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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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ウクライナのザポリージャ原子力発電所の事故報道。日本のメディアは報じない。IAEAもコメント無しって!?

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ウクライナ原発事故、原子炉に問題なし=エネルギー相

2014年 12月 3日 22:44 JST

[キエフ 3日 ロイター] - ウクライナのデムチシン・エネルギー相は、南東部ザポリージャの原子力発電所で起きた事故について、原子炉に問題はなく5日までには通常稼働に戻ると述べた。

同相は記者会見で「原子炉に問題はなく脅威はない」と語った。

同相によると、事故は11月28日に発生した。電源出力システムのショートが原因といい、発電には無関係と説明した。

事故のあったブロックは、一時的に電気エネルギーシステムから切断されたが、原子炉は正常に稼動し続けたという。

同相は「(ブロックの)電源出力は使われていない」と述べた。大手の産業需用家にエネルギー消費を自主的に節減するよう要請する方針だ。

国際原子力機関(IAEA)は、これまでのところコメントしていない。

*内容を追加して再送します。

 

 

ロシアトゥデイ http://rt.com/news/211047-nuclear-plant-accident-ukraine/

Accident at largest nuclear power plant in Europe revealed by Ukraine PM 

Published time: December 03, 2014 11:15 
Edited time: December 03, 2014 14:22

There has been an accident at a nuclear plant in the southeast of Ukraine, Prime Minister Arseny Yatsenyuk has revealed during the first session of his new Cabinet.

A minor accident occurred at Zaporozhskaya nuclear plant, the largest in Europe, last Friday, according to the facility’s website. A reactor was switched off and put to maintenance as a result.

The incident was not made public until Wednesday, when PM Yatsenyuk asked the energy minister to report on what happened and how the ministry is handling the situation.

Ukraine's energy minister, Vladimir Demchyshyn, said that the accident posed no risk.

"There is no threat ... there are no problems with the reactors," Demchyshyn said at briefing, adding the accident affected the power output system and "in no way" was linked to power production itself.

Demchyshyn said that the reactor would be restarted December 5.

The accident left several dozen towns and villages without electricity, Russian media reported, citing local officials.

Four more reactors at the plant remain operational, according to the facility’s website. One is undergoing planned repairs.

Zaporozhskaya first reactor came on line in November 1984. Within the course of the next 10 years, five more reactors were brought into operation. The plant currently produces one-fifth of Ukraine’s electricity.

The Vienna-based International Atomic Energy Agency (IAEA) told Reuters it had no comment to make on the Zaporoshskaya accident so far.

An international convention, adopted after the 1986 Chernobyl disaster, obliges countries to notify the IAEA of any nuclear accident that can affect other countries.

On verge of energy crisis

The accident at Zaporozhskaya nuclear plant has contributed to the energy shortage Ukraine is currently witnessing, as its fossil power plants are running out of coal. 

National energy company Ukrenergo has recently launched emergency power cuts all over the country to help sustain energy. The company reported that current coal stockpiles in the east are only enough for four more days. 

The Ukrainian energy minister has announced the country’s consumers could experience two-hour blackouts. He has though admitted he would prefer Ukrainian enterprises to voluntarily limit their energy consumption and to switch to night production, if that is possible. 

“We will try to do our best to smoothen the schedule of energy use,” Demchyshyn said. 

Dozens of coalmines have been closed in the Donetsk and the Lugansk Regions due to continued fighting between Kiev troops and anti-government forces there. 

Demchyshyn has acknowledged the country needs to start buying energy from Russia. 

“I know negotiations are under way on the import of energy,” he said. “I am certain that... this is a necessary step. However difficult it might be politically, this is a necessary step.”

 

(翻訳)

ウクライナの南東部にある原子力発電所の事故があったと、ヤツェニュク首相は新内閣の最初の会議中に明らかにした。

施設のウェブサイトによると、ヨーロッパ最大のザポリージャ原子力発電所で、小さい事故が先週の金曜日に発生した。原子炉は運転を停止し、その結果メンテナンスに入った。

ヤツェニュク首相がエネルギー大臣に対し、何が起きてどの省庁が状況を処理しているのか報告するように尋ねている間に、事故は水曜日まで公表されなかった。

ウクライナのエネルギー大臣、ウラジミール・デムチシンは、事故は脅威ではないと言った。「酷い危険はない。原子炉に問題はない」と、デムチシン氏はブリーフィングで語った。

さらに、事故により電力出力システムに影響を受けたが発電自体に関連してはいないと付け加えた。

デムチシン氏は、原子炉が12月5日に再起動されると述べた。

ロシアのメディアは、事故により数十の町や村が停電したと、地元当局者を引用し報告した。

施設のウェブサイトによると、発電所の四基以上の原子炉は、稼働し続けている。一基は計画された修理を受けている。

ザポリージャ原子力発電所1号機の原子炉は1984年11月に稼働を始めた。その後10年間で、さらに5つの原子炉が運転に至った。発電所は現在、ウクライナの電力の1/5を発電する。

ウィーンに本部がある国際原子力機関(IAEA)は、ザポリージャの事故に関してこれまでのところコメントはない、とロイターに語った。

1986年のチェルノブイリ事故後に採用された国際条約は、他の国に影響を与える可能性のあるどんな原発事故でもIAEAに通知することを義務付けている。 

エネルギー危機に瀕して

ウクライナの化石燃料の発電所は石炭が尽きており、ザポリージャ原子力発電所の事故が現在目撃されているエネルギー不足の一因となった。 

国家エネルギー会社ウクルエネルゴは、最近、国中でエネルギーを維持するのに役立つ緊急停電を開始した。

同社は、東部の現在の石炭備蓄は4日の間十分なだけであると報告した。 

ウクライナのエネルギー大臣は、国の消費者に2時間の停電が発生する可能性があると発表した。しかし、それが可能であるならば、自発的に彼らのエネルギー消費を制限して、夜間の生産に切り替えるのを、ウクライナの企業は好むだろうと、彼は認めた。 

「我々は、エネルギー使用のスケジュールをスムーズにするために最善を尽くそうと思います」とデムチシン氏は語った。 

キエフ軍と反政府勢力との間の継続的な戦闘が原因で、ドネツクとルガンスク地域で数十の炭鉱が閉鎖された。 

デムチシン氏は国がロシアからのエネルギーを購入開始する必要があることを認めている。

「私は、エネルギーの輸入に関して交渉が進行中であるということを知っています」と彼は言った。

「私は、これは必要なステップであることを...確信しています。それが政治的にどんなに困難であろうと、これは必要なステップなのです」 

 

Запорожская Атомная Электростанция ザポリージャ原子力発電所のHP


11/29 ニュース  http://www.npp.zp.ua/news#news-1303  より抜粋 Энергоблок № 3 ЗАЭС отключен от сети 29.11.2014 28 ноября в 19 часов 24 минуты действием электрической защиты энергоблок № 3 Запорожской АЭС отключен от сети и выведен в текущий ремонт до 5 декабря 2014 года. 
Нарушений пределов и норм безопасности не было. Радиационная обстановка в зоне расположения ЗАЭС без изменений. 
По состоянию на 29 ноября на Запорожской АЭС в работе находится 4 энергоблока. 
С четким следованием графику выполняется плановый средний ремонт энергоблока №1, ведутся работы по реконструкции и модернизации.
Замечаний к работе основного оборудования  действующих  энергоблоков нет. Суммарная мощность генераторов составляет   4010 МВт.
Запорожская АЭС - важная составляющая топливно-энергетического комплекса Украины, заслуженно занимает одно из ведущих мест в электроэнергетике нашей страны.   グーグル翻訳そのまま↓ 

ユニット番号3 ザポロージャのアンプラグド 

2014年11月29日
11月28日には、19時間電気保護ユニット番号3ザポロージャ原子力発電所の作用の24分は、ネットワークから切断され、2014年12月5日まで、現在改装中に置いた。
制限と安全基準の違反はありませんでした。不変のザポロージャのゾーンにおける放射線の状況。
11月29日の時点で、運転中ザポリージャ原子力発電所で4単位である。
スケジュールが実行される計画された平均修理ユニット№1を厳守すると、復興と近代化に取り組んでいます。
主要機器の運転台ではないの仕事にコメント。 4010 MWの発電機の総容量。
ザポロージャ原子力発電所 - ウクライナの燃料とエネルギー複合体の重要な構成要素は、当然私たちの国のパワーで主導的な地位を占めている。

 ザポリージャ原子力発電所について 

ザポリージャ原子力発電所(ウクライナ語: Запорізька АЕС)はウクライナザポリージャ州Enerhodarに存在する原子力発電所。ヨーロッパ最大の原子力発電所であり、また、世界で3番目に大きな原子力発電所である。

発電所はウクライナ中央部、ドニエプル川のカホフカ貯水池の岸に存在する。6基のVVER-1000を擁し、それぞれおおよそ1000MWe、合計6,000MWeが発電できる[1]。最初の5基は1985年から1989年の間に連続して可動を開始し、6号機は1995年に追加された。同原発はウクライナ国内の原発の半分にあたる電力を生成しており、これはウクライナで発電される電力の5分の1にあたる。

事業主体

エネルゴアトム

運転中 6 × 1,000 MWe 種類 VVER ロシア型加圧水型原子炉 原子炉製造元 Mintyazhmash タービン製造元 Electrotyazhmash

地図はこちら http://urx2.nu/eP1s

 

ニューヨークタイムス

http://www.nytimes.com/2014/12/04/world/europe/ukraine-nuclear-plant-accident.html?_r=1 

NBCニュース

http://www.nbcnews.com/news/world/accident-reported-ukraines-zaporizhye-nuclear-power-plant-pm-says-n260506

 

(管理人より)

ザポロージャ、ザポリージャの表記があります。どっちがいいかはわかりません。翻訳は素人ですので間違ってたらすみません。

日本から遠く離れたチェルノブイリ原発事故の時も日本に放射性物質は降り注ぎました。

今回の事故で放射能が漏れたのかどうかも詳しいことはわかりません。

もし、プルームが流れていたら、偏西風で流れてくるかもしれません。

いずれにしても用心に越したことはないので、不要不急の外出はやめ、雨に濡れないように自宅にいたほうがいいと思います。

先月から世界各地で原発のトラブルが発生しています。小さなトラブルが続くところは大きな事故につながる可能性があります。

人為的なミス、人為的な破壊行為=テロなどの原因で、私たちが思っている以上に、原子力発電所は綱渡りを続けていて

明日、世界のどこかで大惨事が起こっても不思議はないロシアンルーレットのような状況なのだと思います。

原発立地国が今すぐ原発をやめなければ、大中小と原発事故が何回も起きて、その都度追加被曝し、近い将来人類は滅亡するでしょう。

 

韓国のハンビッ原発の放射能漏れ事故が10月

ベルギーのティアンジュ原発で火災が11/30

ウクライナのザポリージャ原発で事故が11/28


測定を通して知る放射能汚染の実態 

河野 益近 http://kaken.nii.ac.jp/d/r/70178637.ja.html

全国の空間線量率グラフ 

環境防災Nネット 

Currents Asia http://www.meteocentrale.ch/index.php?id=1271&L=10

偏西風が・・・・



追記

IAEAが なんとレベルゼロの評価をしました。今から約17時間前のTW。 ゼロってまあ、よくわかりませんね。追記しときます。

IAEA Informed by Ukraine That a Nuclear Power Reactor Remains Safely Shut Down Following Short Circuit

2014/35

The IAEA today contacted Ukrainian authorities who informed the Agency that a reactor at the Zaporozhye Nuclear Power Plant remained safely shut down following a short circuit in the plant’s transformer yard last week.

Ukraine’s State Nuclear Regulatory Inspectorate informed the IAEA that a short circuit occurred at a voltage transformer yard at the plant on 28 November 2014, causing Unit 3 to automatically shut down. The IAEA contacted the Inspectorate following media reports of a purported accident.

The Inspectorate said no radioactive materials had been released because of the shutdown. It preliminarily estimated the event to be a level 0-rated event on the International Nuclear and Radiological Event Scale. The scale ranges from 0 to 7, with level 0 used for situations that have no safety significance.

Automatic shutdowns occasionally occur at nuclear power plants due to various reasons including problems in transformer yards or generators, which are external to reactor buildings.


風レンズ風車が暴風で破損。破片が車の窓を直撃。公園に置くのは間違いだと気づくべき。

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強風が影響?風力発電用風車の羽根が車に…福岡市

テレビ朝日系(ANN) 12月2日(火)10時31分配信

 強風の影響でしょうか。福岡市で風力発電用の風車が壊れ、破片が車に当たってガラスが割れる被害がありました。

 福岡市によりますと、1日午後3時半ごろ、福岡市東区香椎浜埠頭(ふとう)の公園で、市が設置している風力発電用の風車が壊れて落下しました。その際、破片の一部が約100m離れた駐車場に止められていたワゴン車に当たってサイドガラスなどが割れたほか、屋根の一部がへこんだということです。けが人はいませんでした。風車は重さ6.7kgの羽根3枚すべてと外側の輪の一部が壊れていました。この風車は5年前に設置され、先月の点検では異常はなかったということです。福岡地方には朝から暴風警報が出ていましたが、原因が特定できないため、福岡市は他の4基の風車の運転を停止し、異常がないか調べることにしています。

最終更新:12月2日(火)10時31分

 

<風車>折れた羽根、車の窓ガラス割る 福岡の100年公園

毎日新聞 12月2日(火)0時19分配信

1日午後3時半ごろ、福岡市東区香椎浜ふ頭1の「みなと100年公園」に福岡市が設置している風力発電施設の風車の羽根が折れ、約90メートル離れた駐車場の車を直撃し運転席の窓ガラスが割れるなどした。男性が車に乗り込もうとしていたところだったが、けがはなかった。市は強風が原因とみている。

 市によると、風車は直径約3.5メートル、羽根1枚の重さは約7キロで、繊維強化プラスチック製の羽根3枚すべてが根元から折れていたという。2010年3月にも一部の羽根が折れており、風速約20メートルになると停止するよう改良していたという。九州北部は寒気の影響で海上を中心に暴風警報が出されていた。【松本光央】

最終更新:12月2日(火)2時39分

 

 (管理人より)初めに書いた記事が何故か完全に消えてしまったので書き直します。

レンズ型の風車が破損し、破片が車の窓ガラスを割るという事故が起きました。 恐ろしい話です。人間にもしぶつかっていたら死亡事故につながっていると思います。

脱原発市民の中には、「大型風車は良くないけど小型の風車はいい、感じがいい」などと、その構造や危険性も考えず発言する人が実際にいますが、今回の事故でレンズ型が決して安全でないということが証明されたと思います。

このような資料が出てきました。↓ この中に、今回の風車=みなと100年公園 の風車の写真がありました。

風力発電: 風レンズ風車とは何か ー その将来計画 ー 九州大学応用力学研究所 新エネルギー力学部門 風工学分野 大屋裕二

 

九州大学で 国策自然エネルギーの開発研究⇒福岡市が税金で風車設置⇒風車破損落下事故

この事故の責任はどこにあるんでしょうか? 原発事故と同じだと思います。

 資料にはまずメリットしか書いていないわけですが、メリットの中に安全性と書いてあります  年平均風速4m/S とありますが、今回のように暴風、台風の場合は20m/s以上で停止するように改良されていたはずなのになぜ破損したのかわかりません。止めても羽が風にあおられて破損したのかもしれません。

突風が吹くときもあり、風の予測というのは完璧にできないと思います。「自然に弱い自然エネルギー」がここでも証明されました。

しかも、この風車の近くで子どもが遊んでる写真が掲載されていて驚きました。 怖くて子供は連れていけないし、車でも怖いです。

にもかかわらずこのようなレンズ型の風車を子供が来る公園に設置する自治体があります。

ときわ公園次世代エネルギーパーク 

宇部市民は遠足に行ったり、ウオーキングを楽しんだり、スケッチ大会、四季折々の花など子供から大人まで楽しめる憩いの場でした。ところが

宇部日報 2014/2/21 「風レンズ風車」 726万円(半分は国の補助金) 「鳥にも優しく」が強調された記事です。

カッタ君で全国的に有名になったときわ公園ですから「バードストライク」のことを突っ込まれたくないということなのでしょうが、市民の公園に「風レンズ風車」を設置することの妥当性などは市民に問われることもなくどんどん進められているわけです。

私は、風車以前に、宇部市が鳥インフルエンザ対策として、このときわ池の白鳥をすべて毒殺処分したことに大きなショックを受け、ときわ公園に行けなくなっているので、この風車設置で完全にときわ公園に足が向かなくなりました。 子どもの頃からの思い出の公園なのに・・・・どんどん公園が変わっていってる気がします。

福岡の業者、「風レンズ風車」で検索かけると http://windlens.com/

同じ型ですね。1基726万円も出して税金で購入したんですね。事故があった福岡市の風車は5年で壊れています。この風車はどうなるでしょうか?

工業製品なので、壊れたら産廃です。

風車のゴミのことはこのブログでも書いてきました。

【唖然】日本に作られた風車が、すでに99基はゴミになって撤去・休止されている事実をご存知ですか? 【驚愕】世界の風車事故を調べて驚いた!世界中で合計1485件の事故が発生。146人の死亡者。 【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

 

 

風車自体が潮風で錆びて劣化したのでしょう。安岡洋上風力も、当然海なので相当劣化が早いと思います。 「点検で異常なし」でも壊れるということです。

 

 

 全国でこのようなことが貴重な税金を使って行われていることの問題を、市民が全く考えておらず、

むしろいいことと勘違いしていることが、もう絶望的ですらあります。

最後に、『電力亡国論』の近藤邦明さんのブログ記事を転載します↓ 風レンズ風車は「おもちゃレベル」と書いてありますね。

 

No.966 (2014/12/02)冬将軍の強風で風レンズ風車発電装置が破損New!

 九大の応力研が開発している風レンズ風車を用いた風力発電装置が、今季一番の寒気の流れ込みによる強風で破損したと報道されました。九大応力研とは学生時代に土木構造の耐風安定性の研究に関わっていたためまんざら関係がないでもありません。風力発電に噛むことは、独立行政法人化した大学では研究費稼ぎのために仕方ないかもしれませんが、愚かなことをやっているなと前々から思っています。
 このホームページでは風レンズ風車について何度か書いていますが、オモチャとしては面白いかもしれませんが(笑)、実用上は使いものにならないのは当然だと考えています。売り物の“風レンズ”と呼んでいる集風装置が構造的なネックになって、とても大型化することが出来ないことはわかりきっています。今回破損した風車は、勿論オモチャレベルの大きさでしたが、これでも壊れてしまいました。ネット上では構造上ネックになる風レンズの耐風性について九大応力権のレポート(集風構造体付き風車の耐風性能について)が公開されていますが、あまり役には立っていないようです(笑)。もう止めたほうが良いのではないでしょうか?!

