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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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新日鉄住金大分製鉄所の記者会見。再発防止に努めるって何回言えばいいのでしょうか?

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製鉄所火災は1日半後に鎮火

NHK大分 01月06日 22時22分

5日大分市の新日鉄住金大分製鉄所の主力工場の1つで起きた火事は、出火からおよそ1日半たった6日昼すぎに消し止められました。
この火事によるけが人はいませんがこの工場は当面、操業を再開できない見通しで新日鉄住金は対応を検討しています。
5日午前2時ごろ大分市の新日鉄住金大分製鉄所にある「厚板工場」と呼ばれる造船用の鋼材などを生産する主力工場の1つから出火した火事は施設内に煙が充満したことから消火活動が難航しました。
消防によりますと火は出火からおよそ35時間たった6日午後1時過ぎに消し止められ、警察によりますとけが人はいないということです。
新日鉄住金によりますと出火したのは工場の中でも「主電室」と呼ばれる電気系統を制御する地上2階、地下1階の施設です。
施設では地下の電気ケーブルも燃えたため新日鉄住金は仮設の配管を設置し地下のスペースに注水するなどして消火活動にあたったということです。
新日鉄住金によりますとこの工場で生産され出荷される鋼材の量は、大分製鉄所全体のおよそ4分の1に上りますが電気系統の施設が焼けた影響で生産ラインはすべて停止し、当面、操業を再開できない見通しです。
新日鉄住金は施設の復旧を急ぐとともに、この工場での生産をほかの製鉄所の工場に振り分けるなどの対応を検討しています。

01月06日 22時22分 

 

この火事に近くの人たちは

「事務所の中におるとわからないですよ。外におるとちょっと臭うねと。気になるほどじゃないけど臭い匂いね。油の焦げた」

「(においは)昨夜がひどかった。今朝方まで。不安感は感じていると思います」

 

 

(管理人)

0(ゼロ)でいこう!と書いてあるベストで記者会見とは皮肉なことです。

結局、記者会見で何が燃えたのか、煙についての説明があったのでしょうか?NHK記事の中にはありません。

企業城下町の火災の報道を見ると絶望しかありません。再発防止に努めるって何回言えばいいのでしょうか?

大分合同新聞には少し書いてありました☟

ローラーの速度を制御する装置とそれを結ぶ配線が燃えたのではないかと考えている。



新日鉄住金の火災鎮火 所長「煙で消火進まず」

1月7日大分合同新聞

大分市西ノ洲の新日鉄住金大分製鉄所で続いていた厚板工場の火災は、出火から約35時間たった6日午後1時ごろ、消し止められた。製鉄所内で記者会見した新田博之所長は「長時間にわたり多大な迷惑を掛けおわびする」と謝罪。消火作業が思うように進まなかった理由について「(出火場所に)予想以上の煙が充満していたため」と説明した。厚板工場の再開の見通しは不明という。

 会見や市消防局などによると、出火場所の主電気室は大きな建屋(高さ20メートル、幅30メートル、長さ140メートル)の中にある地上2階、地下1階の建屋。けが人や延焼はなかった。
 5日午前1時半ごろ、厚板工場内の鉄板を運ぶローラーが停止。作業員が隣接する主電気室の1階に確認に行くと煙が出ており、同40分ごろ、火災報知機も鳴った。連絡を受けた自衛消防隊が現場に到着したが煙で中に入れず、同2時10分ごろ、119番通報した。煙の排気を十分できず視界不良の上、複数の階層で火が出たため、消火作業は難航。地下の水没も試みたがうまくいかず、最終的に大きな建屋の外壁を壊して煙を逃がして火を消した。
 初動対応について、新田所長は「広い室内に煙が立ち込めて50センチ先も見えず、どこから手を付けていいか分からない状態だった。対応に問題はなかった」と説明。出火原因は特定できていないが「ローラーの速度を制御する装置とそれを結ぶ配線が燃えたのではないかと考えている。原因究明を急ぎ、再発防止策を考える」と話した。
 大分製鉄所は新日鉄住金が国内で生産する厚板(2015年度は約500万トン)の半分近くを担う主力拠点。厚板工場の再開見通しは立っていないため、厚板に加工する前の半製品を余力のある他の3工場に送って代替生産で対応する他、他社への委託も検討する。仮に再開まで月単位の時間がかかれば「(生産量を)リカバリーするのに相当な努力がいる」という。薄板工場など他の製造工程は操業を継続しており、雇用への影響は一切ないとしている。 

 

 



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