定局が煙突密集地域にあるのはそのためですね。喘息などの持病の方は引越し、移住、進学の際に参考になると思います。
あわせてこちらのサイトも紹介しておきます。
清掃工場検索地図 清掃工場・リサイクル施設・し尿処理場・一般廃棄物最終処分場などの場所がわかります。
コミュニティプラント 汚水処理施設
もう一つ 紹介します。
最終処分場の検索 (平成22年度データ)
焼却残渣、破砕ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、溶融スラグ、溶融飛灰 を絞り込むことができます
最終処分場の位置を確認すると、地下水や土の汚染がイメージできます。
これらの公害施設の建設は、国や自治体と企業が結びついているために、市民に気づかれないように地権者を買収し進められています。
住民対策費として予算がついていますので、行政職員がやってきて町内会長に「おひとり様説得会」をしている現状があります。
今、自分が住んでいる地域のすぐそばに、国策という大義名分で公害施設、汚染施設がくる可能性はどこにでもあるということです。
福島第一原発事故後、大量に発生した放射性廃棄物が、「再生可能エネルギー」、「循環型社会推進」、「復興」の大義名分のもとに、
全国に拡散させられ、処理されるという政策がまかり通っています。「放射性物質はの集中管理する」という大原則とは真逆の方向に向かっている日本。
電磁波や低周波音の本質的な問題も同時に隠蔽しながら、携帯基地局や風力発電、メガソーラーもやりたい放題で、日本中で自然破壊、”人体実験”が行われています。
こういった地図で常日頃、確認し、公害事業を研究することが住民にとってこれからより大切になってくると思います。
また移住や保養、旅行の際にも参考になります。
旅館やホテルから、風車やメガソーラーが見えるのは、自然も景観も壊し、台無しにする実に迷惑なことです。
温泉や保養地に発電所を作る計画に、反対の声を上げなければ、日本の自然は守れないと思います。
現地に住んでいなくて、遠くにいらっしゃる地権者の皆さんも、こういった公害事業を行う企業に、ご先祖から受け継がれた大切な土地を売らないでください。
どうかよろしくお願いします。
「本は睡眠薬」という言う人がいましたが、それではこれから命と環境を守ることはできませんので、頑張って読んでいただきたいと願います。
参考図書
スマホ汚染 鳥影社