参考記事
◯No.641 (2011/08/05) 九大:洋上風力発電実証実験
◯No.723 (2012/02/17) 常識の欠如したお人好しの国民 年金・エネルギー問題/無知は犯罪
エネルギー供給技術の有効性の検討 (2012/10/22)21頁

 

福島2号機 使用済燃料プールの冷却再開後も温度は上昇中。ふくいちプラントパラメータモニタを見る。

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2号機プール、冷却一時停止=福島第1、原因調査―東電

時事通信 11月27日(木)18時24分配信

東京電力は27日、福島第1原発2号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したと発表した。冷却は約5時間後に再開され、温度上昇は0.6度だった。
東電によると、27日午後4時45分ごろ、2号機使用済み燃料プールの冷却に使われるポンプが自動停止した。
通常、冷却に関わる弁を開いた状態にすることでポンプが動く仕組みとなっている。弁を開いたままにするには空気を供給し続ける必要があるのに、その供給機器の操作スイッチが停止状態になっていた。東電が原因を調べている。
停止時のプール水温は16.7度で、制限値である65度まで達するには約2週間かかる計算だった。プールには使用済み燃料が587体、未使用燃料が28体保管されている。放射線量の値などに大きな変動は確認されていない。 

 

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について 

平成26年11月27日 東京電力株式会社 

本日(11月27日)午後4時43分頃、2号機使用済燃料プール代替冷却系の一次系ポンプ(B系)が自動停止し、当該プール冷却が停止しました。 

現在、原因・現場状況等の調査を行っております。 

冷却停止時の当該プール水温度は16.7℃であり、冷却停止時の温度上昇率は0.146℃/hであることから、運転上の制限値(65℃)に到達するまでには、約13.8日と評価しております。 

また、プラントデータ(原子炉への注水流量等)の異常、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。以 上 

 

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について(続報)

平成26年11月27日 東京電力株式会社

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止に関する続報です。

 現場を確認したところ、以下のことがわかりました。
 ・使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)に漏えい等の異常は確認されませんでした。
 ・使用済燃料プール代替冷却系の空気作動弁に、作動用空気を供給している空気圧縮機が停止していました。(空気圧縮機は2台設置されており、通常は1台運転、1台は待機状態)
 ・警報は「系統入口流量低」が発生しましたが、他に異常を示す警報は発生していません。

 使用済燃料プール代替冷却系が自動停止した経緯については、何らかの要因により運転中の空気圧縮機が停止したため、空気作動弁が閉動作し、使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)が自動停止したものと推定しております。

 今後、以下の対応を行います。
 ・空気圧縮機の健全性を確認した上で、待機状態にあった空気圧縮機を起動し、空気作動弁の開閉試験を行います。
 ・その後、自動停止した使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)を起動させます。

 なお、使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)の起動に要する時間は、2時間程度と見ております。また、空気圧縮機が停止した原因について、今後調査してまいります。以 上

  福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について(続報2)

平成26年11月28日 東京電力株式会社

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止に関する続報です。

待機状態であった空気圧縮機(B)の健全性を確認後、空気圧縮機を起動し、空気作動弁の開閉試験を行い問題がないことを確認しました。
  ・空気圧縮機(B)  午後8時40分起動
  ・空気作動弁開閉試験 午後9時5分~午後9時6分

その後、午後9時26分に使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)を起動し、使用済燃料プールの冷却を再開しました。

午後11時現在、使用済燃料プール水温度は17.3℃であり、停止時の16.7℃からの上昇は、運転上の制限値(65℃)に対して余裕があり、使用済燃料プール水温度の管理上問題ありませんでした。

なお、続報にてお知らせした自動停止した経緯については、調査したところ、使用済燃料プール代替冷却系一次系システムの出入口弁(空気作動弁)に空気を供給している空気圧縮機の操作スイッチが「停止」になっていたことにより、空気貯槽の圧力が低下し、その後、空気作動弁への供給圧力が低下して出口弁が閉動作したことにより、一次系ポンプが停止したことが分かりました。空気圧縮機の操作スイッチが「停止」になっていた原因については、今後調査してまいります。

また、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。以 上

 

(管理人より)

11/27福島第一原発2号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したトラブルで 「冷却一時停止⇒再開⇒ほっとした」 という流れになってますが、

本当にそうなのだろうかという疑問が残ります。続報も2つ出ましたがそれ以降は出ていません。

このトラブル情報も、時事通信の情報が出た直後に確認しましたが、なんと地元のメディアである福島民友にも福島民報にもHP上のアップがありませんでした。

https://twitter.com/oldblue2012/status/537937749605482496

テレビニュースで流れたかどうかはわかりませんが、何度も確認できるHP等で記事にしていないということに驚きを感じました。

ふくいちプラントパラメータモニタ を見てみました。

今でも上がり続けています。

http://fukuichi.mods.jp/?p=34&fname=p02.csv&cnt=30&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0


横軸の日数を増やしてみます。

http://fukuichi.mods.jp/?p=34&fname=p02.csv&cnt=&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0


2012年まで振り返ればもっと温度が高い時期もあって、温度の上がり下がりも激しいです。

東電が知らせてないだけで、こういった温度の上下は常に起こっていて、ずっと綱渡り状態は続いているのだということだとわかります。

こういうグラフが新聞に掲載されてないことは何を意味してるのでしょうか?

 

http://fukuichi.mods.jp/?p=34&fname=p02.csv&cnt=5000&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0


まだ収束してない福島第一原発において、今後なにか大トラブルが発生しても、地元住民にも日本中の人にも知らされないのではないかとすら思えてきます。

ああ、こんな底なし沼の破局なんて誰が想像したでしょう。

 

報道を読み解き、データを判断できる力がない市民は、こんな破局的な状況下でも

まだ、「新聞⇒人工芝運動の市民の伝言ゲーム⇒選挙」  という流れで体力を消耗させられていると私は思います。

底なし沼の中で、情報を収集し判断力をつけ、東大話法にも負けず、行動し続けることは大変なことですがやるしかありません。

韓国・サムスン「半導体絶望工場」~なぜ市民にME産業の危険性が知らされていないのか?

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http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/04/samsung-electronics-factory-desparate_n_6266902.html?utm_hp_ref=tw より 韓国・サムスン「半導体絶望工場」 母子は原因不明の病気に苦しむ

 

韓国経済を支える半導体産業で、工場の労働者とその子供が原因不明の病気に苦しんでいることを紹介した記事が、大きな反響を呼んだ。ハフィントンポスト韓国版に掲載された韓国紙「ハンギョレ」の記事を紹介する。

コンウ生後3カ月の写真。盛んに食べ物を吐き出した。あまり笑わず、腹が膨らんでいる。キム・ヒウンさん提供

半導体産業の労働者の子供たちが、先天性の病気に苦しんでいる。多くは泣きながら自分を責めるばかりだ。子供の病を隠してずっと負担に耐えており、有害化学物質を扱って蓄積したとみられる「生殖毒性」のことは世間になかなか知られない。自分の病気も会社の責任とは思っていない彼らが、子供の世代の原因まで追及することは難しい。世界的企業のサムスン電子やSKハイニックスは、半導体の作業環境と、生殖毒性の関連性を否定している。2008年前後に白血病などで死亡した労働者が「半導体産業病」を主張した時と変わらない態度だ。「ハンギョレ」は今まで光の当たらなかった「半導体ベビーの涙」を追跡した。(登場人物はすべて仮名)

「息子のトルチャンチ(訳注:新生児の生後100日を祝う韓国の民俗行事)の写真? そんなものありませんよ。病室で『とにかく生きてくれ』とだけ願っていた時期だったから」

キム・ヒウンさん(42)は身長175センチ。韓国南西部の全羅南道・古今島(コグムド)で高校まで育ち、島風の中で風邪も引かずに育った。1999年に生まれた息子のコンウ(15)について話しながら泣いた。15年前の苦しみが今も続いているからだ。

中学2年になったコンウは一生下痢をしなければならない。いつ、誰と、何を食べても、コンウの体の中を通ってゆるい便になる。だからコンウは公衆トイレ、特に学校のトイレを使いたがらない。便器の周辺に飛び散ってしまうからだ。登校前、夕方に塾に行く前も自宅のトイレに寄らなければならない。コンウにとって最も悲しく、苦痛なことだ。

「ハンギョレ」は8月12日と11月3日、韓国中西部の忠清南道・温陽(オニャン)に住むコンウの家族に会った。

 

「1999年4月14日 午前9時06分 体重3200g
4時間の陣痛の末、生まれた子。
不思議。ただ不思議。病気せず健康に育つことを祈るばかりだ。」

母がアルバムにつづったただ一つの願いは無残に砕け散る。コンウは3日間、大便をしなかった。腹が膨らんで熱が出始めた。新生児の集中治療室に1カ月入院した。病院はコンウの腹を切開した。毛糸玉のように大腸が絡まっていた。1週間後、病院は再びコンウの腹を15センチ切開した。生後8カ月の11月、1カ月に2回の大手術を終えたコンウは、大便袋をぶら下げてソウル大学病院に運ばれた。病院は再び腹を切開して大腸を摘出した。

「生後7カ月ほど母乳を飲ませていたけど、全部吐きました。粉ミルクに薬を混ぜて飲ませても吐いて…。大腸を切った後、7歳になるまで下着に大便がついてました。当時のことは、言葉ではとても言い表せません」

ソウル大学病院は、コンウが13歳になるまで定期検診を続けた。「大腸を全摘出したケースは初めて」だったからだ。ソウルで最後の検診となった2013年12月、主治医がコンウに言った。「コンウはお母さんに感謝しなければだめだよ。お母さんがどれだけ苦労したか知ってるよね?」。ヒウンさんは涙ぐんだ。「私のせいで子供がこうなってしまったのに」

ヒウンさんは1991年から98年まで、サムスン電子の温陽工場で働いた。父は「娘がサムスンに入社した」と喜んだ。15人が25坪のマンションに泊まり込み、1日12時間ずつ2交代で働いていたが、93年ごろから3班3交代の1カ月勤務となり、数年後に4班3交代に緩和された。

3交代勤務になって、ヒウンさんは現在の夫と出会い、恋愛をした。「会社から、折に触れてたくさんプレゼントをもらいました。食器洗い機や電子レンジみたいなもの。体は大変だけど、いい会社に入ったなあと思いましたよ。同僚は年長者でも25歳くらいだから、子供のことが話題になることもなく、生理不順はむしろ誰もが経験する当たり前のことのように受け入れていました」

2年前、その認識は変わった。2012年末、母親となった昔の同僚らと再会した。死亡、病気、不妊、流産…。労災の可能性を意識した。そして今年の夏、半導体産業に特有の病気を扱った映画「もう一つの約束」を見て「あれは私だ」と号泣した。

 

コンウ(右)が大手術を終えた後、同い年のいとこと撮った写真。「ママもパパもいちばんたくさん泣いた時」と書かれている。キム・ヒウンさん提供

ヒウンさんが証言する作業環境には注目すべき点が少なくない。6カ月間の研修を受けて配置された温陽工場は、常駐する日本人エンジニアが設備の故障を何度も直し、ようやく稼動を始めた状態だった。成形工程では半導体チップを保護するため、エポキシモールディングコンパウンド(EMC)を180℃に加熱してコーティングしていた。

ヒウンさんのように背が高く健康な女性が担当した工程だ。化学物質を直接、高い位置にある設備に流し込み、他の化学物質(メラミン)で洗浄しなければならなかったからだ。加熱する過程で発ガン性物質のベンゼンとホルムアルデヒドなど副産物が発生する(韓国・産業安全保健研究院の説明による)。EMCで真っ黒になった防塵服を洗って着たというヒウンさんは、退社の1週間前、コンウの妊娠を知った。

「背中は常に汗だく。1日12時間働いていたから、その時はわかりませんでした。マスクを使えとも言われなかったけど、本当に聞きたいです。有害物質が発生するという事実をサムスンは知らなかったから教えてくれなかったんでしょうか?」

現在、ヒウンさんも甲状腺がん、リウマチ、脳髄膜炎、上皮内がんを患っている。半年に1回、甲状腺がん、3カ月ごとに脳髄膜炎、2カ月ごとにリューマチの治療を受ける。13年ぶりに「息子はもう来なくてもいい」ていたソウル大学病院をほぼ1カ月に1回、母が訪れている。「一日でいいから苦しまずに寝たい」というのが願いになった。最近、労働災害を申請するため10年分の診療記録を提出したとき、担当者に「一体何の仕事をしていたのか」と尋ねられたという。

実はコンウ一家は保険に加入できない家族だ。加入できる保険は災害保険と一部のがん保険しかない。夫も製紙会社に勤めていたとき指をプレスでつぶされ、もう同じ仕事は難しい。しかし、家族の誰も労災を適用されたことはない。コンウの治療だけで1500万ウォン(約160万円。2014年12月4日現在)かかったというヒウンさんは、自分の治療費に悩んでいる。甲状腺がんに対する健康保険適用期間(5年)が来年終わる。

コンウには弟がいた。2007年、母が妊娠26週で下血とともに流産した。42歳のヒウンさんは、子供がまた痛がり、傷つくことを恐れ、もう子供をつくらないことにした。

 

 

サムスン電子とSKハイニックスは「国際協約および国際機関で生殖毒性物質に指定された化学物質11種類について、使用を制限するなどして厳格に管理している」と主張する。サムスン電子は「現場に化学物質等安全データシート(MSDS)を配備し、使用物質の毒性や危険性、非常時の対応マニュアルなどを定期的に教育している」。SKハイニックスは「社内の医療機関などを活用した常時健康相談および管理体系を確立しているところで、さらに女性を対象に毎月2回、定期的に『女性の母性健康保護関連教育』を実施している」と説明した。

新生児の先天的な奇形や疾患などの可能性について、サムスン電子は「半導体産業と生殖保健の関係について、韓国内でも多くの機関が研究してきたが、因果関係を発見できず、むしろ今まで因果関係を認められないとする論文が多数を占めている」とし(中略)「当社に対する女性の生殖保健と、当社従業員の子供の先天的な奇形などについての主張は、元となるデータの客観性、正確性に乏しく、誤った解釈の可能性が高い。いかなる解釈や推測、主張も受け入れられない」と回答した。

SKハイニックスは「韓国政府の調査でも、先天的な奇形、疾患についての内容は確認できず、具体的にお答えすることは難しい。しかしこの部分について社会的な憂慮を十分に理解しており(中略)客観的に現状を把握し、必要であれば積極的な措置を講じる計画だ」とした。

半導体業界“資料の信頼性に疑問…因果関係は認められない”:ハンギョレより 2014/11/12 22:28)

 

(管理人より)

半導体は製造工程で労働者が化学物質に曝露され、その影響が次世代にも及ぶということを示しています。

マイクロエレクトロニクス産業も太陽光電池産業も不都合な事実は隠蔽されているようです。以下参考記事


シリコン太陽電池製造において使われる危険物質~労働者がシリコンダストに対する過度の曝露 中国の太陽電池工場付近の水源から基準値の10倍のフッ素化合物。基準値の100倍の工場も。

 

サムスン労働者は危険であることを知らされていなかったわけです。福島第一原発でも、その他の化学プラントでも現場労働者にどれだけ知らされているのでしょうか?

半導体や太陽光電池などのハイテク技術に関して、市民がこういった製造工程の危険性を知らされていないのはなぜか考えていて、この本を読んでわかりました。↓

 

市川定夫著『新環境学Ⅰ 現代の科学技術批判」

新・環境学 1―現代の科学技術批判 生物の進化と適応の過程を忘れた科学技術 市川定夫 藤原書店

より 

科学技術と社会との関係は、いま、新たな重大な問題にも直面している。それは、科学技術の急速な進展が、いくつもの先端科学技術を産み出してきているからである。

つまり、そうした高度に進んだ科学に依拠する先端技術の場合には、特許の問題も絡んで、ごく少数の人たちにしか、その内容が十分にわからず、または十分には示されず、

従って、その技術の適用の可否がごく少数の専門家たちによってのみ判断されるという、いわゆるテクノクラート(高級技術官僚)社会になっているからである。

(中略)

そうした技術の将来のバラ色の夢だけが声高に謳われ、一般市民は問題の有無さえほとんどわからないまま、これら最新の技術に大きな期待をかけるという結果を招いている。

(中略) 

そうしたテクノクラート社会は同時に、情報が徹底的に管理される社会でもある。つまり、適用しようとする科学技術に関するあらゆる情報が管理され、適用の正当化に好都合な情報だけが

意図的に一般に提示され、不都合な事実や情報は徹底的に隠匿されることになる。

そうした傾向は、原子力、人工化合物、遺伝子組み換え、宇宙開発などをめぐって既に明らかに見られている。

(中略)

とくに、ある先端技術の適用について、その推進に不都合な事実や情報が隠匿され、その一方で、選別され、操作された情報だけが繰り返し流されたら、その先端技術に精通していない一般市民は

流された情報を信じるようになるであろう。

 

 まさにこういったことが自然エネルギーの技術でも行われています。

低周波を出すヒートポンプ技術や毒物を使う太陽光電池、低周波を出す風車、電磁波を出すスマホとスマートグリッド社会などが、未来のエネルギー技術として、CMで刷り込まれています。

テクノクラート(高級技術官僚)社会はいらないと声を上げなければ、命も環境も守れないでしょう。

人工芝運動とは!?登場人物紹介を見るとよくわかる!あのちゃんの漫画「市民発電所はどこへいくのか」 

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CO2地球温暖化



風力発電

山の風車建設計画には 山バージョン PDF版DLはこちら→風力発電はいらない!   

洋上風車建設計画には 海バージョン PDF版DLはこちら→洋上風車はいらない!

市民がやればいいと勘違いしてる人には PDF版DLはこちら→市民発電所はどこへ行くのか?風車編

漫画の裏に刷ってもいいね!10個のQ&A  

風力発電がいらない10の理由       

PDF版
JPEG版
JPEG 低画質版 

 

太陽光発電

Jpeg版→市民発電所はどこへいくのか ソーラー編 1

    市民発電所はどこへいくのか ソーラー編 2


PDF版→市民発電所はどこへいくのか ソーラー編 1
    市民発電所はどこへいくのか ソーラー編 2 


PDF版→
ECO詐欺!太陽光発電のヒミツ その1 PDF
ECO詐欺!太陽光発電のヒミツ その2 PDF

JPEG版→
ECO詐欺!太陽光発電のヒミツ その1 JPEG
ECO詐欺!太陽光発電のヒミツ その2 JPEG

 

スマートメーター

JPEG版
スマートメーター編 1
スマートメーター編 2
スマートメーター編 3
スマートメーター編 4
スマートメーター編 5

PDF版
スマートメーター編 1
スマートメーター編 2
スマートメーター編 3
スマートメーター編 4
スマートメーター編 5

 

蓄電池

 

 

 

 全部印刷して、トイレ掲示板に貼ったりしてもいいですね。ドンキホーテあのちゃんに感謝!     「考え方は人それぞれ」なんて言ってたら、 原発もなくならないし、毒物だらけの日本になってしまいますよ。   原発と自然エネルギーの関係をきちんと概括的に見ないと騙されます。     ★国と企業のしてることをよく見る   ★土に還るか   ★生き物にとってどうか     この3つを考えれば   「小規模分散化」 「地方VS中央」 「大資本VS地元」 こんなキーワードに騙されなくなります。      国策の再エネで、再エネ賦課金を搾り取られているのは庶民です。 膨大な税金が補助金や交付金として再エネ事業に流れ込んでいます。   脱原発≠自然エネ です。   電気は足りているので、原発もいりません、自然エネもいりません。原発に代わりはいりません。 既存火力で十分です。   1000兆円の借金がある国で、電源を多様化させる必要はありません。     市民が国策自然エネルギーの500兆円の利権の恩恵を末端で受ければ、自然エネルギーを検証しない。 自然エネルギーを検証しなければ原発は温存⇒再稼働 
組織的に再エネ賦課金で市民が搾り取られる仕組みを作ったのは誰か? 再エネ政策決定に関わった人物は誰か? 何も知らない市民を騙してるのは誰か?    

【決定】グリーンコープ燻製チップ 年明けも継続して九州産使用が決定!今後もチップの検査を要望しよう!

