http://www.news24.jp/articles/2015/08/24/07307732.html より
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150824-00000034-jnn-soci より
日鉄住金鋼管製造所で火災=羽田空港近く、けが人なし-川崎24日午前11時35分ごろ、川崎市川崎区浮島町の溶接鋼管大手「日鉄住金鋼管」(東京都千代田区)の川崎製造所で建屋から出火していると119番があった。解体作業中の倉庫が激しく燃え、川崎市消防局が消防車など14台を出して消火に当たった。神奈川県警によると、けが人は出ていない。
同社によると、川崎製造所では鉄製のパイプを製造していたが、6月以降、休止しているという。
消防局などによると、解体中だった平屋建て倉庫1棟計約1万平方メートルが全焼。隣接する花王川崎工場の建屋外側に張られたパイプダクトの一部に延焼した。花王広報部によると、同工場では洗剤やシャンプーなどを製造しており、引火すると危険な化学物質などは扱っていない。工場は生産ラインを一時停止し、従業員約600人が安全な場所に避難した。
現場は羽田空港の南西側にある工場地帯。同じ地区には石油会社の製油所や、工業アルコールを扱う工場などがある。
国土交通省東京空港事務所によると、羽田空港の離着陸に支障はなく、通常運航している。首都高速道路は、近くを走る川崎線の上下線で、大師-川崎浮島ジャンクション間が通行止めとなった。
現場から首都高を挟んだ反対側にある東芝浜川崎工場の男性従業員は「午前11時40分ごろ、物が燃えるような臭いがして、向かいの工場から黒煙が上がっているのに気付いた。爆発音などはしなかった」と話した。(2015/08/24-13:32)
8月24日 12時49分 NHK 24日午前、川崎市の日鉄住金鋼管の川崎製造所の解体作業中の倉庫で火災があり、隣接する花王の川崎工場の一部にも延焼しているということです。現在、消防が消火活動を進めていますが、今のところ、逃げ遅れやけが人などの情報は入っていないということです。 24日午前11時35分すぎ、川崎市川崎区浮島町の日鉄住金鋼管の川崎製造所の解体作業中の倉庫から火が出ました。激しい炎と黒い煙が上がり、現場で消火活動を進めていますが、消防によりますと、隣にある大手日用品メーカー「花王」の川崎工場の一部にも延焼していて、従業員およそ600人が敷地内の安全な場所に避難しているということです。警察や消防によりますと、今のところ、逃げ遅れやけが人などの情報は入っていないということです。警察によりますと、火が出たのは倉庫の中にある海水をろ過するための設備とみられますが、稼働していたかどうかは分かっていないということです。日鉄住金鋼管の川崎製造所の倉庫の中にはLPガスのボンベが入っているということです。
日鉄住金鋼管のホームページによりますと、川崎製造所は敷地面積が2万800平方メートル、建屋面積が1万2000平方メートルあるということです。
炎上している工場は、羽田空港に隣接する川崎市の工場街にあり、空港の国際線ターミナルからは多摩川を挟んでおよそ1キロの距離にあります。国土交通省や航空会社によりますと、現在のところ旅客機の離着陸のルートには煙が流れていないため、視界が悪くなるなど、運航への影響はないということです。
航空各社では、今後の風向きに注意しながら、運航を続けるとしています。
日本道路交通情報センターによりますと、この火災の影響で、首都高速道路の川崎線は、正午前から川崎浮島ジャンクションと大師の間で上下線とも通行止めとなっています。
川崎製造所の火災、日鉄住金鋼管が謝罪
TBS系JNN 8月24日(月)18時31分配信
神奈川県川崎市で起きた大規模な工場火災で、会社側が謝罪しました。
24日午前、川崎市川崎区にある日鉄住金鋼管川崎製造所でおきた火災について、会社側が会見をし謝罪した上で、原因については「屋外にある冷却槽の解体工事中に火災が発生したとみられる」としました。
火災が起こった原因を警察と消防が調べています。(24日17:40)
NHK
日鉄住金鋼管の川崎製造所で起きた火事を受けて、日鉄住金鋼管は午後5時半すぎから川崎市役所で記者会見を開き、中西廉平社長は「この度は製造所で火災を発生させ、近隣の住民のみなさんや企業、消防、警察のみなさんに多大な迷惑おかけしたことに心よりお詫び申し上げます」述べ、謝罪しました。
会見によりますと、火事が発生した川崎製造所はことし6月に稼働を停止していて、現在は、すでに製造された鋼管の出荷を続けながら製造設備を撤去する作業などが行われていたということです。
