http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5284256.html
福島第一原発で18日夕方、停電が発生し、3つの使用済み燃料プールの冷却装置が運転を停止しました。
東京電力などによりますと、18日午後7時ごろ、福島第一原発の敷地内にある免震重要棟で瞬間的に停電が発生しました。
停電はすぐ復旧しましたが、その影響で1号機、3号機、4号機の使用済み燃料プールと共用プールの冷却装置のほか、汚染水の処理装置が運転を停止しました。復旧の見通しはまだ立っていませんが、使用済み燃料プールの水温は13度から25度程度で、安全上、法律で上限とされている温度(65度)まで上昇するには最も燃料が多く保管されている4号機でも4日程度、余裕があるということです。
原子炉への注水に影響はないほか、周囲のモニタリングポストの数値に変動はないということで、東京電力で原因を調べるとともに、復旧を急いでいます。(18日23:15)
福島第一原子力発電所の状況 平成25 年3月18 日 東京電力株式会社
⇒http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130318_02-j.pdf
●SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)による予測計算結果(これまでに行った1時間毎の予測)
⇒http://www.bousai.ne.jp/speedi/SPEEDI_index.html
●スイス気象局 放射能拡散予測⇒http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan.html
●東京電力による福島第一原発ライブカメラ ⇒http://atmc.jp/fuku1/
●東京都 緊急自動車専用路、緊急交通路の詳細図⇒ http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/shinsai_kisei/emergency.htm#driver
これからも原因不明の停電は起こりうると考えることが必要と思います。
そしてこれからもっと状況が悪くなってしまったら・・・という考えで私は夜中にブログを更新しているのですが、パソコンをしない人や、あってもみない人は何も気づかず朝まで寝ているのでしょう。ツイッターで頑張って拡散している人もいます。これほどまでにひとりひとりの危機意識が違うのだなと改めて思います。
またいつ爆発するかもしれないというボロボロのフクイチを抱えた日本で、パソコンもツイッターもせず、大本営発表だけを信じていたらどうなるのか?また騙されて被曝をさせられるのでしょうか? 最大限の防御をするために情報収集は大事です。
今も福島第一原発事故は収束などしていません。ブログ管理人の私が言えることは、危機意識を各自が高めてくださいということです。お子さんがおられる方は特に。ツイッターをしていない人は、情報が入りやすい脱原発のジャーナリストのアカウントなどをパソコンのお気に入りに入れてチェックするなど、努力するほか手はありません。
パワーブロガー座間宮さんのまとめはさすがですね。早かった〜http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65847560.html
緊急時には首都圏は道路も封鎖されます。上のリンクをご覧下さい。
私は今、瀬尾さんの本を見ています。瀬尾さんは京大原子炉実験所助手、小出裕章さんと同じ京都大学熊取実験所の先生でした。1994年ガンのため逝去。この本はこれからの日本で一家に一冊必要と私は思います。ここ最近ずっとこれを読んでいます。
おばあちゃんおじいちゃんは、この本を子ども夫婦に買って読ませるべきと思います。孫が可愛いなら。
原発事故…その時、あなたは! 瀬尾 健 風媒社 目次シミュレーション 原発事故が起こったら
CASE STUDY 重大事故は、なぜ起きた!?
防災編 放射能から身を守るには
知識編1 原発の基礎知識
知識編2 重大事故の予備知識 ちょうど一年前の3/18 小出裕章さんを宇部にお迎えして講演会をしました。みなさん覚えていますか? 宇部市 小出裕章さん講演会 満員 1500人超 ありがとうございます☆ 本日、小出裕章さん講演会を無事開催することができました。あいにくの小雨にもかかわらず、1階・2階とも満席(1350人)、立ってお聴き頂いた方も含めまして1500人を超える方々に... >続きを読む
今、そのときの実行委員会スタッフで脱原発グループを作り、うべきん(脱原発金曜ウオーク+市民研究会)など行っています。
山口県は遠いから大丈夫と思ってるお母さん!山口県はフクイチから1000kmは離れていません。もし、爆発事故で放射性のプルームが大量に出て風向きが悪ければ充分こちらまで到達し吸い込んで内部被曝してしまう可能性があります。
屋内退避が最低でもできる危機管理をするべきだと思います。
3M スリーエム 8233 N100 防塵マスク 世界最高水準(99.9%以上の捕集効率)3枚 放射能物質 PM2.5 中国 大気汚染対応 日本語説明書付 [並行輸入品] 3M USA
『原発事故…その時、あなたは!』 より転載
被爆を軽減するための一般的な注意
?窓を閉め、隙間を目張りして家屋を気密にする。
ビルなどの空調は止める。日本様式の家屋は気密性が悪いので、その場合はできるだけ気密の良い家屋に避難させてもらう。
?ヨウ素剤を早めに服用する
?放射能雲に巻き込まれている間とその後しばらくは、屋内でも何枚も重ねた濡れタオルをマスクにして、直接空気を吸わないようにする。
またはできるだけ家屋の奥、つまり外部と一つでも多く壁で隔てられているような場所を選んで、集まるほうが良い。二階よりも一階、一階よりも地下室があればもっと良い。窓のそばに長くいるのは禁物である。
?ありとあらゆる容器に飲料水を溜める
?放射能に巻き込まれている間は外出を控える。
もしどうしても外出する必要が生じた場合は、健康で丈夫な成人(それも40歳以上)に用件を託す。(略)帰宅の際は、衣服を着替えて、脱いだものは屋外に廃棄する。
?放射能雲が到着した後は井戸水はもちろん水道の水も飲まないほうがよい。
?雨や雪が降っている場合は特別の注意が必要である。
浮遊している放射能微粒子は雨や雪にくっつきやすく、雨粒や雪には上空から地上まで広い範囲の放射能が濃縮されているからである。雪が積もった場合は、それが融けるまで放射能はそのままの状態で固定されているが、雨の場合も雪の場合も、降らない場合に比べて数十倍も地面汚染が強いと考えておかねばならない。雨には濡れないこと、衣服に付いた雪は払うこと、水溜まりには近づかないことなどの注意が必要である。