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本日12/16にグリーンコープやまぐち本部の下田さんから電話があり、燻製チップが九州産に決定したという旨の報告がありました。

11/26時点で、年明けはどうなるか未定だったので、てるてるコーナーにも確認しました。年明けも継続して九州産で行くことを決定したということです。

署名も全国から沢山集まり、ツイッターでも活発な意見が交換され、組合員のお母さんたちはきちんと調べて勉強し子どもの食を守るために頑張っていることがわかりました。

 

11/11 ネット署名開始

各地の組合員さんなどからたくさんの問い合わせ

11/19 署名提出 

11/26 群馬産切り替えは中止し、年内は九州産

11/28 年明けも継続して九州産の木を使用することを決定

12/1  HPにお知らせアップ


グリーンコープの担当者様、九州産に決定していただき、ありがとうございました。

署名やお問い合わせにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

 

http://www.greencoop.or.jp/news/gnn/201412/20141201-3/  より

 http://www.greencoop.or.jp/  より

 

 

このお知らせをよく見ると、群馬産チップ変更が予定されていたことや、バイオマス発電のためにチップ需要が高まったという理由など、今回のスモークチップ変更問題の肝心なことが書かれていません。

何も知らない人には、「九州産の桜から九州産の桜・樫・椎に変わった」という情報しか伝わらない文章となっています。

木の種類が変わったことが問題だったわけではありません。

私は、てるてるコーナーにこの度の経過が分かるようにお知らせを書いてほしいこと、さらに

今後のスモークチップと使用後の炭も継続して放射能検査し、産地と検査結果をHPに載せて欲しいことも合わせて伝えました。

問い合わせ回答

 

スモークチップに使う木はすべて鹿児島県産の桜、樫、椎

チップの会社は、安定供給のために2社と契約している

・渡辺林産工業の宮崎県にある協力工場(委託している) 

・清水産業(北九州市若松に工場) http://www.b-mall.ne.jp/CompanyDetail-EQbqCQdzCTev.aspx

 

この工場についてさらに今問い合せています。  回答が来たら追記します。

追記

 12/18 グリーンコープ(てるてるコーナー)から回答がありましたのでお知らせします。

渡辺林産工業の宮崎県にある協力工場(委託している) 

協栄木材綾製材チップ工場  地図 ⇒ http://urx2.nu/fkR5

〒880-1301 宮崎県東諸県郡綾町入野3352−1   電話0985-77-0003

http://www.kyoei-mokuzai.co.jp/corp.html

 

http://www.kyoei-mokuzai.co.jp/jigyou3.html#b  より

 

 追記

てるてるコーナーの電話担当者によって、話が少しずつ違っています。

今日電話した方の話では、

「チップの産地がずっと変わらないとは言えない。チップが足りなくなった場合は切り替わる。」

と言われたそうです。

なんかぬか喜びみたいになってすみませんがこれが生協の対応の現実です。

これからもずっと言い続ける必要があるということです。 

電話担当者の間で情報共有ができていないこともありました。

 

鹿児島産の木を使うということですが、鹿児島の川内原発で放射能漏れ事故が起きたら大変です。

合わせて、川内原発をやめさせる運動も大切ですね。

川内原発、再稼働反対! 

 

今回のグリーンコープ燻製チップ問題の経過↓

 

11/26 グリーンコープ最新問い合わせ確認 年内は九州産チップを使用。グリーンコープ商品の燻製室は掃除

11/21グリーンコープ最新問い合わせ確認 11/25製造分の燻製チップは残りの九州産桜チップで対応

【緊急】続報グリーンコープ 群馬産燻製チップウインナー試作品が11/5に作られていた事実が発覚!

組合員として、グリーンコープ生協山口本部に署名とメッセージを持っていきました。

ウインナーの製造工程で燻製の様子を調べる。燻すというのは煙を付着させること。GC燻製チップ続報

グリーンコープ燻製チップ変更問題。ネット署名で、お母さんたちからメッセージが寄せられています。

【ネット署名】グリーンコープのウインナーの燻製チップが11/14より九州産から群馬県産へ変更される現実! 

 

 

 

 

総額7000万円東工大研究費詐取の疑いの東工大院元教授。 科学技術振興機構(JST)経由でも研究費が?

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研究費不正:東工大、5年で1900万円 元教授が架空発注

毎日新聞 2014年01月11日 東京朝刊

 東京工業大は10日、大学院生命理工学研究科の60代男性元教授らが、2008〜13年3月に、業者に架空発注し、国などからの研究費約1900万円を不適切に処理していたと発表した。元教授は13年3月に定年退職し名誉教授となったが、今月10日付で懲戒解雇相当とし、退職金の返納を求める方針。また、元教授とともに会計処理をしていた研究室の60代女性秘書も、7日付で懲戒解雇処分とした。

東工大によると、2人は、実験器具の消耗品などを計67回架空に発注し、業者側に研究費を「預け金」として預けていた。業者側は研究室側に預け金を戻す際に、研究室が管理している過去に所属していた学生の口座に振り込んでいた。研究費は、文部科学省などから受けていた。

 不正使用は、大学の内部調査で発覚。2人は同大の調査に対し、預け金としたことは認めたが、「研究室のために使用した。私的流用はない」と説明したという。しかし、大学側によると、それを証明する資料は無く、使途は不明。

 また、この研究室に所属する40代男性准教授の研究費の一部も、元教授らが無断で預け金として処理。准教授は予算管理が不十分として、10日付で訓告処分となった。元教授は、預け金と名誉教授の肩書を返納する意思を示しているという。【渡辺諒】

 

詐欺容疑:研究用物品の購入を仮装 東工大院元教授ら逮捕 - 毎日新聞

11月15日(土)13時15分配信

 研究用品などを購入したように装い、大学から研究費千数百万円を詐取したとして警視庁捜査2課は15日、東京工業大大学院生命理工学研究科元教授、岡畑恵雄(おかはた・よしお)容疑者(67)=川崎市麻生区=と取引業者ら計4人を詐欺容疑で逮捕した。 

 岡畑容疑者の逮捕容疑は、出入りの取引業者と共謀し、研究用試薬などの物品を購入したように仮装。架空の納品書や請求書などを作成して大学に代金を請求し、千数百万円を詐取したとしている。同課は、岡畑容疑者らが大学側から振り込まれた金を業者の口座にプールし、 私的に流用した疑いがあるとみている。 

 東工大は今年1月、岡畑容疑者らが2008年~13年3月に業者に架空発注を行い、国などからの研究費約1900万円を不適切に処理していたと発表。岡畑容疑者は13年3月に既に定年退職し名誉教授だったが、懲戒解雇相当としていた。 

 岡畑容疑者らは大学の調査に対し、架空発注で得た研究費を「預け金」としてプールしたことは認めた上で、「研究室のために使用し、私的流用はない」と話していたという。【福島祥】 

 

東工大研究費詐取:架空発注の手口、元教授が持ち掛ける?

毎日新聞 2014年11月16日 東京朝刊

大学の研究費約1490万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課に詐欺容疑で逮捕された東工大大学院の元生命理工学研究科教授、岡畑恵雄(おかはたよしお)容疑者(67)=川崎市麻生区虹ケ丘=が、業者側に研究用品を架空発注する手口を持ち掛け、請求書などを偽造させた疑いがあることが捜査関係者への取材で分かった。岡畑容疑者がだまし取った金を車購入やクレジットカードの支払いなどに流用した疑いがあることも判明。同課は、以前からの付き合いを悪用したとみて実態解明を進める。 

 他に逮捕されたのは、岡畑容疑者の元秘書で東工大の元非常勤講師、三津川和子(63)=横浜市緑区霧が丘▽化学製品販売会社「東光化成」役員、吉田耕司(66)=東京都世田谷区新町▽同社元社員、鈴木克行(69)=埼玉県春日部市増富−−の3容疑者。

 4人は岡畑容疑者が東工大に在職中の2009年1月〜10年1月、請求書などを偽造し、東光化成から研究用試薬などを購入したように装い、研究費約1490万円を詐取したとして逮捕された。

 東工大によると、岡畑容疑者は別の業者にも備品を架空発注し、逮捕容疑とは別に研究費約1900万円を不正に使っていた。昨年3月に定年退職したが、大学側は今年1月に懲戒解雇相当として退職金返納請求などの処分を決めた。

 岡畑容疑者は1982年1月に同大工学部助教授になり、生物・生体工学の研究に取り組んでいた。辰巳敬(たかし)副学長は15日、記者会見し「捜査に協力し、再発防止に努める」と話した。【福島祥、宮崎隆】

  東工大研究費流用:総額7000万円か 不動産購入も?

毎日新聞 2014年12月06日 06時50分

研究費約1490万円をだまし取ったとして警視庁捜査2課に詐欺容疑で逮捕された元東工大大学院生命理工学研究科教授、岡畑恵雄(よしお)容疑者(67)が、逮捕容疑を含め総額7000万円以上の研究費を不正に流用した疑いがあることが捜査関係者への取材で分かった。だまし取った金は車の購入費などに充てたとみられているが、他に親族のマンション購入費に使った疑いがあることも新たに判明。一部は詐欺罪の公訴時効(7年)が過ぎているが、同課は裏付け捜査を進めている。

東京地検は5日、岡畑容疑者▽化学製品販売会社「東光化成」役員、吉田耕司容疑者(66)▽同社元社員、鈴木克行容疑者(70)の3人について、約1490万円を詐取したとして詐欺罪で起訴した。岡畑容疑者の元秘書で東工大の元非常勤職員の女(63)は処分保留で釈放した。

 捜査関係者によると、岡畑被告は東光化成など複数の業者に研究用試薬などの備品を架空発注。業者側は大学から振り込まれた代金をプールし、岡畑被告に渡したり、会社の運転資金に充てたりしていたとみられる。架空発注は2007年以前から13年まで行われ、東光化成が「プール金が増え過ぎたので解消したい」と岡畑被告に中止を求めたという。【福島祥、宮崎隆】

  

岡畑恵雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/16 02:48 UTC 版)

経歴

1970年同志社大学工学部工業化学科卒業。1972年同志社大学大学院工業化学専攻修士課程修了。1972年九州大学助手、1979年九州大学講師、1980年マサチューセッツ大学客員研究員、1980年カリフォルニア大学客員研究員。1982年東京工業大学助教授、1992年同大学教授 [1] ののち解雇。

1994年高分子学会バイオ高分子研究会委員長。1995年日本化学会生体関連機能化学部会運営委員長[1]

1982年(昭和57年)日本化学会進歩賞。1993年(平成5年)、日本IBM科学賞。1995年(平成7年)、高分子学会賞。2000年(平成12年)、手島記念研究発明賞。2001年(平成13年)中小企業優秀新技術・新製品賞[1]

岡畑は2014年1月に東京工業大学から懲戒解雇相当という処分を受けた。その後、2014年11月15日、研究費の名目で約1490万円を詐取した疑いがあるとして、関係者3人と合わせて警視庁に逮捕された。[2]

研究・著作 博士論文「二官能性高分子触媒による加水分解に関する研究」1977年 『超臨界流体中での脂質修飾酵素を用いる物質生産プロセス』(文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書)1999年 『表面プラズモン共鳴型水晶発振子の開発と複雑系生体分子間相互作用の定量化』(文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書)2003年 ^ a b c 岡畑 惠雄 独立行政法人科学技術振興機構 ^ 日本経済新聞 2014/11/15 14:03 「研究費詐取の疑い、東工大元教授ら逮捕 警視庁」

 

(管理人より)

「学者が不正をしたニュース」で終わってはいけないと思いましたのでブログにあげときます。科学技術の専門家が不正をすることは許されないことです。大学や学者個人の信用が失墜することや研究の内容とは別に、国費が浪費されるという大きな問題があります。

国民みなが科学技術を盲信し、先進工業国、経済大国でいたいと願い続けて原発事故を起こし、放射能汚染国になった日本。膨大な科学技術開発費と天下り。企業と科学者の癒着構造が、社会全体を腐らせているのだと私は思います。

岡畑氏の経歴のところを見ると、最後は「独立行政法人 科学技術振興機構(JST)」というところに在籍?していたようです。Jなんちゃらというのは国の下部組織。天下り法人です。

独立行政法人科学技術振興機構 http://www.jst.go.jp/ このサイト内検索で岡畑恵雄を検索するとたくさん出てきます。http://urx2.nu/flg0

2001年から2007年まで研究をしています。

http://www.jst.go.jp/crest/nmt/topics/pdf/crest-12_080519.pdf   39p


http://www.jst.go.jp/crest/nmt/topics/pdf/crest-12_080519.pdf   5p

 

http://www.jst.go.jp/pr/intro/outline.pdf   17p


膨大な税金 開発費50億円 が企業にばらまかれて研究者へ! 研究して開発不成功でもほぼお金を返さなくていいんですね。

全員の学者が不正をしているとは思いませんが、産学連携というのは不正の温床になる可能性があるということは、この一件でも明らかです。

今に始まったことではありませんがこれはひどい。

 

しかもJSTの役員を見てみますと http://www.jst.go.jp/pr/intro/yakuin.html 

JSTは理事が、日立製作所取締役! 監事が東芝取締役! JSTは原子力ムラ てことですね わかりやす! 

 

ちなみにcrestの資料の中の研究者の欄に、おなじみのこんな人物もありました。

http://www.jst.go.jp/crest/nmt/topics/pdf/crest-12_080519.pdf   36p


柏木孝夫氏  「自立都市をめざした都市代謝システムの開発」 1995~2002

http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/eval/jigo/20020220/envr/envr2.html

http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/report/heisei11/pdf/d-1-02.pdf 

柏木氏は1995年から原子力ムラのJSTを通じて、膨大な研究費をもらいながらスマートグリッド社会をつくることを画策していたのですね。

 


私たちの電気代に上乗せされて搾り取られている再エネ賦課金の集約先が、低炭素投資促進機構。そこの理事長が柏木孝夫氏。

著書の表紙に「東京工業大学大学院」と書いてありますね。


 

 岡畑恵雄氏の不正は確かに明るみに出て逮捕されましたが、このようなことは氷山の一角なのかもしれません。

兵庫県議の号泣会見で有名になった政務調査費ですが、その後他の議員の政務調査費の不正な支出も色々と報道されました。

それと同じように、こういった研究費の不正にもきちんと調査し、メスを入れて欲しいと思います。

1000兆円の借金がある国で、国費の無駄は許されることではありません。

青森県八戸市にも産廃不法投棄が!約15年も放置。水銀、鉛、ダイオキシン、1,4-ジオキサン等の有害物質

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産廃野積み問題で八戸市が県の対応批判
デーリー東北 2014/12/23 11:00

 八戸市櫛引地区の産廃野積み問題で、青森県が行政代執行による撤去を行わない方針を示したことを受け、小林眞市長は22日、取材に対して「影響が出てからでは遅く、代執行の要件を満たさないとの判断は納得できない」と、引き続き、早期の全量撤去を県に求める意向を示した。調査で産廃の総量が、従来の発表から大幅に増加したことも問題視。市議会各会派も、県への反発を強めている。

H26.10.17(金)『デーリー東北』26面


(管理人より)

このブログでお知らせしている宮崎県産廃投棄問題。青森県八戸市にもありました。市が不法投棄と認識しているところが違いますが、全国どこでもあるなあと驚きました。

グーグルマップで見てみます。

 

 

八戸市櫛引地区の産業廃棄物不適正保管事案に係る地下水の分析結果について

1.概要

原因者:(株)三協リサイクル処理センター(代表取締役 角濱俊美)
場 所: 八戸市大字櫛引字永森26-4他
廃棄物の種類・量:燃え殻及び汚泥、約17,000トン

(18,000t-1,528t=17,171t)
※(4)参照
高さ 約6.7メートル
面積 約3,686平方メートル


2.経緯
(1)平成7年頃から、産業廃棄物処理業者である(株)三協リサイクル処理センターが、同社事業場内に産業廃棄物を保管するようになり、平成11年4月頃から保管量が急増してきたため改善を指導してきた。
(2)平成13年、改善が進まなくなったことから廃棄物処理法に基づく改善命令を発出したが履行されず、平成14年、改善命令違反を理由に産業廃棄物処理業及び産業廃棄物処理施設の許可を取り消した。
(3)平成15年、同社及び同社代表取締役個人に対し廃棄物処理法に基づく措置命令により廃棄物の撤去を命じたが履行されなかった。
(4)同年、現場内産業廃棄物の排出事業者に対し産業廃棄物の撤去を要請し、平成19年までに11社により1,528トンの廃棄物が撤去された。また、残存する廃棄物の飛散防止対策として、排出事業者の負担でキャッピング(シート掛け)が実施された。
(5)平成15年から環境影響調査のため周辺の水質調査を毎年実施しており、結果については、環境基準を満たしていた。
(6)平成24年7月6日の調査において、別図②´の井戸で採水した結果、総水銀及びダイオキシン類が環境基準を超えて検出されたが、その後の再調査の結果については環境基準を満たしていた。
(7)公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団の専門家から、検出された②´の井戸は地下水に懸濁物質が含まれているため、周辺環境への影響をモニタリング評価するには適切でない旨の助言があったことから、新たな観測井戸を設置するまでの間、湧水(下流側)で調査を実施した。結果については環境基準を満たしていた。
(8)(7)の助言を受けて、井戸②´の隣に井戸②を設置し、今年度の調査を実施した。

 

 平成27年度八戸市重点要望事項と県の処理方針(全体版) [822KB PDF

 総水銀 ダイオキシンのほかに 1,4-ジオキサン 鉛も検出されたんですね

下流には農地が広がっており、地下水及び土壌の汚染の拡大が危惧されています。

1,4-ジオキサンは、PRTR法第1種指定化学物質 で、国際がん研究機関 (IARC) によりグループ2B(ヒトに対する発癌性が疑われる)に分類されている物質です。

http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0041c.html

 

産廃業者が、燃え殻や汚泥を約17,000トン不法投棄し、有害物質の水銀、ダイオキシン、1,4-ジオキサン、鉛、カドミウムが溶け出し、周辺の土から検出されてるということです。

この燃え殻や汚泥はいったいどこからもってきたのでしょうか?どこの焼却場か、製錬工場か、何かの製造工場か、報道や市の資料を見てもわかりません。

情報公開請求したらわかると思います。

責任の所在はどうなるのでしょうか?産廃業者、市、県で責任のなすり合い。そうこうする間に毒物は拡散していきます。

いずれにしても、ごみ焼却や、工業生産によって生まれたどうしようもない産業廃棄物は、こうして環境に野ざらしにされ、土や水、空気を徐々に汚染していくということです。

このまま放置されていればいずれ地下水に入り、人間の口に入ることになるでしょう。

これが工業生産の影の部分(必ず廃物が出る)であることを、きちんと子どもに教えていかなければならないと、私は思います。

学校では教えないからです。


 

今回はE歳のおじサンBA―春から夏場はほぼウミネコブログ より 現地の写真と動画を転載させていただきました。

櫛引の産廃野積み現場に行ってきたH26.12.25その2より

産廃野積み現場C.H26.12. 25(木)

 

 


千葉市若葉区の造成工事現場の事務所で線源棒が行方不明。コバルト60が259万ベクレル!

