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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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(株)日向製錬所は昭和48年に公害防止協定を日向市と締結しているのに公害対策しない自治体。

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(管理人より)

あと十日で黒木睦子さんの裁判が始まります。

https://twitter.com/mutsukuroki/status/524003990778834944   より

宮崎地方裁判所 延岡支部(2号法廷) 平成26年11月14日(金) 午前10時から 原告:(株)日向製錬所 被告:黒木睦子

https://twitter.com/mutsukuroki/status/524052231809536000  より

宮崎地方裁判所 延岡支部(2号法廷) 平成26年11月18日(火) 午前11時から 原告:(有)サンアイ 被告:黒木睦子


これまでにフェロニッケルスラグ公害スラップについて2つの記事を書きました。 

宮崎県日向市フェロニッケルスラグ公害スラップ訴訟問題①

【スラップ裁判】私も生きちょる人間です。こんな事されていい気せんです 宮崎フェロニッケルスラグ公害

宮崎県日向市フェロニッケルスラグ公害スラップ訴訟問題②

日向精錬所がヒ素やフッ素を垂れ流していたことが2000年に発覚、2008年の報道から。「循環型社会」の公害。  

さて日向市のHPの環境のところに 日向市の環境事情 平成24年度実績版 日向市 という環境政策課の作ったPDF資料がアップされています。誰でも見ることができるものです。

これを見ると、公害対策は日向市生活環境部環境整備課環境公害係の所掌事務(しょしょうじむ、主な仕事)ということがわかります。

 

 フェロニッケル加工の(株)日向製錬所は、事業所として昭和48年5月11日に

公害防止協定を日向市と締結しています。 ↓

 

 それなのに、日向市は、市民の黒木睦子さんの訴えを無視し続けています。

以下、黒木さんのブログの日向市役所に関する記事です。全く市民の命と環境を守っていない自治体職員の対応の様子が明らかにされています。

こういった自治体職員の行動は腐っているとしか言いようのないものです。

 

「有害が出てるけど、そのままになります。」 日向市役所総務課 堀田浩一氏 風に舞ってゴミが降ってきて非常に困ってます フェロニッケルスラグ沈殿池の水質検査 (株)日向製錬所が排出するフェロニッケルスラグの鉄くずは、日向市の学校の運動場に敷き詰められてました。 臭いものにはふたをする日向市役所 有害なゴミを平然と使い続けるようです。「水道管埋め立てに使ってます。(株)日向製錬所が大丈夫だと言ってるから、大丈夫でしょう」 「西川内地区の埋め立てもそのままですわね」 日向市役所  №1 害が出てるのに何もしない日向市役所  №2 何度も何度も相談しましたが、ずーっと2年間ほったらかしで市民の問題も解決せず、市民の税金である退職金を貰って、黙って辞めてしまいました。   -日向市役所 環境整備課部長 野別さんー

 

http://www.city.hyuga.miyazaki.jp/display.php?clist=0401  ⇒ これらは守られていないようですね。

日向市行政組織規則 http://www.city.hyuga.miyazaki.jp/reiki/reiki_honbun/aq60710381.html  より

 

 

日向市環境基本条例 http://www.city.hyuga.miyazaki.jp/reiki/reiki_honbun/q6070826001.html

http://www.city.hyuga.miyazaki.jp/display.php?cont=140324094309  より


と決められているのに、日向市役所は市民に必要な情報の提供をしていないばかりか、全く逆のことをしています。自治体職員が条例に違反しているのではないでしょうか? 

黒木さんは2012年から市役所に、フェロニッケルスラグについて相談に行かれているにも関わらず、金属鉱業のところの苦情の件数がゼロになっているのは

市役所が苦情を隠蔽しているということではないでしょうか? 

 

苦情件数を見てみます。

毎日新聞、西日本新聞、宮崎日日新聞の3社が、日向精錬所工場跡地汚染の報道をした年は、苦情件数が一番多くなっています。

こうなったら対応が大変なので、報道させないように圧力をかけ、黒木さんの苦情を押しつぶした可能性があると思います。

 

 

日向市の環境事情 平成24年度実績版 日向市  より 日向市が有害物質と認めた物質

黒木さんが行った水質検査↓

https://twitter.com/mutsukuroki/status/523385969332850688

第一工区 地権者 鈴木要 フェロニッケルスラグ沈殿池水質検査結果

鉛210倍、 ヒ素50倍、フッ素20倍、総水銀15倍、カドミウム3倍、セレン3倍検出  

宮崎県環境科学協会⇒ http://www.miyazaki-kankyo.or.jp/index.html

 

 

 

 


新小野田火力発電所の火災原因発表、11月再稼働へ 原因はコンベアローラーの回転不良⇒発熱⇒石炭粉着火

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新小野田発電所:全面再開、早ければ来月20日−−中電 /山口

毎日新聞 2014年10月31日 地方版

 中国電力山口支社は30日、県庁で記者会見し、火災で運転停止していた新小野田発電所(山陽小野田市)について、早ければ11月20日から運転を全面再開すると発表した。出火原因は設備の老朽化とみられるという。 

 同支社によると、発電所には石炭火力による発電機が2基ある。火災は8月17日に発生し、二つのボイラー建屋に石炭を運ぶベルトコンベヤーが約200メートル燃えた。

 火元付近を分解点検したところ、コンベヤーを動かす金属製ローラーの回転不良が原因でローラーの軸受け部が発熱し、周囲に付着した石炭粉に引火してゴム製ベルトに延焼したとみられることが判明した。軸受け部は劣化し、摩耗していたが、2年に1度の定期点検や、目視での見回り点検でも気付かなかったという。同支社は「マニュアルに乗っ取って確認していたが、方法に問題があった」と述べた。

 再発防止策として▽全ベルトコンベヤー約1700メートルの材質を燃えにくいものに変える▽コンベヤーの下に温度センサーと消火配管を付ける▽温度監視を強化する−−という。【田中理知】

〔山口版〕

  新小野田発電所来月全面再開へ

NHK 10月31日

 


新小野田発電所 石炭搬送用コンベア火災に係る原因と再発防止対策および復旧見込みについて 
平成26年10月30日 中国電力株式会社 プレスリリース

 

 当社新小野田発電所(石炭火力,所在地:山口県山陽小野田市,発電所出力:50万kW×2基)については,8月17日に発生した石炭搬送用コンベア火災に伴い発電を停止(同日お知らせ済み)し,その後,火災原因の検証を行うとともに,冬季重負荷期前の発電再開に向け,コンベア設備の復旧作業を進めています(9月5日お知らせ済み)。

  このたび,火災の原因と再発防止対策,および現時点での復旧見込みを取りまとめましたので,以下のとおりお知らせします。

【火災原因および再発防止対策(詳細は別紙参照)】 〈火災原因〉

  火元付近のコンベアローラーの分解点検を行った結果,そのうちの1つに回転不良の痕跡が認められたことから,当該ローラー軸受部が発熱,周囲に付着した石炭粉に着火したことで,ゴム製のコンベアベルトに延焼したものと推定しました。

〈再発防止対策〉 石炭搬送用コンベアローラー等の総点検を実施し,健全性を確認(実施済)。 携帯温度計使用による,石炭搬送用コンベアパトロール時の温度監視強化。 当該コンベアについて,ベルト材質を難燃仕様へ変更するとともに,温度センサー(新設),消火配管(追設)を設置。 【復旧見込み】

  早期復旧およびより安定的な燃料搬送の観点から,現在,1号機のボイラー近傍に石炭搬送用垂直コンベアの新設も行っており,構内貯炭場から同コンベアまで石炭をトラック輸送することで,1号機については,11月7日頃に発電が再開できる見通しとなりました。
  また,焼損したコンベアの復旧も順調に進んでおり,現在定期点検中の2号機については,11月20日頃に発電再開する予定です。

  このたびの火災に伴い,皆さまにはご心配をお掛けし,大変申し訳ございません。
  当社におきましては,再発防止に万全を期すとともに,引き続き,電力の安定供給に鋭意取り組んでまいります。

以上

添付資料 別紙:火災原因および再発防止対策(イメージ図)[PDF:186KB]

 10/31宇部日報

 


(管理人より) 結局最後まで、中国電力から火災による大気汚染に関するコメントはありませんでした。

火災原因もポンチ絵で説明されて、「はい終わり」と幕引き。 「原発よりまし」の心理で、なんとなく許されて流されてしまう風潮がここにもあります。

ここ最近ベルトコンベアの火災事故が多いのは気のせいでしょうか・・・

ベルトコンベアで石炭を運ぶ工場は火力発電所だけではありません。新日鉄などの製鉄工場もそうです。

人間の記憶はどんどん薄れて、忘却していきます。

石炭を運ぶベルトコンベアで火災事故が起きたことは覚えておきたいものです。





 


 


除染技術実証事業の中身に驚愕!すでに福島県以外の企業でも除染土壌処理実験が行われていたという事実。

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除染土壌処理費用に約3500億円

10月30日 4時10分 NHK 

福島県内の除染で発生する大量の土などについて、再生利用のために放射性物質の濃度を低くする処理を行った場合、最大でおよそ3500億円の費用がかかるとする試算を民間企業で作る協議会がまとめました。
濃度をより低くするには、さらにコストがかかるということで、今後、再生利用にあたっては、国の基準作りが必要だと指摘しています。 

福島県内の除染で出る土などについて、政府は、県内で建設を計画している中間貯蔵施設で保管し、30年以内に県外で最終処分するとしています。
最大で2200万立方メートルに上ると推計される土などのうち、放射性物質の濃度が低いものは、再生利用することが検討されていて、大手ゼネコンなどで作る協議会が、再生利用にかかる費用の試算をまとめました。
それによりますと、放射性物質が付着しやすい粘土質の土をふるいにかけて取り除いたうえで、水で洗浄する手法の場合、標準的なモデルでは、最大でおよそ3500億円かかるとしています。
これは、放射性物質の濃度を、避難区域のがれきを再生利用する場合の基準と同じ、1キログラム当たり3000ベクレル以下にすると想定したもので、濃度をより低くするには、さらにコストがかかるということです。
除染で出た土などを再生利用する場合の放射性物質の濃度の基準などは決まっておらず、協議会の事務局を務める三菱総合研究所の佐藤理主席研究員は、「再生利用にあたっては、国の規則や法の整備、それに関係する方々に納得していただくことが特に重要だ」と指摘しています。

 

福島県外で最終処分 法案が衆院通過

11月4日 17時30分 NHK

福島県内の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設について、政府が保管を始めてから30年以内に福島県外で最終処分を完了することを定めた法案が4日の衆議院本会議で賛成多数で可決されて参議院に送られました。

政府が福島県の双葉町と大熊町で建設を計画している中間貯蔵施設について、地元の要望を受けて県外での最終処分を定めた今回の法案は、有害物質のPCB=ポリ塩化ビフェニルの処理を行う国の特殊会社について定めた法律を改正するもので、この会社が事業を行うとしています。

そして国の責務として中間貯蔵施設を整備し、安全を確保するとともに、保管を始めてから30年以内に福島県外で最終処分を完了するために必要な措置をとるとしています。
また、土などに含まれる放射性物質の濃度を低くしたり、再生利用したりする技術開発などの状況を踏まえ、最終処分の方法を検討するとしています。
法案は、4日の衆議院本会議で自民党や民主党などの賛成多数で可決されて参議院に送られました。

 

川俣・山木屋で汚染廃棄物減へ実験 仮置き場で実用化を

 近畿大(大阪府東大阪市)と中外炉工業(大阪市)は22日、東京電力福島第1原発事故により避難区域となっている川俣町山木屋地区で、共同開発した草木などの汚染廃棄物の体積を減らす装置の実証実験を始めた。年内に実験結果をまとめ、仮置き場などでの実用化を目指す。

 廃棄物に圧力と熱を加え容量を10分の1に圧縮し、固形燃料のバイオコークスに変える。1日の処理能力は300キロ。実験では実用化に向け、廃棄物に混じっている土や石などに対する装置の耐久性も調べる。
 固形燃料の中に放射性物質を閉じ込めるため、飛散しない状態で長期的に保存できるが、燃料として活用するには放射性物質の処理方法が課題となる。装置の大きさはコンテナ2台分ほどで、トラックで運搬が可能。県内各地に点在する仮置き場での活用を目指す。近大によると、同様の技術を活用した汚染廃棄物の減容化実証は全国初。環境省の除染技術実証事業に採択されており、山木屋地区で実際に出た汚染廃棄物を使い、30日まで実験を進める。
(2014年10月23日 福島民友ニュース)

 

除染廃棄物の容量減らす実証実験 ~川俣町 NHK

放射性物質が付着した木や土を圧縮する実証実験 “時間が経って放射性物質の濃度が十分に下がれば燃料として再利用の可能性も”、と

 

 

 (管理人より)ついに除染土を福島県外で最終処分する法律が可決されました。その前後で、すでに除染土の処理に関わる「実証実験」が何度も行われています。

とにかく「実証実験」は曲者です。実験ですから仮に悪い結果が出ても後の祭りです。つまり実験台なんです。

はじめから「減容化」シナリオがありきなので、悪い結果を出さないように何度も実験されていくことでしょう。がれき焼却の際の試験焼却と同じアリバイ作り。

環境省の除染技術実証事業とあれば、いくらでも税金からお金が出ます。必見↓

平成25年度除染技術実証事業(環境省受託事業)報告書 平成24年度除染技術実証事業(環境省受託事業)報告書 平成23年度除染技術実証事業(環境省受託事業)報告書 福島第一原子力発電所事故に係る避難区域等における除染実証業務(平成23年度内閣府受託事業) メディアでこういう具体的なことは報道しないですね。   福島県民は放射能安全神話で、汚染地に住み続けたいがために、除染に「希望」を持っていますから、今後も膨大な国費が投入されることでしょう。 復興のためと言われたら、福島以外の県民も、それにNOを言えなくなる風潮が作られています。   福島第一原子力発電所事故に係る避難区域等における除染実証業務(平成23年度内閣府受託事業)  より   どの企業が儲かるのかよくわかりますね。原発メーカー日立、新日鉄、太平洋セメント、ゼネコンいろいろ、安岡洋上風力でお馴染みの前田建設もあります。   今回のブログでは土壌を見ていきます。    

 

 

 

 

 

平成23年の時点で、すでに除染土壌を実証実験で熱処理=1300℃加熱=燃やしてますので、震災がれきも燃やすでしょうね。どんなに住民が反対しようが、その後のシナリオが出来ていたわけですから。

セメントにするのは決まっていたわけです。

しかも 環境省 平成23年度除染技術実証事業 採択技術の紹介(実施者の提案内容)   より

なぜか実施場所が 山口県宇部市! どういうことでしょうか?

http://www.ffec.co.jp/company/bases/3_yamaguchi.html 富士古河E&C株式会社


 

がれきで大騒ぎしてる間に、このような実証事業を宇部市のどこかのプラントで行っていたのかもしれません。そう言えば、私が宇部市の繁華街でがれき反対の宣伝をしていたら

「そんなことやっても、もう意味ないんじゃ、もうやりよる、俺は知っとる、お前らが知らんだけじゃ」と、脅してほのめかしてきた酔っぱらいがいました。

もしかしたらその宇部市民は何か知っていたのかもしれません。知らないのは一般市民だけなのでしょう。

このブログを見てる人の中にも、すでに放射能に汚染された土壌を除染処理することに関わった企業の人もいるかもしれません。

がれきやJESCOの前に「除染技術実証事業実施者」の企業を調べなければならなかったのです。

がれき広域処理問題が実は目くらましだったのかという気がしてきています。

当時は気づいていませんでした。こんなふうに、すべて環境省にしてやられて、日本中に放射性物質がばらまかれていくことでしょう。

市民は目くらましさせられるでしょう。市民運動でがれき反対しているとき、市民グループでセメントや放射性バイオマスを調べようという話をしたら露骨に煙たがられました。

そして、「除染技術実証事業実施者」の企業を調べなければならない時になぜか、選挙や自然エネルギー推進や、映画の上映会に誘導させられました。

そこから市民グループを辞め、どうにかしなければと思い、時間をかけて、真実は何か、原発エネルギー問題の本質についていろいろなことを調べてブログも書き、全力投球してきました。

でも今はただ虚しい気持ちだけです。 もう人間不信と絶望しかありません。

このような実証事業をしたということは、今後、除染土壌が来る可能性があるということです。

 

人工放射性物質はどんなに微量であっても危険です。

放射性物質は集中管理が原則です。

そして燃やしてはならないものです。

栃木県塩谷町の指定廃棄物の見解。 福島の中間貯蔵施設に⇒県外最終処分に 集中管理と矛盾する一文

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栃木県塩谷町 はHPのトップページに放射能関係、(指定廃棄物)最終処分場詳細調査候補地の項目を上げていることを見ても、茨城県などと比べると確かに、放射能回避に関してやる気があるように見えます。 時系列まとめ http://www.town.shioya.tochigi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=34321 

塩谷町の指定廃棄物見解の資料も、一見、放射性物質の集中管理を求めているように見えます。

放射性物質の集中管理に関しては、私もこのブログで一貫して訴えてきましたが、当然のことです。

そこで指定廃棄物のサイトなど資料をひとつずつ見ていくことにしました。

 

そもそも指定廃棄物というのは、一般ゴミを燃やしたことによる8000ベクレル/kgを超える高濃度に汚染された焼却灰、浄水発生土、下水汚泥、稲わらやたい肥などです。

それは濃度からみても震災がれきをはるかに超える汚染レベルの放射性廃棄物なのです。(震災がれき広域処理の際は100ベクレル/kgという基準で議論)

栃木県塩谷町自体も福島県と同様に高濃度放射能汚染地域だということです。環境省は平成23年に塩谷町を汚染状況重点調査地域に指定しています。

汚染状況重点調査地域のある県というのは指定廃棄物最終処分場問題が起きるはずなのですが、なぜか岩手県、埼玉県はありません。量がほかの県より少ないためかもしれません。

岩手などはいろいろ燃やしています。http://digital.asahi.com/articles/CMTW1410280300003.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_CMTW1410280300003

土壌の汚染も、栃木県内は福島ほどではないにしても、西日本から比べると桁違いの放射能汚染です。そこから出たゴミの焼却灰は濃縮し、さらに危険なものとなっています。

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/documents/siryou2_2.jpg

 

環境省 放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト http://shiteihaiki.env.go.jp/radiological_contaminated_waste/designated_waste/  より 

 

塩谷町がもとめるもの をみると 放射性物質の集中管理を求める文章があり、そこだけ見ると科学的な妥当性が有り、正しい主張です。しかし、5pに書かれている一文(赤線)はどうでしょうか?

