熊本県内のスーパー・コンビニなどの営業状況
4月18日 19時52分 NHK
熊本県内のスーパー・コンビニなどの営業状況
一連の地震の影響で、熊本県内のスーパーなどでは19日も営業を休止する店舗があります。スーパー各社によりますと、営業を続ける店舗でも飲料水、パン、おにぎり、それに保存がきくカップラーメン、缶詰、レトルトカレーなどが品薄になるところもあるということです。また、商品がなくなるなどした場合は閉店を早める店舗もあるとしています。
午後6時現在、熊本県内の主なスーパーの19日の営業予定です。
熊本県内の「イオン」は、19日も店舗での営業に加えて、一部では駐車場を使うなどして営業を続ける予定です。
このうち、錦町の「イオン錦店」と天草市の「イオン天草店」は、店舗で通常どおり営業する予定です。菊陽町の「イオン菊陽店」と、八代市の「イオン八代店」は、19日も食品売り場など店舗の一部で営業する予定です。
宇城市の「イオン宇城店」、熊本市中央区の「イオン熊本中央店」、大津町の「イオン大津店」は、店舗の駐車場で食品や日用品を販売する予定ですが、商品がなくなりしだい営業を終了するとしています。
一方、嘉島町の「イオン熊本店」は店内の復旧作業を行うため、19日は店舗の駐車場での販売は行わないとしています。
「イオン九州」は、商品の在庫状況などによって閉店を早める可能性もあるとしています。
食品スーパーの「マックスバリュ」は、熊本市南区の「マックスバリュ御幸笛田店」、山鹿市の「マックスバリュ山鹿店」、荒尾市の「マックスバリュ荒尾店」、「マックスバリュ桜山店」、八代市の「マックスバリュ八代店」は、19日も通常どおり24時間営業を予定しているということです。
また熊本市中央区の「マックスバリュ内坪井店」、「マックスバリュ国府店」、「マックスバリュエクスプレス神水店」、熊本市東区の「マックスバリュサンロードシティ熊本店」、「マックスバリュ長嶺店」、熊本市西区の「マックスバリュ田崎店」、「ザ・ビッグエクスプレス新土河原店」、熊本市南区の「マックスバリュ西熊本店」、「ザ・ビッグエクスプレス川尻店」、合志市の「マックスバリュ永江団地店」、菊陽町の「マックスバリュ光の森店」は、通常とは時間に変更があるものの、19日も営業を行う予定です。ただ、店舗によって品切れとなったり、停電などの影響で一時的に営業を取りやめるところもあるとしています。
一方、熊本市東区の「マックスバリュ新託麻店」と「マックスバリュ新戸島店」、宇土市の「マックスバリュ宇土店」は19日も営業を休止する予定です。
「ロッキー」は、熊本県内の16店舗で19日も営業を予定しています。
営業するのは、熊本市中央区の「水前寺店」と「本山店」、熊本市南区の「川尻店」、熊本市西区の「島崎店」、熊本市北区の「徳王店」、玉名市の「玉名店」、長洲町の「長洲店」、山鹿市の「鹿本店」、天草市の「本渡店」と「牛深店」、それに「佐伊津店」、水俣市の「水俣古賀店」と「水俣南福寺店」、芦北町の「芦北店」、人吉市の「人吉店」、甲佐町の「甲佐店」です。
そのほかの5店舗の19日の営業は、現時点では未定だとしています。
また、「ゆめマート」は19日、12店舗で営業する予定です。
営業するのは、熊本市中央区の「新町店」、熊本市西区の「田崎店」、山鹿市の「山鹿店」と「東山鹿店」、天草市の「牛深店」と「松島店」、八代市の「鏡店」と「八代店」、人吉市の「人吉店」、多良木町の「多良木店」、宇城市の「三角店」、それに19日は宇城市の「松橋店」で営業を再開する予定です。
このほかの14の店舗は営業を休止します。
「ゆめタウン」は、熊本市中央区の「ゆめタウン大江」、荒尾市の「ゆめタウンあらお」、玉名市の「ゆめタウン玉名」、八代市の「ゆめタウン八代」が営業する予定です。
このほかの3つの店舗は営業を休止します。
「サンリブ・マルショクグループ」は、熊本県内の20店舗のうち15の店で営業を続ける予定です。
営業するのは、熊本市中央区の「マルショク保田窪店」、熊本市北区の「マルショク武蔵ヶ丘店」、熊本市南区の「マルショク薄場店」と「マルショク白藤店」、東区の「マルショク江津店」、西区の「マルショク横手店」、天草市の「サンリブ本渡」、八代市の「マルショク八代店」と人吉市の「マルショク人吉店」、芦北町の「マルショク芦北店」、菊池市の「マルショク泗水店」、宇城市の「マルショク松橋駅前店」と「マルショク日奈久店」、御船町の「マルショク御船店」、合志市の「マルショク須屋店」です。
