(管理人より)今日は台湾の太陽光発電の台風被害を見ていきますね。
まず、直近の台風16号↓
http://udn.com/news/story/10372/1964221 聯合新聞網 2016-09-16 03:06 聯合報 記者林良齊/屏東報導
日本でも増えている追尾タイプがやられてますね。あんな首が細いうちわみたいなのは素人が考えても危険ってわかりますけどね。
日本で私が見た例で言うと、この追尾式がアパートのすぐ横に建てられていて、その真下で子どもが遊んでいました。無知とは恐ろしいものです。
「太陽能光電設施」不敵強風 損失上百萬-民視新聞
この台湾のニュースも動画で見ると、どうやら後半「追尾式はダメでその他のフロート式、高架式は大丈夫」みたいに誘導しているようですね。それでも報道するだけましかもしれませんが。
日本ではフロート式の水上ソーラーもひっくり返ってました↓
国内最大級の水上メガソーラー、台風でパネル152枚が損傷 を見ると
「フロート式架台メーカーの設計基準より、水位が1m以上高くなって上下動が激しくなり、その状態で横風を受けたため、船が転覆するのと同じような状態になったと想定している」
とあります。 最大瞬間風速20m/秒で反転しています。つまり、架台ごと裏返しになった、ひっくり返った、ということです。
素人が考えても湖や池というのは障害物がないため風が強いということはわかるのに・・・欲に目がくらんでソーラーパネルを置くと↓
埼玉県川島町の川島太陽と自然のめぐみソーラーパークが8月22日の台風9号によるものと思われる強風と高波で損傷
続いて昨年の台湾の台風被害。 2015年8月9日です。アヒルを飼っている鶏舎の屋根にソーラーパネルを並べていたようですが倒壊しています。パネル4500枚が被害。
「アヒル農場の屋上ソーラーパネルは残酷に破壊されました」とあります。本当に残酷です。アヒルも100羽死んだようです。
池の周りに落ちてソーラーパネルが水没しているので、感電してしまうのではないかと思います。
電線も切れて、アルミフレームもぐちゃぐちゃ。モジュールもぐちゃぐちゃ。金属が溶出してるのではないでしょうか・・・心配です。
ソーラーパネルの方式や、据え方の問題にすり替えて終わりという報道は欺瞞でしかありません。
こんなものは、どこの国でも設置しないことが最大の防災であるということを、最後に叫んで終わります。
ソーラーパネルは設置しないことが最大の防災