 

栃木県とそれ以外の指定廃棄物も、福島県に建設が予定されている中間貯蔵施設の中に、福島県内の県内の廃棄物と併せて入れろと書いてあります。

福島県内の指定廃棄物は10万ベクレル/kg超えは中間貯蔵施設に入ります。鮫川村の実証事業もこのためにやられていたわけです。

http://shiteihaiki.env.go.jp/initiatives_fukushima/specified_waste/

http://shiteihaiki.env.go.jp/initiatives_fukushima/pdf/fukushima_processing_flow.pdfより

JESCO法が改正された今では、中間貯蔵施設に入れた廃棄物は福島県外で最終処分することが決まりました。

塩谷町は、放射能の集中管理を求めているのに、栃木県内指定廃棄物を中間貯蔵施設に入れることも同時に求めるということは矛盾があります。結局、福島県外に最終的に拡散することになるわけですから。

中間貯蔵施設に入れろということは、その分県外最終処分する量が増えるということではないでしょうか?

「廃炉後に同敷地内に最終処分場を建設」とありますが、廃炉はいつになるかわかりません。

「まず県外最終処分をやめさせる」という一文がありません。

塩谷町の求めに応じて環境省が指定廃棄物を中間貯蔵施設に入れた場合、JESCO法改正があるために、30年以内に県外最終処分になるのではないかという懸念があります。

 

しかし、こういった行政のPDF資料を丸呑みにするのは危険だな~と、私は今回つくづく思いました。 

いいことも言いながら、ほんのちょっとあれ?と思うようなことが書いてある。これは深読みではないと思います。

指定廃棄物の量が多い県 上位5県

①福島県 12万7512 トン

②栃木県 1万510 トン

③千葉県 3千687 トン  

④宮城県 3千317 トン

⑤茨城県 3千532 トン

 

 

 

【ネット署名】グリーンコープのウインナーの燻製チップが11/14より九州産から群馬県産へ変更される現実!

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グリーンコープの配達員さんのツイッターで、ハムやウインナーの燻製に使われる木のチップが、 九州産から群馬産に変わることが判明しました!

Tempei-Ike@deathcabfortenG 

こちらのツイッターのグリーンコープの配達員さんは残念ながら退職されましたが、最後に燻製用チップのことをツイッターで教えてくださいました。感謝です。https://twitter.com/deathcabfortenG/status/531049754931650560

チップは検出限界20ベクレル/kg で不検出なら使うということです。 

 

 

 

燻製をした商品を放射能検査するとしてもサンプル検査。11/14製造分からチップが変わり、変更後の商品の検査も順番で、検査結果がわかるのは一週間後。

ということから考えると、11/14製造 一発目のウインナー、ハム、ソーセージの安全性は保証されません。

にも関わらず、グリーンコープは事前にその旨、カタログにも記載していませんでしたし、各地域の配達担当の人にも周知されておらず、当然組合員もまさに寝耳に水の状態!

ツイッターやってなかったら知らなくて食べているところでした。私は予約で買っていた分をキャンセル手続きしました。ウインナーは子どもや夫のお弁当にも入れます。ハムやベーコンは市販のものは添加物が多く、それも避けたくてグリーンコープで購入してるっていうのに全く本末転倒です。 

昨日、私は配達日だったので担当さんに訴えました。すると担当さんは何も知りませんでした。いろいろ担当さんに伝えると、今日グリーンコープ山口から電話がかかってきて、返答がありました。

 

「メーカーから、九州産チップが入手不可で取り急ぎチップを確保できるところがそこしかなかった、と言われた」

「グリーンコープはチップを変えることをメーカーから打診されて了承した」

「メーカーは福留ハム」

「HP上で今日の午後三時にこの件について記事を掲載する」⇒結局、担当者の勘違いで、HPの記載はしない。

(理由は商品全部の変更を載せなければならなくなるから)

「今後は、チップの産地の変更を検討する方向で考えてはいる」

「ウインナーなどの予約分はキャンセル可能」

 

結局、「全ての商品の産地変更を表示しなければならなくなるのでチップの件はHPには記載しない」という驚くような返答でした!

 

全く理由になっていません。命に関わる重要な材料の変更はHP上でなされるべきで、グリーンコープの認識に改めてがっくりきました。

環境省が出している群馬県の薪の汚染データでは、不検出~270ベクレル/kg。http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14885

群馬県は汚染状況重点調査地域です。

 

チダイズムより 国産スモークチップのセシウム(ゲルマ編)。

ここを見ると市販のチップは  7~12ベクレル/kg 程度は汚染されているようです。産地はわかりませんがいろいろ混ぜてあるのかもしれません。

調理加熱用の薪及び木炭の当面の指標値の設定について  (1)薪40ベクレル/kg(乾重量) (2)木炭280ベクレル/kg(乾重量)

チップは薪ですから40ベクレル/kg。 しかし、この基準は高すぎます。燻すということは煙が出ます。食品がどうなるかわかりません。表面に付着するのではないかと思います。

検出限界が20ベクレル/kgで不検出だったとして、ゲルマニウム半導体検出器で測ったら それ以上かもしれません。セシウムしか検査していないし、結局はサンプリング検査です。

はっきり言って、もうリスクしかありません。(;>_<;)


「グリーンコープのハム・ソーセージは産直の豚肉を100%原料に使用し、合成保存料・合成着色料・発色剤・アミノ酸系調味料は一切使用していません」

ウインナーなど作るときも、「他社の添加物が残らないように釜を掃除してから作ります」という話をグリーンコープの人から聞いてたので、その点は信じて購入していたのに・・・・放射能チップ使ったら、もはや「こだわりの」ウインナーではなくなります。

11/11発表分のウインナーの放射能濃度

これは九州産チップで製造されたものです。


熊本県菊池市の工場で作ってますのでここだと思います。

福留ハム http://www.fukutome.com/company/office.html

熊本工場   861-1344   熊本県菊池市七城町蘇崎1196-3       0968(23)5555(代表)

グリーンコープだけでなくここにも電話した方がいいかもしれませんね。福留ハムのその他のウインナーなども群馬県産チップで燻されるのかもしれません。

燻す場所を掃除しなければ、チップを九州産に変えても残るかもしれません。(;>_<;)

グリーンコープにも、チップの件で問い合わせ電話が入ってるそうです。

http://www.greencoop.or.jp/town/08yamaguchi_honbu.html

(追記)

管理人が組合員として今までグリーンコープに電話等で要望してきたこと。(放射能関連)

カタログは生産者名表示でなく、産地表示にして欲しい。&rArr;実現 

三陸わかめのストロンチウムをはかるべき&rArr;実現したが一回きりで、その後の更新はありません。http://www.greencoop.or.jp/genpatsu/img/140127sutoron.pdf

『チェルノブイリ被害の全貌』(ヤブロコフ著)をカタログに載せて欲しい。&rArr;本をコープに貸していたのに、「専門的すぎる」という理由で断られました。

『食べる?~食品セシウム測定データ745』(ちだい著)をカタログに載せて欲しい。&rArr;本をコープに貸していたのに、「最新のデータは共生の時代を見ればわかる」という理由で断られました。

 

今回は命に関わる重大な問題なので、ネットで出来る署名を作りました。&rArr; https://docs.google.com/forms/d/1rux5vhOqBsY1xs2N4ioAVgmgQw71010DrJ-gIiwf3ls/viewform?usp=send_form

来週、グリーンコープ生協山口に持っていきます。(予定) 管理人とブログ読者のお母さんとで申し入れしてきます。(組合員)組合員さんも、そうでない方も、ご賛同いただけましたら署名をお願いいたします。メッセージはブログに無記名でアップさせていただきます。(反映できない内容は除く)

私はもう20年近くグリーンコープの組合員です。今回のチップ問題は命に関わる大問題。もう我慢ができませんので、署名を集めます!


署名は以下画像をクリック↓

 

 

メッセージありがとうございます!m(_ _)m 匿名の形でメッセージのみあげさせていただきますね。

メッセージはこちら↓(文字数の関係で分けました)限界までこちらにも載せます。

グリーンコープ燻製チップ変更問題。ネット署名で、お母さんたちからメッセージが寄せられています。

グリーンコープへのメッセージ

★「安心安全なものを提供」というGCの姿勢を信じてきましたが、今回の事は、私たち組合員を裏切っているのではないでしょうか。
たとえ微量でも、汚染されているもの&可能性のあるものは 可能な限り食卓に乗せたくありません。

★私達の今までの不満や困惑が理解も想像もしてもらえないから、今回もこのように安全をおざなりにするような行為がなされるのだと思います。広告の上で踊るだけの安全はもう要らないのです。どうか初心に帰って対処されることを望みます。グリーンコープのソーセージ好きでした。

★グリーンコープは、環境破壊の「再生不可能エネルギー」を熱心にすすめているようですが、その熱意を食の安全に向けて欲しいと思います。本来の使命を思い出していただきたいと思います。

★グリーンコープ生産者さんが多く住む無農薬有機栽培の村に住んでいます。
最近、このあたりでグリーンコープがメガソーラーを建設すると聞きました。(宮崎に変更になったのでしょうか?)
パネルを設置すると除草剤や洗浄剤を使用することになり、地下水を汚染し、やがては生産者さんの田畑を汚すことになります。グリーンコープは無農薬有機栽培を看板にしている村を潰す気なのでしょうか?グリーンコープにおさめるために日々、農作業に励んでいる農家さんに申し訳が立たないと思われませんか?
食の安全を最優先に考えるのが、グリーンコープの会員さんや生産者さんにとって一番の願いだと思います。
自然を破壊し電気を作るより、安全な食べ物を。人間は食べ物で生きています。電気ではありません。

★ウィンナーがこのような状態なら、ほかの加工食品も、断りなく変わっていないか心配で、信じられなくなります。
安心安全な食べ物を提供するのが、グリーンコープの役割です。本末転倒なことはやめてください。

★私は関東から原発避難してきました。汚染のない食材だと信じてグリーンコープに入りました。しかしミートソース缶から不信感が始まり今は加工品は購入しなくなりました。しかしまだGCの加工品を信じて買っている友達がたくさんいます。みんなの信用を裏切るようなこっそり汚染された土地のものを使うことはやめて下さい。

★グリーンコープだけが、安心して加工品を購入できる唯一のところなので、是非、今後も、測定および安全な産地の材料の使用をお願いしたいです。

★群馬県産の燻製チップを使うのをやめてください。食の安全をどうか守ってください。

★メガソーラーにもバイオマス発電にも反対です。これ以上電気のために食料を汚染するのはやめてください。

★グリーンコープは唯一ゲルマ検査をしている会社なので選んできました。安心安全を第一にされることを期待しています。それがないがしろにされるようなら購入は控えます。

★私はグリーンコープで買い物をしたことがありませんが、知り合い数名が利用しています。食の安全を考えてGCを選択したと聞きました。そんな方々の期待を裏切らないでほしいです。

★汚染地域のチップを使わないでください。安全な食べ物がほしい人たちの気持ちを踏みにじらないで!

★東電原発事故による放射能汚染は風評ではなく事実です。身内が群馬出身ですが、福島の風下になった群馬県、特に北部はかなり汚されました。放射能雲が到達したときに雨が降ったところにはずっと汚染が残りますし、事故現場の収束や安全な廃炉も絶望的な状況であり、事故直後ほどではないけれどずっと漏れ続けています。狭い国土で、わざわざ汚染地域の木材を使用すること、それは被曝リスクをわざわざ増やす愚かな行為です。放射性物質は集中管理が原則であり、移動させ、室内でノーガードで燃やすのは環境テロです。いったん環境に漏れた放射能は自然のサイクルの中で循環し管理不可能です。私たちは知らないあいだに自動的に被曝しています。これ以上環境や人体の汚染を人為的に広げないでください。

★子供に安全なウィンナーを食べさせるため、色々と探してやっとグリーンコープさんにたどり着きました。
ですが、ほっとしたのも束の間でした。もうグリーンコープさんではウィンナーは買えません。美味しかっただけにとても残念です。
今回の変更、ツイートされなければ、組合員に知らされることはなかったのではと思います。
こういうことが一度あると、これからも知らされることがなく、産地が変更されるのではと不安に思います。
今までは全部信用してきましたが、これからは疑うことも必要なのかなと思いました。

★今までグリーンコープさんのウィンナーを毎週買っていました。息子が好きだからです。でも今のままでは食べさせる事ができなくなります。汚染されたものを燃やす事自体が危険な事なのに、食品作りに使うとは言語道断なのです。グリーンコープさんも、その辺りの認識の甘さがあるのだと、今回の事で思いました。どうぞ、組合員の声を反映して下さいますよう願っております。

★いつも買っていたのに、チップの件がある限りもう買えません。元に戻して頂けるようお願い致します。

★震災後に九州に移住してきて組合員になりました。少しでも安心できるものを、と思いグリーンコープを選択しましたが、少しづつこちらの求めるものと違ってきているのが残念です。

★子どもが大好きで毎週購入していました。グリーンコープのものが買えないとなると、食べさせるウインナー・ベーコンがなくなってしまいます。
どうか九州産のチップに戻してください。安全ならば、多少の値上がり、抽選販売でも構いません。お願いします。あらためて食の安全について考えます。

★グリーンコープの創立の精神に戻るときです。私も愛用していました。組合員を裏切らないで下さいということを切に希望します。

★グリーンコープを続けていたのはウィンナーを買うためと言っても大げさではないぐらい、子供達の大好物のウィンナーに助けられて来ました。放射性物質で燻煙されたかもしれないウィンナーは私は子供達には与えられません。九州産が難しければ海外でもいいかもしれません。これからも安全なウィンナーをお願いします。

★放射能汚染から子どもを守るために関東から熊本へ移住してきました。食の安全を考える上で、添加物・農薬・遺伝子組み換え等も心配なため、グリーンコープに加入しました。今回のウインナーの件はとても残念です。微量であっても不検出であっても、汚染地のチップを使うことは反対です。そして情報を公開しないことに憤りを感じます。ウインナーは子どもが好きで頼んでいましたが、今回のことを知り買うのはやめようと思いました。

★東日本は、福島の原発により汚染されてしまいました。
私は埼玉県に住んでいますが、測定をしている人たちの結果を見る限り汚染があることが分かり、場所によっては安心して食べられるものが少なくなっていることに衝撃を受けていますし、地元産を買って食べることに抵抗があります。汚染されていないものを使い、安心なものを作って貰えることだけを願っています。

★ソーセージや鰹節を燻す材料は表示義務は無いのでしょうが、グリーンコープさんの食材を購入する様な人は殊更食品の安全性に気を配っているのですから、ぜひ汚染地域のものは避けて頂きたいと思います。

★ご担当者様 原発事故以来、神奈川から福岡に移住し、友人の勧めで加入しておりました。説明に来てくださった職員の方も放射能汚染に知識があり、産地はもちろん飼料までご回答いただき、海外へ居を移すまで有りがたく利用しておりました。
特に肉類、牛乳、卵などは単純に産地だけで安心して選ぶことはできず、納得して購入できふのは唯一グリーンコープさんのところでだけでした。
また、貴社のウィンナーとベーコンは市販のものには必ずと言っていいほど含有されている亜硝酸ナトリウムもなく、海産物を食べない我が家ではご馳走でした。
私は現在海外在住ですが、九州にはグリーンコープがある、安全な土地と安心できる食材が揃うと知人に勧めています。
これからも、どうか安心できる食を追求してくださることを希望し、九州産のチップを使ってくださるようお願い申し上げます。

★放射能汚染された物は燃やすべきではありません。瓦礫の時と同じです。

★グリーンコープを利用している友人から良い話を聞いていたのに、放射性物質入りのウィンナー、ハム、ソーセージは食べたくありません。この件は友人にも連絡し、グリーンコープの利用を再考するよう伝えてます。お願いですから、九州産の原料を使うよう切に要望します。

★材料を放射能汚染地域のものに変更する場合は、事前に組合員に知らせるべきです。福島のトマトを使った加工品にセシウム検出の表示が無い点も不満です。

★群馬県が放射能汚染地という認識が無いのでしょうか。何のためのグリーンコープなのでしょうか。よく考えてください。

★震災以降とても頼りにしています。消費者として、農家の立場に立ったものづくりの姿勢など、好感が持てました。
東北だからということで避けるのではなく、限界値を殆ど1以下に設定してきちんと検査をして頂けた上での商品は購入しています。
しかし今回のチップの件については、検出限界値が20bqととても高いことと、セシウムだけの検査であること、それを燻した場合の核種の凝縮などに不安を覚えますので署名をさせて頂きました。
ソーセージは子供の大好物ですよね。お子さんの為に買われている方も多いんじゃないかなと思うので、対応して頂けるとまた安心して買うことができます。

