December 18, 2015 accident at Russia's Leningradskoe power station
英語字幕
The conditions inside the power plant nuclear block and outside nuclear power station are normal
There is no reason to evacuate the nuclear power station personnel or neaby residents
Ecologists from Green Peace stated that the escaped steam was radioactive
However,the background radiation is normal
Head of Sosnovy Bor city administration Mr. Sodovsky said nuclear power station personnel not actively engaged with the shut down of the reactor had been released to go home
発電所の核ブロック内と原子力発電所の外の状態は正常です
原子力発電所の職員や近隣住民の避難する理由はありません
グリーンピースの環境運動家は、漏れた蒸気は放射性であると述べましたが、バックグラウンド放射線は正常です
ソスノヴイ・ボール市の首長Sodovsky氏は、「原子炉の停止と原子力発電所の職員が避難するように解放されていたことはあまり関係がない」と述べました。
MOSCOW (QHA) -
The accident occurred at the second power unit when a pipe with steam cracked in turbine hall yesterday. The steam filled the room, and leaked beyond the power plant. The employees of the Leningrad Nuclear Power Plant (LNPP) had to go home. The second unit was stopped manually, Ekho Moskvy reports.
According to specialists, the release was radioactive, because the waste steam entered the so-called loop reactor coolant. However, the population was encouraged not to panic.
East wind carried a cloud in the direction of Estonia and Finland.
The LNPP is located 80 kilometers from St. Petersburg, on the Gulf of Finland. It is considered one of the largest producers of electricity in the north-west Russia.
レニングラード原子力発電所(写真)で事故が発生しました
事故の目撃者とロシアの首都北部の住民は怖がっています。発電所2号機は停止しました。
2号機の事故は、昨日タービンホールで蒸気により配管が割れた際に発生しました。 蒸気は部屋に充満し、発電所を超えて漏れました。
レニングラード原子力発電所(LNPP)の従業員は避難しなければなりませんでした。2号機を手動で停止したEkho Moskvyが報告しています。
専門家によると、廃棄された蒸気はループと呼ばれる原子炉冷却材を注入したため、放出は放射性でした。しかし住民はパニックにならないように促されました。
東の風でエストニア、フィンランドの方向に雲は流れました。
LNPPはフィンランド湾に面し、サンクトペテルブルクから80kmのところに位置しており、ロシア北西部における電力の最大の生産国の一つと考えられています。
(管理人より)
※ロシア語記事は、英語にGoogle自動翻訳したものをそのまま私のブログ記事に貼っておきます。その日本語訳は管理人です。誤訳が気になる方は元の英文記事をご確認ください。
※現在、誤訳や2015年1月の事故と混同した記事などがあるようですが、ご注意ください。
今年2015年の1月にもレニングラード原子力発電所でトラブルが起きていましたね。そのときは1号機の変圧器のトラブルでした。☟
2015/1/7 今度はレニングラード原子力発電所で事故か?チェルノブイリ原発と同型の老朽原発。
今回の事故について、日本ではテレビやネットでも報道されていません。 SNSで個人が調べたものが流れている程度でしょうか・・・あいかわらず、「大丈夫みたい」と安心させるような当局の発表があります。
http://www.rosenergoatom.ru/ より プレスリリース
2015年12月18日 レニングラード原子力発電所の所長:心配する理由はありません
2015年12月18日 レニングラード原子力発電所:停止の原因は2号機と明らかにされ、制限されました
ソスノヴイ・ボール市のWikipediaより
町の主な雇用主であるレニングラード原子力発電所は黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(RBMK)4基からなる発電所で、1970年から1975年にかけて順次原子炉の建設が始まり、1974年から1981年にかけて商業運転を開始した。しかし大きな事故も度々起こしており、2020年頃には最初の2基の運転を停止する予定で、その代わりとなるロシア型加圧水型原子炉(VVER)2基からなる「レニングラード第2原子力発電所」の建設が2008年より始まっている。レニングラード原子力発電所のWikipediaより
事故