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http://www.nsr.go.jp/activity/bousai/trouble/20141226-1.html

(株)HMSにおける放射性同位元素の所在不明について報告を受けました

平成26年12月26日 原子力規制委員会

1.(株)HMSからの報告内容

(株)HMSから、ちば作業所(千葉県千葉市若葉区上泉町1170番地付近の造成工事現場の事務所)において12月18日から水分・密度計(土の締固度などを測定する機器)に使用する放射性同位元素(コバルト60とカリフォルニウム252)が装着されたステンレス製の棒(以下「線源棒」という。)が所在不明との連絡が12月25日にありましたのでお知らせします。

株式会社HMSから受けた報告の概要は別紙のとおりです。⇒ 「(株)HMSから受けた報告」【PDF:43KB】

赤線は管理人 

2.所在不明の放射性同位元素 

核種:Co-60(2.59MBq)及びCf-252(1.11MBq) 

状態:ステンレス容器(長さ10mm×直径2mm)に密封された状態でステンレス製の棒(長さ220mm×直径16mm)に装着された状態又は線源棒がアルミニウム製の筒(長さ430mm×直径30mm)に入った状態<別添参照>⇒「所在不明の放射性同位元素」【PDF:103KB】

 

3.原子力規制庁の対応 

(株)HMSに対し一般公開を行い、引き続き線源棒の捜索を行うよう指示するとともに、(株)HMSが行う原因究明及び再発防止策について確認していきます。

なお、当該放射性同位元素を発見された方は、直接触れずに、最寄りの警察署又は下記の電話番号にご連絡下さい。 

大成建設(株)千葉支店管理部管理室  電話:043-243-1611

原子力規制庁 事故対処室  電話:03-5114-2121(平日) 03-5114-2203(夜間・休日)

 

原子力規制庁

担当 原子力災害対策・核物質防護課事故対処室 室長 武山 松次 03-5114-2121(直通)

担当:坂本、青山


放射性物質含む土質調査機紛失 NHK千葉 12月26日 18時56分

千葉市若葉区の工業団地の造成を行う工事現場で、微量の放射性物質が入った土質調査を行うための機器がなくなっていることが分かり、千葉県は、機器を見つけたら、念のため触らないよう呼びかけています。

千葉県によりますと、なくなったのは土の中の水分や密度を調べるための、「線源棒」と呼ばれる長さ22センチ、直径1.6センチの棒状の調査機器で、微量の放射性物質が含まれています。
千葉市若葉区の工業団地の造成を行う工事現場で、土質の調査を請け負っていた業者が使用していました。
今月18日に、この業者の従業員が調査機器を収納する容器を確認したところ、なくなっていることが分かり、1週間にわたって工事現場を探しましたが、見つからなかったことから、25日、原子力規制庁に報告しました。
千葉県によりますと、この調査機器に入っている放射性物質は微量で、1メートル離れた場所に1年間いても、人体に影響はないということです。
千葉県は、調査機器を見つけたら、念のため触らないようにし、警察などに連絡するよう呼びかけています。 

 

株式会社HMSにおける放射性同位元素を装着した線源棒の所在不明について

千葉県防災危機管理部 平成26年12月26日17時00分
電話:043-223-2175

 

  

 (管理人より)千葉市若葉区上泉町1170番地付近の造成工事現場の事務所で放射性物質が行方不明になっています。

ステンレスに密封された線源棒(長さ220mm×直径16mm)で、コバルト60が2.59メガベクレル(259万ベクレル)、カリフォルニウム252が1.11メガベクレル(111万ベクレル)

線源から1m離れた場所での線量評価は2μSV/h。直接手で触ってはいけないものですが、なぜ紛失したのかわかりません。

鍵が刺さったままだったことが報告書に書いてありますし、建設現場事務所の管理がずさんだったのではないでしょうか?

場所をグーグルアースで調べました。なんとメガソーラーの周りの工業団地の造成地なんですね 東京ドーム3個分の広さ!

その面積の中からたった22センチの棒を探せるんでしょうか?シンチレーション測定器を使って探しているそうですけど気が遠くなります。

もし、盗難だったらどうなるんでしょうか?千葉市以外に運ばれる可能性もあります。

NHKの報道も「微量」「念のため」と書いたりして危険性を過小評価しています。

子どもが見つけてそれで遊んだらどうなるのでしょうか?密封線源とは言え、壊れない保証もありません。

 そもそも、こんな危険なものをずさん管理していた会社は、一体どこなのか?

(株)HMSについて検索かけましたが、会社名だけでは水分・密度計を使用するような会社はヒットしません。

水分・密度計自体はフィールドテック社の製品だと思われます。

http://www.fieldtech.co.jp/p/products/ft102/   より

FT-102はNEXCOや国交省などの現場における土の締め固め管理で利用されている水分密度計です。RI(ラジオアイソトープ)を利用して土の水分・密度を測定します。盛土の品質管理試験に必須である湿潤密度・含水比の試験を迅速に行うことができます。



名称は「透過型RI水分・密度計」

ガンマ線源60Co(コバルト)で密度測定を、そして中性子線源252Cf(カリフォルニウム)で水分測定をする機器です。

「原子力規制委員会へ「使用届」を提出するだけで特別な資格などを必要とせず、どなたでもご使用いただくことができます。」と書いてあるので使用届けは出されていたはずです。

しかし、放射線取扱主任者でもない人が扱える機械なんですね!

使用届けには表示付認証機器を使用する会社の代表者印を押印することになってますから、(株)HMSの代表者名が書いてあると思います。


事務所は施錠してあったのでしょうか?

(株)HMSについてですが、社名で検索かけると人材派遣会社が出てきます。http://www.hms2011.com/index.html

それと情報ウェブサイトの企画・製作・運営http://www.hoyumedia.com/about/

原子力規制委員会に電話をかけて聞きましたがわからないということでした。それもおかしな話ですが。年明けにまた確認してみようと思います。


放射線を利用した地中水分および密度の原位置計測について―鹿島神之池附近のモデルテス ト― という古い論文の中に

「・・幸い日立製作所からこの要望を充たした手頃の中性子水分計(γ 線密度計付)が市販されるようになった」という一文があります。

しかし 日立のHP http://www.hitachi-hightech.com/jp/product_list/?ld=sms1  には水分密度計はありません。

今回、線源棒を紛失した(株)HMSというのは、さてどの会社なのでしょうか?


関係法令は、 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律 

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32HO167.html

 

参考

千葉市で1971年に同じような事例が起きています。

千葉市におけるイリジウムによる放射線被ばく事故 (09-03-02-11)

<概要>

 1971年9月、千葉県内のある造船所の構内で、作業員が非破壊検査用の強力な放射線源であるイリジウム192(5.3ci,1.63E12Bq)を拾った。それが何なのかわからないまま好奇心からズボンのベルトにさし、下宿に持ち帰った。下宿を訪ねた5人とともに6人(年令:20~30才)が被ばく放射線急性障害が生じた。そのうちの1人は、右手の潰瘍(かいよう)と糜爛(びらん)を繰り返し、22年後に血管の萎縮による右第1指(親指)と第2指(人差し指)の拘縮と骨の萎縮、病原菌による感染と疼痛が生じ、この2本の指を切断した。

<本文>
1.事故の状況
 千葉市のある造船所構内で、作業員の1人(B)がステンレス製の鉛筆のようなものを拾った( 図1 )。Bは、それが何なのかわからないまま好奇心からズボンのベルトにさし、下宿に持ち帰った。夕刻、彼の下宿を訪ねた5人の仲間が、その鉛筆のようなものに次々と触ったり、眺めたりした。そのうちの2人(AとE)は、その部屋に泊まった。その後4日間、この部屋には数人の仲間が何回か出入りした。この造船所では、放射線を利用して製品検査を行う非破壊検査が行われていた。この検査に用いる強力な放射線源であるイリジウム192(5.3Ci,1.63E12Bq)が紛失していることがわかり、懸命に探したが見つからず、科学技術庁(当時)にそのことを届けでた。Bがステンレス製の鉛筆のようなものを拾ってから1週間後、彼の下宿でそれを触った仲間の1人が、自分たちの触った鉛筆状の奇妙なものがこの線源ではなかったかと探したところ、下宿の庭に落ちているのを発見した。この線源は強力なガンマ線を放射するので、触ったり近くにいた人に放射線急性障害を引き起こし、この6名(年令:20才~30才)は検査のため千葉市にある科学技術庁放射線医学総合研究所(放医研(現独立行政法人放射線医学総合研究所))に入院した。

2.被ばく線量の推定
 医療処置をする前に次の2つの方法で被ばく線量を推定した。まず、被ばくした人達が被ばく当時に身につけていた物で放射線量を知る手がかりになる物を探したところ、3名が腕時計をつけていたことに気がついた。当時の腕時計にはルビーが使用されていた。ルビーはガンマ線を受けると熱発光現象を示すことが知られている。そこで、ルビーの熱発光量を測定し被ばく線量を推定した(物理学的線量評価)。
 6人に当時の行動を思い出してもらい、全員の下宿での在室時間表を作って各人の被ばく線量を推定した(事故の再構築)。また各人の血液中のリンパ球を培養し、染色体の異常がないかを調べた。血液中の白血球のうちリンパ球は放射線に対する感受性が高く、放射線に被ばくすると染色体異常を引き起こし、異常の出現する頻度は被ばくした線量に比例するので、各人の被ばく線量を推定することが可能である(生物学的線量評価)。この2つの方法で推定した線量は驚くほどよく一致した( 表1 )。

3.急性放射線障害
 急性障害の全身症状としては、最も被ばく線量の大きかったAだけが、被ばく1日目に食欲不振と吐き気におそわれたが、これは急性放射線症の症状のひとつである( 表2 )。次に骨髄での造血障害を詳しく調べると、数人に白血球の減少等の造血障害があった。最も強い症状はAだった。第2週から第7週にかけて、貧血、白血球および血小板の減少がみられ、軽い出血傾向の増大がみられた。
 皮膚障害では、線源を持ち帰ったBと比較的長時間触れていたAには、線源が触れた部分に26~91Gy(グレイ)程度の被ばくを受けたと考えられ、9月末から痛みの強い紅斑や水泡ができた。線源が臀部(でんぶ)にあたったBには臀部に大きな潰瘍(かいよう:皮膚粘膜層において深部まで及んだ表面の欠損)と壊死(えし:生体の局所組織または細胞の死滅)が生じた( 図2 )。生殖器では全員に造精障害がみられた。線源をベルトにぶらさげたBは睾丸に1.75Gy程度の放射線を浴びたことになり、一時的な無精子症になった。
 外部被ばくによる障害の場合、被ばく直後にははっきりした症状は出現しない。しかし、ある程度以上の放射線を全身に受けると、感染に対する抵抗力が落ちたり、出血しやすくなる。Aには典型的な症状があったので、心身の安静、栄養補給、感染防護等の一般処置を行いながら、特に無菌室に収容して、抗生物質の投与も行った。その結果、Aは最も白血球の減少した時期にも感染することなく、順調に回復過程に入った。さらに、皮膚障害に対しては局所の感染防止に主点をおいて治療したところ、順調に回復した。
 困ったことに、Bの場合は、右手の指が瘢痕(はんこん:組織の欠損補充にあたって再生した結合組織(内芽組織))萎縮を起こして伸びなくなった。日常生活に不便なので、2回にわたって東大形成外科で手術し、腹壁の皮膚を移植した結果、指が曲がるようになった。その後、全員が急性放射線障害から順調に回復し、1972年3月までに全員が退院した。

4.後発性障害
 事故後9年目までは、B、A両名の皮膚障害は瘢痕以外の異常は認められなかった。その後Bの右手は潰瘍と糜爛(びらん:皮膚または粘膜層における比較的表面の組織欠損。さらに深部にまで及んだときは潰瘍という)が繰り返し生じ、右第1指(親指)、第2指(人差し指)の拘縮(こうしゅく:関節の固着)と骨の萎縮が始まった( 図3 )。さらに、1993年には、病原菌による感染と疼痛が現れ、この2本の指を切断せざるを得なくなった。病理学的検査の結果、血管の萎縮によることがわかった。


このようなイリジウムの事故を引き起こしたのはどの会社なのか調べると、三井造船でした。

国会の議事録の中に関連する発言がありました。

 

第073回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号 昭和四十九年十一月十一日(月曜日) 午前十時二十六分開会 議事録  より    日本原子力研究所東海研究所保健物理安全管理部環境放射能課   研究員  角田 道生氏 
中略
もう一つの次の事例は、わが国で昭和四十六年の九月に起こったイリジウム一九二による公衆被曝の例です。 これは千葉県の市原市にある三井造船所で被破壊検査をしていました労働者がイリジウム一九二という工業用線源をあやまって落としてしまったと。 そのまま気づかずにうちへ帰って、翌日通りかかった人が好奇心でもってそれを拾って自宅に持ち帰ってしまった。 この線源は五・三キュリーで万年筆を大きくしたような形をしていて、ちょっと見たところ何だかよくわからないということでうちに持って帰ったわけですが、 当初、紛失した会社はやはり届け出しないで自分で何とかさかそうと――隠したいという気持ちもあったと思いますが、さがして三日間たつわけです。それからいよいよないというんで届け出をすると。届け出から二日目に紛失事件がニュースとして流された。 そのニュースで被曝者が、これがあぶないんじゃないかということに気がついて、そこで一応被曝は終わるわけですが、 この五日間に、拾った当人と彼の部屋に遊びに来ていた五人の友だちがその間被曝したという結果になっております。 この六名の者がかなり大量の被曝をしまして、最高の被曝者は百レムを軽くオーバーしているというふうに推定されております。 現在原子力発電所の安全審査では、仮想的な大事故においても公衆の全身被曝が二十五レムをこえないということが審査基準の一つとされていますが、 この基準をはるかに上回る公衆の被曝――この場合には作業労働者じゃなくて、その作業と直接関係ない人間なわけです。 こういう公衆の被曝が現実に起こっていると。 また、住民への事故の周知ですね、これがなければもう少し被曝期間が長いから結果として被曝量はもっとふえたであろうというようなことをこの例は示しております。 また、この例で注目しておく必要があるのは、公衆の被曝に至る経路、たとえば施設から放射性物質が公衆の生活環境にどう入っていくかということは、必ずしも煙突から出るだけではないと、いろいろな多様な経路があり得るというその複雑さをまた物語っていると。 したがって、実際の事前の評価というのは、これはかなり数字のモデルだけでできないようなむずかしい問題が必然的に含まれているということが今後の安全評価をどう解決するかという際の大きな問題点の一つではないかというふうに考えております。

「上関お魚おまかせパック」の魚は原発推進派の漁師さんの魚?「祝島の魚は売っておりません!(高島氏)」

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 (管理人より) 上関原発反対運動で有名な高島氏に関するニュースが飛び込んできました。長周新聞2014/12/26の記事です。

高島氏が行っている魚の仲買についての記事ですが、こういった魚の通販を高島氏がしているということは私は知りませんでした。

高島氏の祝島の生態系の調査で、多くの人と祝島の生き物や自然に関する情報を共有し、また生物多様性について学ぶことができましたが、今回の問題とは別の話です。

 

事実確認はできませんので、ネット上で調べた情報をもとに考察してみます。

まず、問題の「上関お魚おまかせパック」ですがこのような和光大学のシンポジウムの資料がありました。原発事故後に書かれたものです。

http://www.wako.ac.jp/_static/uploads/contents/managed_html_file.name.a11df9c0ce7c5582.3032342d3033302de58e9fe799ba2de9ab98e5b3b62d3034e6a0a12de69c80e7b582572e706466/024-030-%E5%8E%9F%E7%99%BA-%E9%AB%98%E5%B3%B6-04%E6%A0%A1-%E6%9C%80%E7%B5%82W.pdf

抜粋します。赤線部は管理人。

 

 

 

「お魚おまかせパック」の魚は、原発推進派の漁師さんの魚と書いてあります。

ということは、結局、原発推進の人を応援することになるのではないでしょうか? 

 

 地元びいきというサイトにも掲載されています。赤字、マーカーは管理人。

〈山口県〉奇跡の海の贈り物 

山口県上関町にある長島周辺の海は、国の天然記念物・カンムリウミスズメやスナメリをはじめとする、世界的にも希少な生きものたちの宝庫。
そんな奇跡の海が今、原発建設予定地になっています。

安全・安心な海といのちを、いつまでも守りたい。そんな想いから始めた上関お魚おまかせパックは、地元の漁師さんがその日に水揚げした新鮮な海の幸をつめあわせた産地直送のお届けサービスです。たくさんのいのちが暮らす瀬戸内の優しい海に育まれた恵みを、毎月お届け!

この小さな地域では原発建設予定地となって以来30年以上もの間、漁師さんの間でも推進派と反対派に分かれて暮らしているそうです。
美味しいという消費者の声に後押しされながらスタートしたこの「おまかせパック」。今は100件近くのお客さんにお魚を届けています。
原発建設推進派だった漁師さんも消費者からの「美味しい」の声を聞くことで、漁業を続ける必要性、大切さを感じ反対派への気持ちが変わってきている方もいるとのこと。

〈お魚パックが届くまで〉
1:コースとお届け回数を選びFAXかメールでご注文
月のお届け回数(月一回/月二回/初回お試し) コース(3,000円/5,000円)をお選びください。

2:お魚が届く
月末締め、翌月どこかの金曜日に発送いたします。

3:振込にてお支払
お届けより一週間以内に商品代金と送料をお振込みください。
振込先と代金は請求書にてご案内いたします。
※送料目安:関西700円/関東900円

お魚の種類は届いてからのお楽しみ!

お申込・お問い合わせ
メール:midori.t@crocus.ocn.ne.jp
FAX:0820-62-0710

 

 

チラシには「地元の漁師さん」とかいているだけで、祝島の原発反対している漁師さんとは書いてありません。

 

 ツイッターで「上関お魚おまかせパック」を宣伝している人を検索してみると 脱原発有名人が二人です。

 https://twitter.com/eda_neko/status/325579976931946497  より

枝元なほみ氏は自然エネルギー推進 ⇒ http://kokucheese.com/event/index/149844/

 

 

https://twitter.com/takemurahideaki/status/290011846344331264 より 

 

 そして 竹村英明氏は自然エネルギー推進。エナジーグリーングリーン社副社長 ⇒ http://www.ene-paso.net/misc/index.php

 

高島氏は祝島自然エネルギー100%プロジェクトの賛同者 http://www.wwf.or.jp/activities/2011/01/961819.html  

 

高島氏は高木基金からも助成金を得ています。 http://www.takagifund.org/admin/img/sup/rpt_file10149.pdf

 

 

福島みずほ対談30 高島美登里さん「上関原発を止めさせよう」

 


福島みずほ議員は社民党=自然エネルギー推進

夫は弁護士・海渡雄一 海渡雄一氏はISEP顧問 http://www.isep.or.jp/about_outline  =自然エネルギー推進

 

さらに高島氏は新社会党の集会でも「お魚おまかせパック」の宣伝。 http://toyoichi.blog.so-net.ne.jp/2013-12-09

 

「原発は生態系を壊す自然破壊だから上関原発に反対」という、高島氏とその周辺の人たちが、自然破壊である”自然エネルギー”を推進することの矛盾。

高島氏は、国会議員、環境NPO代表、映画監督などの自然エネルギー推進有名人とのつながりがあることは明白です。

自然エネルギーが原発をなくすことにつながっておらず、原発を温存する仕組みであることは、このブログではずっと取り上げ指摘して来ました。

この「お魚パック」問題は、原発をなくしたいと本気で願う市民の気持ちを「二重の意味」で欺くことになっていると私は思いました。

 

さて、みなさんはこの事実をどうお考えでしょうか?

 

 

ザポリージャ原子力発電所の6号機が緊急停止!今月2回目。

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 ヨーロッパ最大の原子力発電所ザポリージャは、ウクライナ南東部、ドニェプル川岸にある。
http://rt.com/news/218199-ukraine-nuclear-reactor-shut/ Emergency shutdown at Ukraine’s largest nuclear power plant

Published time: December 28, 2014 14:31 
Edited time: December 29, 2014 03:48

One of the reactors at the Zaporizhia Nuclear Power Plant was automatically shut down after a glitch. This was the second halt in operations in recent weeks at the plant in Ukraine’s southeast, which covers at least one fifth of the country’s power needs.

“Unit 6 at Zaporizhzhya NPP was disconnected from the network by the automatic system that prevents damage to the generator. The reactor is running at 40 percent of nominal power,” the plant’s official website says stressing that radiation at the facility is equal to the natural background, which is 8-12 microroentgen/hour.

This accident took place on Sunday morning at 05:59 am local time (03:59 GMT). Causes are still being investigated, while the Energy Ministry hopes to restart the unit in the coming days. The remaining five reactors continue to generate an estimated 4,530 MW.

Late on Sunday, the problem had been fixed and the power plant’s sixth power block had been plugged back into the network, the plant said on its website.