 

 

 

グリーンコープ燻製チップ変更問題。ネット署名で、お母さんたちからメッセージが寄せられています。

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管理人は約20年のGC組合員。原発事故後、放射能の集中管理を求めて市民グループで活動、市民グループをやめたあとは一人のブロガーとして原発を本気でなくすため考えて活動をしてきました。

その後、嫌がらせが頻発したため、今回は匿名で署名を作りました。匿名にも関わらず信頼していただき、想像以上のたくさん署名を頂いたことに感謝致します。m(_ _)m

お寄せいただいた署名は、きちんと印刷してグリーンコープ山口本部に渡します。        

画像クリックでネット署名に↓


グリンコープへのメッセージ

★「安心安全なものを提供」というGCの姿勢を信じてきましたが、今回の事は、私たち組合員を裏切っているのではないでしょうか。
たとえ微量でも、汚染されているもの&可能性のあるものは 可能な限り食卓に乗せたくありません。

★私達の今までの不満や困惑が理解も想像もしてもらえないから、今回もこのように安全をおざなりにするような行為がなされるのだと思います。広告の上で踊るだけの安全はもう要らないのです。どうか初心に帰って対処されることを望みます。グリーンコープのソーセージ好きでした。

★グリーンコープは、環境破壊の「再生不可能エネルギー」を熱心にすすめているようですが、その熱意を食の安全に向けて欲しいと思います。本来の使命を思い出していただきたいと思います。

★グリーンコープ生産者さんが多く住む無農薬有機栽培の村に住んでいます。
最近、このあたりでグリーンコープがメガソーラーを建設すると聞きました。(宮崎に変更になったのでしょうか?)
パネルを設置すると除草剤や洗浄剤を使用することになり、地下水を汚染し、やがては生産者さんの田畑を汚すことになります。グリーンコープは無農薬有機栽培を看板にしている村を潰す気なのでしょうか?グリーンコープにおさめるために日々、農作業に励んでいる農家さんに申し訳が立たないと思われませんか?
食の安全を最優先に考えるのが、グリーンコープの会員さんや生産者さんにとって一番の願いだと思います。
自然を破壊し電気を作るより、安全な食べ物を。人間は食べ物で生きています。電気ではありません。

★ウィンナーがこのような状態なら、ほかの加工食品も、断りなく変わっていないか心配で、信じられなくなります。
安心安全な食べ物を提供するのが、グリーンコープの役割です。本末転倒なことはやめてください。

★私は関東から原発避難してきました。汚染のない食材だと信じてグリーンコープに入りました。しかしミートソース缶から不信感が始まり今は加工品は購入しなくなりました。しかしまだGCの加工品を信じて買っている友達がたくさんいます。みんなの信用を裏切るようなこっそり汚染された土地のものを使うことはやめて下さい。

★グリーンコープだけが、安心して加工品を購入できる唯一のところなので、是非、今後も、測定および安全な産地の材料の使用をお願いしたいです。

★群馬県産の燻製チップを使うのをやめてください。食の安全をどうか守ってください。

★メガソーラーにもバイオマス発電にも反対です。これ以上電気のために食料を汚染するのはやめてください。

★グリーンコープは唯一ゲルマ検査をしている会社なので選んできました。安心安全を第一にされることを期待しています。それがないがしろにされるようなら購入は控えます。

★私はグリーンコープで買い物をしたことがありませんが、知り合い数名が利用しています。食の安全を考えてGCを選択したと聞きました。そんな方々の期待を裏切らないでほしいです。

★汚染地域のチップを使わないでください。安全な食べ物がほしい人たちの気持ちを踏みにじらないで!

★東電原発事故による放射能汚染は風評ではなく事実です。身内が群馬出身ですが、福島の風下になった群馬県、特に北部はかなり汚されました。放射能雲が到達したときに雨が降ったところにはずっと汚染が残りますし、事故現場の収束や安全な廃炉も絶望的な状況であり、事故直後ほどではないけれどずっと漏れ続けています。狭い国土で、わざわざ汚染地域の木材を使用すること、それは被曝リスクをわざわざ増やす愚かな行為です。放射性物質は集中管理が原則であり、移動させ、室内でノーガードで燃やすのは環境テロです。いったん環境に漏れた放射能は自然のサイクルの中で循環し管理不可能です。私たちは知らないあいだに自動的に被曝しています。これ以上環境や人体の汚染を人為的に広げないでください。

★子供に安全なウィンナーを食べさせるため、色々と探してやっとグリーンコープさんにたどり着きました。
ですが、ほっとしたのも束の間でした。もうグリーンコープさんではウィンナーは買えません。美味しかっただけにとても残念です。
今回の変更、ツイートされなければ、組合員に知らされることはなかったのではと思います。
こういうことが一度あると、これからも知らされることがなく、産地が変更されるのではと不安に思います。
今までは全部信用してきましたが、これからは疑うことも必要なのかなと思いました。

★今までグリーンコープさんのウィンナーを毎週買っていました。息子が好きだからです。でも今のままでは食べさせる事ができなくなります。汚染されたものを燃やす事自体が危険な事なのに、食品作りに使うとは言語道断なのです。グリーンコープさんも、その辺りの認識の甘さがあるのだと、今回の事で思いました。どうぞ、組合員の声を反映して下さいますよう願っております。

★いつも買っていたのに、チップの件がある限りもう買えません。元に戻して頂けるようお願い致します。

★震災後に九州に移住してきて組合員になりました。少しでも安心できるものを、と思いグリーンコープを選択しましたが、少しづつこちらの求めるものと違ってきているのが残念です。

★子どもが大好きで毎週購入していました。グリーンコープのものが買えないとなると、食べさせるウインナー・ベーコンがなくなってしまいます。
どうか九州産のチップに戻してください。安全ならば、多少の値上がり、抽選販売でも構いません。お願いします。あらためて食の安全について考えます。

★グリーンコープの創立の精神に戻るときです。私も愛用していました。組合員を裏切らないで下さいということを切に希望します。

★グリーンコープを続けていたのはウィンナーを買うためと言っても大げさではないぐらい、子供達の大好物のウィンナーに助けられて来ました。放射性物質で燻煙されたかもしれないウィンナーは私は子供達には与えられません。九州産が難しければ海外でもいいかもしれません。これからも安全なウィンナーをお願いします。

★放射能汚染から子どもを守るために関東から熊本へ移住してきました。食の安全を考える上で、添加物・農薬・遺伝子組み換え等も心配なため、グリーンコープに加入しました。今回のウインナーの件はとても残念です。微量であっても不検出であっても、汚染地のチップを使うことは反対です。そして情報を公開しないことに憤りを感じます。ウインナーは子どもが好きで頼んでいましたが、今回のことを知り買うのはやめようと思いました。

★東日本は、福島の原発により汚染されてしまいました。
私は埼玉県に住んでいますが、測定をしている人たちの結果を見る限り汚染があることが分かり、場所によっては安心して食べられるものが少なくなっていることに衝撃を受けていますし、地元産を買って食べることに抵抗があります。汚染されていないものを使い、安心なものを作って貰えることだけを願っています。

★ソーセージや鰹節を燻す材料は表示義務は無いのでしょうが、グリーンコープさんの食材を購入する様な人は殊更食品の安全性に気を配っているのですから、ぜひ汚染地域のものは避けて頂きたいと思います。

★ご担当者様 原発事故以来、神奈川から福岡に移住し、友人の勧めで加入しておりました。説明に来てくださった職員の方も放射能汚染に知識があり、産地はもちろん飼料までご回答いただき、海外へ居を移すまで有りがたく利用しておりました。
特に肉類、牛乳、卵などは単純に産地だけで安心して選ぶことはできず、納得して購入できふのは唯一グリーンコープさんのところでだけでした。
また、貴社のウィンナーとベーコンは市販のものには必ずと言っていいほど含有されている亜硝酸ナトリウムもなく、海産物を食べない我が家ではご馳走でした。
私は現在海外在住ですが、九州にはグリーンコープがある、安全な土地と安心できる食材が揃うと知人に勧めています。
これからも、どうか安心できる食を追求してくださることを希望し、九州産のチップを使ってくださるようお願い申し上げます。

★放射能汚染された物は燃やすべきではありません。瓦礫の時と同じです。

★グリーンコープを利用している友人から良い話を聞いていたのに、放射性物質入りのウィンナー、ハム、ソーセージは食べたくありません。この件は友人にも連絡し、グリーンコープの利用を再考するよう伝えてます。お願いですから、九州産の原料を使うよう切に要望します。

★材料を放射能汚染地域のものに変更する場合は、事前に組合員に知らせるべきです。福島のトマトを使った加工品にセシウム検出の表示が無い点も不満です。

★群馬県が放射能汚染地という認識が無いのでしょうか。何のためのグリーンコープなのでしょうか。よく考えてください。

★震災以降とても頼りにしています。消費者として、農家の立場に立ったものづくりの姿勢など、好感が持てました。
東北だからということで避けるのではなく、限界値を殆ど1以下に設定してきちんと検査をして頂けた上での商品は購入しています。
しかし今回のチップの件については、検出限界値が20bqととても高いことと、セシウムだけの検査であること、それを燻した場合の核種の凝縮などに不安を覚えますので署名をさせて頂きました。
ソーセージは子供の大好物ですよね。お子さんの為に買われている方も多いんじゃないかなと思うので、対応して頂けるとまた安心して買うことができます。 

★安心安全を声高に東北商品も明記しているのを信じて購入していました。美味しくよそでは購入できない商品なのにもう買いたくありません。組合員を騙しながら問題を風化させていくことがグリーンコープの体質なのですか。不審過ぎます。  

★震災後すぐに親戚のいる長崎県へ避難し、そのまま移住しました。安全安心の食材を求めてグリーンコープに加入。子供達の身体を守る為に、どうか汚染された土地の木は使わないでください。  

★わたしは東京23区内より2011.3.11東日本大震災・福島第一原子力発電所事故以後に福岡市内へ自主避難移住してきた、毎週いつもグリーンコープを宅配・店舗購入ともに利用している組合員です。
燻製チップがいままで九州産であったものを群馬産に変更してしまうのであれば、安全で美味しいと思いたびたび買って食べていたグリーンコープのソーセージやハムは今後食べられませんし、購入できません!
ソーセージ・ハムは、添加物等々の恐ろしさからグリーンコープのものくらいでなければ食べられない食品だったので今後一切食べられなくなってしまいます。食べられるソーセージ・ハムが無くなってしまいます。
九州産チップへの変更が出来ないという場合は、情報記載、判別できる情報の提示を切実に求めます。
また、このように他の食材にも放射能汚染等の不安要因が水面下、組合員も知らない間に多々存在しているのではないかと、グリーンコープへの不信感が増してしまいます。せっかく美味しい食べ物を作られているのですから、「安全」についてどうぞ見直していただきたいと願うばかりです。
先日糸島の神在市民太陽光発電所へのグリーンコープ主催見学ツアーに参加し、グリーンコープの再生可能エネルギーに対する想いを知り、これまでのグリーンコープへ抱いていた意識を見直す気持ちで帰宅しました。ですがあの気持ちを、想いを、放射能汚染を避けたい、安心して食べられるものを食べたい、食品に対する想いにも是非とも反映していただきたいです!心より、お願い申し上げます。

★これまでグリーンコープの食材は安心して食べられると信用して18年間購入させていただきました。その期待を裏切らないでください。  

★せっかく安心安全のお肉と添加物も加えず作られた素晴らしいグリーンコープのハム、ソーセージに群馬県のチップ
(19ベクレルあるかもしれない)を使うなんてもったいないです。一気に信用ガタ落ちになります。今すぐ代用品を探して下さい。お願いします。  

★「予防原則」を元に食材を扱ってください。内部被曝を甘く考えないでください。組合員主権を大事にしてください。

★僅かでも汚染の可能性がある物は、消費者に選択の余地を与えて欲しい。あなたの子供や家族に、胸はって食べさせられますか?仕方ないで妥協しないでほしいです。 

 

★放射能汚染を避け、東京から長崎県へ移住した者です。
グリーンコープさんには私と子どもたち、そして単身赴任の夫へは元気便で大変お世話になっています。
どうか、汚染の可能性が濃厚なチップを使用するのはやめてください。御社の釜が汚染されてしまいます。一度汚染されてしまったら、放射性物質は蓄積で増え続けるのみ。どんなに掃除をしても減ることはありません。金属と結合してしまいますから。安全な食品を作り続けることは、日本国民の命を守ることになります。
どうぞ九州産のチップに戻してください。お願いします。

金属製錬所のごみ=鉱滓がどれだけ環境を汚染し、今も昔も人々を苦しめているかという現実を知る。

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(管理人より)

11/14は宮崎県日向市の黒木睦子さんの裁判の日です。ツイッターで拡散し、全国の人が見守っています。

傍聴はこちら↓

宮崎地方裁判所 延岡支部(2号法廷) 平成26年11月14日(金) 午前10時から 原告:(株)日向製錬所 被告:黒木睦子

宮崎地方裁判所 http://www.courts.go.jp/miyazaki/saiban/tanto/tiho/index.html 宮崎地方裁判所 延岡支部 地図 &rArr; http://www.courts.go.jp/miyazaki/about/syozai/nobeokasibu/

ここで、金属の製錬がいかに環境を汚染するかという国の資料を見ていただきたいと思います。

ちなみにこれは私が作った資料ではありません。資源エネ庁の官僚が作ったものです。官僚も「公害問題の原点は鉱山」だとはっきり金属製錬の危険性を資料冒頭でみとめています。

環境管理から見た我が国の非鉄製錬産業の方向性  平成24年11月8日 資源エネルギー庁 鉱物資源課長 安永 裕幸  より

 

 

 

 資料には「 水質汚濁(鉱毒水) : 鉱山下流の河川水質汚染による農作物・健康被害」と書いてあります。

日向市の産廃公害問題、現地調査報告  より 

黒木さんがフェロニッケルスラグ(鉱滓)不法投棄で困っている場所から染み出した汚染水が流れ込む、現地の川です。この水は田んぼに入るそうです。

http://blogjima.blog.fc2.com/blog-entry-32.html  より

 

 資料に戻ります。宮崎県では土呂久鉱山ヒ素公害が発生しています。1920年代から亜ヒ酸を製造。 最終鉱業権者は住友金属鉱山=加害企業

環境NPOなどの市民学習会では公害問題は、さも、もう終わったことのように語られたり教えられたりすることがありますが、公害裁判というのは長期化し、健康被害や汚染された環境は現在も続く負の遺産です。

 

 

 

ここで、黒木さんが調べた汚染データ。環境省が認める毒=重金属がこんなに水に含まれています。

フェロニッケルスラグ沈殿池水質検査結果 鉛210倍、ヒ素50倍、フッ素20倍、総水銀15倍、カドミウム3倍、セレン3倍検出  

資料に戻ります。

宮崎県 日向製錬所を赤で囲みました。日本中にこんなにたくさん金属の製錬所があります。 原発と同じで、三菱三井住友・・・・

この周辺では、日向市と同じような公害が起きているかもしれません。

資源エネ庁の資料は結局は企業の目線でしかかかれないのだという箇所があります。↓抜粋

 操業停止を防止するための有効な微粉精鉱の酸化焙焼条件を求めるための研究を実施
 製錬残渣からの効率的な貴金属等の有用金属の回収技術の研究を実施

もう、被害者の視点はありません。完全に加害企業の視点になってます。問題解決のためと言い訳して技術開発費に税金をばらまく政策。↓

 

 

 原子力ムラだけではありません。金属ムラですね。三井も入ってるので原子力ムラ=金属ムラですね。「民官一体」なんて、癒着してるってことが堂々と書かれています。

産官学の学のところはなんと宮崎大。企業城下町の大学はどこでも企業の味方。お墨付きを与えるのでしょう。

レアアース・レアメタル=再生可能エネルギーに不可欠な鉱物にも国策でじゃんじゃん税金がばらまかれていて、ここでも原子力ムラと同じ構図だということがこれを見てもわかりますね。

黒木さんのブログを見てみます。

http://blogjima.blog.fc2.com/blog-entry-71.html   より抜粋引用

宮崎県日向市のあちこちの山は、(株)日向製錬所の産業廃棄物が捨てられています。
2012年から今現在、西川内地区という地域で人が目の前に住んでるにもかかわらず、このゴミを捨てております。

風が吹くとゴミが降ってきて非常に困ります。2012年から責任の取れない工事は止めて下さい、と言ってますが、聞いて聞かぬ振り、この様にダンプがゴミを持って来てはひっくり返してます。

宮崎県警 生活環境課  「県が産業廃棄物と判断しないと、警察は動けません。」
地権者 「県や市が許可してるはずじゃ」
日向市役所 環境整備課  「市は許可してない、受理しただけだから、責任は地権者にある。」

県は、山に捨ててあるゴミを商品である。産業廃棄物とは判断しない、と回答がありました。
これのどこが商品なのですか?