このほかの5つの店舗では営業を休止します。
「西友」は熊本県内にある3店舗のうち、菊池市の「サニー菊池店」は営業する予定で、熊本市内の「サニー水前寺店」と「サニー桜木店」は引き続き営業を休止することにしています。
熊本県内にあるコンビニエンスストアやドラッグストアの19日の営業の見通しです。
コンビニエンスストア各社によりますと、午後6時の時点で「セブンーイレブン」は、19日も289店舗のうち287店舗で営業するということです。営業を休止するのは、熊本市中央区の「熊本安政町店」と南阿蘇村の「阿蘇東海大前店」の2店舗です。
「ファミリーマート」は19日、163店舗のうち153店舗で営業するということです。
「ローソン」は141店舗のうち、134店舗で営業するということです。営業を休止するのは、阿蘇市の「熊本阿蘇坊中店」と「阿蘇内牧店」、「阿蘇一の宮店」、南阿蘇村の「南阿蘇白水店」、「熊本阿蘇長陽店」と西原村の「阿蘇高遊原」、大津町の「大津運動公園店」の7店舗です。
営業する店舗も営業時間を通常よりも短縮したり、夜間の営業を取りやめたりする場合もあるほか、商品がなくなった時点で閉店することもあるということです。
また、コンビニ各社によりますと、道路の寸断や渋滞で商品の配送に大幅な遅れが出ていて、水や食料を中心に品薄の状態が多くの店舗で続いているということです。このため、おにぎりなどを作る工場の稼働を高めたり、配送のトラックの台数を増やすなどして商品の供給に務めているということです。
続いて、午後6時時点で分かっているドラッグストアの19日の営業見通しです。
ドラッグストア各社によりますと、19日に営業する店舗でも水や食料品、紙おむつや粉ミルクが品薄になるところもあるということです。
「コスモス薬品」は19日、熊本県内の87の店舗のうち、68店舗で営業する見通しです。このうち、熊本市では30ある店舗のうち北区の「徳王店」、「下硯川店」、「植木店」東区の「託麻南店」、「東海学園前店」、「長嶺南店」、「桜木店」、「月出店」、西区の「横手店」、「花園店」、「野中店」、「新土河原店」、中央区の「黒髪店」、「島崎店」、「水前寺駅通店」、南区の「天明店」、「馬渡店」、「近見店」、「白藤店」、「くまなん店」の合わせて20店舗が営業する見通しです。宇土市では「宇土店」、「宇土駅店」、菊池市は「西寺店」、「菊池店」、「菊池南店」、大津町は「大津店」、「大津室店」が19日、営業する見通しです。午後6時時点での具体的な営業状況はホームページに記載されています。
食料品や医薬品を販売している「ディスカウントストアダイレックス」は、27店舗のうち18店舗で営業する見通しです。営業するのは熊本市西区の「田崎店」、北区の「高平店」、「植木店」、「室園店」、中央区の「萩原店」、「九品寺店」、東区の「熊本店」、「東野店」、山鹿市の「山鹿店」、合志市の「熊本北店」、菊池市の「菊池店」、玉名市の「玉名中央店」、「玉名店」、八代市の「八代店」、「海士江店」、「八代鏡店」、小国町の「小国店」、菊陽町の「菊陽店」です。いずれの店舗も通常は午後10時まで営業していますが、19日も引き続き午後6時で閉店するいうことです。
このほかの9店舗は営業を再開する見通しが立っていないということです。
「ドラッグイレブン」は熊本県内の12店舗のうち、「ファミリーマートドラッグイレブン玉名店」、「調剤薬局薬園店」の2店で営業する見通しです。
「ドラッグストアマツモトキヨシ」は県内の9店舗のうち、熊本市では西区の「上熊本駅通店」、中央区の「ベスト電器熊本下通店」、「黒髪店」、南区の「イオンタウン西熊本店」で19日、営業する見通しです。また、荒尾市の「イオンタウン荒尾店」、八代市の「八代店」、玉名市の「玉名店」で営業する見通しです。ベビー用品専門店の「西松屋」は県内の16店舗のうち、熊本市南区の「熊本川尻店」、東区の「熊本花立店」、中央区の「フレスポくまもく店」、北区の「熊本清水バイパス店」、天草市の「本渡店」、八代市の「八代店」、玉名市の「玉名店」、人吉市の「人吉店」、菊池市の「菊池店」、合志市の「熊本合志店」、山鹿市の「山鹿店」の11店舗が19日、営業する見通しです。
そのほかの5店舗は再開できる見通しが立っていません。
(管理人より) 国土交通省によりますと、今月14日からの一連の地震の影響で、18日午前6時現在、熊本県を中心に九州の5つの県の合わせて71か所で土石流やがけ崩れなどの土砂災害が起きています。道路が寸断されている場所があるので、道に詳しい人でなければかえって自分の車で救援物資を運ぶ行為は迷惑になると思います。
