11月下旬に同地区を訪れた福島市の視察団は、特に子供に関する取り組みに関心を寄せていた。ホイニキ地区ストレリチェヴォ村の中等学校には日本の小学生から高校生にあたる約180人が通う。放射線に関する授業が行われていたのは、低学年クラスだった。
子から親に伝達
「食べてはいけないものは?」
「ベリーとキノコ!」
教員の問いかけに子供たちのにぎやかな声が響き渡る。「安全な生活のために」というテーマで年間72時間を放射線に対する理解を深める授業に充てている。といっても、放射線に特化しているわけではない。「歯磨きをしよう」「よくご飯をたべましょう」といった日常生活の心がけを身につける教育の一環だ。
事故後、同村住民のほとんどが避難した。放射線量が低下するにつれて徐々に住民も戻り、学校も再開された。中等学校の空間放射線量は0.1マイクロシーベルトで福島市に比べても低い。子供たちは外で元気に遊んでいる。
質疑応答25:30あたりから
子どもたちへの放射能教育は?
Q:子どもたちの放射能教育に対していろいろと活動をされていると思うんですけれども、日本の現状を踏まえたうえで日本の子供たちに対する放射能教育はどのような事がモアベターな情報であるか?アドバイスを頂きたい。
ネステレンコ:
このようなご質問は本当に正しいご質問だと思います。
どうしてかといいますと、子どもに対する放射能教育というのは非常に大事だからです。
ベラルーシでも同じことが言われています。
子どもと違って大人は固定観念に縛られていますが、子どもはまだ若いですから心がオープンですし、そういった子どもたちに放射能の事を教えるのは非常に大切です。
ベラルーシでは放射能に関する教育についてはまとめて放射線防御科学といって子どもに教えています。
ただしこのような放射能教育をする時に大事なのは、ある程度の年齢制限がいるということです。
つまり、あまりにも小さい子供にそういう話をすると、とても怖いだけの話になってしまいますよね。
ですからある程度放射能というものが何なのかが分かるような年齢に達してから勉強するようにします。
まず最初に教えるのは、「そもそも放射能とは何なのか?」という基礎知識を教えています。
そのあと「じゃあ放射能被曝をするとどのようなリスクがあるのか?」という事も教えます。
このようにして段階を踏んで色々な事を教えていきます。
たとえばベラルーシではこのような例があります。
まず放射能を測定するラボというか実験室というか、そういったものを学校の中につくります。
学校の中に食品を測定できる機械を設置しまして、子どもたちがサンプル試料を持ってきます。
ある子は自分の家の畑で作っている野菜を持ってくる。
ある子は学校の周りに生えている草とかを持ってくる。
それから森の中で見つけたビーンズとかそういうものも持ってくる、食べ物を持ってくる。
というようにして学校に持って来まして、子どもたち自らが測定します。
さらに、学校の周り、自分たちが住んでいる地域の汚染マップを子どもたち自らの手によって作成しています。
このように学べば成功するということです。
これは非常にうまくいっていて、子どもたちの放射線教育が上手く行っている例だと思います。
皆さんの中には、もうベラルーシに来た方もいらっしゃるかと思いますけど、そういう人たちには分かりやすいんですけれども、
ベラルーシでは森から森の贈り物というものを採ってきて、それを食べてしまうという事が多いんですね。
たとえば森からキノコとかを拾ってきてそれを食べてしまう。
ベラルーシではそれを教育を受けた子どもたちがこういうふうに言っています。
お母さんが森へ行ってキノコを採ってきてそれでスープを作りました。
「さぁ食べなさい」とお母さんが言ったら子どもが
「お母さん、まだ測定しに行ってないから私は食べないよ」
そういう事を言う子どももベラルーシには生まれているんです。
(管理人より)
昨日のブログ記事の続きです。
もうこの国はどうしようもない。干しシイタケを20億円かけて給食で子供に食べさせる狂気の国、日本。
ベラルーシの対応と比較しても日本は異常。汚染を隠蔽し、風評被害が出るからといって国策で「食べて応援」を子供に強制する。基準値以下でも、給食は毎日食べるものだから、たとえ微量でも蓄積し危険なことに変わりはない。給食調理室に測定の機械はないし、無理!!
証拠 ↓ 文科省の事務連絡 通達文書
私立も公立も!!大学生も学食で食べさせられる可能性が!
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/4475/00019460/251211_1029-126kaisaiannai.pdf