"Unit №6 was plugged back in after an error was corrected...At this moment all six power blocks are working,” the statement said.

The previous incident at Zaporizhia NPP happened on November 28, but the fact went public five days later, when Ukraine’s Prime Minister Arseny Yatsenyuk revealed it during the first session of his new cabinet.

At that time the shutdown was caused by a short circuit. As a result, Unit 3 was switched off and put into maintenance to resume operations on December 5. 

  ウクライナ最大の原子力発電所、緊急停止 

ザポリージャ原子力発電所の原子炉の一基が故障し、自動的に停止した。ウクライナ南東部にあり、少なくとも国の電力需要の1/5を供給する原発において、ここ数週間でこれは二度目の運用停止である。

“ザポリージャ原発の第6号機は発電機の損傷を防ぐため自動装置により系統から切断された。原子炉は出力の40パーセントで稼働している”、と発電所の公式ウェブサイトは述べ、施設の放射能は自然バックグラウンドである8-12マイクロレントゲン/時に等しい、と強調している。

この事故は、日曜の朝、現地時間05:59(03:59 GMT)に起きた。原因は依然調査中だが、エネルギー省は数日中に再稼働すると見込んでいる。残り5基の原子炉は、推計4,530 MWで発電を継続している。

日曜遅くに問題は解決し、原発の第6号機は系統に再接続されたと、発電所のウエブサイトは述べ、

"6号機の発電停止は、故障の修理が終わり、再接続された...現時点では、6基すべてが稼働中である”、と報告された。

前回のザポリージャ原発の事故は11月28日に起きたが、アルセニー・ヤツェニュク首相が新閣僚の最初の会議の場で明らかにして、事実が公表されたのは5日後だった。

その時の停止はショートカットが原因だった。結果的に、3号機は切り離され、12月5日に運用開始されるまで保守体制にあった。

 

Zaporizhia is the largest nuclear power plant not only in Ukraine, but also in Europe and also the fifth largest NPP in the world. It is on the bank of the Kakhovka water reservoir on the Dnieper River, some 200 kilometers from the rebel Donetsk region.

Ukraine’s four nuclear power plants constitute a huge part of the country's energy system. Fifteen nuclear reactors produce at least 50 percent (over 13 megawatt) of all electric power in Ukraine. Zaporizhia NPP alone produces up to 22 percent of all electricity generated in the country.

Two Zaporizhia NPP reactors are to be decommissioned for complete overhaul in February 2015 having operated for 30 years. Unit 1 will be out for maintenance for 129 days.

The new accident at Zaporizhia NPP might deteriorate the catastrophic energy shortage Ukraine is currently witnessing, as its fossil power plants have run out of coal.

ザポリージャはウクライナ最大の原子力発電所であるばかりでなく、ヨーロッパでも最大で、世界では5番目に大きい原子力発電所である。反政府派のドネツク地域から約200キロ、ドニエプル川のカホフカ貯水池岸にある。

ウクライナの4つの原子力発電所は、ウクライナ電源供給の重要な部分を占めている。15基の原子炉が、ウクライナの全電力の少なくとも50%(13メガワット以上)を発電している。ザポリージャ原発だけでも、ウクライナで発電されている全電力の22%を占める。

ザポリージャ原発の原子炉2基は30年稼働してきたので、2015年2月に全面点検の為、停止される予定である。1号機は、保守作業の為、129日にわたり停止する。

ザポリージャ原発での新事故は、ウクライナの火力発電所が石炭を使い果たしつつある中、ウクライナが現在味わっている悲惨なエネルギー不足を更に激化させかねない。


National energy company Ukrenergo has launched emergency power cuts all over the country to help sustain energy. Consumers are experiencing blackouts that last for hours every day. Ukrainian enterprises are forced to limit their energy consumption and to switch to night production.

Kiev authorities have been refusing to buy coal from the Donetsk and Lugansk regions, as they don’t want “to sponsor” the rebels, and instead turned to other countries. Those attempts were unsuccessful due to general inability to pay or the fact that the supplied coal didn’t fit Ukraine’s energy production.

On Saturday, the Russian president’s spokesman said Russia will supply coal and electricity to Ukraine without prepayment.

国営エネルギー企業ウクレネルゴは、エネルギー維持の為、全国的に緊急停電を始めた。需要家は、毎日最後の4時間、停電を味わっている。ウクライナ企業はエネルギー消費の制限や、夜間操業への切り換えを強いられている。

キエフ当局は、反対派を“支援する”のをいやがり、ドネツクとルガンスク地域からの石炭購入を拒否し、他の国々に頼っている。こうした取り組みは、支払い能力の欠如や外国産石炭はウクライナの発電施設に合っていないという事実があるため、上手くいってはいなかった。

土曜日、ロシア大統領広報官は、ロシアはウクライナに前払い無しで石炭と電力を提供する、と述べた。

 

Throughout 2014 Zaporizhzhya NPP came into the spotlight of world media on several occasions. In May, Ukrainian police prevented a group of armed men, reportedly from the Right Sector neo-Nazi paramilitary group, from entering Europe's largest nuclear power plant.

Then the news came that Kiev had signed a new deal with America’s leading nuclear fuel producer, Westinghouse Electric Company, instead of the Russian TVEL company that has been supplying fuel rods to Ukraine for years. This was done despite the fact that using US fuel rods was banned in 2012 due to dangerous incompatibility.

In August, Greenpeace expressed concern that Zaporizhia NPP is vulnerable to ‘direct bombardment’ in Ukraine if caught in the conflict.

 

2014年は終始、ザポリージャ原発は世界中のマスコミから何度も脚光を浴びた。5月、ウクライナ警察は、右派セクターのネオナチ準軍事的組織とされる武装集団がヨーロッパ最大の原子力発電所に侵入するのを防いだ。

更にキエフが、長年ウクライナに燃料棒を供給してきたロシアのTVEL社ではなく、アメリカの主要核燃料製造会社、ウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニーと新契約を結んだというニュースが流れた。2012年、不適合ゆえの危険性からアメリカ製燃料棒の使用が禁止されているという事実にもかかわらず、使用は行われていた。

8月、紛争にまきこまれた場合、ウクライナのザポリージャ原発は”直接爆撃”に対して脆弱であるという懸念を、グリーンピースが表明した。

 


(管理人より)

年末に、千葉で中性子線源の放射性物質が紛失したり 、ウクライナの原発がまた緊急停止したり、綱渡り的な危険な出来事が続いています。

前回は3号機で「レベル0」ってことになったわけですが、同じ原発の今度は6号機。

前回⇒ ウクライナのザポリージャ原子力発電所の事故報道。日本のメディアは報じない。IAEAもコメント無しって!?

http://urx2.nu/fJft  より

 

原発事故というのは新しいとか古いではないということは、チェルノブイリ原発事故でわかってるはずなのですが、

ザポリージャの中でも一番新しい6号機が緊急停止になったということは、そのほかも・・・

早速、ザポリージャ原発では、そういう不安を打ち消そうと躍起になってるように見えます。 参考⇒(http://www.npp.zp.ua/news#news-1327 12/29)

こういった事実に目を伏せて、面白おかしくテレビを見て過ごすという人生を選んだ人にも、場合によっては容赦なく目に見えない毒物の被害が及びます。

それが環境を汚染するということです。

今年一年間を振り返ってみて、おかしな市民運動=人工芝運動というのはこういった緊急情報をまったく市民に伝えないということがはっきりわかった1年でした。

 

市民運動の中で、イメージを植え付け、誤誘導している市民や有名人にどうか注意してください。

市民運動で「行動しよう」という掛け声がかけられていますが、

「行動」を起こす前に「その「行動」が本当に原発をなくすことにつながっている内容かどうか調べて考えてください。

 

現在、私、両肩が五十肩で体調さらに悪化してますので、来年、頻繁に更新できるかどうかわかりませんが、ツイッターツイログで追っかけてみていただけたら幸いです。

私はなんの肩書きもない市民です。有名人でもなんでもありませんが、この一年間、そんな私のブログを見ていただき、本当にありがとうございます。

市民ブロガーとして、市民の目線で、原発をなくし、生き延びる方法を考察していきたいと思います。

 

ザポリージャ原発のサイトからプレスリリースが 12/28に 2回出されています。

http://www.npp.zp.ua/news#news-1327

 

Энергоблок № 6 Запорожской АЭС отключен от сети  28.12.2014

28 декабря 2014 года в 05 часов 59 минут энергоблок №6 Запорожской АЭС отключен от сети действием защиты от внутренних повреждений генератора. Реакторная установка находится на 40% мощности. Причины срабатывания защиты выясняются.

В настоящий момент в работе находятся 5 энергоблоков суммарной мощностью 4530 МВт.

Радиационный фон на промплощадке и в санитарно-защитной зоне (территория вокруг АЭС радиусом 2,5 км) – 8-12 микрорентген в час, что соответствует природному радиационному фону в месте расположения Запорожской АЭС. 

ザポリージャ6号機の電源停止

2014年12月28日5時59分、ザポリージャ原子力発電所の6号機が発電機内部の損傷に対して防御するため送電網から切断された。原子炉プラントは40%の出力である。緊急停止の原因は調査した。現在、4530メガワットの合計容量を持つ5基がある。サイトと緩衝地帯(原子力発電所半径2.5kmのあたりの地域)の放射線バックグラウンドは、1時間あたり8〜12マイクロレントゲン、ザポリージャ原子力発電所の位置での自然放射線バックグラウンドに対応している。


Энергоблок № 6 Запорожской АЭС подключен к сети 28.12.2014 28 декабря 2014 года в 22 часа 35 минут энергоблок №6 Запорожской АЭС после устранения неисправности подключен к сети. Ведется набор мощности.
В настоящий момент в работе находятся 6 энергоблоков. 
Радиационный фон на промплощадке и в санитарно-защитной зоне (территория вокруг АЭС радиусом 2,5 км) – 8-12 микрорентген в час, что соответствует природному радиационному фону в месте расположения Запорожской АЭС.

ザポリージャ原子力発電所の6号機は系統に接続されている 2014年12月28日

2014年12月28日22時間35分、故障後のザポリージャ原子力発電所の6号機は系統に接続され、発電中である。
現時点では、6基である。
サイトと緩衝地帯(原子力発電所半径2.5kmのあたりの地域)の放射線バックグラウンドは1時間あたり8〜12マイクロレントゲン、ザポリージャ原子力発電所の位置での自然放射線の背景に対応している。

無知な市民をオフグリッドに誘導するのに必死!自然エネ推進の偽脱原発運動家の言い訳に反論する。

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昨年秋頃、いかにも私がブログで主張している内容に対する、自然エネルギー推進側の「言い訳」?のようなものが市民の間にSNSなどで出回っていましたので、正月一発目に反論しておきたいと思います。

その出回った言い訳を受けて、さらに市民がブログに書くという展開も見受けられました。取り付けたパネルについて悩んでいた市民が解決してほっとしたという内容のブログで、まったく呆れました。

このブログです。 http://ameblo.jp/green-note-page/entry-11962052409.html  巧妙な嘘が散りばめられています。

パネルを買ってしまった人は、パネルを使うことに都合のいい意見しかきかないという態度を示しています。

 

なお当ブログの反論は、原発推進派が自然エネルギーについて書く「批判」内容とは違います。 原発推進派はレアアースや地球温暖化の嘘、蓄電池、エコキュートなどの危険性についてはついては全く触れません。

一部に見られる原発推進派の自然エネルギー批判というのは、偽物なので不完全です。結局、原発推進派は、自然エネルギーも推進しています。

地球温暖化の嘘をうまく利用した、同じ穴のムジナです。

地球温暖化懐疑派の学者の中には、自然エネルギー賛成派も混じっているので注意が必要です。そういうタイプの学者も巧妙に混ぜ込んであります。

紫文字は、自然エネ推進派の言い分です。

 

◆EPTが2年半(数年前のデータ)なので、長く使うことは環境にプラスである。再生できない石油、石炭、ガス、ウランで作られた電気を使う方が環境に良くない。

 反論↓

「EPTが2年半」が間違い。太陽光パネルは膨大な鉱物資源と化石燃料を浪費して作るハイテク工業製品です。資源節約的かどうかはライフサイクル全体で評価しなければなりません。

太陽光発電の発電装置自体が、化石燃料なしには作れません。発電に使う燃料はただでも、設備を作るのに膨大な火力の電気を使うのです。

発電装置運用中の燃料のことだけに注目させるのは欺瞞です。

下図の赤字、赤囲い部分と廃棄にかかるコストを無視しておいて、「EPTが2年半」というのはおかしい。

資源エネルギー庁の図 ・・・この図は重要です。(エネファームやエコキュート、IHクッキングヒーターも描かれているということはそれらがエネルギー政策に関係しているということです) 

 

金属シリコン製造は膨大な電力を消費。太陽電池は中国の安い電力と人件費なしには作れない。珪肺とは?

シリコンはケイ石から作られます。ケイ素と酸素を主成分とするケイ石を木炭などと一緒に電気炉で融解、還元してつくります。具体的には電気炉にケイ石、木炭などの炭材を配合投入し、そこに大電流を流して炉心温度を上げると、炭材から出るガスがケイ石から酸素を奪い、ケイ素が金属状に遊離して金属ケイ素ができ上がります。 金属ケイ素の製造には膨大な電力を消費します。

 

太陽光パネル、風車、蓄電池に必要なレアアースを製錬する際に、放射性物質が環境中に出ます。原発の燃料、ウラン精製時に環境が放射能汚染されるのと同じこと。   オーストラリア・ウラン鉱山で放射性汚染水大量流出。関電、九電、四電、伊藤忠商事の出資の日本企業  マレーシアのレアアース抽出工場~ブキメラ放射能汚染「私たちは、涙がかれる程たくさん泣きました」  採掘・製錬時に放射性物質を撒き散らすレアメタル・レアアースは自然エネルギーにも使われている事実

 

自然エネルギーの設備寿命は長くて約20年。約20年後は莫大な有害性産廃の山となります。 環境にプラスとは到底いえません。

 

 

 ◆太陽光パネル生産の際の公害は、工場の公害規制の甘さによるもの。中国・インド産を避け、先進国で生産された太陽光パネルを選べばよい。

反論↓

健康被害を工場規制の問題に矮小化するのは本末転倒。原発を品質管理の問題にすり替える原子力安全派と全く同じ論理。公害を否定するところも原発推進者と同じ。先進国が後進国に公害を押し付けているという反省が全くないことに心底驚かされます。

中国の太陽電池工場付近の水源から基準値の10倍のフッ素化合物。基準値の100倍の工場も。

日本の自然エネルギーに必要なレアアースを、中国など現地の人達を被曝させながら精錬していることを無視しています。

中国レアアース「環境問題として有害物質による大気汚染、強酸性の排水、放射性物質など」

中国とインド製を避ければいいという、まことに身勝手で情けない発想にも驚かされます。自宅の太陽光パネルがヨーロッパ製だったら、それでいいなんて、しょせん自己満足でしかありません。

 

 

 

 ◆有害物質を含む太陽光パネルは実際にあるが全てではない。シリコン系パネルは、生産時のエネルギーが少なく有害物質は含まれていない。

合金化されたパネルはリサイクル困難だが、シリコン系パネルはリサイクルが可能であり、すべてダメであるかのように言うのは間違い。合金系であるソーラーフロンティア社製のパネルは回収されるので例外。パネルは20年持ち、50年後も変な使い方をしなければ半分の発電量がある。

現時点ではリサイクル事業は、パネルの廃棄物がまだ少ないので閉鎖になってしまう。経年劣化はどうなるかは不明だが、シリコン系パネルのリサイクルは困難ではない。 

 反論↓ 

有害物質が含まれていることを認めながらも「全てではない」というご都合さ。シリコン系のものは複雑ではないのでリサイクル可能というのも間違い。 

http://mric.jogmec.go.jp/public/report/2012-05/23.Si_20120619.pdf

 

また、シリコン系の太陽光パネルのセルにも有害物質が含まれているものがあります。

下図は株式会社カネカの太陽光パネルセルの断面図(http://www.nedo.go.jp/content/100513523.pdf より)ですが、上から2番目の層に「透明電極」という層があります。

透明電極には、ITO(In2O3[酸化インジウム]/SnO2 [二酸化すず]の複合酸化物)が一般的に使われているようです。(下図のカネカの透明電極にITOが使われているかは未確認。)

インジウムは毒性物質です。(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001iz7t-att/2r9852000001izs5.pdf )

インジウムはレアメタル稀少金属で、中国の多数の採掘現場で公害が発生しています。(このITOは液晶TVやパソコンの薄型ディスプレイにも使われています。電子廃棄物は有毒)

 

シリコン系パネルをさもリサイクルが簡単なように言ってますが、極めて難しい作業です。その理由を二つ上げます。

太陽光パネルの構造は一般的に下図のようになっています。(東レリサーチセンター http://www.toray-research.co.jp/taishou/batteryenergy/bat_002.html より)

 

①Al(アルミ)フレーム部分とその左の主要部分(白板熱処理ガラスからバックシートまでとする)は、シール材(ブチルゴム、シリコンゴムなど柔らかい接着剤)で接着(密着)されている。Alフレームを取り外すのは容易なことではない。ブチルゴムやシリコンゴムを見たり触ったりしている経験のある人ならすぐ分かる。

産業用ロボットで引きはがす?

⇒引きはがす時は最初に剥がれる瞬間まで多くの力が必要で、その後は急に弾き剥がれる。これを現状の産業用ロボットでやろうとするとトルク(力)管理が複雑過ぎて無理。 また、あらかじめ寸法が規格化されていないとさらに難しい。

 

②白板熱処理ガラス、バックシートをどうやって取り外すのか。 中身の太陽電池セル、電極、インターコネクト材をどうやって封止材から取り出すのか。

封止剤(これがやっかいもの)はシリコーン樹脂以外なら有機系化合物なので「焼けば取れる」。

 

http://www.dowa-ecoj.jp/sonomichi/solor_recycle/02.html より 赤文字

「まず、封止材(EVA)の除去方法です。太陽光発電システムは屋外に設置されますので、風雨にさらされても大丈夫なように、とても丈夫に出来ています。

ただ、解体する際にはこれが大変で、封止材という樹脂を除去するのに苦労しています。
焼けば樹脂は飛ばせますが、ガラスとしてのリサイクルが出来るように、違うやり方がないのかを検討しているところです。」

と書いてありますが、焼けば有毒ガスが発生するし、燃えカスが残ります。洗浄しても燃えカスがこびりついていて取れないかもしれない。

また、上記URLでは、「以前はシリコンが高価でしたので、そのシリコンをリサイクルしようと検討したのですが、シリコンと一口に言っても様々な種類や技術的課題があり、有価でのリサイクルは難しいという結論に達しました。」とあります。

 

ソーラーフロンティア社は回収した後どうするのでしょうか?ソーラーフロンティア社が倒産したら回収はどうなるのでしょうか?企業任せというのは無責任です。

さらに「変な使い方」ってどんな使い方でしょうか? そもそも夏はパネルの表面が80度をこえ、冬は雪が積もる過酷な野外環境に設置するパネルに「変な使い方」って・・・?