いくら個人的に物資を送りたいと市民が思っても、思うように届くかどうかもわかりません。避難所にいれば被災地の本人に届けられるはずはありません。
問い合わせすら迷惑なのかもしれません。それなのに「何もしない人間は黙れ」などの暴言がネット上に飛び交っています。
よく調べもせずに行動するほうが良くない場合があるというのに呆れる話です。
現時点ではまだ店舗に商品があるようなので、当ブログではこちらを案内します。
善意がかえって迷惑になるようなことはあってはいけないと私は思います。
「熊本への善意」がトラブルの元に 「支援物資」めぐり宅配窓口で起きている「混乱」 より青文字転載
熊本地方などを襲った大地震による道路被害をうけ、ヤマト運輸、日本郵便が熊本県宛て荷物の集荷、配達を一時中止した。しかし、今なお全国各地の宅配便営業所、郵便局に支援物資を持ちこむ人は絶えない。
4月16日から熊本県宛てのゆうパックの一時的な集荷、配達中止を発表している日本郵便も、広報担当者が「被災地への支援物資配達に関して、郵便局にいらっしゃったり、コールセンターにお問い合わせ頂いたりするお客様がおられます」と取材に明かす。
「郵便の輸送には高速道路を使います。しかし、現地の高速道路は使えないため、到着時間を読めない一般道での配達とならざるをえません。そうした交通事情を考慮し、熊本県宛てのゆうパックの集荷、配達中止を決めました。お客様にもそのようにご説明している最中です」
https://twitter.com/nygangsta0327/status/721992946979999745
熊本地震 避難所情報
【個人の差し入れは時間や場所の確認を】(4月18日)
総合体育館では、個人が時間外に持ってきた差し入れを断る事態が相次いだ。担当者は「時間外の物資は受け取れない。必要なものは避難所によって異なるので、必ず確認してから送ってほしい」と話す。18日午前3時、福岡市から飲食業の男性ら3人が、おにぎり約200個を握って訪ねてきた。車で5時間近くかけてきたというが、担当者は不在だった。
職員が対応する午前7時半~午後10時半まででなければ、受け取れないという。翌日が仕事だという博多区の男性は、近くにいたボランティア男性におにぎりを預け、不服そうな顔で避難所を後にした。同じ施設で24時間交代で対応にあたる日本赤十字長崎支部の主事は「これより前にも4組ほどが個人で差し入れを持ってきた。でも私たちじゃあ対応できない。仕方ないが帰ってもらった」と明かした。
これを見るとどういうものが足りないかわかります。仮設トイレを送らなければなりません。「今、仮設トイレは汚い。これだけの人数を考えると、本来なら、あと20~30は必要だと思う。とくに洋式が欲しい」と言われています。
千羽鶴はもっとも間違った善意です。↓
「第二の災害」被災地を混乱させる救援物資に要注意
東スポWeb 4月18日(月)16時31分配信
「第二の災害」という言葉をご存じだろうか。大規模な災害が発生した際、被災地に届けられながら、役に立たないどころか余計な混乱を発生させかねない膨大な救援物資のことである。熊本地震では連日、被災地の物資不足が報じられているが、物資を選ばなければ逆に“迷惑”を被災地へと送ってしまうことになる。
【中古衣料品】
これまでもっとも被災地を困らせてきた救援物資が中古衣料品である。
消防防災科学センターのホームページによれば、1964年に起きた新潟地震では、救援物資として全国から送られた中古衣類品が体育館の天井まで届くほど積み上げられ、処理に困ったとある。
被災者も中古衣類品を受け取らないためで、1995年の阪神・淡路大震災でも西宮市がどうしても使用できない義援物資等を処分するのに、2800万円の費用を投じたとある。中古衣類品を送ることは被災地を苦しめることにつながりかねない。
【生鮮食品など保存食以外の食品】
被災地ではトラックなどによる輸送が困難となるケースが多く、缶詰、カップ麺など長期保存が可能な食品以外の食料を送ることは適さない。もちろん保存食でも賞味期限が切れていればNGだ。また冷蔵庫が使えないため冷凍食品も適さない。
【千羽鶴や応援メッセージの書かれた寄せ書き】
