回収システム未整備の中国、1個のLED廃棄で水180トン汚染
2010年11月4日 サーチナ
LED照明(省エネ照明)は省エネ効果が高いため、白熱灯に取って代わる照明と期待されている。中国では、LEDの普及戦略が長期にわたって進められ、上海市だけで政府補助金の形で上海の一般家庭に2200万個を超えるLED照明が導入された。しかし、最新の研究結果によると、現在市場に流通しているLED照明の中に含まれる水銀は、環境汚染を引き起こす恐れがあるという。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
◆1個のLED照明が水180トンを汚染
現在販売されているLED製品には水銀が含まれている。普通のLED照明に含まれる水銀は平均で約0.5ミリグラムだが、0.25ミリグラムの一部製品も存在する。
「LED照明に含まれる水銀の量は極めて少ないが、使用量が膨大であるため、無視できない」と、同済大学環境科学・工程学院の蒋大和教授は話す。「1ミリグラムの水銀が地下に流れた場合、約360トンの水が汚染される。このように計算すると、LED照明が適切に処理されなければ、1個当たり90トンから180トンの水と周辺の土壌を汚染することになる」と蒋大和教授は語る。
水銀と水銀化合物は、皮膚を通じて人体に入るが、排出される速度は非常に遅く、肝・腎臓や中枢神経系、自律神経系の機能に大きな影響を及ぼす。水銀の沸点は低く、常温でも蒸発するため、水銀蒸気は気道を通って人体に入りやすい。廃棄されたLED電球が割れると、大気中に含まれる水銀濃度は一瞬にして基準の百倍を超えてしまうという。
専門家によると、LED電球の回収システムは中国にまだない。普及率が加速しているLED電球(数は1億個を超えるという)が寿命を迎え、一般の生活ゴミとして処理されたら、生態と健康の「見えざる殺し屋」となるだろう。(編集担当:米原裕子)
(管理人より)
LED照明が廃棄物になった時の問題が、また先送りされています。水銀が含まれてるからという理由で蛍光灯をやめても、LED照明にも含まれているのではどうしようもありません。中国では問題になっていますが日本はどうなのでしょうか? いくら長寿命といっても必ず寿命が来ます。廃棄の際に、水や土を汚染することになったら大変です。
これは中国の話なので、実際のところ日本はどうかわかりません。
とりあえずLEDの材料を調べてみます。
LED=発光ダイオード より (引用青文字)LEDには、毒性元素のヒ素やインジウムが使われてるんですね
どこの家にもあるリモコンにもヒ素が入ってるなんて・・・ピッとやったら赤く光るところに・・・
RoHS指令(有害物質使用制限指令)について これを見ると、一応、RoHS指令で 鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの6種類の物質を禁止しているので、日本のメーカーはLED製造には使っていないかもしれないけれど、上表を見るとインジウムやヒ素は使っている可能性があるということだと思います。 これはゴミになったときや、壊れた時に危険だということです。RoHS指令・改正RoHS指令の説明 これを見ると適用除外というのが やたらたくさんあって、太陽光パネルなども適用除外になっているので、RoHS指令なんてあまり意味ないのかなとすら思いました。LEDについてはよくわかりません。読んでいくとこんなに適用除外が多いのかと思っていやになります。
何のための指令かわけわからん。
RoHS2(2011/65/EU)AnnexⅢの適用除外用途 を見ると なんとLEDもありました
どこかにカドミウムを使ったLEDもあるんでしょう。 ε=(・д・`*)ハァ…
ただし、蛍光体により短波長の光を長波長の光に変換することができるので、LED自体は青色のみにして他の色は蛍光にすることもできる。蛍光の帯域は広く、帯域が広いほうが演色性に優れた良質な照明なので、照明には主に蛍光体が使われる。
青色LEDと黄色発光体を使ったものが最も普及している。青色LEDと赤色・緑色発光体を使ったものもあり、演色性には優れるが、高価でエネルギー効率に劣る。この方式の発光効率はRed:35 lm/W、Green:100 lm/W、Blue:38 lm/W 程度である。
白色LEDでは他の照明と違って発光成分のほぼ全てが可視光領域であり紫外や赤外領域には無視できるほどしか発光していないため、電力の変換効率は最大で34%と蛍光管の25%、白熱電球の10%と比べて効率がかなり良い。