1975年、1号機で部分的な炉心融解が発生し、1.5メガキュリーの放射線が放出された。
1992年、放射性のガスとヨウ素を破裂した燃料管から空気中に放出した。これは最初に報道されたレニングラード原発の事故であった。
2005年12月、この発電所の金属くずを再処理する民間企業が非核金属精錬を行っていたところ予定を超えて加熱され、広い範囲に溶融金属を噴出し火災の原因となった。爆発で3人が亡くなり、2人が体の90%近くをやけどした。
2009年8月27日、3号機がポンプの吐出ヘッダーに穴が見つかったため停止した。
自動化された放射線管理システムによってモニタリングされた発電所内部含む30km範囲では放射線の値に変化はなかった 。この発電所の管理者は事故のうわさに反論し、3号機は「短期的な予定外のメンテナンス」で止められ、2009年の8月31日に再稼動を行うと発表した。スウェーデンの新聞紙ダーゲンス・ニュヘテルは8月29日に冷却水漏れが起きたとする短い通知を発行した。この問題は重大とされたが、即時の環境への放射線漏洩のリスクはなかった。この記事はフィンランドの放射能・原子力安全機関であるSäteilyturvakeskus(英語版)の声明を参照していた
かなり事故を起こしています。
ソスノヴイ・ボールはレニングラード原発の従業員の町として飛躍的に大きくなったと書いてありますので、原子力ムラの企業城下町ですね。 プリピャチとか東海村とか六ケ所村みたいなところでしょう。 地図 ⇒ https://www.google.co.jp/maps/@59.898415,29.0480912,16z/data=!3m1!1e3 1号機も2号機も老朽化しています。原子力発電所は新しくても事故の危険がありますので「老朽化してるから」ということではなく、そもそもが危険です。 近くに新設しているようですがとんでもないことです。
Аварийная остановка 2-го энергоблока Ленинградской АЭС
Emergency stop of the 2nd unit of Leningrad NPP
19.12.2015レニングラード原子力発電所の2号機の緊急停止
Emergency stop of the second power unit of Leningrad NPP took place on Friday, 18
December 13 hours and 50 minutes. The reason for stopping and cooling down the reactor was a sudden intake of radioactive steam from a faulty pipe in one of the rooms of the turbine shop.
Both the turbine to operate the reactor were stopped.
During cooldown steam produced in the reactor is discharged through the pipe into the
environment. South southeast wind around 5 meters per second (not typical for this area) refers radioactive steam toward the Gulf of Finland, in the direction of Vyborg - Zelenogorsk. The radiation background in the middle of pine trees, 5 km from the emergency unit at 17 hours was based on the results of measurement "Green World" was 20 mR / hr.
Thus, the five millionth city of St. Petersburg, located 40 km east of SELA were lucky this time. According to some sources was increasing background radiation only a few times in the station area.
12月18日金曜日13時50分 レニングラード原子力発電所の2号機の緊急停止は起こりました。
停止と原子炉冷却の理由は、タービン建屋のうちのひとつの部屋の中で、欠陥のある配管から放射性蒸気を急激に摂取するためでした。
原子炉を操作するため両方のタービンが停止されました。
冷却の間、原子炉で生み出された蒸気は、配管を通じて環境中に排出されます。
ヴィボルグ―ゼレノゴルスクの方向へ、南南東の5m/S(この地域の一般的ではない)の風が、フィンランド湾に向かって放射性蒸気を運んでいます。
「Green World」の17時における計測の結果に基づいた、緊急事態の装置から5kmの松の木の中央のバックグラウンド放射線は、20mR/hです。
このようにSELAの40km東に位置するサンクト・ペテルブルクの500万都市は、今回幸運でした。いくつかの情報源によりますと施設エリアでのバックグラウンド放射線は少ししか増加していません。
The photo radioactive steam dampen unit moves in the direction of Vyborg
写真 施設からの放射性蒸気の動きは、ヴィボルグの方向へ減衰していきます。
Reference:
The second power unit of Leningrad NPP operates 40 years, with 30 years of project resources. Life extension has been made without the legally required public hearings and state environmental expertise.