 

日向製錬所が作るフェロニッケルでいろいろなものが作られて(不要な工業製品も含めて)、いま私たちの暮らしの中にあります。

私は、苦しんでいる市民の側から、市川定夫先生のこの本の一文を思い起こします。

 

市川定夫著 「新・環境学 現代の科学技術批判」より  抜粋引用

新・環境学 1―現代の科学技術批判 生物の進化と適応の過程を忘れた科学技術 市川定夫 藤原書店

 

「環境破壊」の根本にある科学技術の問題・・・

科学技術のもたらす利便性を「恩恵」として享受している私たちの価値観そのものが、今まさに問題となっている・・・

科学技術の産物の消費者である一般市民をも加害者に組み込むことによって、

間接的に現在の危機的な状況をもたらしている

現在の消費社会では、企業が売り出したものを使い、消費し、使い捨てることによって変異原やガン誘発原を発生させたり加えさせたりするなどして、

一般市民が加害者であり、かつ被害者でもあるという構造が作り出されているのである




「注意しても、しすぎることはない」野村大成 教授 「親の被ばくの影響は、子や孫にまで受け継がれて行く」

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(管理人より)

先日から、グリーンコープへの署名を集めていますが、放射能防御をする意思がある人ですら、そのくらい(燻製チップが群馬産)大丈夫だろうと根拠もなくツイッターなどで発言する人がいます。学習する気がなく、調べる気もない人は子どもに食べさせるのでしょう。そこまではもう止められませんが、当ブログに来ていただいた方には、こちらの情報を見ていただけたらと思います。

わずか10分程度の動画なのでどうか最後までご覧下さい。1993年制作のテレビ番組ですがその一部です。10分間の動画に原発問題の本質、健康被害、労働問題が盛り込まれています。

プルトニウム元年 第3作 1993年8月放送 4/5

  (2:40) 大阪大学医学部放射線基礎医学 野村大成教授 マウスによる放射線の影響の研究結果: 「親の被ばくの影響は、子や孫にまで受け継がれて行く。」

 

 

第10回 大阪科学賞 平成4年度(1992年度)

 

野村大成(のむら たいせい) 大阪大学名誉教授。
1942年、名古屋市生まれ。専門は放射線基礎医学。1986~2005年大阪大医学部教授。現在は医薬基盤研究所・野村プロジェクト・プロジェクトリーダー。

聞き手:月刊『食品と暮らしの安全』小若順一編集長  

「食品と暮らしの安全」2012年9月1日発行 No.281  より 

野村大成・大阪大学名誉教授に放射能の危険性をインタビュー 

 

●安全神話で責任感がなくなっていた

野村: 原子力の安全神話?(特に省庁再編後)のもとに、安全審査の独立機能をなくした国は、 東大を除き原子力工学を廃止し、また、原子力の人体影響を研究する放射線基礎医学講座も研究費のためなのか、 大阪大学医学部を除いて自然消滅しました。 工、医ともに安全性の教育、研究の場を日本はなくしたわけです。 すなわち、目先の利益優先に終始し、安全性の基本理念がなくなっていたところに、今回の事故が起きたのです。

 放射線障害の歴史と事実をまったく無視した政府のアナウンスメントに、記者は質問もコメントもできない。
今回の事故が起こるはるか前から、このような状態になっていたので、原子炉の保存が優先し、人命どころか原子炉自体の安全性まで無視し、それが大きな原発事故に結びついてしまいました。
 共同通信社にベテランが残っていたので、あまりの状況を見かねて、人は早く避難させなければいけない、放射能汚染は風向き、降雨により離れたところにスポットで起きる、 汚染物の移動厳禁、とこれまでの経験から最低限の常識を書いたメモを送ったら、そのまま配信されたのが昨年3月22日です。

小若: 私も遺伝毒性から手を引いてから20年ほどたっていて、毎年、著名な遺伝学者が亡くなり、 遺伝がわかる記者も退職していたので、誰を頼ろうかと思っていたのですが、その記事で「世界のノムラ」先生がご健在だとわかりました。

野村: 取材もいっぱい来ました。「君は記者か」と聞くと「ハイ」と。 「記者なら、あの発表はどういうことを言っているかわかるはずや。質問したのか」と言うと、 「もう放射線をやっている人は誰もいません」。大手のテレビ、新聞は「安全と言ってほしい」と言うので、取材は拒否しました。

週刊誌はまだマシでした。過剰に反応しすぎたとも思えない。特に女性記者は、本能的に危機を察しているようでしたので、できるだけ丁寧にお答えしました。
こういうことは過剰に反応してトントンです。2000年の別冊宝島『これから起こる原発事故』に専門家の緊急警告が記載されています。
当時は書きすぎではないかとも思ったのですが、地震、津波、規模、発電所名等々、何もかも今回の事故が当然起こると予想したものでした。



●除染で被曝し、放射能が拡散する

小若: 除染にも問題がありますね。

野村: 除染することの怖さをよくわかっていないのです。
除染のためには誰かが汚染地に入らなければなりません。その作業者はどんな格好をしていますか?
除染すれば、その作業者が被曝することは明らかで、膨大な数の被曝者を出すことになります。
汚染した今となっては、いかに放射能を拡散させないかが重要です。

小若: そのとおりのことを、私も体験しています。
昨年6月、福島へ取材に行ったのですが、二本松から伊達市まで30㎞を走りながら、山がすべて汚染されたので、 除染しても山から汚染が下りてくると感じていました。
伊達市で小学校に行くと、今度、原子力規制委員会の委員長の候補になった田中俊一氏が、除染の実践と研究を行っていたのですが、 田中氏は私の防塵マスクを指さして「そんなの意味ないよ」と言ったのです。もちろん、作業している人は誰もマスクを付けていませんでした。
校庭のアスファルトの汚染はグラインダーで削らないと線量が減らないと説明し、校庭の土手とプールを掃除していたのですが、この学校の裏にも山があり、 その後、除染しても元に戻った例がたくさん出てきています。


●日本人の良心を完全に否定した政府

野村: 1993年に、ソビエト連邦が原子力潜水艦の放射性廃棄物を日本海に投棄したとき、 日本政府は国際問題だと言って、猛烈に非難しました。そのときの調査では、日本海の海底土から最大7ベクレル/㎏の放射性セシウムが検出されています。
福島では4月1~6日の6日間で、セシウム940兆ベクレルを海洋に漏出したと東電は話しています。 6日間でセラフィールド核燃料再処理工場の1年間の海洋漏出量の放射性物質を放出したことになり、ヨウ素を含めると4700兆ベクレルになります。 福島の海底土では、30㎞圏外でも8000ベクレル/㎏を超える放射性セシウムが何度も検出されているのに、 自分のところが放出したら「希釈されて安全になるから、どんどん食べてください」と、政府、メディアは宣伝しました。
国内のみならず、外国に対しても「日本の農産物は安全です」とやりましたから、これで日本人の良心は完膚なきまで、国際的に否定されたのです。
そのことを日本人は思い知らなければいけません。かつて、放射線廃棄物をコンクリート封入、ガラス化などすれば安全だから、フィリピン沖の公海に廃棄したいと日本政府が申し出て、それなら東京湾に捨てたらどうかと言われたことを思い出します。
腐っている。日本人の魂が疑われているのです。

●発ガン物質と放射能は、孫にも発ガン

小若: 野村先生は30年以上前に、放射線や化学物質が、世代を超えてマウスを発ガンさせることを実証し、 国際的に大反響を呼んだ「大阪レポート」を発表されています。
     この実験は、どのように行われたのですか。

野村: まず、ウレタン(カルバミン酸エチル)で確認しました。
    ウレタンをオスのマウスに注射し、しばらくしてメスと交配させると、ほとんど元気で生まれますが、 その子たち4千匹余にガンが出るかどうかを見ていくと、有意差が出てきましたので、
    1975年1月に「キャンサー・リサーチ(米国癌学会誌)」に発表しました。

小若: 1979年に新聞で「発ガン物質・孫にも影響」と出たときは、すごいことが実証されたものだと思いました。
          ただ、ウレタンになじみがなかったので、人に注射されているとは知りませんでした。




野村: 僕も鎮静剤の一つだったとしか知りませんでした。それが、非経口医薬品の溶剤として大量に使用されていたのです。

小若: 記事の中にはウレタンと放射線の実験結果が出ていましたが。

野村: 遺伝的な影響を証明するのに一番大切なのは、 確実にDNAをやっつけるものがいいので、 ウレタンに代わって放射線を使いました。
          放射線は瞬間的に作用するので、オスに一発当てて、しばらくしてから正常なメスと交配させ、 受精率や流産、奇形を見て、それから、いつになったらガンが発生し、 その頻度がどのくらいかと。



●量に応じてガンが出る

小若: ずいぶん詳しく調べられたのですね。

野村: 遺伝学者は遺伝子の変化を調べますから、 生まれた直後の形態、機能の違いを調べるところまででした。
          突然変異については、膨大なデータがありましたが、人類によく見られる疾病(ガン、形態異常、生活習慣病等)はどうなのかは誰も調べていませんでした。
          私は外科医でしたから、すべての疾病に対し、先の世代がどうなるか臨床のかたわら、我慢してやっていました。

小若: だから、国際的な発見をされたのですね。論文の表を見ると、先生は1970年代から、被曝量の多さと、ガン発生数の関係がわかる実験をされていたことになりますが。

野村: 70年代までは、ガンが出るか出ないかしか実験しなかったのですが、 発ガン物質を1000分の1の低量まで投与量を変えて追いかけると、きれいな線になりました。
        私の1975年10月のキャンサー・リサーチの論文は、世界で初めて「化学物質で用量効果関係」を描いたもののようです。
          実際、この曲線から、注射薬に含まれているウレタンの量を計算できました。 後日、化学的に定量したのと完全に一致していました。

●国際的な大反響

小若:  そんな前に、今でも通用する精密な発ガン実験を行われていたとは、すごいですね。


野村:  1978年にイタリアの古都ペルージアで開かれた国際学会で発表すると、 有名な遺伝学者がすぐに奇形で追試確認をしてくださったので、ガンも含めて「ネイチャー」にまとめの論文を出しました。
         ヨーロッパでは、日本と違って遺伝に関して非常にセンシティブです。 何か悪いことをすると三代たたるという考え方があり、だから悪いことをしない方がいいというのです。
         最初の論文では、親に放射線を当てて、子どもから孫まで影響したのを出したので、非常に反応が強かったですね。 


小若: すごい評価でしたね。

野村: ネイチャーの論文をイギリスの新聞「ガーディアン」もトップ記事で紹介してくれましたし、 多くのテレビ座談会がなされたようです。アメリカの「サイエンスニュース」でも紹介されました。

小若: 当時、日本人が「ネイチャー」に出るのはまれでしたね。

 Of mice and men?TAISEI NOMURA



●人は影響が出やすい

野村: 論文審査では何も指摘されず、関連論文が4本載りました。
         当時、ネイチャーは1誌しかなく、すべての自然科学分野を含めて週20論文くらいしか載りませんでしたので、多かったのかもしれません。 その中で大事なことがあります。

         放射線を一度浴びただ けで、子や孫にガンが発生しますが、突然変異に比べたら100倍以上高く増加したのですが、 それでも、せいぜい10~20匹に1個ガンが増える程度でした。

        ところが、生まれた子どもにも微量の ウレタンを打つと、子どもはガンだらけになりました。 2回目に有害物質をかけると、影響が数倍に上がりました。多くの追試確認がなされました。

        放射線も同じです。

小若: それは、福島で被曝した人が、後で放射能や化学物質で汚染されたものを食べたら、ガンが出やすいということですか?

野村: マウスの実験はきれいな状態で行いますが、人間は違います。
     放射線を浴びた後、親も子どもも、発ガン物質や放射能を含む食べ物も食べる可能性があります。
        そうすると、ガンにかかりやすいということです。

小若: シンプルな動物実験の結果よりも、ヒトの方が危ないと考えられるわけですね。

●再処理工場の従業員の子どもに白血病

野村: ヒトでは、イギリスの核燃料再処理工場セラフィールドの例があります。
          ここは、海洋汚染もあったし、シースケール村など周辺の汚染もありました。住民は、直接被曝している上に、家庭では放射能汚染食品による被曝があります。
         それで、全体的に白血病の頻度が高かったのは、間違いないのです。1990年に、ここの男性従業員の子どもに白血病のリスクが7~8倍高いという論文を

         サザンプトン大学のガードナー教授が出したのです。
        これは、まさに私のマウス実験と同じことが、ヒトで調査された結果で、精子被曝が子どもの白血病の原因として大騒ぎになり、すぐに被害者による裁判が起きました。
          しかし、患者は4人なので、裁判にはもともと無理なところがあり、夜中の3時頃に、5mものファックスで質問が来るのに閉口しました。
        裁判の結論は「統計学的には有意差が出たけど、わずか4例のことなので、すぐに人間には当てはめられない」ということでした。
          ところが、珍しく裁判長のコメントが付け加えられたのです。「子孫への影響をみるこの研究は極めて大事であるから、今後、世界中で研究が推進されることを望む」と。

●チェルノブイリ原発事故

小若: チェルノブイリの汚染地では、どうなっているのでしょうか。

野村: 事故後10年近くたち、国際機関が調査をやめ、国際援助もなくなったころ、 ユネスコと現地の要請で、文部省(旧科技庁は関与せず)と、民間助成金の支援を受け、

         生態系への汚染と遺伝的影響を調査しました。
         地上の放射能は減少しても、動植物には、恐れていた強度の汚染、生物濃縮が起こっていることをいち早く証明しました。

          事故直後に、放射性ヨウ素で汚染された牧草を食べた乳牛のミルクを飲んだ子どもの甲状腺に、放射性ヨウ素が大量蓄積し、それが原因で甲状腺ガンが高発していました。

     放射性セシウム等の内部被曝による影響については、ガンが発生するまでの年数が足りないのだと思いますが、徐々に増加しているとの報告があります。
         遺伝的影響に関しては、英国のグループが、汚染地域の子どもで、放射線等で変化の起きやすい配列のDNAに突然変異が増加していると1996年に報告しました。
          汚染を除去した作業者の子どもでは、突然変異の増加が疑問視されていたので、マウスで確実に検出できている突然変異を、 ルカシェンコ大統領の協力も得て、

     除染作業者の子どもを調査しま した。 陽性にはなりませんでしたが、これは、被曝量が50ミリシーベルト以下と少なかったからだと思います。
        ところが、ベラルーシとイタリアを行き来しているツバメの子どもを調べた報告では、反復配列したDNAの突然変異が3.6倍も増加し、有意差が出ています。

     ウクライナのツバメとの比較でも2倍くらい増加しています。
         これからも調査は必要ですが、放射能が大量に放出されたのですから、ヒトに異常が出ることは確実です。

●大きな影響がある内部被曝

野村: 私が実験したのは瞬間の外部被曝で、外部被曝でもじわじわ被曝すると、ガンと奇形の頻度は落ちます。だから、環境から受ける慢性被曝のときは、ガンと奇形が少し出にくい可能性はあります。
    しかし、食べると放射能が体内に留まって内部被曝になるので、様相は一変すると思います。
         この内部被曝の実験はほとんどないので、チェルノブイリで影響を調べることが大きな課題なのです。 福島は、チェルノブイリのミニコピーです。

小若: 福島でも内部被曝の影響が心配です。1970年代には、病気になりやすくなる「弱有害遺伝子」が増えると言われていましたが、
     遺伝子がよくわかるようになった今では、先生の実験結果は、どのような原理だと説明されるのでしょうか。


●遺伝子の変化が蓄積

野村: 1978年に最初の論文を発表したとき、 なぜガンが、子どもに、通常の突然変異に比べて100倍以上もの高頻度に発生したのか、二つの可能性を書きました。
    一つは、たくさんのガン遺伝子があり、そのどれかに変異が起こった可能性です。
    例えば、マウス肺腫瘍発生に関与する遺伝子は、免疫関係だけでも当時200以上の遺伝子がわかっており、
    「それにヒットしたのなら、200倍の高い頻度で出てもおかしくない。1000倍出てもおかしくない。それで十分説明ができる」と、 多くの先生が支持してくれました。
    しかし、ガンになり易さの遺伝であること、しかも、親マウスが被曝すると、子どもに何百回もの細胞分裂を経ても伝わる変化があり、

    そのマウスが生後に環境の有害物質に曝露すると、ガンが高発、促進されることがわかっていました。
    この論文は、1990年代後半になって、生殖細胞で遺伝的不安定性を示した最初の論文と言われたように、 とても、突然変異で説明できるものではありません。
    そこで、もう一つの原因として、通常の遺伝子の機能にわずかな変化が起き、その蓄積でガンの頻度が上がった、と書きました。

小若: 免疫機構がちょっと弱くなるように、とか。

野村: そうですね。健康状態が一番影響を受けるのは、免疫関係の遺伝子です。
     遺伝子は、「有害」でも「生体の正常機能に関与しているもの」でもよく、 その発現のわずかの変化が蓄積し、遺伝したので、何十代にわたってガンが発生しやすくなった、と考えたわけです。
     放射線に一度、被曝しただけで、何代にもわたり、肺腫瘍、肝腫瘍、白血病等にかかりやすいマウスになりました。



●全身の細胞で変化が起きていた

野村: このことを証明するため、遺伝子の働きと「発現」を調べています。
        親に放射線を照射し、子どもが生まれて、その子にガンが出た臓器を調べると、非照射対照群のマウスに較べ、ガン組織で遺伝子の発現が数倍、増減していました。
        遺伝子発現を分析してみると、ガン組織だけでなく、その臓器の正常部分の組織にも多かれ少なかれ、同じような変化がすでに存在していました。
        子どもの臓器でそういう変化が起きていたので、ガンにかかりやすくなっている、と説明したのが、2000年から2003年ごろのレポートです。