千羽鶴や応援メッセージの書かれた寄せ書き類も被災直後には役に立たない。被害がある程度落ち着いてから送るべきものだろう。もちろんゴミになるような不必要なものを送ることはもってのほかだ。
では必要な救援物資とは何か。熊本市のホームページに掲載されている必要物資は以下の通り。
・飲料水
・アルファー米(断水のため炊飯ができません)
・カップめんなど保存ができる食料品
・ウェットティッシュ
・おしりふき
・生理用品
・紙おむつ(大人用、子ども用)
・トレットペーパー
・粉ミルク
注意書として「出来る限り、ダンボール1個に1種類で梱包をお願いします」と書かれている。1つのダンボールに何種類も詰め込むと仕分けに労力を裂かなければならないためだ。
また被災地の人たちの今後の支援を考えれば、最も有効な救援は物資ではなく義援金となる。日本赤十字社の義援金口座なら、ゆうちょ銀行の窓口から送金すれば手数料なしで全額を被災都道府県に送ることができる(ATMの場合は振込手数料がかかる)。
行政には、企業等から大量に物資が届いているのに配れてないんですね・・・↓
配るという支援が必要なのに。おかしなことになっています。↓
なぜ、被災者に支援物資が届かないのか 県庁には大量の水と食料があった
BuzzFeed Japan 4月18日(月)11時58分配信
なぜ、被災者に支援物資が届かないのか 県庁には大量の水と食料があった
「報道なら書いてくれよ。なんで食べものが届かないんだ」
14日の熊本地震以降、熊本、大分など広範囲で強い地震が頻発している。避難者の数は、最大で約20万人に達した模様だ。大きな災害では、避難所に物資が届かない。何が問題で、どう対応すべきか。BuzzFeed Newsは、最大震度7を記録した熊本県益城町を訪れた。【BuzzFeed Japan / 石戸諭】
避難所になっている保健福祉センターには、シートをひいた家族が今も家に帰れずにとどまっている。そこに、こんな張り紙があった。
「豚汁、いなりまたは巻寿司が1個まで。4人家族の場合は一人2個まで。食料が不足しているので、ご協力をお願いします」
総合体育館に避難した初老の男性は、私に詰め寄って、苛立ちをぶつけた。
「報道なら、ちゃんと書いてくれよ。はじめはちゃんとしたものが食べられたのに、いまは1時間以上並んで、やっと食べ物がもらえる。米軍でも自衛隊でも使って、ちゃんと届けてくれ。別の避難所には届いているところもあるって。なんで届かない」
確かに別の避難所ではボランティアによる食料が届き、配布が始まっているところもある。この差は何か。熊本県の物資受け入れの担当課に行ってみた。
県庁の一角、水や非常食、生理用品がうず高く積んである。自衛隊員らが搬送作業を始めていた。
なぜ、被災者に支援物資が届かないのか 県庁には大量の水と食料があった
「水、食料確保しています」
担当課の男性職員は「いろんな情報が錯綜していますが、水、食料は確保できています」とBuzzFeed Newsに断言した。
サントリー、日清、グンゼ……。壁に貼られた支援物資の提供一覧には、大企業の名前がずらりとある。
「支援できる。必要量、連絡がほしい」「下着供給可能」「30000本指定の日、場所に」。どのような支援が可能か、いつまでに準備できるか、細かく書き込まれている。
なぜ、被災者に支援物資が届かないのか 県庁には大量の水と食料があった
道路寸断、行き渡らない
職員は続ける。
「問題は、行政同士の意思疎通と道路状況です。これだけの大規模災害ははじめてで、意志疎通がうまくいかないこともある。うまくいったとしても、道路が寸断されているところが多いでしょ。どうしても、時間がかかるし、行き渡っていないところがでてきてしまう」
なぜ、被災者に支援物資が届かないのか 県庁には大量の水と食料があった
大規模支援は県、それ以外はニーズに応じて避難所に
大規模な救助物資をどうさばくか。支援物資の受け入れ窓口の電話は、朝から鳴り止まない。この日も物資提供に訪れた、大手企業関係者が職員とやりとりをしていた。
「○○○(支援物資)どれくらい必要ですか、必要なだけ用意はできます」
「どれくらい必要か、まだわかりません。調べて折り返し、ご連絡いたします」
大口の支援申し込みだけで電話はパンク。個人の物資支援の受付やボランティアの話までは、手が回らないのが実情だ。
「個人で物資を送りたいという方は、避難所のニーズに応じて、責任を持って避難所にお届けする。あるいは各市町村に聞いてみる。いまは企業などから大規模の支援をさばくだけで手一杯です」