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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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鎌仲ひとみ監督はグループ現代の子会社の取締役。自然エネとものの考え方を同時に普及。

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前記事の続きです。

【文字起こし】鎌仲ひとみ監督が六ケ所村でしたことについての本人の発言を確認する。

 

http://www.earthday-chofu.sakura.ne.jp/earthday2009/kamanaka.html  と http://888earth.net/introduction.html  より

鎌仲ひとみ(映像作家)

富山県氷見市出身。

1984年  早稲田大学卒業後、(株)グループ現代と 助監督契約を交わす。

1987年  岩波映画製作所と助監督契約をする。以後フリー ランスの監督として活動を続ける。

1990年~1993年10月 文化庁芸術家海外派遣 助成金を受けて、カナダ国立映画製作所へ。
     その後ニューヨークへ行き、メディア・アクテビィスト活動をする。

1995年   帰国してからは、フリーの映像作家として活動を続ける。

2003年   東京工科大学メディア学部准教授に就く。その後も映像作家として活動を続けている。

2003年      ドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督。国内外で受賞、全国400ヶ所で上映。

2006年     「六ヶ所村ラプソディー」は国内外650ヶ所で上映。

2010年  「ミツバチの羽音と地球の回転」も全国600ヶ所での上映に加え、フランス・ドイツ・オーストラリア・インド・アメリカ・台湾など海外でも上映が進んでいる。

2011年3月11日(午前) 再生可能エネルギー特措法 閣議決定

2011年3月11日(午後)  東北大震災 福島原発事故

2011年度  全国映連賞・監督賞受賞。

2012年     DVD「内部被ばくを生き抜く」発売開始。国内外800ヶ所で上映。 

2014年 「小さき声のカノン-選択する人々」

多摩美術大学非常勤講師。京都造形芸術大学客員教授。


 

映画「ヒバクシャ 世界の終わりに」(2003)   制作:グループ現代

映画「六ケ所村ラプソディー」(2006)           制作:グループ現代

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」(2010) 制作:グループ現代

http://www.g-gendai.co.jp/company/ 

「グループ現代」の子会社は「環境テレビトラスト」 住所も同じです。

「環境テレビトラスト」の取引先は、原子力ムラから原子力マネーが流れ込む博報堂。 

原子力マネー⇒博報堂⇒環境テレビトラスト

 http://etvkk.com/about/   環境テレビトラストの取締役は鎌仲ひとみ氏

キネマ旬報2006年 5月号 より    リレー・エッセイ  映画と私 鎌仲ひとみ より抜粋

  

映画『ヒバクシャ~世界の終わりに』予告編 

映画『六ヶ所村ラプソディー』予告編

映画『ミツバチの羽音と地球の回転』予告編

 

さらにこの対談をご覧下さい

ネットワーク『地球村』代表 高木善之氏と鎌仲ひとみ氏との対談

地球村の理念は「非対立」http://www.chikyumura.org/about/ 

高木善之氏は元パナソニック http://www.chikyumura.org/about/head.html 

※パナソニックは太陽光パネルメーカー

 

http://www.chikyumura.org/about/conversation/2011/02/01232934.html

2010年2月号 ドキュメンタリー映画監督 鎌仲ひとみ

3本のドキュメンタリー映画『ヒバクシャ 世界の終わりに(2003年)』『六ヶ所村ラプソディー(2006年)』『ミツバチの羽音と地球の回転(2010年)』を発表し、エネルギーと核の問題を撮り続けてきた鎌仲ひとみ監督。原子力発電ではなく他にもっと豊かで幸せな選択があること、地域のエネルギーを自給自足させること、小規模コミュニティの自立など、目指す方向は『地球村』と一緒です。

■日本の家族は病んでいる

高木:私が鎌仲さんのお名前を耳にするようになったのは『ラプソディー』の頃です。『地球村』の仲間たちが自主上映会をするようになって、私も映画を拝見しました。

明確な反対や抗議要求という視点ではなく、客観的に問題を伝えようとしている点が印象的でした。そこが『地球村』の理念と共通するので、『地球村』の方々の鎌仲作品上映率は高いと思います。

