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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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北九州市地域防災計画見直し検討会を5回もやって、結局モニタリングポスト減らすってどういうこと?

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北九州市地域防災計画見直し検討会について http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kiki-kanri/13800021.html

北九州市地域防災計画見直し検討会とは

 平成23年3月11日に発生した、東日本大震災を受け、本市と防災関係機関等により抽出した、地震、津波、原子力等の課題について、北九州市地域防災計画の点検・見直しを行うため、学識者、市民代表等11名により構成された検討会です。

とあります。座長は市長が指名。この11人が北九州市民の命にかかわる防災計画の責任者なんです。 

北九州市地域防災計画見直し検討会の開催状況 をみると、2011年平成23年8月4日から、2012年平成24年8月6日まで計5回の検討会を開いています。この開催状況というHPもPDFを埋め込んであるだけで、開いてみなければ、そこに何が書いてあるのかもわからないという、超不親切なつくり。「市民に見て欲しくないけど、会議のPDFはさすがに出しとかないとまずいのでアップは一応してます」という感じを受けました。

中を見て驚きます。5回しか検討会してないのに、そのうち3回までは、議事録を見てみると実質「原子力災害対策」についてほぼ検討してません。委員に資料を渡しただけみたいな会議です。

福島原発事故以降の会議です。 原発震災について議論がしっかりなされていなければいけないはずが・・・みごとに空欄!

 

 

第3回目の検討会で、北九州市防災アドバイザーが登場。事故の影響を思いっきり過小評価しています。 驚きました。意見交換でも呆れるほどの危機意識の低さ。専門家のはずなのに、市民より危機意識が低いってどういうことでしょうか?もう訳がわかりません。

第3回 資料4 http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000102538.pdf  

 第4回 議事録要旨 http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000129561.pdf  7p〜 2-2 原子力災害対策について から抜粋 

 

 

福島第一原発から高濃度の放射性物質を含む雲=プルームが、2011年4月6日に1000km以上離れた九州にも来てます。

事故が起きた場合、家の中にいたほうがいいかどうかを判断するモニタリングポストを減らすというのは、どう考えても、検討会の内容とも矛盾しています。

第5回 資料5 北九州市地域防災計画の見直しに係る主な課題に対する修正内容 http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000120329.pdf 

 

「原子力災害対策の推進」 とあるのに、モニタリングポストを減らしたんですね。

第5回 議事録 http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000129562.pdf  より

 

「迅速かつ的確に収集・伝達する体制を構築すること」 と言いながらモニタリングポストを減らしたんですね。

一体何のための検討会なんでしょうか? 

悪くなる「見直し」ならしない方がいいのではないでしょうか?

第3回目の検討会は 平成23年12月14日(水曜日)13時00分〜15時00分 

ホテル クラウンパレス小倉  9階  アルタイル  を使用しています。

一回の会議で 19800円(税別) 

会食したかどうか不明。 

 

 

 

 


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