蛍光体を使うにせよ使わないにせよ、白色LEDには青色LEDが必須であり(蛍光では波長が元の光より長くなるので他の可視光LEDから青色を生むことはできない)、青色LEDの発明によって初めてLED照明は現実的になった。
「白色LEDには青色LEDが必須」と書いてあります。 白色の光にも青色が使われているので、白色のLED照明にかえると目の細胞を死滅させることになるのでは・・・
学校の蛍光灯もLED照明に変えられる日が来るのではないでしょうか。私が小学生の親なら、やめてもらうように申し入れに行くと思います。
ほか多数
東芝、三菱、日立、パナソニック、NEC、ということはLEDも原子力ムラ=再エネムラ=軍需産業
LEDは光通信にも使われます。
現代の高速通信とコンピュータを支えているのは、LEDである。サーバ内通信から家庭への通信までLEDを使った光ケーブルで行われている。また国内拠点間や海外とつなぐバックボーン(基幹)回線もほとんど光ファイバー(LED使用)によるケーブルが使われている。周波数の高い青色発光ダイオードを使うことにより、簡単に通信容量を約2倍にすることができる。 照明光で高速通信 水中・病院でも自在に 日本経済新聞 2015/1/22 7:00身の回りの光があらゆる情報発信の源になる――。照明の光を使ってデータなどの情報をやりとりする新技術の開発が始まっている。水の中や病院など無線通信が使えなかった場所にとどまらず、大規模な通信設備がなくても情報の伝達が可能になる。日本のメーカーが世界に先駆けて研究を進めており、通信手段の新たな扉を開こうとしている。
「お薬をお持ちしました」。総合病院の一室で自立走行するロボットが患者のもとを訪れた。医療機器で囲まれる病院内は電子機器類の使用が禁じられている。電波で制御するロボットはなぜ動くのか。廊下や病室を照らす照明の光を利用してロボットを動かしているからだ。
■毎秒1億回点滅してデータ届ける
近い将来、日本の病院でこうした光景は当たり前になるかもしれない。このほか、地方の店先の看板にスマートフォン(スマホ)をかざしてクーポン情報を得たり、山頂で天候を確認したりできるサービスも登場。通信が名実ともに至る所に広がる社会が近づく。
その仕掛けは可視光通信と呼ばれる技術にある。わかりやすくいえば、看板が発した光や展示物にあたっている照明の光をスマホなどで受けることで動画や音楽など様々な情報を得ることができるようになるのだ。
可視光通信はその名の通り、人間が認識できる光を使った通信技術。照明や車のライト、誘導灯など、ありとあらゆる光で情報を送信する。
仕組みはこうだ。発光ダイオード(LED)などの照明に取り付けた通信モジュールが照明の光のオンとオフを制御する機能を持つ。これが光を点滅させて「0」「1」のデジタル情報で表現する。スマホやパソコン、テレビなどが光を受けることでデータを受信し、情報を閲覧できる。蛍光灯や白熱電球に比べ、高速で点滅が可能なLED照明の普及により実用化の動きが一気に進んできた。
光は1秒間に1億回程度点滅するという。人間が気づかない速さのため、見た目は通常の照明と何ら変わらない。富士通研究所(川崎市)やカシオ計算機、パナソニックなどは企業向けの広告や販売促進のツールなどとして可視光通信を活用しようと研究開発を進める。
ほか略
なにか新技術の製品を売ろうとすると、必ず「災害に役立つ」とか、「障害がある人に役立つ」とか、否定できないような用途を並べてきます。
このような報道は、バラ色の未来を描いてみせるけれど、市民にとってのデメリットは決して伝えません。
つまりLEDによって大量のデータを高速で送ることが出来るようになるということです。このような技術は、マイナンバーで市民を監視するのに使われ、さらに兵器技術に直結しているということです。
個人のプライバシーも何もない大量監視社会に不可欠の技術。軍事技術を進めるための隠れ蓑として、LED照明や再エネを国策化しているということです。
こんな技術は不要なのに、勝手に企業のエンジニアなどが税金で研究しているのです。
「人類への貢献の為」、「世の中の為」と思い、プライドを持って研究されているのかもしれないですが、どうかやめて下さい。
それは違います。とり返しのつかないことになります。
市民にできるのはデメリットの情報共有と不買。
大手家電メーカー=軍需産業の商品を、今後購入するということは「戦争に加担している」ということを自覚しなければなりません。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51581292.html より