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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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【不安】苅田三菱マテリアル汚染土受け入れ問題〜毒物もうすめて焼いて飛ばして?セメントに【ヒ素・鉛】

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他県の産廃汚染土をわざわざ運んで、住民に知らせず焼却処理しようという三菱マテリアルはどんな会社なのかと調べていくと、もう3.11後の早い段階からいろんな汚染物引受の道筋をつけていたことがわかります。

まず2011年4月の化学工業日報。三菱マテリアルは311直後にもう災害廃棄物受け入れを宣言。

とりあえず苅田三菱マテリアルでも634万トンの災害廃棄物受け入れているということは出てます。↓   それがどうなったのかはわかりません。(T_T) 

 

4月の化学工業日報では震災廃棄物を受け入れるとしていて、2011年6月のプレスリリースで「九州工場黒崎地区における都市ごみ焼却灰のセメント資源化事業について」として、これから「北九州市の協力を得て」、焼却灰をどんどん受け入れますよと言っています。

問題は「都市部の焼却灰」とは、どこの都市のどんな汚染のある焼却灰なのかということです。汚染があったら危険な排水が海に流されてしまいます。

http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/01/01/11-0602.pdf

 

 

 http://www.local.co.jp/news-drift/01area-t.html  より

このサイトを読むと三菱マテリアルは、以前より「放射能の汚染を隠蔽する会社」「汚染された土を住民に内緒で移動させる会社」、しかも「汚染が目立たないように出来るだけ汚れたところに持っていく会社」なのだということがわかると思います。

香川県も調べてみましょう。香川の環境 HP  より 抜粋転載 http://www.pref.kagawa.lg.jp/kankyo/gakushu/progam_2/program/sima/maeni/c_profile/c_profile.htm

豊島と直島は、瀬戸内海に浮かぶ、となり同士の島。

■豊島⇒戦後最大級の産業廃棄物不法投棄事件があった島 ■直島⇒大正時代には、現在の三菱マテリアル直島製錬所が立地し、過去には煙害問題も。

産廃あるところに 三菱マテリアルあり。豊島も直島も行政まるごと産廃の町。北九州市と同じです。苅田町も産廃の企業城下町。

http://portirland.blogspot.jp/2012/04/3_19.html  のブログもご覧下さい。

苅田三菱マテリアルの近くには新門司焼却工場、黒崎三菱マテリアルの近くには皇后崎焼却工場。そして震災がれきを2万2400トン焼却終了後に、香川の豊島汚染土を5年で7万トンも燃やします。

これだけ燃やしていろいろ撒き散らせば結局何で汚染されたのかわからなくなります。健康被害が出た場合の因果関係も突き止めにくくなります。

香川県の廃棄物対策課に電話しました。http://www.pref.kagawa.jp/haitai/index.htm

要点だけ書きます。

●平成28年までに外に出すことが公害調停できまっているため苅田町にお願いした。http://www.pref.kagawa.jp/haitai/teshima/shiryo/shi-5.htm

●きちんと許可を受けた事業者(三菱マテリアル)に対し、なるべく安全に運べるように車ではなく船で瀬戸内海を通るようにした。

●苅田三菱マテリアルでは汚染土壌を水処理はしない。ほかの土と混ぜて焼却処理する。

●苅田三菱マテリアルでは、豊島の汚染土だけでなく、その他の町の工場跡地などの汚染土も処理している。豊島だけではない。

●「焼却処理した際のばいじんが飛ぶ距離の試算はしたのか?」の問いに⇒香川県ではそのような試算はしていない。福岡県の担当者も許可を出したのでそちらに聞いてほしい。

●「もし健康被害が出たら責任を取るのか」の問いに⇒因果関係が証明できない。責任はありません。

●香川県から担当者が複数名、苅田町に行き、行政、自治会の区長や役員に説明。苅田町広報誌2/25号に、汚染土壌受け入れのことを掲載してもらったが、とくに反対はなかった。ほかの自治体には行っていない。

広報2/25  より抜粋転載 ↓

 

 http://www.town.kanda.lg.jp/_1021/_1049/_1064/_3259.html  苅田町HP 香川県豊島の土壌処理について

 問い合わせ 環境保全課 電話 093−434−1834(ダイヤルイン)

http://www.town.kanda.lg.jp/var/rev0/0001/5579/2013221115910.pdf  住民説明会資料  より

 

「当該事業は国の同意を得て、支援を受けながら行われているもの」とあります。今の震災がれき広域処理と同じですね。国策だから逆らうなということです。

http://portirland.blogspot.jp/2012/04/3_19.html  産経ニュース  より

 

  

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130223ddlk40040446000c.html   より 

 契約金額は1トンあたり1万500円。2017年3月末まで約4年間にわたり7万トン燃やすのです!つまり合計7億3500万円の公共工事ということですね。経済合理性や必要性、安全性、妥当性などあるのでしょうか?少しずつ調べてみたいと思います。

 

 これから4年間もヒ素が混じった土を燃やされるんですね。香川県の行政担当者は三菱マテリアルの「無害化」を信じていました。でも拡散されたヒ素の微粒子はどうなるか答えませんでした。セメントを作る工程で公害の原因が作られるのではないかという懸念は払えません。

どうか毒物をうすめて燃やして微粒子の形で見えなくして空に拡散しないでください。お願いします。

福岡県では「復興」という名目で震災がれきが燃やされたり、「環境の再生」という名目で産廃汚染土壌のリサイクル処理が進められています。そんなふうにイケイケドンドンですすめていいのでしょうか?

「公害」を予防するという視点が行政担当者に果たしてあるのでしょうか?

豊島が現状を回復しても、汚染を移動させればまた新たに別のところに汚染地ができて、健康被害が発生したら意味ないのではないでしょうか?行政が公害を推進したことになるのではないでしょうか?重金属の汚染は拡散せずに封じ込めるのが基本なのではないかと一般人でも思います。なんで、毒物をうすめてリサイクルしなければならないのかと思います、そんなセメントで建物作ったら恐ろしいです。いつかその建物を壊せば中から毒物が出てくると思います。そのとき気づく人がいるのでしょうか?

とりあえず、私は、行政担当者の公害その他に関する知見や、企業の技術を信用できないので、もはやそらまめ君のPM2.5の数値関係なく、N95マスクをしようと思っています。


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