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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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埼玉県三芳町アスクル倉庫の火災。ついに屋根の上のソーラーパネルに延焼。倉庫内にはパソコンや洗剤なども

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(管理人より)昨日2/16の朝9時にアスクル倉庫で火災が起きた後、ずっとツイッターで情報を更新していましたが、24時間経っても鎮火していませんので、やはりブログにまとめておきたいと思います。ソースが気になる方はツイートにリンクを貼っていますのでそちらで確認してください。

場所

●消防車など37台 

平成 29 年2月 16 日 アスクル株式会社 火災発生に関するお知らせ 作業員2名が救急車で病院に搬送され入院。その他3名が救急車内で手当て 

火災が起きた当初は、倉庫内の「コピー用紙やダンボールが燃えた」という報道でした。その後、倉庫内は燃え続け、少しずつ倉庫内にどんなものが入っているかということが各ニュースで出始めました。オンライン店舗の商品を見てもわかりますが、倉庫の中にはオフィス用品など7万種類も商品が保管されており、その素材も多岐にわたります。当然、紙製品だけではありません。

アスクルのHPのここを見ると、リチウムイオン電池やLEDや家電も扱っていたようです。バッテリーで検索かけると山ほど出てきます。リチウムイオン電池は危険物、爆発物なので引火したら消火が困難になることはわかりきっています。恐ろしいです。検索で柔軟剤や殺虫剤も出てきました。

文房具~紙、プラスチック製
パソコン~プラスチック プリント基板 液晶ディスプレイ
洗剤~合成洗剤=化学物質

このカテゴリーの商品が倉庫内にある可能性 

これらの倉庫内商品はすべて新品で燃えているわけですが、火災は、ある意味、産廃の野焼きと同じなんです。雑多なものが煙突やフィルターすらない状態で、その場で燃えてしまっているのですから。これらがごちゃまぜで燃えてしまったら、ダイオキシンだけでなく、未知の化学物質の有害な煙、つまりPM2.5になることは容易に想像がつきます。行政は周辺住民に注意喚起をしたのでしょうか?あれだけ中国からのPM2.5を騒いで、日常的に市民に「ごみ分別」を強制しておきながら、このような火災では無分別にあらゆるゴミを燃やしているのと同じことなのに、何も言わないのでしょうか?

倉庫の中には、あらゆる電子機器と化学物質、プラスチックで作られた製品がぎっしり。民家の火事よりも、ある意味、産廃置き場の火事よりももっと危険な煙かもしれません。工場火災なら原料が燃えたPMになりますが、火災が起きているのは出来上がった製品の巨大倉庫ですから多種多様な物質、成分がPMになります。

科学者やジャーナリストは何も言わないのでしょうか?この煙の危険性を誰も指摘しないのでしょうか?

メディアはヘリコプターを飛ばして、屋根の上も撮影しているのに、ソーラーパネルが設置されていることを言いません。現場の記者も言いません。 

さらに消火のために放水すれば、その水が汚染水になります。ごみを燃やすこと自体がそもそも危険な行為であるということがずっと隠蔽されてきましたから、市民にはこういった火災に対する危機意識もありません。

周辺にお住まいの方は、この火災の煙を吸い込んではいけない。洗濯物を干さない。マスクをして不要不急の外出を避ける。喘息や化学物質過敏症の方も要注意です。

そしてついに昨日の夕方~今朝のニュースの映像で倉庫の屋根の上のソーラーパネル(太陽光パネル)が燃えていることがわかりました。しかし映像だけでコメントはありませんでした。 現場を取材している記者が「目が痛い」と言っていました。破裂するような爆発音も。

 

 

 

 

NHK☟

 毎日新聞 

  

 さてここで、パソコンやソーラーパネルなどの電子機器が燃えた場合の問題を指摘しておきます。以前にブログでも書きました。

電子廃棄物=雑品スクラップの輸出規制強化へ、プリント基板から鉛、液晶からヒ素。汚染はどこでも迷惑

太陽光パネルが増えると消防士が感電・有毒ガス等の危険に晒される。東京消防庁はリスクを過小評価。

いったん物流倉庫が火災になったら、倉庫に保管されている新品のパソコンが燃えても、ゴミになったパソコンが燃えても、結果は同じこと。「難燃剤を含むプラスチックやプリント基板や液晶ディスプレイなどが燃えると有毒である」ことに変わりはありません。実際、電子廃棄物を野焼きでリサイクルしているアフリカや中国では大変な健康被害が起きています。

パソコンが火事で燃えたら、ヒ素や鉛がPMとなって環境中に出るということです。

 

総務省消防庁消防研究センターの資料に、ソーラーパネルが燃えると有毒ガスが出ることが書いてあります。☟

 

ソーラーパネルの含有量試験結果を見ると、鉛やヒ素、アンチモン、銅、スズ、亜鉛、銀など含まれます。 種類によっては インジウム、ガリウム、カドミウム、セレン、テルルなどの毒性物質を含んだソーラーパネルもあります。 ソーラーパネルを見ても何の種類か素人には判断不能です。アスクル倉庫の屋根のソーラーがどういった種類かもわかりません。 

ストリートビューでは、アスクル倉庫の屋根にソーラーパネルが設置されているのは見えませんし、倉庫に何が入っているかもわかりません。もし火事になり、それが燃えた場合、周辺住民は知らずに太陽光パネルやパソコンの燃えた有毒ガスを吸う可能性があるということではないでしょうか?

報道では、「物流への影響、けが人」だけを流していますが、深刻なのは「大気の汚染」です。

さらに、この火事になったアスクル倉庫のある埼玉県は、福島第一原発事故でまだらに放射能汚染された場所でもあります。

埼玉県の土壌汚染
(2013年9月)「埼玉県三芳町 町立体育館側溝手前に溜まった「路傍の土」  より  セシウム合計 3020±440 Bq/kg 

これは深刻です。まさに複合汚染。

●バンダジェフスキー博士
「体内に取り込んだCs137その他の放射性物質、鉛などの化学元素が長期にわたって作用した結果、子供の心内で発生した代謝障害と電気パルスの伝導障害の組み合わせは、将来死に至る病的機能障害の発生を促す好ましくない前駆症状である」

●野村大成 大阪大学名誉教授
「被曝した親から生まれた子どもが、誕生後にさらに被曝すると、ガンの発生が遺伝と環境の複合要因で多く起こる」

●西尾正道・北海道がんセンター名誉院長

「こういう多重複合汚染の社会になってきて、おそらく今2人に1人はガンになると言われていますが多分2・30年経ったら3人のうち2人はガンになります。僕はとっくに死んでますから若い議員さん方是非確かめてください。ガンがどんどん増える社会になります。」

  

ということで、アスクル倉庫周辺の方は 一応 そらまめ君でPM2.5の状況や風向きなどをご確認の上、どうか注意してお過ごし下さい。

発生から3時間経った頃の映像。

 

昨日の12時  赤い点

 

 

 周辺は畑、住宅地。風でどんどん流れて、空気や土や水を汚染していきます。

 


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