ゼオライトを使用した、歯磨き剤です。歯肉溝に入ってしまい、歯肉への穿孔を起こします。
インプラント使用患者および天然歯への歯肉溝内にも停滞します。ゼオライトは自然に崩壊しないため、歯肉溝内に停滞して、歯肉ポケット内部から歯肉を?穿孔させます。
天然の歯でも、同じような事は起こる可能性があります。ですが、天然歯でこの現象を確認できるのは歯を抜いた時のみです。インプラントのネジどめ固定のみ、この現象を確認でき、その対処ができます。
是非、この危険性を知っていただき、フィラー入りの歯磨剤を使用しないようにご注意く?ださい。
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群馬県伊勢崎市中央町10−19
植田歯科
植田晋矢
0270−23−3435
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(管理人より) 以前から歯磨き剤に粒があるのは知っていましたが、こんなに歯肉の内部に残存するとは、思いませんでした。思い切り肉にめりこんでいますね。
口をすすげば取れていると思ってましたが、ダメですね。 残りまくり!衝撃の動画です。歯医者さんありがとうございます。
歯磨き剤に使われているのが「プラスチック・マイクロビーズ」 という微細なプラスチック粒子なんですね。最悪!何がスクラブ効果じゃと思います。
前回のブログ記事 海のマイクロプラスチック は自然に粉々になったものですが、これに至っては、わざわざメーカーが商品を売らんがためにマイクロビーズを開発して作って混ぜ込んでいるわけです。
このサイトに全国の歯科医院が提供した衝撃写真がいくつも掲載されています。必見です。
恐ろしいので小さく引用しておきます。気になる方はちらっとご覧下さい。
●インプラント(人口の歯)の中に、歯磨き粉のツブツブが大量にみつかったというケース
●歯周病で抜歯をした患者さんの歯の根っこから歯磨き粉のツブツブが発見されたケース ●健康な歯と歯茎の間から大量に出てきたケース ●歯の被せ物を除去したら出てきたケース
一度でも粒入り歯磨き剤を使った経験のある人は、思わず自分の口の中をチェックしたくなる画像の数々!
花王、資生堂、マンダム… 洗顔料・歯磨き粉・ボディソープ等に眼球損傷&環境汚染のプラスチック微粒子「マイクロビーズ」使用、米欧では規制進む
というサイトもご覧下さい。
マイクロプラスチック というWikipediaには、 練り歯磨の中のポリエチレンの微小球晶とあります。
製品の成分表示に「ポリエチレン」「ポリエチレン末」「コポリマー」とあれば、マイクロビーズが入ってるということのようです。
デンタークリアMAXに配合されているツブツブの主成分はゼオライト(鉱物)と書いてあります。
メーカーは違いますがこういう資料もありました。ざっと読んでもよくわかりませんでした。とりあえず置いときます。
成分表示が消費者によくわからないというのも、困ったことだなと思います。
そもそもこういう何が入ってるかわけのわからないものを口の中に入れて歯磨きすること自体おかしな話なんだと思います。
開発費もかけて特許までとってこんなものを製造して販売する企業に疑問を感じます。
広告宣伝が行き届いてる「安くて口に入れる消耗品」というものをもう一度、考え直す必要があると痛感しました。
しかし、まあ、口にも目にも悪くて、環境にも悪いものを何故メーカーはつくるんでしょうか?
合成洗剤などのCMでナノ技術をバラ色に描いて見せているのはなぜでしょうか?
商品開発するエンジニアは「世のため人のため」と思ってやってるつもりでしょうけど、環境汚染のことなど何も考えてはいないのでしょう。ε=(・д・`*)ハァ…
上記事によると
マイクロビーズの大きさは1mm以下で、消費者のバスルームや洗面所から下水処理施設のフィルターを通過して川や湖、海に、毎年何百万トンも流れ込んでいる。
マイクロビーズは殺虫剤など化学物質がつきやすく、マイクロビーズを食べた魚が体内に有害物質を蓄積する恐れがあり、食物連鎖で環境全体を汚染し、人間にも深刻な影響を与えるリスクがある。
もう元には戻らない環境汚染です。 これの製造販売をやめない限りは、汚染が追加していくばかり。消えることはありません。
日本ではマイクロビーズでの規制がないのをいいことにメーカーの儲け主義も呆れるところですが、そもそもは一般人の「口の中がすっきりしたい」「歯垢を取り去りたい」という欲望を、マーケティングされてこういう商品を生み出されているのです。
ネットで検索するとわかりますが、「口の臭い」を気にする人の数が膨大です。これがチェックされて商品が開発されています。
人間のある意味「しょうもない」欲望が、結果的に健康を害し、環境を汚染することにつながるという一つの例だと私は思います。
「口が臭い」のは病的なのは困りますが、別に歯磨き剤でなくても、塩でがんばればいいじゃないかと思いますけどね。
最近は、石けんハミガキすら使いたくないので私は もっぱら塩ですけどね。
2014/3/6 日本経済新聞
【ニューヨーク=共同】洗顔料にざらざらした手触りを与え、洗浄効果を高める微細なプラスチック粒子が、川や湖沼に流入し環境を汚染しているとの懸念が米国で強まっている。ニューヨーク州などは規制を検討。主要メーカーも使用を中止し、素材を変える方針を表明した。
日本の商品にも使われ、直径0.5ミリ以下で「マイクロビーズ」と呼ばれる。洗顔料や歯磨き剤に入れて、古い皮膚や汚れをこすり落とす効果がある。
問題に取り組む米市民団体「5ジャイアズ」によると、下水に流されると処理施設で回収しきれず川や湖沼に流れ込む危険が大きい。米五大湖を調べるとマイクロビーズなどとみられる微細プラスチックが大量に見つかり、場所によっては1平方キロ当たり60万粒に相当する汚染度だった。
粒子の表面に殺虫剤など化学物質がなじみやすく、マイクロビーズを食べた魚は体内に有害物質を蓄積する恐れがあると同団体は警告している。
ニューヨーク州政府は2月、マイクロビーズを使った製品の販売を禁じる法案の提出を発表した。カリフォルニア州でも提出済みで、ほか数州で準備が進む。
洗顔料などを製造する米ジョンソン・エンド・ジョンソン、米プロクター・アンド・ギャンブル、フランスのロレアル、英・オランダのユニリーバは果物の種子などに素材を転換していく考えを相次ぎ発表した。
日本の業界団体、日本化粧品工業連合会によると、国内では現在マイクロビーズの規制はない。メーカーの一つ、資生堂の広報担当者は「(環境汚染の)指摘は把握しているが、今後の対応は決まっていない」とコメントした。
ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官は法案について「問題ある美容用品から、プラスチックが大切な水に流れ込み続けるのを止める常識的な立法」と説明した。