スクラップ火災 30時間余でほぼ消し止められる 12月19日 15時14分 NHK 千葉県船橋市のスクラップ業者の敷地で鉄くずなどの山が燃えた火災は発生から30時間余りたってほぼ消し止められました。警察と消防は完全に鎮火するのを待って現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしています。 船橋市潮見町にあるスクラップ業者の敷地では18日の朝、野積みされていた高さ4メートルほどの鉄くずやアルミなどの廃棄物の山から火が出ました。警察などによりますと、敷地にあるおよそ2万5000トンの廃棄物のうち、およそ3500トンが積み上げられた山から火が出たということです。
18日夜から19日朝にかけて一時、激しく燃え上がって大量の煙が上がり、千葉県内や東京都内の各地で住民から「煙の臭いがする」とか「煙が目に入った」といった消防や自治体への通報が相次ぎました。また、市川市や市原市など一部の地域では18日夜にかけて大気汚染物質のPM2.5が一時的に高い濃度で観測されました。
消防によりますと、鉄くずなどの内部に熱がこもって高温になったことから消火作業は難航しましたが、重機を使って鉄くずの山を崩しながら放水を続けた結果、およそ32時間後の午後0時40分すぎ、ほぼ消し止められたということです。
警察と消防は、完全に鎮火するのを待って現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしています。
(管理人より)ようやく鎮火されました。
「市川市や市原市など一部の地域では18日夜にかけて大気汚染物質のPM2.5が一時的に高い濃度で観測されました。」
という一文が、煙が流れている時でなく、ほぼ消し止めた段階でニュースになることの無意味さ。
しかも、「一時的」という言葉で過小評価。
東京の地名も出ていません。千葉だけで収まったかのような印象操作。
実際は 市原に流れたものよりも、市川行徳経由で東京に流れたPM2.5の方が数値が高い。☟
これが中国有来だったら大騒ぎするのに、自国の産廃業者の火事由来のPM2.5ならたったこれしか報じないNHKの姿勢をご覧下さい。
これだけの煙が出て、周辺に迷惑をかけたのに、産廃企業の名前も一切報道されませんでした。(看板がニュース映像にうつっただけで記事にはなっていない)
普通の民家が火事になっても、名前が出るというのに、これもまたおかしな話だと思います。
山本節子さんの動画より。
「空気は公共財。誰もそれを汚染する権利がない」ということを
社会の共通認識とすること。
船橋の金属スクラップ火災(1) 「建物の中もマスクなしではいられないくらい」の煙。まるで火山の噴火。 船橋の金属スクラップ火災(2)市川・墨田区・葛飾区・江東区でPM2.5が3桁だったことを報じないNHK 船橋の金属スクラップ火災(3)PM2.5問題について復習する。NHKの誘導に騙されてはいけない。