太陽光パネルの温度変化を調べるヒートサイクル試験の結果に関しても、市民に公表されていません。研究発表したという情報だけでよくみると肝心の中身がありません。http://urx2.nu/fMR6

口頭発表が多く、パワポ資料もなぜか見つかりませんでした。

これら信頼性試験に関する発表時期が、2013年~2014年と最近に集中していること、今頃になってこんな基本的な事をやっている状態には疑問を感じます。

市場でトラブルが多発して、メーカーと共同で慌ててやっているのかもしれません。

メーカーとの共同研究の場合は具体的な数値を公表すると他メーカーに技術情報、レベルを悟られてしまうので、 発表内容を公表しないのかもしれません。

 

「50年後も半分の発電量がある」というのは、「50年後にはたった半分の発電量になってしまう」とも言えます。

50年間、設備を維持する為に、追加した設備やメンテナンスのコストは完全に無視するつもりのようですね。 

 

「リサイクル=エコ」という嘘がまかり通っているので、市民が自然エネルギー推進者の嘘を信じてしまうのです。

工業生産の仕組みから考えて再エネは無理です。あらゆる汚染が広がり資源や国費が浪費されるだけ。かりにリサイクルしても100%原料に変身するわけではありません。

化石燃料を使って高温にし、リサイクル途中に有害なPMが出て、最終的に始末に負えない汚染廃物が残ります。

 「廃棄物の有効利用=善」という認識があります。これはよく考えなければなりません。その廃棄物が毒物でないか、生態系の循環の中で土に還るのかが重要です。

大量生産・大量消費・大量廃棄・大量リサイクル?

リサイクルするから太陽光パネルをどんどん買って捨てていいなんておかしいと気づかなければなりません。分別さえすればいいなんてご都合です。

 

 

 

◆太陽光発電の電気はあてにされず、設置を増やしても原発などの従来の発電所が減らされない仕組みにされている。売電しても、送電線の仕組みは、近所に流れるだけで、それ以外は消えてしまっている。 

反論↓ 

「あてにされず」ではなく、お天気任せだから「あてにできない」のです。「自然エネが増えても原発などの発電所が減らされない仕組みにされている」じゃなくて、国と原子力産業ははじめから、再エネを増やしても原発をなくすつもりはないということです。原発が組み込まれています。

言葉尻をわずかに変えることで、どこまでも、「原子力ムラVS再エネ」といった陰謀論的に話をするのは非常に狡猾です。

三菱のスマートグリッド図(原発も火力も再エネも、ヒートポンプも全部入って盛りだくさん! 全てで儲かる仕組みです)

 

火力発電は自然エネが増えても減らすことはできません。自然エネの不安定さを、火力発電でバックアップし出力調整しなければならないからです。

もともと、質の悪いクズ電気を、パネルを増やせば原発なくせるかのように語っていたパネル推進派の語り部たちは、ついにパネルで作った電気が消えてしまってることを認めました。オフグリッドに誘導するためです。

スマートグリッドも送配電のしくみがわからない一般市民をだましていたということです。

『誰も答えない!太陽光発電の大疑問』(近藤邦明著)  より

売電メーターを通過したこの逆潮流は、電力として有効に使われるわけではありません。電力会社は直近の電力需要を数十分おきに予測して運転していますが、予測不能の逆潮流が発生しても瞬時にこれに対応して発電電力量を調整することは困難です。従って逆潮流は送電線網の中に、余剰=無駄な電力を供給しているだけなのです。

 その結果、電力の有効利用率が低下し、電力供給ネットワークの中で局所的な電圧の上昇や周波数特性の変動が起こり、全体としてネットワークの供給電力の品質が低下することになります。 太陽光発電由来の余剰な電力は、送電線網の発熱やアース線によって無為に捨てられているだけです。

もともと天気任せで出力調整の不可能な太陽光発電では、この逆潮流を制御することはできません。 

 

 

◆送電線網につながないオフグリッドには、経済的損失はあるが未来がある。すでにパネルを設置して売電している家庭は、10年で買取が終わるが、売電価格を下げられたらオフグリッドにすればいい。

画期的な技術の進展で、バッテリーの価格が下がる。やがて有害物質を使わないパネルも作れるようになる。太陽光パネルには将来の可能性があるので、断念しないこと。

 反論↓ 

経済損失が出ることが分かって、高額な商品を進めるのは詐欺的行為。オフグリッドを進めるということは蓄電池を買わせるということ。蓄電池の問題に触れていません。

「画期的な技術」と科学技術に期待させる言い回しはイメージ誘導型の文言です。 

技術の進歩に幻想を抱かせ、資源採掘、製造、廃棄物、リサイクルの問題を無視しています。

超危険なNAS電池が増えるのも市民にとっては困ることです。リチウムイオン2次電池は家庭をオフグリッドするには大容量が必要なのでまだまだ庶民には高嶺の花。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120329/210399/?rt=nocnt 価格はオープンだが、「100万~150万円での提供になる」(NEC)

バッテリーを追加で買うことを強制することでもあります。追加であれやこれや設備を買なければいけなくなったら、ますます採算が合わなくなります。

また、廃棄されたリチウムイオン電池のリサイクル技術も現状では未確立。リサイクル開封時、間違ってショートすれば爆発事故が起きる可能性があるのです。

有害物質を使わないパネルができるようになるまでは、毒物を使い続けるということなので、その間にパネルの有毒産業廃棄物は増え続けるばかり。

10年後には技術が進歩しているのではないかというのは、無責任な話。結局、見切り発車の、問題先送りです。

高レベル核廃棄物の処分の言い訳と似ています。テクニカルなことがわからない市民を煙にまくのです。

処分方法がもし確立しなかったら、今現在、パネルや電池を推進している人はどう責任を取るのでしょうか?

 

市民が「それがエコかどうか」を判断する能力がないことを見越して、イメージと短いフレーズだけを徹底的に刷り込み、考える前に行動させる。この一部始終を私はリアル市民運動の中で見てきました。

自然科学の基礎知識がないおばちゃんが、訳も分からず「ショウキボブンサンカ!」とさけび、イベントやその他の運動に駆り出されているのをみて唖然としたことがあります。

まさに運動のための運動。利権のための運動という人も実際にいました。 自然エネ推進は原発をなくすことにつながっていないのに、それを指摘すると「分断するな」「原発推進派か?!」の大合唱。

自然エネルギー推進する脱原発派の運動を見るとまさにこれ↓と同じやり方です。

 

ヒトラーの大衆扇動術

・大衆は愚か者である。

・同じ嘘は繰り返し何度も伝えよ。

・共通の敵を作り大衆を団結させよ。

・敵の悪を拡大して伝え大衆を怒らせよ。

・人は小さな嘘より大きな嘘に騙される。

・大衆を熱狂されたまま置け。考える間を与えるな。

・利口な人の理性ではなく、愚か者の感情に訴えろ。

・貧乏な者、病んでいる者、困窮している者ほど騙しやすい。

・都合の悪い情報は一切与えるな。都合のよい情報は拡大して伝えよ。

・宣伝を総合芸術に仕立て上げろ。大衆の視聴覚を刺激して感性で圧倒しろ。

 

 

それの元になっているのが、地球温暖化の嘘です。

地球温暖化詐欺 "The Great Global Warming Swindle" ここで動画を見ていただけたらと思います。

この動画の中にも、工業化を否定するなというメッセージがあり、全部が全部納得できる内容ではないのですが、

CO2地球温暖化説は、原発推進派によって政治的に持ち出されて、学者が買収され、CO2は悪者にされたことや、太陽光、風力発電業界もその流れに乗っかったこともわかります。

環境NPOが助成金で腐っていることもよくわかります。

だから地球温暖化が正しいと言う脱原発派・自然エネルギー推進派は偽物なのです。

 

ザポリージャ原子力発電所6号機、続報 基準値の16倍?放射能漏れか?ウクライナ当局は否定

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LifeNews 17:58 / 30.12.2014 ГСЧС Украины подтвердила утечку радиации на Запорожской АЭС Официальные сводки свидетельствуют о том, что пресс-служба ЗАЭС скрывает правду об аварии в 6-м энергоблоке.

Украинские атомщики дезинформировали общественность и СМИ о реальном положении дел на Запорожской АЭС. В Интернет попали сводки Государственной службы по чрезвычайным ситуациям за 28 и 29 декабря, которые опровергают заверения руководства ЗАЭС о том, что шестой энергоблок был введен в строй уже вечером 28 декабря. Кроме того, допустимый уровень излучения на АЭС, согласно замерам, оказался выше нормы в 16 раз.

 

ウクライナGSCHS国家緊急事態サービスはザポリージャでの放射能漏れを確認した。

公式の報告は、ザポリージャのプレスサービスが6号機の事故についての真実を隠していることを示している。

ウクライナの核科学者は、ザポリージャ原子力発電所における業務の実態について、市民とメディアに本当の状況を誤解させた。

インターネットは、12月28・29日の国家緊急事態サービスの概要を得た。そして、6号機が12月28日に夜に運転を再開したというザポリージャ代表の誤りを明らかにした。

これに加え発電所での放射線の許容レベルは測定結果によると、基準の16倍を超えていた。

 (以下略 元サイトへ)


(管理人より)6号機も漏れてたのか!?と正月からさらに暗い気分になりました。3号機はレベル0の事故ということになりましたが、今度はどう評価するのでしょうか?

LifeNewsのロシア語の記事を、グーグル翻訳にぶちこんで訳すのに疲れてきて途中休んでいたら、ロシアトゥデイの記事が出ましたのでそちらを先に訳してみました。素人なので間違ってたらすみません。

千葉市で放射線源が紛失し、ウクライナで原発事故が年末2回も起きているにも関わらず、紅白歌合戦の話題で盛り上がる日本人。日本のメディアも報じません。

ああ、こうして情報の精査ができずに市民はさらに放射能の危険に晒されていくのだと実感しました。小さい事故が何度か起きたあとに大きな事故が起こる可能性があるということは、東海村爆発事故の例でも明らかです。

もしもウクライナで更なる大きな爆発事故が起きたら、ヨーロッパはもっと汚染されるでしょう。日本も追加で汚染されるでしょう。日本からヨーロッパへ移住してもあまり意味がないということになってしまいます。

ウクライナの国家緊急サービスの代表者を見たら軍人でした。http://www.mns.gov.ua/content/managament.html

http://en.wikipedia.org/wiki/State_Emergency_Service_of_Ukraine ウクライナの国家緊急サービス

 

情報がいろいろあって、放射能漏れが実際にあったかどうかは私にもわかりませんので、各記事のソースなどを見て各自でご判断ください。

 

Radiation situation: Ukraine’s Zaporozhye Nuclear Power Plant


ウクライナ国内の原発周辺の線量を知ることができるサイト(エネルゴアトム)

http://www.energoatom.kiev.ua/en/map_aes/ 

Global Radiation Monitoring Networkによる放射能モニタリング 

世界のモニタリング・ステーションの一覧 http://sccc.org.au/international-radiation-monitoring-stations 

風向き  ⇒ http://earth.nullschool.net/jp/#current/wind/surface/level/orthographic=100.99,8.53,296

 

 

ロシアトゥデイ

http://rt.com/news/218807-ukraine-nuclear-plant-leak/

Radioactive leak at major Ukrainian nuclear plant – report

Published time: December 30, 2014 18:21 
Edited time: January 01, 2015 09:18

A radioactive leak has been detected at Ukraine’s Zaporozhye Nuclear Power Plant, the largest in Europe, a media report says, citing the country’s emergency services. Ukrainian officials have denied the report.

LifeNews published what it claims is a leaked report by the State Emergency Service of Ukraine, which denies an earlier assessment by the plant’s authorities that the radiation at the facility is equal to the natural background following an incident on Sunday.

Ukrainian authorities have denied the Russian media report that a radioactive leak had taken place at the plant, Reuters reported.

"The plant works normally, there have been no accidents," an energy ministry official told the news agency. No official comment on whether the leaked documents are authentic has been provided.


主要なウクライナの原子力発電所で放射性漏れ - 報告書

ヨーロッパで最大のウクライナのザポリージャ原子力発電所において放射性漏れが検出された、とメディアレポートは国家緊急サービスを引用し述べた。ウクライナの当局者は報道を否定している。

LifeNewsは、それがウクライナ国家緊急サービスによって漏洩されたレポートであると発表した。 そしてLifeNewsは、日曜日の事故後に施設の放射線量が自然バックグラウンドと同じであるという発電所当局による初期評価を否定している。

ウクライナ当局は、放射性漏れが発電所で起きたというロシアのメディア報道を否定している、とロイターは報じた。

「発電所では事故はなかった。正常に稼働している」とエネルギー省の関係者は報道機関に語った。 漏洩された文書が本物かどうかについての公式なコメントは出されていない。


 

Two documents released by LifeNews appear to show that the plant's officials put deliberately misleading information on their website. The documents – both addressed to the head of the regional emergency services – state that radiation levels at the plant on Sunday and Monday were 16.8 times higher than the legally permitted norm.

By Monday, the levels had slightly increased – growing from 16.3 to 16.8 times higher, and Unit 6 was still shut down, the report said, contradicting the plant's statements that the problem had been fixed and that the plant was operating normally.

On Sunday, one reactor at the plant was automatically shut down after a glitch, becoming the second halt in operations in recent weeks. The reactor was running at 40 percent of nominal power, the plant's official website said, adding that radiation at the facility being at the level of 8-12 microroentgens an hour.

 

LifeNewsが公表した二つの文書は、発電所の職員が故意にまぎらわしい情報をウェブサイト上に置くことを示しているように見える。

その文書は、両方とも地域の緊急サービスの代表に宛てており、日曜日と月曜日に発電所での放射線レベルが法的に許された基準よりも16.8倍高かったと述べている。 

月曜日には、レベルがやや増加していた - 16.3倍から16.8倍まで上昇、そして6号機はまだシャットダウンされたままだったと報告されたが、問題は修復され発電所は正常に稼働しているという発電所の声明と矛盾する、と述べた。

日曜日には、発電所の1つの原子炉は自動的に、ここ数週間の運用中に2回目の停止となり、突然の停止後に系統遮断した。原子炉は公称電力の40パーセントの稼働だった。発電所の公式ウェブサイトは、施設での放射線量は一時間あたり8〜12マイクロレントゲンであると付け加えた。

 

The error was later announced to have been corrected, and the troubled unit – Power Block # 6 – was plugged back into the network.

On November 28, Zaporozhye's Unit 3 was switched off for almost a week. The shutdown, which was reportedly caused by a short circuit, was made public five days later, when Ukrainian Prime Minister Arseny Yatsenyuk revealed it during the first meeting of his new Cabinet.

Regarding the November incident, Ukrainian authorities have contacted the International Atomic Energy Agency (IAEA). The agency was informed that "a reactor at the Zaporozhye Nuclear Power Plant remained safely shut down following a short circuit in the plant’s transformer yard last week," its December 3 statement said.

 

エラーは修正され、 問題があった6号機は系統に接続された、と後で発表された。

11月28日には、ザポリージャの3号機は、ほぼ一週間停止していた。報告によると、ウクライナのアルセニー・ヤツェニュク首相は、新内閣の最初の会議中にそれを明らかにした際、ショートカットによって引き起こされたシャットダウンは5日後に公表された。

11月の事故については、ウクライナ当局は国際原子力機関(IAEA)に連絡した。

機関は、「ザポリージャ原子力発電所の原子炉は、先週の発電所の変圧器のショートカットに続いて、安全に停止した」と12月3日の声明は述べていると報告した。

 

Ukraine’s State Nuclear Regulatory Inspectorate has said no radioactive materials were released because of the shutdown, the IAEA added. The incident was preliminarily estimated to be a level 0-rated event on the International Nuclear and Radiological Event Scale, which ranges from 0 to 7.

Zaporozhye nuclear power plant is one of the four nuclear power plants in the country, which together supply a large part of Ukraine's energy needs. The Zaporozhye plant alone, Europe's largest, supplies at least one-fifth of the country’s power needs. It is the world’s fifth-largest nuclear power plant.

In the meantime US nuclear power-plant builder Westinghouse Electric Co. has reached a deal with Ukraine's Energoatom in Brussels to provide fuel to Ukraine to lower Kiev's dependency for supplies from Russia.

The US company says it will “significantly” increase fuel deliveries to Ukrainian nuclear power plants through 2020, according to a statement released Tuesday.

“This increased cooperation between Westinghouse and Energoatom will bring diversification and security of nuclear fuel supplies for Ukraine’s reactor fleet,” the statement reads.

Westinghouse, which has been operating in Ukraine since 2003, says that under terms of the contract, the US firm will employ its global supply chain to “manufacture the fuel and components making use of its facilities in the US and Europe.” No other details were provided.

“Westinghouse looks forward to providing a full range of products and services to Ukraine and the global VVER market with proven experience in digital controls, fuel, refueling, inspection services and plant upgrades and refurbishments,” said Yves Brachet, Westinghouse president for Europe, Middle East and Africa.

 About 44 percent of power in Ukraine is generated from nuclear facilities, according to the International Atomic Energy Agency. Earlier this year, Kiev has agreed to extend Westinghouse existing cooperation agreement until 2020.

ウクライナの国家原子力規制検査局は、シャットダウンによる放射性物質放出はなかったとIAEAが付け加えたと、述べた。その事故は、予め0から7までの範囲の、国際原子力·放射線事象評価尺度で、レベル0と評価される事象であると推定された。

ザポリージャ原子力発電所は、ウクライナのエネルギー需要の大部分を供給する国内の4つの原子力発電所のうちの1つである。ザポリージャ原発単独では、同国の電力需要のヨーロッパ最大、少なくとも五分の一を供給する。それは、世界第5位の原子力発電所である。

一方、米国の原子力発電所建設のウェスティングハウス·エレクトリック(株)は、ロシアからの供給のキエフの依存を低下させるため、ウクライナに燃料を提供するためにブリュッセルでウクライナのエネルゴアトムとの契約に達していた。

火曜日にリリースされた声明によると、米国企業は、2020年までウクライナの原子力発電所へ燃料の配達を「大幅に」増やす予定だと言う。「ウエスティングハウスとエネルゴアトムの間のこのさらなる協力は、ウクライナの原子炉グループのために核燃料供給の多様化とセキュリティをもたらすでしょう」との記載がある。

2003年からウクライナで運営されているウェスティングハウスは、契約の条件の下で、米国会社が「米国とヨーロッパで施設を利用して燃料と部品を製造する」グローバルなサプライ・チェーンを使用すると言う。その他の詳細は全く提供されなかった。 

「ウエスティングハウスは、デジタル制御、燃料、燃料補給、検査サービスと発電所のアップグレードや改装において実績のある経験を持つウクライナおよび世界的なVVER市場に、一連の製品・サービスを提供することを期待している」、とウエスティングハウス(ヨーロッパ中東・アフリカ)のイーブ・ブラシェ社長は述べた。

IAEA(国際原子力機関)によると、ウクライナの電力の約44%が原子力施設から生成される。今年のはじめに、キエフは2020年までウェスティングハウスの既存協力協定を延長することに合意した。

Is it dangerous?

The media report indicated that on December 29 the radiation level at the Zaporozhye Nuclear Power Plant was estimated at 0.00505 mSv/yr. According to the World Nuclear Associationa typical range of dose rates from medical sources of radiation is 0.3-0.6 mSv/yr. In order to develop radiation sickness, a one-time dose of at least 1,000 to 2,000 mSv would be enough. Meanwhile, between 2,000 and 10,000 mSv in a short-term dose would cause severe radiation sickness with increasing likelihood that this would be fatal.

それは危険か?

