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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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もうこの国はどうしようもない。干しシイタケを20億円かけて給食で子供に食べさせる狂気の国、日本。

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http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=25505

原木干しシイタケ 給食利用の拡大推進 すすめる会 小・中学校に食材提供
(日本農業新聞 2014/1/16)

 シイタケ生産者団体などでつくる「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」は、価格が低迷する干しシイタケ対策として学校給食での利用拡大を目指し、15日に東京都葛飾区立の小・中学校全74校に干しシイタケを提供した。約2万9000人の児童らが干しシイタケを使った給食を味わった。林野庁によると「これだけの規模で干しシイタケを提供したのは全国で初」という。

 同庁によると、干しシイタケの消費量は10年間で約3割減少し、東京電力福島第1原子力発電所事故による「風評被害」で、産地を問わず学校給食での使用を自粛する動きも見られる。同会では干しシイタケの消費拡大を進めるため、学校給食への食材提供や出張授業を行った。

 出張授業は同区立清和小学校で4年生56人に日本きのこ研究所の佐原隆太研究員が原木シイタケの栽培方法の他、カルシウムの吸収を助ける栄養を持っていることなどを説明。同校の朴木一史校長は「調理法や栄養価を知ると、素材との関わり方が変わる。知らないことを正しく知ることが大切」と食育の重要性を指摘する。

 干しシイタケは愛媛、大分、宮崎産を約50キロ提供した。同校では干しシイタケとエリンギ、ブナシメジのピラフや干しシイタケを使った肉団子スープを給食に出した。児童らは「おいしい」と口をそろえ、「シイタケの栄養は初めて知った。おもしろかった」と出張授業にも興味を示していた。

 同庁は、2013年度補正予算案に原木しいたけ再生回復緊急対策として約20億円を計上。同対策で、学校給食向けの新商品開発やメニューの提案、生産体験や出前授業などの取り組みを進める方針だ。

http://tl.gd/n_1rvtb82

(管理人より)

福島原発事故で東北から静岡あたりまで木が汚染されました。野生のキノコの放射能汚染の凄まじさは農林水産省のHPで誰もが確認できます。当然、露地栽培のしいたけの原木も汚染されましたので、木から放射性物質を吸い上げて成長するしいたけが、放射性廃棄物並みに汚染され、基準値超の報道が何度もありました。干し椎茸にすれば放射性物質はさらに濃縮します。チェルノブイリでは、きのこを子供たちが食べて内部被曝が増えました。

ベラルーシでは子から親に伝達「食べてはいけないものは?」「ベリーとキノコ!」日本は真逆!

それなのに給食ですすめるなんて本当に恐ろしいことです!

「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」 はそういったデータを分かってすすめてるのでしょうか?

生産者を見ると、西日本や九州だけでなく東北も静岡も入っています。http://j-shiitake.com/wp/?page_id=32

地図にしてくださったサイトがありましたので引用させていただきます。http://inventsolitude.sblo.jp/article/79875096.html  より

 

今回は西日本の干ししいたけのようですが、九州、大分のどんこも10ベクレル/kg程度の汚染があります。(グリーコープより)チェルノ由来のようですが・・・ 

 注意が必要な静岡の汚染を見てみます。

農林水産省HP http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/s_chosa/H25gaiyo.html#H25hinmoku

で「きのこ・山菜」の項目にエクセルであげてあります。この中から抜粋します。

静岡 原木ししいたけ 生 露地栽培 で調べると

 

静岡 干ししいたけ 原木露地栽培 で調べると

興味深い実験がありますので見てください。

ベクまる実験室:3.生椎茸を乾燥させると何Bq/Kgになる?http://bq-maru.com/wp/?p=1038

乾燥させると汚染が数倍になる。

干ししいたけのだしにもセシウムが出ます。

ベクまる実験室:4.汚染された乾燥しいたけから出汁をとるとどうなるか?

約41.5%のセシウムが乾燥しいたけから出汁に移行する

⇒スープや、炊き込みご飯などにしても全体に及びます。

樹皮が汚染されてしまった露地の原木はもう使えません。樹皮などのセシウムを吸い上げて汚染しいたけとなります。汚染された木をオガ粉にして菌床栽培しても、きのこがセシウムを吸い上げます。オガ粉が汚染されていても、菌が汚染されていても、オガ粉に混ぜる糠が汚染されていても、汚染きのこになってしまいます。

どの県から来た原木か、正確に確認ができるのでしょうか?信用できるのでしょうか?たとえ検査したとしてもサンプリングです。

どうしても納得できない親は、干ししいたけを拒否する権利は認められていいはずです。 選択の自由です。もうこれは、生存権だと思います。

放射性物質は目に見えませんから、緻密に放射性微粒子の挙動を突き詰めて考えなければなりません。 

しいたけのことをネットを使って全力で調べて、今我が子が給食を食べなければならないお母さんが勇気を出して立ち上がって学校に伝えるしかないと思います。

誰かがやってくれるだろうではなく、自分でも調べてみてください。

この政府統計の総合窓口のサイトに原木やおが粉の調達ルートなどあります。

https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020101.do?_toGL08020101_&tstatCode=000001021191&requestSender=dsearch

2011年にさかのぼって調べる必要があります。福島原発事故後、汚染された原木の流通が8月に規制されるまでは、汚染木が流通してました。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/shiitake/sihyouti.html  林野庁 きのこ原木及び菌床用培地の当面の指標値の設定について

http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/s_chosa/pdf/seisan_taiou2.pdf

きのこ原木等の当面の指標値

 

 十分、指標値が高いです!

十分、汚染されてます!

 http://nanohana.me/?p=4296 より

福島産の原木と原木栽培しいたけについて 

・原木は、8月12日以前には規制なく流通していました。基準値もありません。 

・福島県に問い合わせました。菌床と同じで8月12日に林野庁の指示をうけ、汚染のおそれのある原木の譲渡や利用の自粛を順次各事業者に個別要請しているが、全事業者を把握しているかわかっていない。基本的には8月12日以降、県外への流通は無くなりつつあるようですが、一部漏れている可能性があるようです。来週くらいには全体をまとめた調査報告を国に上げるとのことでした。 

・京都では福島産の原木からセシウムが検出されています。

 この表↓を見ると福島や群馬、岩手などの原木が、西日本に流通してしまっていることがわかります。知らずに食べてしまったしいたけもあると思います。

ちなみに、この表を見て私はもう、しいたけはあきらめました。 ↓

https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001105433&requestSender=dsearch

  https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001116813&requestSender=dsearch

 シイタケ原木であるコナラの樹皮の放射能汚染をラジオオートグラフで可視化したものを転載します。

東大農学部名誉教授 森敏氏ブログ より

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1556.html

おまけに北関東一円の森林が放射能汚染されているので、たとえ放射能汚染されていない原木が入手できても、森林内でのキノコの露地栽培では、林内のさまざまな生体に付着した放射性降下物の雨や土ほこりなどよる原木の二次汚染がおこり、それが直ちにセシウムの「移行係数」の高いシイタケ菌の汚染につながるので、シイタケ栽培業者はお手上げである。シイタケ菌はほぼ原木と同じ濃度までセシウムを濃縮する。

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1563.html

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 


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