http://mainichi.jp/select/news/20130318k0000e040144000c.html 毎日新聞より
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/353506 西日本新聞より
震災がれきの3月より早く打ち切って欲しいとの願いも虚しく、月末まで処理されることになりました。ラストは850トン到着陸揚げ。
結局何度、北九州市に言っても検査方法や頻度を改めないので、検査してもND(不検出)。NDになるように検査しているのです。たとえば焼却灰も280トン中100gを1回だけ検査して、不検出というのです。排ガスの検査も回数増やさなかったし、検出下限値も高いままだったです。大気浮遊じんもエアサンプラーで吸い込んで組成分析検査しないのはなぜでしょうか?
バレたら困るからではないですか?ネット監視に1200万円など間違ったお金やマンパワー使ってませんか?
すべての放射性物質などが管理できて封じ込めることができたという証拠はありません。サンプル検査や敷地内放射線量の検査では証拠になりません。移動途中も漏れています。もうどれだけ空気中に拡散したのかわからないのです。物質収支も合うわけないです。目に見えないのをいいことに、がれきを燃やし続けたきた北九州市行政の責任は途方もなく重いと思います。周辺自治体住民は奇跡的に3.11以降の初期被曝を逃れたというのに、選択の余地なく被曝を追加させられました。すでに初期被曝されている避難移住者にとっては健康上の大きな追加リスクです。それだけ空気を汚すことは罪深いのです。
それなのに市環境局部長は「被災地復興の手助けになったと思う」と言っています。市民に健康リスクを追加しておいてどっちを向いて仕事をしているのでしょうか?
最終的に2万2400トン燃やされました。1トンにつき5万円の輸送費なので、輸送費だけでなんと11億2000万円!
北九州市は周辺住民の健康被害調査、土壌汚染調査など環境への影響調査をすべきです。焼却炉内部の汚染もちゃんと調べて完全装備で除染して欲しい。
復興予算から震災がれきを結果的に受け入れない自治体にも176億円交付!返還は求めないそうです。whttp://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130224ddm041040076000c.html
<北海道>中・北空知廃棄物処理広域連合=28億2000万円
<秋田>鹿角広域行政組合=2億円、潟上市=2億8000万円
<群馬>伊勢崎市=2億7000万円、玉村町=11億3000万円、高崎市=6000万円、甘楽西部環境衛生施設組合=3億8000万円
<埼玉>川口市=36億3000万円
<京都>綾部市=2億9000万円
<大阪>堺市=86億円
どう考えても復興予算の山分けです。
私は187億2000万円を、高濃度汚染地域の避難移住に当てたらいいと思います。それが必要とされる復興。
人工放射性物質がたくさん落ちている地域では、空中浮遊する放射能の微粒子を肺に吸い込んで被曝してしまう。 今後病人がたくさん出ることが予想される地域での復興はできません。 土壌汚染・水源地汚染・大気汚染されたところではいくら愛着があっても人は生きられません。
高濃度汚染地域では人間は病気になって生きられないので、事実上、復興は無理です。いくら御用学者や政治家が屁理屈を言っても、たくさんの病人が出るのはチェルノブイリの例を見れば明らかなこと。生き死にの問題なのに政治的な圧力で死亡原因が放射能特定できないようにしているので、移住したい県民を閉じ込め、がれきを拡散しやりたい放題です。
以下の動画 10:15 必見です。一部文字おこし
今、九州を守らなきゃ、もう九州だけで独立してほしいぐらいなんですよ。本当は。本当に。
で、その九州でね、ごめんなさい。その話の続きなんですけど。あの、がれき焼却、北九州されましたよね。これは本当に罪深いことなんです。
TVでは応援しようじゃないかと、絆だと。どこかが受け入れないと、復興が立ち行かないんだっていうような、絆キャンペーンがしかれたんですよね。
除染とこのがれき焼却、広域処理に関して、40億円ものお金を、マスコミに渡して、大宣伝を行った。
それによって何が生まれたか。「全国で受け入れなきゃ、東北が大変な思いをしてる」っていう風に情緒的な感覚にすり替えられた。でも実際はどうなのか?
現地で処理できる量なんですよね。しかも現地で、この何年間か、何年先になるかわからないけれども、産業として、仕事として地元にお金が落ちる。
東北から北九州まで運んできたがれきの輸送費だけで、14億円近い、14億円をネコババしたってことなんですよ。
(拍手)
がれきを受け入れるかどうか、これ検討しただけでお金が出る、そんなふざけたことありますか。
北橋市長は何をしたか、北九州市議会は何をしたか、絆という言葉を使って、被災地に落ちるはずのお金をネコババしたんです。それが現状なんです。
そして現在も、3月いっぱいまでは焼却が続く。当初の予定よりも随分短くなりましたねー。これはどういうことかわかりますか?
当初の予定よりも短くなったっていうのは、外に出さなくてよかったものを、わざわざ無理やりひっぱってきたってことなんですよ。
(拍手)
お金を目当てに。輸送業、産廃業、そういう人たちとの繋がり、これをもっと強めたかった、
お金をまわしたかった、こんな意地汚い話、ありますか?
本当に困ってる人がいるんです。もう今日首をくくらなきゃいけないって人も、いるんです。その人たちに、お金が使われてるかってことですよ。
復興予算っていう名のもとに、沖縄の道路が直されたりだとか、どっかにコンタクトレンズ工場ができたりとか、関係ありますか?
今日生きていくために困っている人たちが、お金に困ってる状況の中、北九州は、被災地に落ちるはずのお金をネコババしたんです。それが現実。
でもどれだけ多くの人たちが、そのことを理解できているかっていうことなんですよね。
おそらく、ここにいらっしゃる皆さんはそれを理解した上でいらっしゃってる。
しかも、そのお金とは引きかえに、情緒的な問題に、情緒的なね、助けたいって思いに、こう、すり替えられて、それと引きかえに何がおこるか。
放射性廃棄物だけじゃないんです。放射性物質だけじゃないんです、がれきに含まれているのは。セシウムだけじゃない。
それ以上、数えきれないぐらいの放射性物質がその中に混ざってる可能性がある。それだけじゃない。
アスベストだったり、ヒ素だったり、PCBだったり、農薬だったり、普段であれば焼却することがありえないようなものまでばんばん燃やされている、ここ北九州で。
どうして北九州市議会は、全会一致で、その嘘を見ぬかなかったのか、どうして声を上げなかったのか、
(拍手)
北九州の人々の命を犠牲にしてまで、自分たちの利権にこだわった。寄り添ってきたんじゃないのか。