●注意しても、しすぎることはない

小若: 食品の放射能汚染は減ってきましたが、今でも影響を受けないようにするのがいいのですね。

野村: 放射線障害で最も恐れるのは、それが一瞬の被曝であっても、 細胞、遺伝子などに起きた傷が残り、将来のガンや遺伝的影響に結び付くことなのです。

     ましてや、内部被曝の場合、放射能を出すもの自体が、長期に体内に残存するのですから、 注意しても、しすぎることはありません。

 


 


ウインナーの製造工程で燻製の様子を調べる。燻すというのは煙を付着させること。GC燻製チップ続報

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(管理人より)私はハムメーカーの工場見学はしたことはありませんが、YOUTUBEに動画があると思って検索したらいくつかありました。燻製の工程も含めてご覧下さい。

まず最初は日本ハムの工場ですが参考になります。

「周辺の緑を守るために、スモークの煙を場外に出さな­いよう、消煙装置を設置するなど、環境に配慮した設計になっています」と書いてあります。


このメーカーでは使用済みのチップは肥料屋さんに引き取ってもらってリサイクルされると言っています。どこの県のチップかは動画ではわかりませんでした。

次は THE MAKING (216)ソーセージができるまで

 

「燻す」というのは、煙を使って香りを付けるというのがよくわかります。

煙はPMを含みます。

PM2.5という言葉はマスコミがニュースを流し有名になりましたので、ほとんどの人が知ってると思いますが、中国だけの話ではありません。

PMはいたるところに発生源があります。PMはタバコの煙、セイタカアワダチソウ花粉やスギ花粉など、野焼きの煙、ゴミ焼却炉から出る排ガス、車の排ガスなど、自然由来、人工由来いろいろです。

燻製は自然界のPMを使った調理技術ということになります。

なのでPMが万が一、人工放射性物質、その他の有毒化学物質に汚染されていたら大変なことだということです。

汚染されていなければ、燻製の食品は美味しい、素晴らしい食文化です。個人でも自宅でチップ買ってきて燻製を作る人もいるぐらいですから。

さて、上二つのメーカーと、グリーンコープのウインナーのメーカーは違いますのでお伝えしておきます。

グリーンコープのウインナーのメーカーは福留ハム。製造工程はそう変わらないと思います。

さあ、問い合わせてみましょう。

おそらくメーカ-は「検査済みなので大丈夫」と言うと思いますが、消費者の意見を理由と一緒に伝えましょう。

「お母さんたちが闇雲に感情的にクレームを入れる」と思われないように、きちんと理由を伝えましょう。

これは「不安を訴える」のではなく、食の安全を守るために「危険だという事実」を伝えてください。

工場が汚染され、労働者が危険ということもあわせて伝えることも重要です。

 

福留ハム 熊本工場  861-1344  熊本県菊池市七城町蘇崎1196-3     0968(23)5555(代表)


参考&rArr;【ネット署名】グリーンコープのウインナーの燻製チップが11/14より九州産から群馬県産へ変更される現実! 

先ほど11/14の12:55にグリーンコープ本部092-481-4800に電話で確認したところ、 

「11/14製造分に群馬産チップを使うことになっていたが、組合員からの問い合わせが多くなったので11/24製造分まで九州産にしてもらえないかとメーカーと調整中」 

だそうです。調整中なので先のことは不明だそうです。

私は、先延ばしにするのではなく、群馬産チップは危険性があるのでやめてほしいと伝えました。

TEL:092-481-4800/FAX:092-481-7611 グリーンコープ共同体本部

 

グリーンコープ共同体は九州・中国・関西にある14の生協で構成されています。

各生協本部の電話番号を調べました。本部の記載がないところもありましたのでその場合は配送センター

グリーンコープ生協おおさか  TEL 072-670-2060  FAX 072-670-2063 グリーンコープ生協ひょうご   TEL  072-777-7630    FAX  072-777-7805  グリーンコープ生協とっとり     TEL 0859-34-6661  FAX 0859-22-5599 グリーンコープ生協しまね    TEL 0853-73-8010  FAX 0853-73-8011 グリーンコープ生協おかやま  TEL 086-805-2267 グリーンコープ生協ひろしま   TEL 082-831-1503   FAX 082-870-1800  商品相談電話0120-757-738(フリーダイヤル) グリーンコープ生協やまぐち  TEL 0836-54-1101   FAX 0836-51-5972 グリーンコープ生協ふくおか  TEL 092-482-7770  FAX 092-433-1117 グリーンコープ生協さが     さがセンター TEL 0952-32-2801  FAX 0952-32-3595 グリーンコープ生協(長崎)   長崎東センター TEL 095-838-7333 グリーンコープ生協くまもと   TEL 096-324-8118  FAX 096-324-8123 グリーンコープ生協おおいた  日田センター TEL 0973-22-9480  FAX  0973-22-9478 グリーンコープ生協みやざき  TEL 0985-35-7300  FAX 0985-27-8110 グリーンコープかごしま生協  TEL 099-218-8383  FAX 099-218-8484


メールでの意見はこちらへ&rArr; https://www.greencoop.or.jp/opinion/top_new.html 

来週、私はグリーンコープ山口本部に、自分がネットで集めた署名↓も印刷して綴じて持っていき説明してきますが、本部などに電話をすることも効果があると思います。↓

【ネット署名】グリーンコープのウインナーの燻製チップが11/14より九州産から群馬県産へ変更される現実!

 

 

 

 

 

 

【拡散お願い】 11/16合同シンポジウム(日本の原発と差別構造)、12/6いまの福島を考える 

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予約:chie-suareangelsofthegod@ezweb.ne.jp (魚ずみ)   080-1948-5097(ヒロオカ)

 

(管理人より)原発問題の本質は「公害と差別」です。

市民が本質を追求する人の情報を共有しなければ、原発はなくせないのだと思います。

原発をなくすためには廃棄物問題を避けては通れません。

環境問題は、あたかもCO2温暖化説を絡めてエネルギー供給技術の問題のようにすり替えられていますが、毒物・廃棄物問題なのです。

 

持続可能というキーワードが語られ、なぜか自然エネルギーを叫ぶ人=エコってことになっていますが、それは違います。

毒物が環境中に拡散されたら、持続可能ではなくなります。

持続可能を語るなら、放射性廃棄物、ゴミ問題を解決しなければ整合性は取れません。

ニュースになっている震災がれき広域処理に始まる放射性廃棄物問題。指定廃棄物、除染廃棄物、中間貯蔵施設、実証実験焼却施設・・・

大気汚染、土壌汚染、水源汚染・・・

今こそ原発事故後のゴミ処理を概括的に学習する機会です。 

ぜひご参加ください。

「グリーン・サンド」の主成分であるシリカと酸化マグネシウムの毒性などについて調べる。

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(管理人より)日向製錬所のHPに商品として掲載されている「グリーン・サンド」の主成分は何か見ていくことにしました。

グリーン・サンド 

二酸化ケイ素 (SiO2) 粉体状のものを多量に吸入すると、塵肺の一種である珪肺の原因となる 


 珪肺                         

シリカ結晶は、国際がん研究機関によりグループ1の「ヒトに対する発癌性が認められる」物質に指定されている。

 

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部2006 の発表資料にもシリカの毒性について書かれています。

世界保健機関もその毒性を認めている物質ということです。↓PDF

IPCS UNEP//ILO//WHO 国際化学物質簡潔評価文書
Concise International Chemical Assessment Document No.24 Crystalline Silica、Quartz (2000)
結晶質シリカ、石英  世界保健機関 国際化学物質安全性計画
 

目次(クリックで拡大)

 

国際化学物質安全カード で検索します http://www.nihs.go.jp/ICSC/   このサイトは重要なデータベースなのでお気に入りに入れておくと重宝します。

 

 

 

酸化マグネシウムも検索してみました。


 

 

シリカというのは、太陽光パネルの原料ということでこのブログでも以前に取り上げました。↓

金属シリコン製造は膨大な電力を消費。太陽電池は中国の安い電力と人件費なしには作れない。珪肺とは? シリコン太陽電池製造において使われる危険物質~労働者がシリコンダストに対する過度の曝露

ここでも珪肺についてあげときます。

 

 

たまあじさいの会より http://www011.upp.so-net.ne.jp/tamaaji/mechanism.html

風による粒子の動き

 風による場外飛散のメカニズム http://www011.upp.so-net.ne.jp/tamaaji/mechanism.html

 

 スラグを投棄すれば、細かい粒子は軽いので積み下ろしや移動などで周辺に飛ぶということです。そして周辺住民はそれを吸わされるということになります。

 

さらに、金属資源情報データベース を調べてみます。

 「ニッケル」 http://mric.jogmec.go.jp/public/report/2014-06/8.20140601_Ni.pdf  から抜粋 

ニッケルの最大の用途はステンレス鋼への添加材であり、フェロニッケルが主に用いられている。ステンレスの防錆効果はクロムが担うが、ニッケルは鋼材の組織を安定させ、結果として防錆効果を高める。
ニッケル地金は特殊鋼(LNGタンク用9%ニッケル鋼、構造用合金鋼の一部)、ガスタービン用ニッケル基耐熱合金、メッキ等で利用されている。
硫酸ニッケル、水酸化ニッケル、酸化ニッケル等のニッケル化合物は磁性材料(主にアルニコ磁石材料)、電池材料(ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムイオン電池正極材)、触媒材料として使用されている。

フェロニッケルの主要需要先は、ステンレス向けである。フェロニッケルの国内需給を表1-3、図1-4に示す。

 

2012年のフェロニッケルの供給量は、前年比112%の79.5千tであった。フェロニッケルの国内生産量が増加した一方で、輸入量は減少した。需要量は、前年比115%の 76.6 千t であった。国内消費量は減少した一方で、輸出量が増加した。図 1-4 に示すように、フェロニッケルの需給はニッケル系ステンレスの生産動向とほぼ連動している。
日本のフェロニッケルの主要生産企業は、大平洋金属、住友金属鉱山、日本冶金工業の3社であり、これらの企業は輸入したニッケル鉱石からフェロニッケル生産を行っている。なお、日本冶金工業は自社のステンレス用での生産のため、外販はしていない。
1990 年代は、国内のステンレス鋼生産では、ニッケル系ステンレス(代表鋼種は SUS304:Ni 含有量が 8~10%)の生産量が 7 割程度を占めていた。2007 年のニッケル価格の高騰や、自動車向けでのクロム系ステンレスの需要増によりニッケル離れが加速し、クロム系、省ニッケル系への転換が進んだ。現状はクロム系ステンレスの生産比率が高まり、ニッケル系ステンレスの生産量は 5 割程度になっている。そのほか、ニッケル系のステンレスでも、二相系ステンレス鋼(淡水化プロジェクト向け等で利用される Ni 含有量が 3~5%程度の製品)の生産量が増加しており、ニッケルの使用量が減少傾向にある。 ステンレス向けの国内ニッケル需要の減少に伴い、日本のフェロニッケルメーカーの輸出量が増加している。
日本では、国内での建設需要が減少しており、それに伴いステンレス需要も減少傾向にある。その他、汎用鋼種のSUS304では、海外(中国、台湾等の)品の日本への輸入量が増加している。国内生産量と国内消費量の乖離(生産量が消費量を上回る)が、今後更に広がっていくと推定される。

 

フェロニッケルの輸出入相手国を表3-5、図3-6、図3-7 に示す。
フェロニッケルの主な輸入相手国はニューカレドニアであり、輸入量の 81%を占めている。その他、コロンビアからも一部輸入がある。コロンビアには、世界最大のフェロニッケルメーカーである Cerro Matoso が存在しており、同社からの輸入品(ニッケル品位が 30%程度の製品)と見られる。
先述のとおり、2012 年のフェロニッケル輸出量は前年比 171%と大幅増であった。特に韓国向けの出荷が前年比196%と増加している。

 

 

 

今調べた中で、「グリーンサンド」に、「グリーン」的なところがあったのでしょうか? 

 

フェロニッケルスラグ(=グリーンサンド)の成分はシリカ。シリカは太陽光パネルの原料です。ニッケルは蓄電池の原料です。

再エネは電気・機械の工業製品。再エネが大量に普及すればフェロニッケルがもっと必要になってスラグもたくさん出るということです。

自動車、家電製品、電気・機械、電池他 を市民がたくさん買うとフェロニッケルスラグも増える。

そのスラグを製錬工場のある自治体の山に大量投棄し、できたフェロニッケルを外国にも輸出しています。

自分の国で使うならまだしも、輸出までして儲けているということです。

金属の製錬ではスラグ(=ゴミ)が発生し、それを捨てる時には毒性のある粉塵が舞い上がること。それを吸い込めば珪肺=病気になることもわかりました。

製錬会社が地元の環境を犠牲にして、製品輸出し巨大な利益を上げている構造に、市民が気づくことは大事だと私は思います。


さらに今世の中にある「グリーンなんちゃら」や「みどりのなんちゃら」というものを、本当にエコなのかどうか一度全部、市民みんなで検証したほうがいいと私は思います。

有名な環境NPOが調べてくれるだろうとかではなくて、自分でもパソコンで検索して調べることも大事です。

グリーンウオッシュじゃないかどうか調査しなければとんでもないことになると思います。

既に国費は自然エネに浪費され、国は借金だらけで、市民は増税・公害に苦しみ、「ああ、あの時ちゃんと調べておけば・・」と後悔することになるのではないでしょうか?

組合員として、グリーンコープ生協山口本部に署名とメッセージを持っていきました。

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(管理人より)

今日は、ネットで集めた署名・メッセージをもってグリーンコープ生協山口本部に行きました。1階は配送センターで2階が本部になっています。

そこで資料を提出し、資料の説明もしました。署名も確認していただき、メッセージも渡しました。

野村医師のインタビュー記事など↓PDF

https://drive.google.com/file/d/0ByykNKE1btFXYWswMjI1NjNhT2s/view?usp=sharing 

群馬県の汚染状況↓ PDF

https://drive.google.com/file/d/0ByykNKE1btFXTWI1MW0td3lPSVU/view?usp=sharing  

これと「チェルノブイリの長い影」http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/cherno10.pdf/$File/cherno10.pdf

 

グリーンコープ生協やまぐちの考え

・グリーンコープ生協やまぐちは、県知事(平井氏)から認可を受けている。生協に関する法律があり、生協が意見を聞くのは県内の組合員となっている。

・今回の件では「妥協の産物」のように受け取られるかもしれないが、グリーンコープの基準がゆるくなったということではない。

・グリーンコープはチェルノブイリ事故後、放射性物質に関する議論もしてきた。

・放射性物質は微量でも危険だという認識に変わりはない。

・福島原発事故後も、議論の末、出来ることの基準を設定してやっている

・最終商品の検査で基準値以下のものしか販売しない。

・他にも関東などの工場で作られている加工品も実際にはあるが、そのような加工品の変更などを全て知らせることはしない。

・燻製チップの変更は他の商品の産地変更よりも重要かどうか。

・新たに商品を作り、カタログに載せることはすぐにはできない。

 

こちらの要望

●できるだけはやく九州産の燻製チップに変えてください。(汚染地域のチップは使わない)

●命に関わる重要な情報なので、使用している燻製チップの情報をHPに記載してください。

●それが実現できない間は、燻製前の商品(生のウインナー)を注文できるようにしてください。

●カタログ上で、群馬産燻製チップを使用して作られたものが判別できるようにしてください。

 

全体的に噛み合わない印象を受けましたが、メッセージは必ず皆で読むということでした。12/16の会議にかけるそうです。

口頭でメッセージを読もうと思っていったのですが、時間がないと断られたのでした。

対話中、ご自身がしいたけを食べておられるかというこちらの質問には答えて頂けませんでしたが、私が中国産のしいたけについてどう考えているかの質問はされました。

山口本部の人が、2011/4/6に山口県まで放射能の雲が流れてきたことをご存知ではなかったことが、ややショックでした。

しいたけ、こんにゃくなどのお話も少ししました。

ちだいさんの著書「食べる?」の中の「スモークチップ」のページも見せましたが、それでもカタログに載せようという話にはなりませんでした。

感情的な不安を言い募るわけではなく、汚染状況やその危険性をソースを提示して伝えました。

放射能の危険性についてもっと学習会などした方がいいという意見も伝えました。

 「食の安全」をうたってる割には、危険の可能性が高いものを使って製造し、検査して「基準値以下なら販売」という姿勢なのだな~と感じました。

「放射性物質は微量でも危険だという認識に変わりはない」ということばとの整合性は取れていません。(;>_<;)

燻製チップの産地変更というのは、グリーンコープ組織から見ればたくさんある変更、よくある変更の一つに過ぎないということがわかりました。

だから、チップの産地変更の「ことの重大さ」がわからないのです。

と同時に、私たち組合員が気づいていないだけで大量の加工品の工場や産地が、組合員に知らされずころころ変えられていることを示しています。

実際、「他にも商品の中には茨城など関東の工場で製造するものもある」と言っておられました。

私は、グリーンコープの商品で、岩手県の一関で作られている「三色団子」のことを思い出しました。

 

同行者”ぱんちゃん”の感想

感想として 「やっぱりお前もかー!」って こと。がっかり感でちょっとブルーです。 だけど なんとか良心をもって より安全なものを提供するための企業努力を期待したいね。

しかたがない って簡単に済ませるのではなく。

 

ため息をつきながら二人で廊下に出るとハムなどのパネルが展示してありました↓悲しいね

 

 

 明日から本部に電話などしてみます。ブログ読者のみなさまも、お住まいの地域のグリーンコープ生協、本部などよかったらお願いします。

 

電話はこちら!