鎌仲:そうなんです。全国各地で上映していただく中で、高木さんのお名前が本当によく出るんです。以前から、高木さんとはつながっているなあという感覚を持っていました。

高木:鎌仲さんがこうしたテーマで作品を撮るようになった経緯をお話しください。

鎌仲:91年からカナダとニューヨークで映像のプロになるために修業をしていたんです。95年に帰国してその時に阪神大震災が起きて、神戸にボランティアに行きました。アレルギーを持った子どもたちが避難所で食べるものがないというので、アレルギー対応食を届けるボランティアでした。そこで震災の医療記録を作りたいという岩波映画のプロデューサーから声がかかって、帰国第一作の映像を撮りました。その作品が科学技術省長官賞をとって、NHK教育テレビで放送されました。そこからNHKとつながりができて、企画を持ち込むようになりました。避難所で、日本の家族は壊れているんじゃないかと感じることがあって、そこからAC(アダルトチルドレン)などをテーマに番組を作らせていただきました。

高木:ACは急増していますね。いまや日本中の家族が壊れているんじゃないでしょうか。

鎌仲:そうです。これはヤバいなと思いました。

(中略)

■持続可能なコミュニティを

鎌仲:そういう意味では、祝島のおじいちゃん、おばあちゃんたちは、自然の中で暮らしています。

高木:まさに自然と不自然との対立だね。私は、鎌仲さんの作品は、自然と不自然の対立を描いているんじゃないかと思っています。これからも自然か不自然かを意識して作っていってくださいね。

鎌仲:ぜひそうしたいと思っています。不自然さの究極はお金ですよね。祝島に提示された漁業保証金は総額10億8000万円。一見すごい金額だと思うけれど、この反対運動を展開している28年間で割って計算してみたんです。すると漁師さん一人当たり、年間50万円だったんです。億っていわれると迷うけれど、50万円といわれるとスケールが戻ってきて、目の前の海を見たときに、50万円より、海の方が大事だよなあって気付くんです。

高木:もちろん、豊かな海を失う方がはるかに犠牲が大きいよ。長崎の諫早問題では、豊かな海が選択されてよかったね。昔、諫早では『地球村』の人たちが「焼け石に水作戦」をやったんですよ。毎週毎週、堤防の内側に潮水をバケツリレーするという非対立のアクションを続けたんです。

鎌仲:あ、それ、いいですねー。何か祝島でもできるアイデアはありませんか。

高木:現地を見てみないとイメージがわかないけど、反対運動そのものでないほうがいいですね。熱気球大会とか、凧揚げ大会とか…。

鎌仲:熱気球!いいですね!上空から海や湾を見るんですよ。いかに豊かな自然かということを。

高木:それを映画にしてください。私が30年続けてきた活動は、『地球村』、つまり小規模で自立型、地域調和型の社会の実現です。食べ物、エネルギーなどが地域で循環できるコミュニティを作ることなんです。祝島ではそれが可能だと思います。

鎌仲:祝島が原発を押し返すことができたら、ものすごい成功例になります。高木さんと思いは同じだと感じました。2月に東京でロードショーがあるんですが、応援いただけますか。

高木:いいですよ。

 

原発事故前から、自然エネルギー推進と同時に、「原発”反対”運動をしない」つまり、

「対立を避ける」というものの考え方が、原発をなくしたいと願う善意の市民に対して

映画を使って広められていったということがわかります。

これこそまさに、自然エネルギープロパガンダです。

そして同じような考え方の脱原発を目指す市民が、2011年311以降、

映画上映会などを通じて、一気に自然エネルギーを検証もせずに進めてきたということです。

”原発に代わる”自然エネルギーという言葉、環境NPOや有名人、著名人を盲信して。







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