12月29日、ザポリージャ原子力発電所の放射線レベルが0.00505mSv/年と推定されたことが報道された。世界原子力協会(World Nuclear Associationa)によると、医学的線源からの線量率の標準的範囲は0.3-0.6mSv/年である。

放射線障害を引き起こすには、一回に少なくとも1,000〜2,000mSv/年の被曝線量で十分である。一方、短期の被曝線量2,000〜10,000mSv/年は、これは致命的になる可能性をもつ重大な放射線障害を引き起こす。

 ウクライナ、ザポリージャ原発の放射能漏れを否定  (ラジオイラン2014/12/31(水曜) 22:26)  http://urx2.nu/fO1z

ウクライナが、ザポリージャ原発における放射能漏れの報道を否定しました。

プレスTVによりますと、ウクライナ政府関係者は30日火曜、ヨーロッパ最大の原発・ザポリージャ原発における放射能漏れに関する報道を否定し、「この原発では何の事故も発生していない」と語りました。
この政府関係者はまた、「放射能漏れは発生していないし、この原発は正常稼動を続けており、何の事故も発生していない」と述べました。
あるニュースサイトは、証拠を提示し、「この原発で放射能漏れが確認され、基準値の16倍に達している」と主張しています。
ウクライナ政府が、「ロシアから核物質を受け取るのではなく、その代わりにアメリカのウェスティングハウス社から核燃料を得ようとしている」と表明したあとで、ロシアとウクライナは核問題をめぐっても対立を抱えるようになっています。
ロシア政府は、「ウクライナのこの行動は、ウクライナの安全だけでなく、ヨーロッパ全域の安全を脅かすことになる」と表明しました。
1986年にウクライナで発生したチェルノブイリ原発事故は、史上最大の原発事故とされています。 

 

2014/12/31のザポリージャ原発の映像

Ucrania: central nuclear Zaporozhye sufre fuga de radioactividad


山田征さんからのお便り(1)今こそ脱「自然エネルギー」  きちんと知りたいスマートメーター

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2014年 山梨日日新聞掲載 http://www.sannichi.co.jp/article/2014/10/24/00012970

 

山田征さんからのお便り  今こそ脱「自然エネルギー」

きちんと知りたいスマートメーター

●「スマートメーターが必要な理由」

私が東京電力によって電気を切られてしまったのは、2011年10月3日の朝でした。早いものでそれから2年11ヶ月以上になります。切られてから10ヶ月ほど経った頃のことでした。その電気を切る作業をして行った本人が訪ねてきました。ノックで出てみますと

「山田さん、電気無しでご不便はないですか?そろそろ点けませんか・・」と言うのです。

「私が不払いしている計12円の付加金、払わなくてもつけてくれますか?」と言いますと

「いえ、それをお支払いいただいた上で・・・」

「そうですか。私は払う気はありませんけど、つけてはもらいたいです」と言いながら「それもですが、いま政府が全部の家屋に取り付けることにしたスマートメーターのことを聞きたいのですが・・」

「あ、あれはですね、あれをつけると省エネできるようになるんですよ」

「いや、そうじゃないでしょう?本当の目的は省エネではなくて、太陽光や風力発電が増えるから要るんじゃないですか?そのついでに全部の家屋につけるんでしょ?」

と言いますと、しばしの沈黙の後に

「その通りです。山田さんだから言っちゃいますけれど・・」何故要るのかわかりやすく話してくれました。

「ご存知かもしれませんが、私共(電力会社)の方ではご利用の皆様のご使用に合わせて電気を作り出しています。(つまり多くもなく少なくもなくということです)それを100とします」と、彼は両手の指で4cm幅位の線を横に引きました。

「ところがおひさまの条件がよくてソーラーパネルがしっかり発電しますと、その100が120、130と上がってしまいます。そうすると電気のオーバーヒートが起きて大変なことになってしまいますから、急いでその分、火力発電の出力を落とします。落ちたと思ったら、今度はパネルの上に雲がかかってきました。するとパネルの発電は落ちてしまい、100が80、70に下がってしまいます。そうなると電圧が足りず停電が起きかねません。そうなっては大変ですから、急いで火力発電の出力を上げて100に戻します。その操作はソーラーパネルの変電設備に取り付けてあるスマートメーターからのリアルタイムの情報でやるわけです。ソーラーパネルはあっちこっちに点在してますから、これからはますますスマートメーターなしにはやっていけないんですよ」というわけでした。

 もし太陽光や風力発電が無ければ私たち人間社会の電気は、私たちの使用状況に合わせて火力できめ細やかに出力の上げ下げをしていればいいのですが、「人の都合」ではなく、「おひさまや風の都合」で発電する風車やソーラーパネルが増え続けていくことで、その気ままな発電状況をリアルタイムで電力会社に送り続けることの出来る「スマートメーター」は「不可欠品」である、ということです。

 

●政府の意図は「スマートグリッド社会」?

というわけで、特にソーラーパネルを乗せていない全ての家屋にとって「スマートメーター」は全くの不用品なのですが、それを強制的に取り付けようとしている政府の側には全く別の意図があります。

それは前の自公政権時の終わりの方の福田政権、麻生政権あたりから経済産業省内部で柏木孝夫、山地憲治、飯田哲也、他の外部の識者達と企画検討を始めた、日本全体を「スマートグリッド化」社会にする為に、この「スマートメーター」は必要不可欠品であるわけです。

 ちなみに2008年~2009年にかけての麻生政権時、すでに「2020年までにメガソーラー設置を2800万kwにする」という目標値をあげています。その計画はその直後の民主党政権に引き継がれ、今はまた元の自公政権の元で、本来の計画以上の成果を上げながら「スマートグリッド社会」の下地づくりが進んでいます。

2011年3月11日の東日本大震災は、この計画にとって最大級の追い風となりました。

 次回は個人がソーラーパネルで発電し、余った電気は本当に役に立っているのか、消えてはいないのかについてです。(9月13日)

 

 

【 関連記事】 

山田征さんの自然エネルギー学習会、自然エネルギーの是非を問うイベントで共感の声!東京新聞に記事掲載!

家庭に潜む電磁波の危険性をまず知る。スマートメーターが導入されるとさらに危険が追加されてしまう

【危険を隠蔽】スマートメーター全家庭に。電力10社 2024年度末に大幅前倒し!国民の無知につけこむ。

1日中、電波を出しまくり被曝を強要する危険な電気検針器=スマートメーターが日本に導入されてしまう!

市民発電所はどこへいくのか スマートメーター編  スマートグリッド社会は要らないよ!

 

追記

経産省の資料に図があります。https://www.env.go.jp/council/06earth/y0613-11/ref01-2.pdf

この図を見ると、このまま自然エネルギーを増やすと制御不能になることが分かっているのに、どんどん国費を投入していることに驚きます。

 

 

 

 

 

山田征さんからのお便り(2) 今こそ脱「自然エネルギー」いつまで?いくらまで?払い続ける付加金

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今こそ脱「自然エネルギー」

いつまで?いくらまで?払い続ける付加金 

●新規の発電設備の認定受付を停止

今月(10月)に入ってたて続けに、九州電力、北海道電力他いくつもの電力会社各社が、10kw以上の太陽光発電他全量売電対象となる「再生可能エネルギー」による新規の発電設備の認定受付を一時停止する、と発表しました。

 その理由は、「再生可能エネルギー特別措置法案」つまり、全ての電気利用者が、これらの設備で発電した電気全てを20年間買い取らされ続ける、という制度がスタートしたことで勢いづいた個人も含めた様々な企業や事業者、自治体、生協団体等が、この事業に参入しようと認定申し込みをしました。

その数は政府や電力会社の予想をはるかに超えた膨大なものになり、それをそのまま受け入れてしまうと、電気利用者の必要に応じて、多くもなく少なくもない状態を火力で出力調整しながら送り出している「電気の安定供給」そのものに支障が起きる恐れがある、というものです。

 

●気ままな発電に左右される火力

前号で、風力や太陽光発電は「電気を使う側の都合」ではなく「おひさまや風の都合」で発電したりやめてしまったりするので、電力会社はその不規則な発電状況を「スマートメーター」を通してリアルタイムに知る必要があります、と書きました。

 もし、風力や太陽光発電設備がなければ、火力発電だけでシンプルに出力調整していればいいのですが、きままな発電しか出来ない風力や太陽光が増えることで、そちらの調整をさらにきめ細かくやらなければならず、非常に複雑な操作が加わってしまうことは避けがたい事実であります。

今回の受付停止に対してすぐに、「電力会社は原発回帰のつもりか」といった批判記事が出ましたが、これはこのような動かしがたい電気の仕組みに対しての認識不足によります。

 

●電力会社が取り組む自然エネルギー

 現に各電力会社は「自然エネルギー反対」どころか、どの会社も早い段階からこぞって大型風車やメガソーラー発電建設に取り組んでいます。それを電気利用者は2年以上も月々買い取らされているのですが、彼らは企業名を変えて事業を行っています。いま現在も全国各地で電力会社持ちの建設事業はたくさん実施されています。

「電力会社=自然エネルギー反対」は大きな誤りです。調べてみればすぐ分かることです。

月刊『日経エコロジー』の先月号に「膨らむ認定・九電は接続保留・国民負担は47兆円の試算」というタイトルの記事がありました。

これが今回の受付停止につながっていることを知りましたが、一体私たちはどれくらいの負担を強いられるのでしょうか?

 

●増え続ける負担

先月末、私は愛媛県鬼北町にある大きな酒屋さんで話をしました。その時、そのお店のデンキの検針票を見せてもらいました。大きな冷蔵庫などがあり、月々約7万数千円分弱の電気代でしたが、なんと付加金は約3千円となっていました。

この先このお店で使う電気の量は特に変化はないわけですが、外での風力や太陽光他の発電設備が増えれば増える程、このお店の負担もスライドして増え続け、ひと月1万円になってしまうかもしれません。

 

●外国企業にも支払われ続ける

また、ソーラーパネル事業はアメリカのGE、ゴールドマンサックス、中国の国営電力会社の上海電力やスカイソーラー、カナダの電力会社ほか海外企業もたくさん参入しています。

それらの企業が得る数十億円、数百億円もの事業益は全て日本の電気利用者が、自分の使った電気代の他に、「いつまで」の期限無しで、負担し続けます。

私たちはもっともっと具体的な仕組みと事実を知る努力をしなければいけないのでは、と思います。

※前号の予告では「余った電気」について書く予定でしたが、九電の認定停止問題を先にお知らせしました。 2014年 11月1日 市民活動のひろば より

 

(管理人より) 前記事に続き山田征さんの再エネ買取中断の見方について書かれた記事を二つ、文字起こししました。

山田征さんからのお便り(1)今こそ脱「自然エネルギー」  きちんと知りたいスマートメーター

上の記事でも系統安定化の件に触れていますが、経産省の資料に図があります。https://www.env.go.jp/council/06earth/y0613-11/ref01-2.pdf

 

 

 

私たち市民が、送配電の仕組み、電気に関する基礎知識がないために、原子力ムラ=再エネムラ、マスコミによって自然エネルギーを餌に騙されてしまっていることがよくわかります。

山田征さんが上記事で

「彼らは企業名を変えて事業を行っています。いま現在も全国各地で電力会社持ちの建設事業はたくさん実施されています。「電力会社=自然エネルギー反対」は大きな誤りです。調べてみればすぐ分かることです。」と言われていますので調べてみました。

電事連のサイトより http://www.fepc.or.jp/environment/new_energy/megasolar/index.html

2020年度までに全国約30地点(電力会社10社合計)で約14万kWの太陽光発電設備を設置する「メガソーラー発電」計画を公表


この中から 平成26年12月1日 中国電力株式会社 宇部太陽光発電所の営業運転開始について

 

 

http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2013fy/E002502.pdf より

「電力会社≠自然エネルギー反対」ですね。

関連会社の名前でメガソーラーを全国につくりまくっていますね。新設なので多業種にわたって儲かるということです。ゼネコン公共工事と同じです。


http://www.fepc.or.jp/environment/new_energy/dounyu/index.html  風力発電も電力会社は推進しています。

中西日本における風力発電導入拡大に向けた取り組みについて (中部 北陸 関西 中国 四国 九州 電力株式会社)

 

電力会社は、自然エネ反対どころか太陽光、風力発電をどんどん増やしても原発やめるつもりはないということですね。

生協や市民や地方議員の自然エネルギーの認識が不足していると思われます。どうか少しでもこのことを市民同士で共有して下さい。原発をなくすためには自然エネ推進しても意味がないということを。

自然エネ普及の語り部たちは、残念なことに自分に都合の悪いことは市民に伝えていないのです。

「系統安定化」のしくみを市民に知らせるべきなのに、市民は「小規模分散化!」「ショウキボブンサンカ!」と刷り込まれている現実に絶望します。

 

 

 


自然エネルギー推進したって原発メーカーは原発の輸出をやめません。原発メーカーの不買について考える

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三菱重工、欧州で大型原発の認証取得  2014/10/27日本経済新聞   三菱重工業は27日、欧州向けに開発した大型原子力発電プラントについて、欧州の電力会社で構成する団体から安全性や運転性能に関する認証を取得したと発表した。「EU―APWR(改良加圧水型)」と呼ばれる設備で、出力は170万キロワット級と世界最大規模。認証取得を機に、欧州での受注活動を強化する。      日立、英で建設の原発の現地調達率6割 300社と取引めざす  2014/12/27 日本経済新聞 電子版   日立製作所は英国で建設する原子力発電所の現地調達率の目標を6割程度に設定する。2年以内に現地の300社以上を組み込んだサプライチェーン・マネジメント(SCM)を築く。原発輸出では信頼性確保と現地経済の活性化が求められる。現地調達率6割は原発輸出を目指す日本勢の目安となりそうだ。  日立と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の原子力合弁会社、日立GEニュークリア・エナジー(日立GE)がSCMを構築する。原発は英ウェールズで2020年代前半の稼働を目指している。現地当局による詳細な設計の審査が始まったため日立GEも現地企業の選定を始めた。  日立GEの英国内での発注先は300~500社に達する見通し。英国やウェールズの政府からの要請に応えるため、現地政府の支援を受けて多くの部品で現地企業を活用する。原子力機器やタービンなどの主要機器は日本から輸出する。  金額ベースで現地調達率6割程度を目標とする。日立GEが直接発注する英国のロールス・ロイスなど10社程度との連携を深め、間接的に現地の300社以上との取引関係を詳細を把握して信頼性を確保する。  日立は12年に独電力大手から英国の原子力発電事業会社「ホライズン・ニュークリア・パワー」を約850億円で買収した。ホライズンはウェールズに2基、イングランド西部のオールドベリーに2基の原発を建設する。まずウェールズの原発1基で19年の着工を目指す。1基の事業費は5千億~8千億円とされ、4基合計で2兆~3兆円に達する見通しだ。  今回のSCMはホライズンの原発建設だけでなく、日立がリトアニアで20年代中ごろの稼働を目指す原発向けの活用を視野に入れる。リトアニア側は現地企業への発注を求めているため日立は英国でのノウハウを応用する。欧州を含めた現地調達率は6割程度を目指すことになる見込み。  日立の原子力事業の売上高は13年度で1100億円。海外事業の拡大で20年度に2800億円にする。東芝や三菱重工業も英国などで原発の建設計画を進めたり受注を内定したりしている。   
東芝、中国で原発向け設備受注へ 2000億円規模  2015/1/4 2:00   東芝が中国で原子力発電所の主要設備を大量受注することが有力になった。現地の複数の原発運営会社と計6~8基分を納入する方向で最終交渉に入った。受注額は2千億円規模のもよう。 エネルギー消費が増える中国では、世界で最も多く原発新設が計画されている。東芝は中央アジアのカザフスタンでも原子炉納入交渉を進め、新興国市場開拓を加速する。  米国子会社の原発設備大手ウエスチングハウス(WH)が、山東省の海陽原発、浙江省の三門原発向けなどに納入する。制御システム、タービンなど主要設備の一部を受注するとみられる。原子炉本体は含まない。  WHは中国の国営原子力企業、国家核電技術(SNPTC)への技術協力などを通じ足場を固め、中国の原発市場でトップに立つ。だが日本や欧米のメーカーに韓国やロシア勢なども加わり、受注競争は激化している。WHは海陽、三門の両原発で中型炉を2基ずつ建設しており、2020年代に稼働する増設分の設備受注で有利に働いた。  国際エネルギー機関(IEA)によると、世界の原発の発電容量は40年に6億2400万キロワットと13年比6割増える。新設分の4分の1強を中国が占める。中国で25年までに50基が新設されるとの予測もある。温暖化防止などから新興国を中心に原発導入が相次ぐ。  東芝はWHを通じてカザフスタンでも新設原発への原子炉納入を狙う。国営原子力事業会社カザトムプロムと交渉しており、日本政府もインフラ輸出の一環として受注活動を後押しする方針だ。  カザフスタンは原発の燃料となるウランなどが豊富な資源国。東芝はWH株の一部をカザトムプロムに譲渡するなど関係を深めており、原発輸出が実現すれば資源を安定的に確保する効果も期待できそうだ。      (管理人より) 

2014年末から2015年のニュースを見ても、いくら市民が自然エネルギー推進運動したって原発メーカーは原発の輸出をやめないということがわかります。

温暖化説を根拠にして原発推進も自然エネもセットで進められていたのだから、原発メーカーは福島原発事故が起きたって原発やめる気などそもそもないのです。

「自称」脱原発市民グループが、熱狂的にデモや署名を集めたり、講演会や自然エネ推進の映画上映会したり、イベントやったりしましたが結局、選挙は負け、原発メーカーも原発輸出をやめません。

なぜか?それは、「自称」脱原発市民が、「自然エネルギーが原発を補完してること」に気づけないからです。

地域で有名な脱原発市民のリーダーは、ほぼ行政や原発推進団体から助成金をもらっている環境NPOとつながっており、自然エネの利害関係者であることが多いのです。

そこがハブの役割を果たし、さまざまな組織団体政党に働きかけて、今の自然エネ推進の流れに誘導しているということです。まさに人工芝運動。

市民一人ひとりは、純粋に単純に「原発なくすためになにかしたい」と思って集まっているのに、無知であるがゆえに、そういった利害関係者によって、巧妙に嘘をすり込まれていきます。

無知な市民に嘘をすり込む講師は原発推進企業のOBや自称環境運動家、自然エネ推進環境学者、自然エネ推進映画監督、自然エネ推進環境NPOにスカウトされた落選議員や落選候補者、フリーライター、ジャーナリストなどなど有名人。

市民に大切な情報を共有することなく、「~の会は~をやりました」「~円カンパが集まりました」「~円カンパしました」「みんなで候補者の~さん(自然エネルギー推進者)を応援しましょう」の大合唱が全国で行われています。

果たしてこのような市民グループの宣伝と「選挙互助会」みたいなものが、原発をなくす運動なのでしょうか?

私は市民ができることはまず3つだと思います。グループに入らなくても一人でできます。 

 

●騙されないよう情報収集と学習・・・・・・・地球温暖化の嘘を見抜く、自然エネが原発を補完している構造を検証する。被曝影響、送配電の仕組み、ゴミ焼却の危険性について学習する。

●放射能回避・・・・・・放射能汚染の状況を把握し、汚染された空気を吸わないよう、汚染された食べ物を食べないよう行動する

●不買・・・・・原発メーカーのものは買わない(特に高いもの、車や再エネ関連製品) 

 

自分が出来る不買をすればいいと思うのです。私たちの生活の中に入り込んでいる原発メーカーの商品。「たくさんあるから無理」と思わず、とにかくできる限りどんどん不買していく。あえて原発メーカーの商品を買う必要はないのです。そうすれば工業製品の廃棄物も減るし、何より壊れてもないのにCMで新商品を買うのはまったくエコではありません。

 

原発をなくすために、東芝の不買をするなら、東芝のテレビ・冷蔵庫・洗濯機・パソコンだけでなく再エネ関連商品も買わない。

東芝の太陽光パネル 東芝の蓄電池 東芝のスマートメーター 東芝のエコキュートも不買の対象です。


原発メーカー(三菱・日立・東芝)はメガソーラーで儲かっていることがわかります。太陽電池だけではなくパワコンでもが儲かる仕組み。



         

経産省の下の図に原子炉メーカーの三菱・日立・東芝だけ赤線で囲み、赤線を引いてみました。

再生可能エネルギーでも原子炉メーカーが儲けていることがわかりますし、原子炉メーカー以外の企業も原発推進企業ばかりなので原子力ムラ=再エネムラということが見てわかります。

再生可能エネルギーの全量買取制度の導入に向けた検討について より

 

 

   

今度はレニングラード原子力発電所で事故か?チェルノブイリ原発と同型の老朽原発。

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 No impacts on radiation safety after incident at Leningrad nuclear plant

Russia  January 07, 1:24

ST. PETERSBURG, January 6. /TASS/. Malfunctions at one of the units of the Leningrad nuclear plant had no adverse impacts on radiation safety, spokesman for the nuclear plant Andrei Alberti told TASS on Tuesday.