TEL:092-481-4800/FAX:092-481-7611 グリーンコープ共同体本部

各生協本部の電話番号。本部の記載がないところもありましたのでその場合は配送センター

グリーンコープ生協おおさか  TEL 072-670-2060  FAX 072-670-2063 グリーンコープ生協ひょうご   TEL  072-777-7630    FAX  072-777-7805  グリーンコープ生協とっとり     TEL 0859-34-6661  FAX 0859-22-5599 グリーンコープ生協しまね    TEL 0853-73-8010  FAX 0853-73-8011 グリーンコープ生協おかやま  TEL 086-805-2267 グリーンコープ生協ひろしま  TEL 082-831-1503  FAX 082-870-1800  商品相談電話0120-757-738(フリーダイヤル) グリーンコープ生協やまぐち  TEL 0836-54-1101  FAX 0836-51-5972 グリーンコープ生協ふくおか  TEL 092-482-7770  FAX 092-433-1117 グリーンコープ生協さが     さがセンター TEL 0952-32-2801  FAX 0952-32-3595 グリーンコープ生協(長崎)   長崎東センター TEL 095-838-7333 グリーンコープ生協くまもと   TEL 096-324-8118  FAX 096-324-8123 グリーンコープ生協おおいた  日田センター TEL 0973-22-9480  FAX  0973-22-9478 グリーンコープ生協みやざき  TEL 0985-35-7300  FAX 0985-27-8110 グリーンコープかごしま生協  TEL 099-218-8383  FAX 099-218-8484

伊方原発2号機 放射性物質コバルト60などを含む水 配管から漏出! 

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伊方原発で配管から水漏れ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003294921.html?t=1416312812289

11月18日 19時22分 NHK

現在、運転停止中の伊方原子力発電所2号機で、低レベルの放射性廃液を処理する装置の配管から微量の放射性物質を含んだ水が漏れるトラブルがありました。

愛媛県によりますと、このトラブルによる放射性物質の外部への漏えいはなく、作業員の被ばくなどもないということです。
愛媛県によりますと、17日午後0時40分ごろ、伊方原発2号機の補助建屋の放射線管理区域で、ステンレス製の配管を包んでいる保温材の一部に水が漏れ出した跡があるのを定期検査中の作業員が見つけました。
この配管は、低レベルの放射性廃液をアスファルトと混ぜて固めて処理する装置の配管で、当時、中は、水で満たされていたということです。
配管には、漏れ出した水と、水に含まれていたホウ酸や、コバルト60と呼ばれる放射性物質が、乾燥して固まった状態で付着していて、漏れ出した水の量は分かりませんが、乾燥した物質は34グラムだったということです。
固まりに含まれていた放射性物質の量は、国への報告基準の500分の1程度で、環境への影響はないということです。
四国電力によりますと、この配管は、今月15日に点検をした際には、異常は確認されなかったということです。
この配管は2号機が運転を始めた昭和57年から32年間、一度も交換されておらず四国電力はなんらかの原因で配管に穴が開いた可能性があると見て、水が漏れ出した原因を詳しく調べることにしています。 

 

伊方原発:配管から廃液漏れ

http://mainichi.jp/select/news/20141119k0000m040077000c.html

毎日新聞 2014年11月18日 20時31分(最終更新 11月18日 20時58分)

18日午後0時40分ごろ、四国電力伊方原発2号機(愛媛県伊方町)で、放射線管理区域の原子炉補助建屋内にある配管から、微量の放射性物質を含む水が漏れているのが見つかった。四電によると、外部への漏えいや作業員の被ばくはない。

 原子炉冷却水や作業着の洗濯排水などが混じった低レベル放射性廃液が、ステンレス製の配管(直径34ミリ)から漏れ出し、乾燥した状態だった。放射性物質のコバルト60が8500ベクレル検出されたが、国への報告基準の約500分の1の量だという。

 四電によると、配管には目に見えるひびはないが、微細な穴ができた可能性があるとみて原因を調べている。

  平成26年11月18日 四国電力株式会社 プレスリリース 伊方発電所2号機 アスファルト固化装置廃液供給タンクへの配管からの析出について

 

定期検査中の伊方発電所2号機原子炉補助建家(管理区域)において、アスファルト固化装置の廃液供給配管の保温材に析出物があったため、保温材を取り外し、配管の状況を確認したところ、本日、12時40分に、配管表面に漏えい跡と思われる析出物があることを保修員が確認しました。なお、漏えい跡は乾燥した状態であり、現在漏えいはありません。 

 今後、引き続き、詳細調査を実施します。 
 本事象による環境への放射能の影響はありません。 
 本事象は、法律に基づく国への報告事象に該当するものではありません。 

(参考) 

アスファルト固化装置 
アスファルト固化装置は、機器の分解点検等に伴い発生するプラント廃液や作業衣の洗濯排水等の低レベル放射性廃液をアスファルトと混合して固化処理する装置 

 
以上
 

 

愛媛県 県民環境部原子力安全対策推進監 26年11月18日

伊方2号機アスファルト固化装置廃液供給タンクへの配管からの析出について

 

(管理人より)

伊方原発もやめるべきということです。32年間一度も交換されてない配管はもうぼろぼろです。

中央構造線の上にあるこんな原発など、地震が来たら老配管が破断して、もう西日本もおしまいです。

それでも再稼働させたいと原子力推進側は考えているため、この伊方原発の放射能漏れに関する報道も、微妙に正直さがないことがわかります。

時系列で言うと、まず

2014/11/18 16:38   【共同通信】 伊方原発2号機で放射性物質含む水漏れ 

それから 

2011/11/18 19:22 NHK   「伊方原発で配管から水漏れ」

2014/11/18 20:31 毎日新聞 「伊方原発:配管から廃液漏れ」


NHKと毎日はタイトルを見ただけでは、放射性物質が漏れたかどうか判断できなくなっています。

一発目のニュースは放射性物質という言葉を入れていますが、後の二つは放射性物質という言葉は入っていません。タイトルだけ見れば、水だけが漏れた感じを受けます。

ブログを書く人間として思うのですが、タイトルは非常に重要です。そのタイトル一文で読むか読まないか、相手に判断されてしまうからです。

そう考えると、新聞社やNHKというのは、逆に放射能漏れの事実を伝えたくないんだということが伝わってきます。

実際にはコバルト60だけなのかどうかもわかりませんし、34グラム、8500ベクレルというのも、別々に報道されています。


このようにマスコミと電力会社は一緒になって、放射能漏れを過小評価、隠蔽したいということがわかります。

本当に危険を知らせたいと思ってるなら、こんなタイトルは付けません。中立公平でもありません。


電力会社は引き続き調査すると言って、続報がないことばかりだし、「放射能の影響はありません」と言い切るし、納得いかないです。

放射能の影響は晩発性ですから、トラブルの直後に「影響ない」って言い切るのは本当はおかしいと思います。無意味です。

【緊急】続報グリーンコープ 群馬産燻製チップウインナー試作品が11/5に作られていた事実が発覚!

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グリーンコープ燻製チップ変更問題続報

グリーンコープは11/11にウインナーなどの放射能検査結果をHPで公表していました。

今日、グリーンコープ生協やまぐち本部に確認したところ、なんとそのデータは、群馬県産のチップを使って作った試作のデータだそうです。

昨日申し入れに行った時は、「試作分」という話はなく、正しく事実を把握してもいないという状態でした。

今日の電話で「こちらの間違いでした」と言われました

単生協って仕事が適当な気がします。

11/6測定日のこれです。↓

http://www.greencoop.or.jp/genpatsu/img/141118kensaall.pdf

 

その試作は、販売をされておらず、出回ってはいませんが、このPDF資料の表の中に、群馬産のチップを使ったということはどこにも書いてありません。

この表では「群馬産のチップのウインナーかどうか」誰が見てもわかりません。今までと同じウインナーだと思い、それが配達されていると勘違いしてしまうと思います。

知っているのはグリーンコープ畜産部のみ。

それなのに「きちんとHPに掲載してます」といわれても、無意味です。

しかもすでに、メーカーの燻製室で群馬産チップが使われたということですので、もう、体の力が抜けていきました。

配達されていない試作のようなものがデータとしてHPにアップされているということにも驚きました!

私はデータを見て、それが配達されていると思っていたので、さらに落ち込みました。

試作して検査したことを、さも「ちゃんとやりました」といいように言うグリーンコープ担当者にも、勉強不足を感じざるを得ません。

 

一度燻せば燻製室に放射性微粒子が付きます。メーカーに燻製室がいくつあるかわかりませんが、群馬産を一度は使っています。

震災がれきを燃やした焼却炉の中も放射性物質が付着しているそうです。(小出助教)

メーカーに放射性物質を含むチップを一度も使って欲しくないと思って申し入れもしたのに、

11/5時点でもうすでに群馬産チップ使用の試作品を作っていたとは!

本日11/20の電話問い合わせ時点では、たしかに、チップ切り替えの執行は止まった状態だそうです。

これは組合員の声が集まったからです。

いま、単生協ごとに、この件については対応をしろという指示が出ているようです。

共同体本部に11/11に電話したときはその場で答えてもらえたのに、さっき電話をかけたときは、折り返し単生協から電話がかかってきました。(下田さん)

 

11/24から本格的に切り替えられないように、もうひと踏ん張り組合員の声が必要です。


メーカー問い合わせ

0120-860-168 お客様相談室(福留ハム) 熊本工場は木曜日は公休


追記  ブログ読者さんが問合わせてくださいました!感謝です!


福留ハムお客様相談室に問い合わせ

GCの製品について福留からは答えることができない。

福留ハムの製品の燻製チップについての問い→多岐にわたるので回答に時間が欲しい(明日連絡する予定)

 

生活クラブのハム生産者(平牧工房)に燻製用のチップ、豚肉の産地を問い合わせ

チップ=群馬・長野・秋田・岩手・埼玉

豚肉=山形・栃木・岩手・福島・宮城・北海道

放射能検査結果web検索「ハム」で検索&rArr;

産地が全て山形という結果に驚き!


生活クラブは関東なので予想はしていましたが、これほどとは! グリーンコープは九州のお肉なので、九州のチップを使わなければ

地産地消じゃない上に、放射性物質を回避する点から言っても、もったいないことです!



 

11/21グリーンコープ最新問い合わせ確認 11/25製造分の燻製チップは残りの九州産桜チップで対応

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今日はグリーンコープてるてるコーナー(0120-140-586)に問い合わせ確認しました。


11/25製造分の燻製チップは残りの九州産桜チップで対応できることになった。

それ以降は、いま検討中。桜以外のチップに変えると風味が変わる。

味が変われば組合員のチェックが必要なので時間がかかる。

その間はどうするか、ほかの地域から入手できないかなども含めて検討に入った。

燻製チップ変更はバイオマス発電への需要が高まったから。


今日の電話の担当の人は、内部被曝のことに理解が有り、燻製室がサンプルを燻したあとに放射性物質が残留することへも理解を示されました。

メーカーに掃除してもらうように伝えて欲しいと頼みました。


無視できないほどの声が集まれば、変わると思います。

 


職員、単協(店舗も含む)からの質問を 受ける電話相談窓口「てるてるコーナー」(0120-140-586)

グリーンコープ共同体は九州・中国・関西にある14の生協で構成されています。

 

各生協本部の電話番号を調べました。本部の記載がないところもありましたのでその場合は配送センター

 

グリーンコープ生協おおさか  TEL 072-670-2060  FAX 072-670-2063 グリーンコープ生協ひょうご   TEL  072-777-7630    FAX  072-777-7805  グリーンコープ生協とっとり     TEL 0859-34-6661  FAX 0859-22-5599 グリーンコープ生協しまね    TEL 0853-73-8010  FAX 0853-73-8011 グリーンコープ生協おかやま  TEL 086-805-2267 グリーンコープ生協ひろしま   TEL 082-831-1503   FAX 082-870-1800  商品相談電話0120-757-738(フリーダイヤル) グリーンコープ生協やまぐち  TEL 0836-54-1101   FAX 0836-51-5972 グリーンコープ生協ふくおか  TEL 092-482-7770  FAX 092-433-1117 グリーンコープ生協さが     さがセンター TEL 0952-32-2801  FAX 0952-32-3595 グリーンコープ生協(長崎)   長崎東センター TEL 095-838-7333 グリーンコープ生協くまもと   TEL 096-324-8118  FAX 096-324-8123 グリーンコープ生協おおいた  日田センター TEL 0973-22-9480  FAX  0973-22-9478 グリーンコープ生協みやざき  TEL 0985-35-7300  FAX 0985-27-8110 グリーンコープかごしま生協  TEL 099-218-8383  FAX 099-218-8484  

 

メールはこちら!https://www.greencoop.or.jp/opinion/top_new.html

 

さて、燻製チップメーカーは住所から検索するとここ。

渡辺林産工業株式会社  バーク堆肥やきのこ用のオガ粉も製造 


セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図公表

2011年9月28日1時35分 朝日新聞

文部科学省は27日、航空機を使って測定した放射性セシウムの蓄積量について、群馬県の汚染マップを公表した。東京電力福島第一原発事故によって飛散した汚染の帯が、250キロを超えて広がっていることが分かった。

 8月23日~9月8日、県の防災ヘリコプターで測定した。汚染度の高い地域の帯は、原発から北西60キロ付近まで延びた後、南西に方向を変えて栃木県を越え、群馬県まで続いていた。文科省によると、放射性物質を含んだ雲が山地に沿って風に運ばれ、樹木や雨によって地上に沈着したと推測できるという。

 放射性物質の量が半分になる半減期が30年のセシウム137で最も蓄積が多かったのは県北部。原発から約180キロ離れたみどり市や桐生市などの山間部の一部で、1平方メートルあたり10万~30万ベクレルにのぼった。250キロ離れた長野県境の一部でも3万ベクレルを超えた。チェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。

 群馬県内で蓄積量の多い山間地点の放射線量は毎時0.5~1.0マイクロシーベルトで、このほかは0.5マイクロシーベルト以下だった。学校において、校庭の除染を行う目安は1マイクロシーベルト以上とされている。

 文科省は東日本全域で航空機による測定をしている。測定を終えた県の汚染マップを順次、ウェブサイトで公表している。(佐藤久恵)


http://www.asahi.com/special/10005/TKY201109270600.html

 環境省

 

  

 

環境省 平成24年2月24日

東北地方及び関東地方における一般家庭等で使用される 薪及び薪の灰等の調査結果について

http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=19343&hou_id=14885

放射能濃度測定結果一覧より 群馬県を抜粋 

 

 

樗木博一氏(九州大学大学院エネルギー変換工学専攻修士課程修了、工学修士、30年間電機メーカで技術者として勤務)

http://peacechildren.web.fc2.com/dl/memo1.pdf





福島の汚染土を県外最終処分する根拠法が作られました。人を汚染地に留めて汚染土を拡散する愚かな国。

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福島の汚染土、最終処分は県外へ 明記した改正法が成立

2014年11月20日03時52分  朝日新聞デジタル 

福島県内の除染で出た汚染土の中間貯蔵施設をめぐり、30年以内の県外最終処分を明記した改正法が19日、成立した。法制化は、地元が搬入受け入れの前提とした5項目の一つで、望月義夫環境相は「大きな一歩」。だが、政府が目標として掲げる来年1月の搬入開始ができるかは、極めて厳しい状況だ。 

 改正したのは、有害物質PCB(ポリ塩化ビフェニール)の処理をしている国100%出資の特殊会社「日本環境安全事業」(JESCO)の関連法。中間貯蔵の事業は国の責任で行うとした上で、その監督下で施設の管理運営も担わせる。社名も「中間貯蔵・環境安全事業」と改める。 

 さらに、「国は中間貯蔵開始後30年以内に、福島県外で最終処分するために必要な措置を講ずる」として、保管した汚染土などを県外に運び出して最終処分することを明記した。 

 成立後に望月環境相は「(目標とする)1月の搬入開始に努力を続ける」と話したあと、報告のため福島県に向かい内堀雅雄知事を訪ねた。 

 望月環境相は、同県いわき市で、内堀知事に条文を記した文書を手渡し「この法律は重要な一歩。(汚染土の搬入開始には)あと4項目あり、県や市町村と連絡を取りながら一日も早く取り組んでいきたい」と話した。内堀知事は「5項目のなかでも重要な要素で、早期成立をありがたく思っている」と応じた。 

 しかし、残る課題は多く、来年1月の搬入開始は相当困難だ。 

 福島県は9月、政府に対して中間貯蔵施設の建設受け入れを伝えた際、搬入受け入れの条件として5項目を示した。県外最終処分の法制化のほか、中間貯蔵施設などに関する交付金などの予算化▽国による搬入ルートの維持管理と周辺対策▽施設と輸送の安全性▽県および建設地になる大熊町と双葉町との安全協定案の合意。 

 今回の法案審議の途中でも話題になったが、環境省は「地元と調整中」などと答えるのみだった。今後行われる総選挙で予算審議などの遅れも必至。望月環境相は19日、1月搬入開始が極めて困難だと認めた上で「議員の地位はなくなるが環境大臣は続く。環境省一丸で努力する」と意気込みを語った。 

