(管理人より) 9/1の記事【台風10号】北海道帯広市のメガソーラーが堤防波堤により水没。川の合流地点につくるとこうなる
↑のリンクは国土交通省の写真は水没したメガソーラーの写真しかありませんでしたが、水が引いたあとの、周辺の被害がわかる写真が以下のサイトにありました。
2箇所決壊していたようですね。
台風10号で帯広のメガソーラーが被災、十勝の相次ぐ河川の氾濫で 泥水や流木などが流れ込み、パネルや架台が折れ曲がる 日経BPクリーンテック研究所 2016/09/08 より
2箇所も決壊してたのですから、当然、水没だけじゃなかったですね。巨大な流木でフェンスもなぎ倒されています。写真を見ていてパネルが2種類あると気づきました。あれ?これ真っ黒パネルということはソーラーフロンティアでは?と思って記事を読むとこう書いてありました。
「稼働した当初、出力約1.2MWの1つの発電所だったが、その後、新たに開発した出力数百kWの別の発電所が隣接している。当初の約1.2MWは中国インリー・グリーンエナジー製、その後に開発した発電所は、ソーラーフロンティア製の太陽光パネルを採用している」
あとから、ソーラーパネルを追加してたんですね。
ソーラーフロンティアの太陽電池モジュールはCIS太陽電池です。毒性物質のインジウム、セレンを使用しています。
http://www.solar-frontier.com/jpn/residential/products/modules/index.html より
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2011fy/E001388.pdf より 259p
ソーラーフロンティアのモジュールにはカドミウムは含まれていませんが、インジウム、セレンも毒性物質です。
インジウム (厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001iz7t-att/2r9852000001izs5.pdf )
こういったモジュールがゴミになったっとき、「リサイクル用屑の粉砕作業においてばく露リスクが高い」と書いてありました。
壊れて雨水をかぶっている太陽電池モジュールから毒物が溶出する可能性があるのではないでしょうか?
私は食糧生産基地である北海道に、土を汚染するリスクのあるこのような発電設備を設置すること自体、間違っていると思います。
国も自治体も原子力ムラと一緒になってやっているのです。
これをご覧下さい。同じ資料の中に書いてあります。
こんなソーラーを推進してるのは、原子力推進派の柏木孝夫氏↓
産総研、三菱、三井、住友、京セラ
産官学でやられてるんです。財閥企業と国・自治体、そして御用学者と産総研。
「電気の地産地消」なんか関係ありません。