To date, all 4 LNPP operate in a prolonged life.
The oldest of the Chernobyl reactor series in Sosnovy Bor plans to stop only in 2018 after 45 years of operation.
The eastern part of the Gulf of Finland enters into a ten-year streak of increased risks of accidents at nuclear facilities. In the period up to 2026 on the one hand will produce an extended service life and have a higher probability of accidents of RBMK-1000 reactors of Leningrad NPP. In the same period, planned for commissioning new power units of Leningrad NPP-2 (VVER-1200), will also have an increased risk of accidents due to errors of designers, builders, and even inexperienced personnel.
So ahead of "resonance" increase the probability of accidents in the Sosnovy Bor nuclear cluster.
参照:
レニングラード原子力発電所の2号機は、資源計画は30年で、40年間稼働してます。寿命の延長が、法律上必要とされる公聴会と州の環境の専門知識なしで行われています。
現在までに、レニングラード原子力発電所の4機は全て、寿命延長で稼働しています。
ソスノヴイ・ボールのチェルノブイリ原子炉シリーズで最も古いものは、45年間稼働後の2018年に停止する予定です。
フィンランド湾の東部では、10年間で、原子力施設事故のリスク増加の傾向があります。
一方、2026年までの期間で寿命を延長すれば、レニングラード原子力発電所のRBMK-1000原子炉の事故の確率は高くなるでしょう。
同じ期間に、レニングラードNPP-2(VVER-1200)の新しい電源装置の試運転を予定し、また設計士、建築業者、さらには経験の浅い職員の過失のために事故のリスクは増加するでしょう。
そういった「共振」の先には、ソスノヴイ・ボールにおける原子力の集合体の事故の可能性が増加することになります。
(管理人より)
12月18日金曜日13時50分 2号機で事故発生 配管から放射性水蒸気が排出される
12月18日金曜日17時 原発から5kmの地点で 20мкР/час
мкР/часは英語で翻訳するとmR/hrなので、20мкР/час=20mR/hr=200μSv/h
チェルノブイリ事故の後も、原発をやめなかったロシアでは、今回のレニングラード原発のように、何度も原発事故を起こしているということです。
日本はどうでしょうか? 福島第一原発事故がおき、すぐに日本中の原発をやめる機会だったのに、結局、再生可能エネルギーを推進するという方向に誘導され、原発は温存、再稼働されています。
ロシアと同じようにこのままだと今後も何度も原発事故を起こす可能性があります。先進工業国だから事故が起きないという保証はどこにもありません。
日本の企業がどんなに優れた技術を持っていようとも、どんなにノーベル賞受賞者がいようとも、核の制御は無理なことです。
事故対応出来ると考えるのは幻想で、実際には自然環境が汚れたらおしまいなのです。
日本の国土の面積を考えてください。再度事故が起きたらどうなるか・・・・
http://eurdepweb.jrc.ec.europa.eu/EurdepMap/Default.aspx より空間線量
世界のモニタリング・ステーションの一覧 http://sccc.org.au/international-radiation-monitoring-stations
Global Radiation Monitoring Networkによる放射能モニタリング http://www.uradmonitor.com/
エストニアの空間線量も見てみましたが、なぜか12/18が欠測?になっていてわかりません。
EUropean Radiological Data Exchange Platform の 24h Gamma Dose Rate 地図 ⇒ https://remap.jrc.ec.europa.eu/GammaDoseRates.aspx
単位は nSv/h です。 1μSv=1000nSv
風向き ⇒ http://earth.nullschool.net/jp/#current/wind/surface/level/orthographic=100.99,8.53,296
結局、どの程度放射能漏れがあったのかよくわかりません。あとあと、あの時、レベル~でしたといった発表があるのかもしれませんし、ないかもしれません。
日本にも流れてくる可能性もゼロではありません。風に扉はないのですから。空はつながっています。
こんなにロシアにも原発があります。
どこが事故を起こしても、”道連れ”ですね・・・・