 残る4項目に加えて、最後まで残る課題とみられるのが、用地取得だ。 

 施設の予定地約16平方キロには、2365件の土地の地権者がいる。しかし9月末の段階で、避難先が特定できたのは1269人。現在も連絡先を探す作業を続けているが「何世代にもわたりさかのぼる必要があるなど、どうしても時間がかかる」(担当者)。環境省は、取得できた土地から仮置き場をつくって搬入を開始する考えだが、事実上の借地である地上権設定も含めて、まだ実際に契約に至った例はないという。 

 今月7日には竹下亘復興相が来年1月の目標に関して、「多分、見直すことになるだろう」と発言。政府内にも見直し論がくすぶっている。(奥村輝、根岸拓朗) 

 

中間貯蔵施設巡る「県外処分」の改正法が成立

2014年11月19日 20時38分  読売新聞

東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た福島県内の汚染土などを保管する「中間貯蔵施設」を巡り、30年以内に施設から汚染土などを運び出して県外処分する規定を盛り込んだ改正日本環境安全事業株式会社法が19日、参院本会議で賛成多数で可決、成立した。

県外処分法制化は、施設の建設受け入れ条件として同県側が求めていた。改正法は施設を運営する同社の根拠法で、「30年以内に県外で最終処分を完了するために必要な措置を講じる」と明記された。望月環境相は19日午後、同県を訪れ、内堀雅雄知事に法改正を報告。内堀知事は「大変ありがたい」と歓迎する意向を示した。

 政府は今後、地権者との用地交渉を急ぐ。ただ、登記簿などから判明した地権者約2300人のうち、所在を把握できたのは、まだ約1300人。特定は難航しており、来年1月の搬入開始目標の達成は不透明だ。

 

(管理人より)

日本の中で最も放射能汚染された県は福島県だということは科学的な事実です。http://savechild.net/archives/14364.html   より

 

にもかかわらずわざわざ放射性廃棄物を福島より汚染の少ない県に拡散させるという法律が作られました。

件名日本環境安全事業株式会社法の一部を改正する法律案 種別法律案(内閣提出) 提出回次 187回提出番号5

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/187/meisai/m18703187005.htm

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/187/pdf/5318750.pdf

 

(環境委員会) 


日本環境安全事業株式会社法の一部を改正する法律案(閣法第五号)(衆議院送付)要旨
福島県においては、放射性物質に汚染された大量の土壌や廃棄物が発生し、直ちに最終処分することは困難であることから、これを安全に集中的に貯蔵・管理する中間貯蔵施設が不可欠であり、国の責任において、この中間貯蔵施設を整備し、管理運営を行うこととしている。
本法律案は、今後、中間貯蔵施設への搬入を開始するに当たって、地元の申入事項等に応えつつ、中間貯蔵を確実かつ適正に実施するため、法律において中間貯蔵施設に関する国の責務を規定し、その中核として「中間貯蔵開始後三十年以内に、福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずる」旨を明記するとともに、専門性を有し、国と一体となって事業を支援する組織が、中間貯蔵に係る事業を行えるようにする等の措置を講じようとするものであり、その主な内容は次のとおりである。


一、法律の題名を「中間貯蔵・環境安全事業株式会社法」に変更する。
二、国は、中間貯蔵及びポリ塩化ビフェニル廃棄物の処理の確実かつ適正な実施の確保を図るため、万全の措置を講ずるものとし、特に、中間貯蔵施設を整備し、及びその安全を確保するとともに、当該施設の周辺の地域の住民その他の関係者の理解と協力を得るために必要な措置を講ずるほか、中間貯蔵開始後三十年以内に、福島県外で最終処分を完了するために必要な措置を講ずるものとする。
三、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(以下「会社」という。)の事業に、国、福島県、福島県内の市町村その他環境省令で定める者の委託を受けて、中間貯蔵を行うこと、並びに福島県内除去土壌等の収集及び運搬を行うこと等を追加する。
四、政府は、会社が中間貯蔵に係る事業又はポリ塩化ビフェニル廃棄物の処理に係る事業を営む間、会社の発行済株式の総数を保有していなければならないものとする。
五、その他の措置として、政府の追加出資、区分経理の導入等所要の規定の整備を行う。
六、この法律は、一部の規定を除き、公布の日から起算して二月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

 

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/187/187-1119-v012.htm

自民、民主、公明、維新など全員賛成。

反対した議員だけここに抜粋します。

みんなの党( 12名)    賛成票 0   反対票 12    反対     反対     反対     ● 井上  義行   ● 行田  邦子   ● 田中   茂   ● 中西  健治   ● 松沢  成文   ● 松田  公太   ● 水野  賢一   ● 薬師寺みちよ   ● 山口  和之   ● 山田  太郎   ● 和田  政宗   ● 渡辺美知太郎

 

日本共産党( 11名)    賛成票 0   反対票 11    反対     反対     反対     ● 井上  哲士   ● 市田  忠義   ● 紙   智子   ● 吉良 よし子   ● 倉林  明子   ● 小池   晃   ● 田村  智子   ● 大門 実紀史   ● 辰已 孝太郎   ● 仁比  聡平   ● 山下  芳生

 

社会民主党・護憲連合( 3名)    賛成票 0   反対票 3    反対     反対     反対     ● 福島 みずほ   ● 又市  征治   ● 吉田  忠智                  

 

各派に属しない議員( 4名)    反対票 2    反対                 ● 糸数  慶子               ● 山本  太郎    

 

※一応参考までに載せました。 この反対議員の全てが「自然エネルギー推進」というおかしさに気付いて欲しい。自然エネ推進が放射性物質の拡散に結びつき、原発を温存させることになぜ気づかないのでしょうか?

 

完全に「放射性物質の集中管理」とは真逆の方向に向かっています。

根拠法が作られたということは、「合法です」と言って、堂々と県外に拡散できるわけです。震災がれき広域処理の時もそうでした。

このパターンを作られてしまうことに市民は気づかなければなりません。

 

~法改正案&rArr;閣議決定&rArr;~法改正成立&rArr;根拠法ができたので合法だとしてゴリ押し


最終処分地が一箇所とは限りません。がれき広域処理のときのように、環境省がマッチングをするかもしれませんから、金目で手を挙げる自治体もいるかもしれません。

環境省に放射性物質関連を扱う権限を集中させることもこのパターンでやられています。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16574

http://www.env.go.jp/air/rmcm/conf_cm/01/mat03.pdf

権限が環境省に集中され、放射性廃棄物が国の事業として今後、全国にゴリ押しされるということになります。

国&rArr;JESCO&rArr;自治体・産廃企業

日本中が二次被曝させられるシステムがどんどん作られていきます。当然、安全な農作物が作れる食糧生産地も消滅していくことを意味します。

JESCOの事業所は関与しないといいながらも、実際には先のことまではわかりません。

 http://www.jesconet.co.jp/company/pdf/prelease141119.pdf

 

それから除染廃棄物中間貯蔵施設について次のような論調で語る市民がいますが、それは完全に誤りです。

「永久貯蔵というと地元が怒るから30年先に県外処分と言っている、実際には揉めるので先送り」 

震災がれき広域処理とPCB廃棄物処理を概観すれば上の考えが謝りだとはっきりとわかります。

法改正し、根拠法を作ったのはそこに利権があるからです。儲かる企業との癒着があるからこそ閣議決定するのです。ひっくり返せないようにする。

「選挙のタイミングで県外最終処分法廃案もありうる」というニュースが11/12頃流れていましたが、

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/11/post_11005.html

そんなアホな報道を丸のみして、まるで朗報みたいにツイッターのタイムラインに流している人が結構いました。

結果、11/19に県外最終処分法は、さっさときっちり成立。廃案になんかなるわけないのです!

放射性廃棄物の利権はもうすでにグローバル化してることを当ブログでも伝えてきたのに。 努力も虚しい!

 

2013年にJESCOが除染廃棄物の中間貯蔵施設建設をすることが決まってた?英の核廃棄物企業のサイトから

福島除染廃棄物の中間貯蔵施設問題。JESCOと英の核廃棄物管理委員会は2012年に情報交換していた事実。

除染廃棄物の県外最終処分は今後どうなるか。「政府を上げて全力で取り組む」&rArr;ゴリ押しするということ

 

さらに塩谷町の指定廃棄物最終処分場の反対運動が大きくニュースで取り上げられることで、ますます混乱させられています。

西日本の食料生産地を守る、放射性物質の集中管理をするという運動がおかしな方向へ誘導されているのがわかります。

塩谷町も西日本から比べたら猛烈な放射能汚染地域です。5桁も違うのです。その地域の指定廃棄物まで福島中間貯蔵施設に入れられたら、結局全国に拡散する量が増えるだけ。

栃木県塩谷町の指定廃棄物の見解。 福島の中間貯蔵施設に&rArr;県外最終処分に 集中管理と矛盾する一文

放射性物質の集中管理に関して世論がどうしてこんな変な方向性になるのか、よく考えなければなりません。

 

まず下の8つの日本地図をどうぞ。「~が思ってる汚染範囲」は~の地域の人の主観です。

まず集中管理を言うなら、実際には、長野県以西と北海道(上の放射能汚染の日本地図の赤文字で2桁以下のところ)に、福島の除染廃棄物や指定廃棄物を移動させては絶対にいけないはずです。

日本全体の事を考えると最も妥当なのは、一番汚染した県に無人エリアを作り、そこに最終処分場を作るということです。

それが集中管理です。そのエリア周辺に人が住んでいるかいないかはここでは言及しません。本当は移住しなければならないのですから。

 

 

塩谷町が思ってる汚染範囲の認識は以下かもしれません。福島の中間貯蔵施設に集中管理を求めるのなら、JESCO法改正にも同時に反対し、西日本に最終処分場を作ってはいけない、中間貯蔵施設を最終処分場にすべきだという内容の運動になっていなければおかしいのです。

県外最終処分法が成立した今、もはや塩谷町の運動は「集中管理を求める運動とは言えない」と私は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中間貯蔵施設も、最終処分場もゼネコン仕事の巨大公共工事です。

作るのを最終処分場一つにすれば、血税をゼネコンに余分にばらまかなくてもすむのに・・・1000兆円の借金だらけの国のやることではありません。

何個も放射性廃棄物処分施設を新設するのは建設企業などの利権、さらに廃棄物企業の利権なのです。

30年以内に環境中に放射性物質をばらまく「実証実験」を繰り返し、税金を産廃企業に垂れ流す。全国で毒物リサイクルの道筋を作る。

除染技術実証事業の中身に驚愕!すでに福島県以外の企業でも除染土壌処理実験が行われていたという事実。

さらに県外で最終処分場を新設するとして、放射性廃棄物利権を巨大化させる。

 

日本はこれから二次汚染、追加被爆、食べ物の汚染が避けられないという状況に法律を作って追い込まれていきます。

その法律を決めてるのは、大企業(財閥)と官僚に操られた、愚かな国会議員たち。どこまでも甘い汁を吸おうとする強欲議員。

これからは小さな生活者の視点と、国と企業の動きを概観する大きな視点で公害原因物質(放射能、重金属、化学物質)を捉えながら、市民がそれををどう食い止めるかにかかっていると私は思います。

ほとんどの人が「汚染はたいしたことない」もしくは「汚染はもう仕方ない」と思い込まされています。

だから自然エネルギーが汚染を拡散し、原発を温存している構造に気づくことができないし、その事実を真正面から見ようとしないのです。

 

市民一人ひとりが調査・考察することは大事です。

「ネット市民の妄想」と言われないように、頑張って調べていくことが大事です。

マスコミ記者だって提灯記事や誤報を書きまくるし、有名人や、有名環境NPOに任せておけば良いということもありません。間違ってることがあるからです。

 

 

 

 

11/26 グリーンコープ最新問い合わせ確認 年内は九州産チップを使用。グリーンコープ商品の燻製室は掃除

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【グリーンコープ燻製チップ問題】について11/26に、てるてるコーナー(0120-140-586)で確認したことを書いておきます。


11/29製造分までは九州産桜チップを使用。

年内は九州産の桜、樫、椎を混合して対応する。年明けについては現在検討中。

試作品製造後の燻製室についてメーカーに問い合わせしてもらったところ

「天井・壁・床を全てホースで水をかけて掃除をして排水も外に出した。グリーンコープ商品の燻製室と、自社製品の燻製室とは別なので混ざったりしない」 


 

組合員が声を上げなかったら、11/14から群馬産に変更されるところでしたが、たくさんの声が上がったので現時点は九州産で、年内も九州産ということになりました。

やっぱり諦めてはいけないと思います。

「ずっと九州産でいく」ということになるまでは、頑張って問い合わせや状況確認など、みんなでしていきましょう!

 

 

グリーンコープ放射能測定室は福岡市にあり、組合員の見学もできるようです。

GCの測定室では有料で測定をお願いすることもできるそうです。

検査は、キャンベラジャパン(株)社製のシンチレーション放射能測定器2台とゲルマニウム半導体検出器1台で行っています。

http://www.canberra.com/jp/products/detector_specialty.asp

残留放射能検査の結果のページ  http://www.canberra.com/jp/products/detector_specialty.asp

最新データ vol.183(2014年11月25日公表分) 

測定可能な核種は放射性ヨウ素、セシウム134、セシウム137の3種

 

 

私は、組合員ですがグリーンコープの「測って自主基準値以下なら販売、食べて応援」には賛同できません。核種が3種類では不十分だからです。

関東の生協であれば生産者が関東ばかりだと思いますので、ある意味仕方がない部分もあると思いますが、西日本がそれと同じではいけない。

福島第一原発の北は南よりストロンチウムなどが多い 住み続ければ原因不明の病気になる 1  

こちらのブログでは、米国が公開した、米国エネルギー省国家核安全保障局が東日本を対象に2011/3~4月に実施した土壌調査結果 をもとにグラフを作っておられます。

結論としては 宮城、山形は、寿命の長い、そして体内に入ると有害性が強いアルファ線源とベータ線源による汚染が強いということです。

福島第一原発事故で200種以上の放射性物質が放出されています。

 

 

グリーンコープの加工食品の中にも 山形のものはたくさんあると思います。お米もありました。

【玄米餅(切り餅)】 餅玄米は山形。工場は山形。

どんどん食べて応援がグリーンコープのカタログに増えています

 

「食べる」ことが 「応援」になるのかどうなのかを議論しなければ、みんな共倒れになってしまいます。

これからは、こういうアメリカの土壌検査のデータ等も、グリーンコープに提示する必要があると思います。

 

学会講演「10ベクレル/kg食で子どもに痛みが出る」 小若順一


PDF 資料 (カラー)  10ベクレル/kgの食事で健康被害 第3回ウクライナ報告書 13~15抜粋

この資料を見たら、食べて応援というのは成立しないということがわかると思います。

 

 

  

お母さんはこのグラフが重要と思います。

 

 

 


市民発電所はどこへいくのか スマートメーター編  スマートグリッド社会は要らないよ!

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(管理人より) あのちゃんの力作がアップされたので転載します。あのちゃんありがとう。m(_)m

今、進められているエネルギー政策の行き着く先がスマートグリッド社会。

もうすでに新型のスマートメーターに切り替わってる地域もあり着実に進められています。ブログ読者さんの自宅はスマートメーターの交換は済んでいますか?うちはまだです。断りますけど。

スマートメーターはスマートグリッド社会になくてはならないものです。

下の図は経産省のものですが「ITによるコントロール」と真ん中に書いてあります。

自然エネルギーを推進するということはこういうことです。

 

 

次世代エネルギーとして、用意周到に進められてきたスマートグリッド。

スマートグリッド・スマートコミュニティとは

このイメージ図には原発が描かれてないところが欺瞞的。

 

 

2009年11月  経産省内に「次世代エネルギー社会システム協議会」を設置(メンバー:柏木孝夫、山地憲治ほか)

        目的~部課長クラス主体による「スマートグリッド関連企業開拓」 スマートグリッドビジネスの指令塔となる。

2010年    「スマートグリッド」関連図書が続々出版される

 

私は「スマート革命」という本( 柏木孝夫著)をアマゾンマケプレで1円で買いました。「運良く」?図書館になかったので中古で読んでますが、そこに全部書いてあります。

安全保障論、エネルギーベストミックスで電源多様化がさもいいことのように持っていこうとしていることがわかります。

脱原発で自然エネ推進の人が全部騙されてることが理解できます。

このような化石燃料をトータルで浪費していくスマートグリッド社会は要りません。まったく省エネルギーではありません。

電磁波被害者、低周波被害者の方はもちろんのこと、そうででない人も、個人情報ダダ漏れの社会が嫌だという方は

これからどんな世の中になるのか、ひとりでも多くの人に知らせて欲しいです。市民から市民へ。

環境NPOや、企業OBに尋ねても、本当のことを教えるはずはありません。

お話だけではイメージできない人にはぜひ、あのちゃんの漫画をおすすめします。

 

JPEG版
スマートメーター編 1
スマートメーター編 2
スマートメーター編 3
スマートメーター編 4
スマートメーター編 5

PDF版
スマートメーター編 1
スマートメーター編 2
スマートメーター編 3
スマートメーター編 4
スマートメーター編 5

 

 

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ソーラーパネルだらけのスマートシティ。本当にこんな暮らしが正しいのかどうか考えなければなりません。

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藤沢市にスマートシティ誕生

11月27日 21時01分 NHK

再生可能エネルギーなどを使った最先端のシステムを備え、街全体で省電力などの環境対策を進める大規模なスマートシティが神奈川県藤沢市に誕生し、27日、開所式が行われました。