また火事は、屋外にある冷却装置を解体するため、ガスバーナーで切断する作業をしていた際に発生したということで、鋼管を製造・保管する建物に燃え移り、その後、火が広がったということです。
製造所は、有害物質を保管していないため、今回の火事で有害物質の流出はないと説明しています。
日鉄住金鋼管によりますと、冷却装置の中に火事が起きるような物質があったのかや火が大きく燃え広がった原因は分かっていないということで、日鉄住金鋼管は今後、作業員から火事が起きた状況を聞き取るなどして、火事の原因を検証する警察や消防に協力していくことにしています。
08月24日 19時41分
火災は鎮火 出火原因究明へ
24日午前、川崎市の日鉄住金鋼管川崎製造所の解体作業中の倉庫が全焼する火災がありましたが、これまでに火は消し止められ、けがをした人はいないということです。
警察と消防は25日にも、現場で出火の原因を詳しく調べることにしています。
24日午前11時半すぎ、川崎市川崎区浮島町の日鉄住金鋼管の川崎製造所の解体作業中の倉庫から火が出て一時、激しい炎と黒い煙が上がりました。
消防車14台が出て消火活動を進めた結果、およそ5時間半後の午後5時に火は消し止められましたが、この火災で平屋建ての倉庫およそ1万平方メートルが全焼したほか、隣にある大手日用品メーカー「花王」の川崎工場の一部が焼けました。
この火災によるけが人はいませんでした。
警察によりますと、日鉄住金鋼管の川崎製造所の倉庫では数週間前から解体作業が行われ、24日は午前中から倉庫内の冷却装置をガスバーナーで切断しようとしたところ、装置の中に入っていた油や床にしみ出ていた油に引火したということです。
警察と消防は、消火作業が終わり次第、25日にも現場に立ち入り、出火の原因を詳しく調べることにしています。
日鉄住金鋼管の川崎製造所で起きた火事を受けて日鉄住金鋼管は午後5時半すぎ、川崎市役所で記者会見を開き、中西廉平社長は「この度は製造所で火災を発生させ、近隣の住民のみなさんや企業、消防、警察のみなさんに多大な迷惑おかけしたことに心よりおわび申し上げます」述べ、謝罪しました。
会見によりますと、火事が発生した川崎製造所はことし6月に、稼動を停止していて、現在は、すでに製造された鋼管の出荷を続けながら製造設備を撤去する作業などが行われていたということです。
また火事は、屋外にある冷却装置を解体するため、ガスバーナーで切断する作業をしていた際に発生したということで、鋼管を製造・保管する建物に燃え移り、その後、火が広がったということです。
製造所は、有害物質を保管していないため、今回の火事で有害物質の流出はないと説明しています。
08月24日 19時12分
(管理人より) 神奈川県でまた日鉄住金プラントの大規模な火災事故です。隣接する花王のプラントに類焼までしています。 消防車は14台。相模原と川崎、1日に2件も爆発や火災があるなんて・・・・
報道では、有害物質の漏洩はないと伝えていますが、本当にないのでしょうか? あの真っ黒な煙を吸い込んでいいはずがありません。
しかも、類焼した花王のプラントのとなりが、東芝の核施設。 地図
https://www3.toshiba.co.jp/power/pic/nuclear_laboratory.html より
東芝 原子力技術研究所の住所:川崎市川崎区浮島町4–1
もしこの東芝の実験炉に類焼したら、原発事故につながり大惨事になってしまうのは当然のことです。
そうならなかったからと言って、今回のプラント火災によるガス・煙のリスクを過小評価していいことにはなりません。
煙による周辺地域の大気の汚染は明らかで、PM(微粒子)を吸い込んだことによる人体への影響ははかりしれません。
特に、神奈川県は福島第一原発事故による放射能汚染もある地域です。相模原の米軍施設の爆発の煙も、日鉄住金プラント火災からの煙も、化学物質との複合汚染になってしまうということです。
空気は追加的に汚染されます。
川崎市 HP より 川崎市内原子炉施設 をみてみると
危険なプラントと核施設が隣り合わせの町、川崎市。 施設内には放射性廃棄物が保管されていますね。核燃料もあります。
商業用原子炉だけでなく日本中にこういった核施設があります。隣接プラントの火災でも、命と環境を脅かされるという現実にもう言葉もありません。
核物質がある事業所はもっとあります。194箇所!
核燃料物質の使用の許可を得ている事業所(平成27年7月10日現在194事業所) (上記の原子炉等規制法施行令第41条に掲げる核燃料物質を使用する事業所を除く。)【PDF:139KB】
こういった事業所の隣にプラントがあったとして、そこが大火災を起こしても、今日と同じような綱渡りみたいな状況になると思います。