スマートシティは、地域の電力や交通のシステムに最新の技術を導入して、街全体で電力使用の効率化など環境対策を進める地区のことで、27日、新たに藤沢市で開所式が行われました。
この地区は、パナソニックが、およそ19ヘクタールの工場の跡地に整備したもので、住宅ごとに太陽光発電の設備が設置され、発電の状況や消費電力のデータをテレビや専用の端末で確認することができます。
また、地区の周囲にも太陽光パネルが設置され、災害時には非常用の電源として利用できるほか、電気自動車などを共同で利用できるとしています。
地区に入居した女性は「これまで住んでいた住宅と比べて電気代が下がったので家計にはありがたい」と話していました。
国内では、省エネ意識の高まりや東日本大震災などを背景にスマートシティを建設しようという動きが相次ぎ、160を超える自治体で、経済産業省の補助金を受けた実証実験などのプロジェクトが立ち上がっています。

 

  最先端のエコタウンが神奈川・藤沢市にオープン

TBS (11月27日18:15)

住宅の屋根に太陽光パネルが光る街。全体が最先端のエコ技術で埋め尽くされたエコタウンが27日、神奈川県藤沢市にオープンしました。1990年と比べて二酸化炭素の排出量を70%減らすことを目指すこの街。その暮らしはどんなものなのでしょうか。

 屋根や空き地など至るところに設置された太陽光パネル。ここは街全体に太陽光発電システムと家庭用の蓄電池が配備されている日本で初めての街です。同じ規模の街と比べて、1990年より二酸化炭素の排出量70%削減を目指しています。

 パナソニックが運営し、工場の跡地6万坪を活用しようと始まったプロジェクトで、住宅1000戸のほか商業施設なども設けられています。

 「こちらのタブレットでは現在の発電量、電気の使用量、そして売電量も見ることができます」(記者)

 住宅はオール電化。発電量や使用電力が一目でわかるようになっていて、一般的なケースでは電気代がゼロな上、売電で1万円ほど収入が得られるといいます。カーシェアリングのための車はもちろん電気自動車です。また、敷地内のあちこちに防犯カメラが設置されています。

 「小さい子どもが家にいないとき、これで確認できる」(パナホーム 佐野かおりさん)

 防犯カメラの映像は、自宅のテレビで見ることができ、公園で遊ぶ子供の様子もリアルタイムで見守れるのです。

 パナソニックは、こうした街をまるごと海外に輸出することを検討していて、海外メディアからも注目の的。

 「私たちはあらゆる技術革新に興味がある。未来を見ているようだ」(イギリスのメディア)
 「3世代100年にわたって生き続ける持続可能な街づくりをパナソニックが主導してやっていく」(パナソニック・ビジネスソリューション本部 井戸正弘本部長)

 日本の技術による最先端のエコタウン。4年後には3000人が住む街に育つ予定です。

 

 (管理人より)

前回はあのちゃんの漫画でスマートメーターが付けられたスマートグリッドの暮らしについてお知らせしました。

市民発電所はどこへいくのか スマートメーター編  スマートグリッド社会は要らないよ! 何故かぴったりのタイミングで、神奈川県に作られた「スマートシティ」のニュースが流れました。

スマートハウス、エコタウンやスマートシティ、持続可能などのキーワードに要注意です。

原子力ムラは広告代理店を使ってこういった言葉と、未来のプラスイメージだけを何年もかけて、市民に刷り込んできました。脱原発市民にも、そうでない人にも。

本当にエコなのか社会全体として省エネルギーかどうか、誰も検証してません。専門家もいません。

家を買う世代の人は、ステイタス感やおしゃれ感、便利さしか見ておらず、省エネといっても、自分家の電気代が安いかどうか、得かどうかしか考えてはいません。

新し物好きの感覚で大きな買い物をしようとしています。

そういう上っ面のことしか見てないのです。

 

そもそも小さい子供を公園で遊ばせているとき、親が目の前で見てなかったら、何か怪我をしたり、誰かに連れて行かれる可能性もあるのに

家の中でテレビの画面でそれを見守る?ことの異常さ!  それをさも役に立つかのように言うニュースも、もはや異常です。

もし怪我をしたら現場到着まで時間がかかるし、もし子供が連れ去られたら防犯カメラがあったって間に合わないということが想像できないのでしょうか?

「小さい子どもが家にいない時確認できる」 この意味はまったくわかりません。

小さい子どもが家にいない時&rArr;???   ほったらかしてるのでしょうか?

防犯カメラ任せの子育てってことなんでしょうね。恐ろしいです。

 

「電気代ゼロ」だなんて、そこまで言っていいのでしょうか?

再エネ賦課金は、パネルを持たない人も含めて全ての電気利用者に上乗せされ、自然エネルギーが増えれば増えるほど高くなっていきます。

「電気代ゼロ」はトリック。すべての電気事業者に被せてるだけ。売電なんてお天気次第。それも採算が取れるかどうかもわかりません。経年劣化のことはスルー。

オール電化のスマートハウスは、IH調理器、電気を熱に変えるエコキュートなどエネルギーロスが多い電気浪費型の家です。

エコキュートはそれだけでなく大量の低周波音被害者を生み出している実態があります。

 

建築ジャーナル #1203 2012年9月号 スマートハウスがもたらす大きな代償   企業組合建築ジャーナル

 

もともとヒートポンプのエコキュートやEV(電気自動車)は家庭での電気の新規需要のために導入されたものです。

つまり、「市民に電気を使わせるためにエコキュートや電気自動車を作った」と、経産省が言ってるのです。どこが省エネか!どこがエコか!と思います。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81125a12j.pdf

問題は、上二つのニュースがテレビ(NHKとTBS)で流されているということです。完全にコマーシャルです。

そして、それが詐欺だということにまったく気づかないほど、国民が愚民になっているということです。

以下、 大事なことなので時間がかかってもぜひ読んでみてください。 

 

ハウスメーカーの住宅、太陽光パネル屋根一体型のスマートハウスって本当にスマート?エコ?

オブザーバーツリーって何?新築する前に考えて欲しいハウスメーカーの家。フローリング材はタスマニアから

蓄電池が私たちの暮らしの中に入り込めば、電力会社に暮らしの根幹を握られてしまうことになります。 激甚な公害の上に成り立つ蓄電池。あのちゃんの漫画でエコ詐欺師たちに騙されないように勉強しよう! 太陽光パネルが増えると消防士が感電・有毒ガス等の危険に晒される。東京消防庁はリスクを過小評価。    太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(1)太陽光パネルの火事・火災について  太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(2)台風・竜巻でパネルはぶっ飛んでいます! 台風の前に周辺のソーラーをチェック!あのちゃんの漫画チラシ ソーラー編 太陽光発電のヒミツ 自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?

【危険を承知で推進中!】資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性

 

広島土砂災害時の写真をアップします。土石流で死者が出た現場です。

 

自然災害で危険なのはソーラーパネルも含まれます。パネルが災害時に役に立つという宣伝がされていますが、そうでしょうか?

日本で起きる自然災害は、台風、地震、火山噴火、津波、大雨、土砂災害です。これらの複合もありえます。

その地域が停電していれば自宅パネルで発電しても売電はできません。 

系統連系されていることを前提に、ソーラーパネルなど分散電源だけで運転することを「自立運転」と言います。

停電時にはこの自立運転が可能ですが、一体どのくらいの時間使えるのでしょうか?短時間という人もいます。https://twitter.com/ElekiTan/status/415092821746384896

地震で自宅内の配線などがおかしくなったら自宅のパネルでいくら発電しても蓄電池に貯めることができなくなると思います。

火山灰がパネルに降り積もれば発電はできません。大雨が降れば曇るので発電はできません。

大規模な自然災害が起これば、オール電化はどうしようもなくなります。

結局、ろうそく、乾電池、カセットコンロが必要になるでしょう。

 

市民にとって本当に危険なのは何なのかが報道で知らされてない今の日本。

メディアはスポンサー(再エネ企業=原発企業)の手前、企業に不都合なことは決して言わないでしょう。

「原発を安全」と言って騙したのと同じ構図です。国策だから実害が起きても、これからすべて施工業者のせいにされるでしょう。

それから、このスマートシティというのは「工場跡地」です。

そもそも工場跡地や産廃処分場跡地というのは、さまざまな有害重金属や化学物質によって土壌汚染されているケースがあります。


宮崎県の日向製錬所跡地にも汚染があったことが明らかになっています。

日向精錬所がヒ素やフッ素を垂れ流していたことが2000年に発覚、2008年の報道から。「循環型社会」の公害。

浦安市市有地六価クロム汚染疑惑 

パナソニック、横浜の携帯電話工場跡地でスマートタウン開発へ

 

ラブキャナル―産廃処分場跡地に住んで ロイス・マリー ギブス (著), Lois Marie Gibbs (原著), 山本 節子 (翻訳) せせらぎ出版



さてこの工場跡地はどうなのでしょうか?わかりません。企業はそういうことにもまったく気づかない人に売ろうというわけです。

企業が一番儲かるのは、詐欺的な付加価値をつけて高い家を売ること。

家を売って金儲けをするのに、一番大切なのは 「相手が無知であること」です。


戸建 6000万円前後に加えて、一時金17万円にタウンマネージメント代(管理費)月々 約1万3千円って!

http://city.panahome.jp/fujisawasst/outline/index.html

このスマートシティは神奈川県ですが、その神奈川に「お母さん大学」 というものがありました。

「お母さん大学」HP  http://www.okaasan.net/

「期待されるお母さん像」でもあるのかもしれんと思って見てたら、誰が作ったのかわからない図がありました。

こんなステレオタイプな表現でこんな図まで作って型にはめこむわけです。やっぱり自然エネルギーに誘導していました。

赤囲みを見てください。ソーラー エコ買い    原発反対、公害、廃棄物などの文字は当然ありません。

TOPページ右側にCMがあります。旭化成ヘーベルハウス。 

劣化ウランを宮崎県日向市の工場内にドラム缶8,030本、神奈川県川崎市に838本持ってる会社が旭化成です。

ここでも原発推進企業がソーラー推進してます。

 

一戸建を買う人にはスマートハウス、スマートシティ、賃貸住宅ならパネルを乗せたアパート、マンションとなっています。私の住んでる町にはエネファーム+ソーラーパネル+蓄電池のマンションができます。

「今はみんなこうよ」 &rArr;???  みんなと同じならいいんですか?

家を買うときどれがいいかを選ぶのは主婦。主婦を無知に据え置く仕掛けが世の中に、山のようにあります。

ひとりでもいいので、主婦同士でスマートグリッドの問題点などを伝えて欲しいと思います。

 

スマートシティは、追加で膨大な国費を浪費させる、亡国のまちづくり。160の自治体で進められるなんて狂気。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81125a12j.pdf

原発もなくすことはできない上に、エコキュートや蓄電池やパネルの問題が噴出し、これから犠牲になる人がさらに増えるでしょう。

 

パナソニック スマートシティソリューション 藤沢SST  女優さんを使ったCM

 

「食べて応援」企業は原子ムラ。「ふくしま応援企業ネットワーク」と日本原子力産業協会。

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国内の大手企業11社が協力し、福島の県産品を応援(福島14/11/28)

国内の大手企業11社が協力し、福島県産品を購入する福島の応援を始めた。
東京・日本橋の福島県のアンテナショップ「MIDETTE」。
店内には、県産の野菜や果物などおよそ2,500種類が並ぶ。
日本を代表する大手の企業が、福島県の米や日本酒を積極的に購入することで、県産品の­風評被害の払拭(ふっしょく)につなげる。
28日、視察に訪れた法被姿の男性陣は、県産品の風評被害の払拭を目指して動き出した­企業の役員たち。
その企業は、株式会社関電工、株式会社東芝、株式会社日立製作所。
11月18日に設立された、「ふくしま応援企業ネットワーク」。
メンバーは、東京電力や原発の廃炉作業に関わる大手ゼネコンなど11社。
東京電力福島復興本社の石崎芳行代表は、「風評に苦しんでいると、こればかりは福島県­民のお力だけでは、なんともいかんともしがたいということは、私も現地でたくさんお話­を伺っております」と話した。
消費者庁が、2014年9月に発表した意識調査では、福島県産品の購入をためらうと答­えた人は19.6%と、2014年2月の調査から、およそ4ポイント増加した。
首都圏の消費者の女性は、「お子さんがいるおうちの方は、ちょっと気にしている人もい­る」、「主人がすごく気にしていて、福島の物は自分も食べないし、子どもにも食べさせ­ない」、「ミニトマトとか、福島産と書いてあっても買いますけど」と話した。
ふくしま応援企業ネットワークでは、社員食堂や贈答品での県産品の利用促進をはじめ、­社内販売の開催や、福島の観光のPRを組織的に行う。
ふくしま応援企業ネットワークの真崎俊雄会長(東芝副社長)は、「このおいしさという­ものが、ちゃんと素直に受け入れられるように、われわれも協力できることは協力しなが­らやっていきたい」と話した。
ネットワークに加盟する企業11社の社員の数は、20万人。
グループ会社などを含めると、さらなる裾野の拡大が見込まれていて、福島県も、その効­果に大きな期待を寄せている。
日本橋ふくしま館MIDETTEの加藤泰広館長は、「今一番大変なのは生産者の皆さん­、生産者が作った、おいしくて、安全なものを、しっかり認識していただく、買う市場が­あれば、生産者が作る喜びがわいてくると思いますので、そういった取り組みを、このネ­ットワークに期待したい」と話した。
組織的に県産品を購入・消費して、安全性をPRする新たな取り組み。ネットワークでは、今後さらに加盟社を拡大する計画。 

(管理人より)

このニュースのポイントは、「食べて応援を原子力ムラがさせている」ということなんですが、そこで考察が止まってはいけないと思います。

もちろん、自分たちの企業が毒物をばらまいておいて、それを「風評被害」と言って食べさせるなんて大変厚かましいし、許せないことですが、それだけでなくその構造、つながりを見ることが大事です。

まず、企業を見ていきます。


このニュースを、一般社団法人 日本原子力産業協会がHPの中に原子力産業新聞WEBページというものをつくって、そこに国内の原子力ニュースとして取り上げています。http://urx2.nu/eJmt

一般社団法人 日本原子力産業協会というのは、名前の通りガッチガチの原子力ムラです。http://www.jaif.or.jp/

ニュースの中の「ふくしま応援企業ネットワーク」は、事実上やってる企業がかぶってます。電力、三菱日立東芝、ゼネコン。

会員名簿を見てみます。443社もありますね。  http://www.jaif.or.jp/about/member/list/

しかもこの中に自治体が入ってるのが、恐ろしい。企業はまあ、グループなら仕方ない部分もあるのですが、

自治体がなんで入ってるのか!  よく見たら理事に 全国原子力発電所所在市町村協議会会長の名がありました。

 

青森県 石川県 茨城県 愛媛県 鹿児島県 佐賀県 静岡県 島根県 新潟県 福井県 宮城県 山口県 

伊方町 大洗町  おおい町 大熊町 大間町 女川町 御前崎市 鏡野町 柏崎市 刈羽村 共和町 玄海町 薩摩川内市  志賀町 高浜町

敦賀市 東海村 泊村 富岡町 楢葉町  東通村 広野町 双葉町 松江市 美浜町 むつ市 六ケ所村

 

山口県は上関原発は出来てもないのに、もうこの会員になってるということですね。(;>_<;)

原産協会の年会費は、1口(13万円)以上ですが、これも税金で払ったんですかね~??何口払ったんだろう?

当然これらの自治体では「食べて応援」に取り組まされることになるのではないでしょうか?

 

そして原産協会、極めつけTOPページ

 

経団連名誉会長が 巨大風車を背景にエネルギーミックス論を語っています。

「再エネが原発体制を補完している利権構造」というのは明らかです。会員名簿の中にも風車や太陽光パネル、廃棄物の企業がたくさん入ってます。

 

以下中身 

「エネルギーミックスを考えるにあたって」 2014年11月19日一般社団法人 日本原子力産業協会 理事長 服部 拓也

中略

再エネについては、エネ基において 2030年時点で 20%以上の導入を目指すとされており、現状の 10%(水力 9%、その他 1%)から 20%とすることは、努力目標として適切と考える。原子力は、事故前の 30%から依存度低減というエネ基の方針を考慮して、残る 20%をカバーすることにする。
どちらか一方ではなく、再エネの割合を増やすとともに原子力発電の再稼働を進め、火力発電の割合を相対的に小さくすることが重要である。しかし、経済性や系統接続の観点で課題が残る再エネの割合を増やしすぎることは、国民に過大な経済的負担を強いることにもなる。また COP21 での約束事項は国際的な公約でもあり、再エネは今後、更なる技術開発がなされていく電源ではあるものの導入量について過度の期待は禁物で、これらを踏まえ現実的な検討が必要である。


 

自然エネVS原発の偽りの対立軸、陰謀説を卒業し、「原発も自然エネもやめて、エネルギー収支比が高い発電方法=火力で安全・安価に電力を供給する」

ことを要求していかなければなりません。

 

 


追記 

原産協会の理事に一人だけ女性がいるな~と思って、そのNPO法人あすかエネルギーフォーラム のHPを見ると、

「生活者」というキーワードを使って、いかにも市民に寄り添ってる風な感じになってますが

中身は完全に放射能安全神話をばらまく原発推進派ですね。

女性も入れとかなきゃうるさいってことで、入れたんでしょうね。

そしてスマートグリッドまで推進活動してます。

このNPOのおすすめサイトは国のものばかり http://www.asca-ef.org/public/contents/link/link.html

もうお分かりですね。



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