“The incident was related to electrical equipment that is placed several hundred metres away from the reactor. The radiation level at the station is within natural background limits,” he said.

The incident at the plant’s unit one was reported on January 4. Emergency shutdown controls were activated when the shell of one of the unit’s two transformers was damaged. The transformer was switched off. The plant’s capacity went down by 300 megawatts.

“It will have no impact on consumers,” Alberti said.

The Leningrad nuclear plant is located on the coast of the Gulf of Finland some 35 kilometres of St. Petersburg’s suburbs and 70 kilometres away from the city’s centre.

 

レニングラード原子力発電所での事故後の放射線の安全への影響はない

レニングラード原子力発電所のうちの号機の一つでの故障は放射線安全上の有害な影響を及ぼさなかった、と原子力発電所のスポークスマン、アンドレイ·アルベルティは火曜日にTASSに語った。

「事故は原子炉から数百メートル離れたところに配置された電気機器に関連していた。その場所の放射線レベルは、自然バックグラウンドの範囲内である」と彼は言った。

発電所の1号機の事故は1月4日に報告された。1号機の2つの変圧器のうちの1つの外板が損われた際に、緊急シャットダウンコントロールが作動した。変圧器のスイッチが切られた。発電所の能力は300MWダウンした。

「それは、消費者に影響を与えないだろう」とアルベルティは言った。

レニングラード原子力発電所は、サンクトペテルスブルグの郊外約35kmフィンランド湾の沿岸に位置し、市の中心部から70km離れている。

 

レニングラード原子力発電所

レニングラード原子力発電所(ロシア語: Ленинградская атомная электростанция; Ленинградская АЭС) http://www.lennpp.rosenergoatom.ru/

はロシア北西部レニングラード州のフィンランド湾沿いのソスノヴイ・ボールに存在する原子力発電所。

サンクトペテルブルクから西に70kmの位置に存在する。

チェルノブイリ原発と同型の4基のRBMK-1000が設置されており、老朽化の進む原発に代えて近隣にレニングラード第二原子力発電所が建設中である。

RBMK 黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉


(管理人より)

もう、年末年始のウクライナのザポリージャ原発の放射能漏れ問題も、そして今日のレニングラード原発の事故?もどうなってるんでしょうか?

レニングラード原発 のHP http://www.lennpp.rosenergoatom.ru/  にも事故のことが出ていないようです。

福島原発もダダ漏れ、ヨーロッパでもこのような状態。

私たちは日々覚悟を決めて生きていかなければならないということだと私は感じています。




保険証もお金もなく、病気になっても病院に行けない人のための社会福祉法で定められた「無料低額診療施設」

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 東京・渋谷区:宮下公園など3日まで閉鎖 ホームレス締め出し2014年12月27日

閉鎖された宮下公園の入り口前で座り込んで食事するホームレスの男性

 

 

佳子さま、皇居で成年行事 ティアラにドレス姿披露 2014年12月29日

ローブ・デコルテは白地に金糸の花模様、ティアラはプラチナの台にダイヤモンドがあしらわれており、宝飾大手ミキモトが製作した。

ティアラは、ネックレスやブレスレットなど他の宝飾品4点とセットで約2800万円。

 

(管理人より)

寒空に階段に座ってゆで卵をむいているホームレスの男性。2400万円の税金を身につけて微笑む皇族の女性。

私は客観的に日本の今後を考えるのに判断材料として大事だと思ったので、大晦日にこの上の二つの写真をツイッターで提示してみました。

2人の人物に対して個人的な感情はありません。

何も自分の意見などは入れずに、ただニュースソースと写真を並べただけのツイートです。いろいろな考え方の人から嫌がらせなどが来ましたが、結局256RTと拡散しました。

https://twitter.com/oldblue2012/status/549866816978169856

社会の全ての矛盾がここにあります。原発事故で放射能汚染国になった国の市民は今こそ、この不条理な社会システムそのものに本気で疑問を持たなければならないのではないかと私は思います。

そうでなければ原発をなくすことはできないし、戦争を止めることもできないのではないでしょうか?

 

さて、無保険者でも利用可能「無料低額診療施設」を知っていますか NEWSポストセブン に情報がありましたので拡散したいと思います。

保険証もお金もなく、病気になっても病院に行けない人のための社会福祉法で定められた「無料低額診療施設」というものがあります。 

 実際に調べてみました。

東京都 福祉保健局 施設等一覧  より

1 その他の社会福祉施設等(Excel:100KB) の無料低額診療施設 をエクセルの一番下のタブ「無料低額診療施設」をクリックすると見ることができます。

確かに、非常に不親切な情報提供の仕方です。驚きました。

これではネットスキルがない人は見つけることはできません。私はPDFにしてリンクをのせると同時に、JPEGですぐ見えるように記事に貼っておきたいと思います。

無料低額診療施設(東京都)一覧表PDF  印刷する場合はこちらからどうぞ

厚生労働省の  ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果について を見ました。

100人超える自治体をあげておきます。無料低額診療施設もざっと調べて右側にリンクを載せました。

都道府県別のホームレス数 (平成26年度調査)

大阪府    1,864 人     無料低額診療事業実施施設一覧表(大阪府)PDF

東京都    1,768 人   無料低額診療施設(東京都)一覧表PDF  都のサイトから

神奈川県   1,324 人   http://www.iryoukyou.or.jp/02area_consult.html

愛知県      380人    http://scuel.me/area/aichi/function/36

福岡県      369人    http://scuel.me/area/fukuoka/function/36

埼玉県       301人     無料低額診療施設(埼玉県)一覧表PDF   県のサイトから         

千葉県       285人    無料低額診療事業者(千葉県) 一覧表PDF

兵庫県      214人    http://scuel.me/area/hyogo/function/36?page=2  尼崎市(http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kenko/039muryoteigakusinryo.html

静岡県      133人    http://scuel.me/area/shizuoka/function/36

宮城県      122人        無料低額診療施設(宮城県)PDF

京都府      121人        http://scuel.me/area/kyoto/function/36

 

 

こちらにも病院が掲載されていました。 無料・低額診療にとりくんでいる事業所 - 全日本民医連


無料低額診療施設を一覧表にして、PDFで印刷しやすいようにHPに掲載している自治体もあれば、HP検索しても出てこない自治体もあります。

これから暖かくなるまで何回雪が降るかわかりません。インフルエンザなど感染症も大流行しています。

原発事故現場から放射性物質が環境中に今でも出続けている日本。

とくに放射能汚染地域は、今後病人が爆発的に増えるということはチェルノブイリの例でも明らかです。

体調が悪く病院にかかりたいと思ったとき、すべての人が我慢しなくても済むような社会であったらと心から願っています。

科学技術信仰を子どもに刷り込む!玩具メーカーと企業の戦略。国策プロパガンダでリカちゃんやレゴまでも!

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サンチャイルドビッグサイエンスという月刊の子ども向け科学絵本があります。この月刊絵本自体は非常にいい写真絵本なのですが、2010年2月号を見て驚きました。

福島原発事故前から自然エネルギー推進運動は行われていましたが、こういう形で子どもに刷り込んでたんですね。

 

 

 

 監修は 財団法人 新エネルギー財団 です。この組織の賛助会員を見てみますと、完全に原子力ムラ=再エネムラ企業が勢ぞろい 

http://www.nef.or.jp/introduction/annnai/p09.html

 

石油資源等 コスモ石油株式会社
JX日鉱日石エネルギー株式会社
一般財団法人石炭エネルギーセンター   石油資源開発株式会社
国際石油開発帝石株式会社       ボーリング・調査等 アジア航測株式会社
イー・アンド・イーソリユーションズ株式会社
いであ株式会社
出光大分地熱株式会社
伊藤忠テクノソリューシヨンズ株式会社
奥会津地熱株式会社
株式会社開発設計コンサルタント
川崎地質株式会社
株式会社建設技術研究所
JX日鉱日石探開株式会社
株式会社シーテック
株式会社JPハイテック
株式会社JPビジネスサービス
ジオテクノス株式会社
新日鉄住金エンジニアリング株式会社
株式会社地球科学総合研究所
地熱エンジニアリング株式会社
地熱技術開発株式会社   中央開発株式会社
中電技術コンサルタント株式会社
帝石削井工業株式会社
株式会社東亜利根ボーリング
東電設計株式会社
株式会社東北開発コンサルタント
東北緑化環境保全株式会社
西日本技術開発株式会社
株式会社ニチボー
株式会社日さく
一般社団法人日本動力協会
株式会社ニュージェック
株式会社物理計測コンサルタント
北電技術コンサルタント株式会社
北電総合設計株式会社
みずほ情報総研株式会社
三菱マテリアルテクノ株式会社
八千代エンジニヤリング株式会社

      建設・土木等 株式会社奥村組
鹿島建設株式会社
株式会社熊谷組
五洋建設株式会社
佐藤工業株式会社
清水建設株式会社
積水化学工業株式会社
大成建設株式会社
株式会社大東設計コンサルタント   株式会社竹中工務店
東急建設株式会社
飛島建設株式会社
日本工営株式会社
株式会社安藤・間
前田建設工業株式会社
三井住友建設株式会社
三菱地所ホーム株式会社       繊維・化学等 株式会社カネカ
東レ株式会社   三菱化学株式会社
三菱瓦斯化学株式会社       鉄 鋼 株式会社神戸製鋼所
JFEスチール株式会社
松尾橋梁株式会社   日本重化学工業株式会社
株式会社日本製鋼所
新日鐵住金株式会社   鉱業・非鉄金属等 日鉄鉱業株式会社
三井金属鉱業株式会社   三菱マテリアル株式会社       機械・電機・造船等 株式会社IHI
エコパワー株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティファシリティーズ
株式会社エヌ・ティ・ティデータアイ
株式会社荏原製作所
オーエムソーラー株式会社
川崎重工業株式会社
京セラ株式会社
株式会社栗本鉄工所
株式会社サニックスエナジー
株式会社サンジュニア
三洋電機株式会社
株式会社サンワハウス
株式会社GSユアサ
シャープ株式会社
ゼファー株式会社
ソーラーフロンティア株式会社
創造ホールディングス株式会社
株式会社タクマ
田中水力株式会社
株式会社デンソー   株式会社東芝
トヨタ自動車株式会社
長州産業株式会社
那須電機鉄工株式会社
日揮株式会社
日本電気株式会社
日本風力開発株式会社
株式会社日立製作所
日立造船株式会社
日野自動車株式会社
富士電機株式会社
パナソニック株式会社
パナソニック株式会社(エコソリューションズ社)
マツダ株式会社
三井造船株式会社
三菱重工業株式会社
三菱電機株式会社
株式会社明電舎
矢崎エナジーシステム株式会社
株式会社ユーラスエナジーホールディングス
株式会社ライジングコーポレーション       商 社 岩谷産業株式会社
住友商事株式会社   三菱商事株式会社       金 融 株式会社商工組合中央金庫
株式会社三菱東京UFJ銀行   株式会社三井住友銀行
株式会社リそな銀行       電 力 沖縄電力株式会社
関西電力株式会社
九州電力株式会社
四国電力株式会社
中国電力株式会社
中部電力株式会社   電源開発株式会社
東京電力株式会社
東京発電株式会社
東北電力株式会社
北陸電力株式会社
北海道電力株式会社       ガ ス 大阪瓦斯株式会社
東京瓦斯株式会社   東邦ガス株式会社
西部ガス株式会社       市町村 北海道弟子屈町  

 

本文中の「先生・おうちの方へ」というページ内の解説も、新エネルギー財団の監修で、原発推進企業、つまり産業界の方を向いた解説となっています。エネルギー供給技術についての基礎知識のない大人は、なんの疑問も持たず、その解説を信じて子どもに教えるでしょう。

新エネルギーの問題点や危険性、廃棄物問題などはどこにも書かれていません。都合が悪いことを書かないというのは原子力ムラのやり方そのもの。

 

さらにこんなのもあります。レゴという有名なデンマークのおもちゃメーカーのプラスチック製のブロックがありますが、さすが新エネが進んでる国だけあってこんな限定バージョンまでありました。

限定なのでプレミアが付いて高くなってるそうです

デンマークの風力発電機メーカーVestas社とレゴ社がコラボレーションして生まれたセット。Vestas社の社員でないと購入ができないセットだそうです。

 

さらに日本でも リカちゃんハウスがパナホームとコラボレーション 6500円!

 

 

 電気を熱に変えるオール電化の暮らしを進めています。IH調理器、ヒートポンプのドラム式洗濯機、デジタルテレビなどなど。別売りの小物もあるという商魂逞しさ。

日本おもちゃ大賞?なんじゃそれ? 権威付けに必死ですね。エデュケーショナル・トイ部門優秀賞!  教育的玩具って!!!

 

男の子にも女の子にも国策の新エネルギーをすり込んで、考える力を奪っています。

風車で電気を作って、スマートハウスに住むのが未来の新しくてあこがれの素敵な暮らし!こういう流れに持っていきたいのだと思われます。

実際はこういうこと 

ソーラーパネルだらけのスマートシティ。本当にこんな暮らしが正しいのかどうか考えなければなりません。 

 

「科学技術信仰」は子どもから大人まで浸透しているのです。学校でも刷り込まれてきました。

 

科学技術って役に立つね!

未来の科学技術ってすごいね!

宇宙って夢がある!

科学の進歩は大切だね!

科学の恩恵で私たちの暮らしはあるんだね!

科学の進歩の為には税金を使って当然だね!

たとえ失敗しても技術開発し続け諦めないこと!

 

そうすると、市民に考える力はなくなりますので、科学者は偉い!と御用学者を盲信していくことになります。携帯電話や地デジや太陽電池などの普及の経緯を見たらわかります。

規制緩和し、制度を作って一人一個、一家に一台とか新技術による工業製品を買わせるのは、膨大な利権がらみの怪しい構造だということです。

その根っこに「科学技術」があります。

メーカーで特許を持っている人が威張り散らす理由はそこにあります。

 

海外に負けるな!

科学技術開発(発電、移動、通信、宇宙、医療、化学など)

特許⇒技術利権の「金」  

企業・官僚・御用学者・政治家で ~ムラを作る (規制緩和し根拠法を作って国策化)

工業製品の大量生産販売⇒「金」

国策科学技術開発に税金投入

 

科学技術に望むのは「夢」の話じゃなくて、いま現実に緊急に命を脅かすもの、つまり放射性物質や低周波、電磁波の問題を最大限「適正」にできる技術のこと。

「ごまかし」じゃなくて「適正」。

低周波や電磁波、放射性物質による健康被害が出ない技術でなければ倫理的とは言えません。

それが無理な技術ならその技術は人間を不幸にする技術です。国策化して商品製造し、売る為に宣伝してはいけないと思います。

それがエントロピーを増やすことだからです。

科学者や技術者に「倫理」を求めたいと思います。

科学に無知な市民を騙さないで欲しいと心から願います。

 

 

 

トラブルに慣れてはいけない!茨城県東海村核施設の年末年始の火災事故。J-PARC、東海第二発電所。

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J-PARC施設で火災

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074743391.html

NHK  01月16日 20時31分

16日午後、東海村にある日本原子力研究開発機構などが運営する実験施設、「J-PARC」で、実験設備を制御する電源盤から火が出ました。
火はすぐに消し止められてけが人はなく、放射性物質が外部に漏れることもありませんでした。
16日午後3時すぎ、東海村にある「J-PARC」内にある「物質・生命科学実験施設」と呼ばれる施設内にある電源盤から煙や火が出ているのを近くにいた作業員が見つけました。
火は、作業員が消火器を使って、すぐに消し止め、けが人はいませんでした。
また、放射性物質の漏えいもありませんでした。
「J-PARC」によりますと火が出たのは「ミュオン」と呼ばれる素粒子を使った実験設備を制御する電源盤で、当時、実験はしておらず、この電源盤に新しい部品を組み入れたため通電試験をしていたところ発火したということです。
「J-PARC」では、おととし5月、別の実験施設で放射性物質が外部に漏えいする事故が起き、すべての施設の運転を停止していましたが、去年2月からは今回火災が起きた施設を含む一部で再開していました。
J-PARCセンターの齊藤直人副センター長は「2年前の事故以降、安全対策に取り組む最中に、こうした火災で心配をおかけしたことをおわびします。原因はもちろん、安全管理体制についても改めて検証していきます」と話しました。

 

「J-PARC」 実験ホールで出火

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20150117/CK2015011702000159.html

東京新聞 2015年1月17日

加速器実験施設「J-PARC」(東海村)を運営するJ-PARCセンターは十六日、敷地内の「物質・生命科学実験施設」(MLF)実験ホールで変圧器から出火、作業員が消火したと発表した。作業員の被ばくや環境への放射性物質漏れはなかった。

 センターによると、同日午後三時ごろ、陽子ビームを集束、曲折させるミュオンビームライン装置の電源の通電直後に変圧器(縦二十センチ、横三十センチ)から白煙が立ち上り、異臭がした。作業に立ち会った高エネルギー加速器研究機構の職員の指示で、メーカーの社員が消火器で消し止めた。電源と変圧器は新たな実験方法に対応するため、昨年十二月に新設、試験中だった。

 J-PARCは二〇一三年五月、原子核素粒子実験施設(ハドロン実験施設)で放射性物質漏れ事故を起こし、同施設は現在も運転を停止している。斉藤直人副センター長は「運転再開に向け施設の改修、管理体制の見直しを進めてきた。再開への影響は分からない」と話した。 (林容史) 


(管理人より)また茨城県東海村で核施設のトラブルが起きました。こういうニュースでもNHKと東京新聞では書き方が違いますね。東京新聞は割と具体的に書いてあります。

J-PARCのHPでみてみます。http://j-parc.jp/

平成27年1月16日 J-PARCセンター 日本原子力研究開発機構高エネルギー加速器研究機構 J-PARC・物質・生命科学実験施設(MLF)第2実験ホールにおける火災について

J-PARC・物質・生命科学実験施設(MLF)第2実験ホールにおける火災について 1.発生日時  平成 27年1月16日(金)15時01分頃 2.発生場所  独立行政法人日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所
J-PARC・物質・生命科学実験施設(MLF)第2実験ホール(第2種管理区域) 3.状況 : 1月16日9時からミュオンビームライン用の電磁石電源のメンテナンスを実施していた。 ①14時30分頃、通電準備作業を開始。14時57分頃、異臭がしたため制御盤の扉を開けたところ、15時01分頃、電磁石制御盤のトランスから発火を確認。消火器による初期消火を実施。 ②15時01分、119番通報。 ③15時11分、ひたちなか・東海広域消防本部の消防車が入構。 ④15時26分、ひたちなか・東海広域消防本部により火災と判断。同時に鎮火確認。焼損面積は約30cm×20cmであり、トランスが焼損した。 ⑤管理区域内・外に放射性物質の漏洩はない。
なお、加速器からのビームは停止しており、ミュオンビームの利用はしていなかった。 4.原因 : 調査中。 5.影響 : 放射性物質による周辺環境への影響はない。また、負傷者もない。

(添付資料)
現場図面/ミュオンビームライン用の電磁石制御盤/トランス


 

焦げてましたね。  しかし、なぜネットの記事などでちゃんと火災現場の写真とか流さないんでしょうね。 J-PARCは一昨年も放射能漏れ事故を起こしてるのに!

こういう速報はここに出ます。 

いばらきの原子力安全行政 記者発表一覧 ⇒ http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/gentai/nuclear/press/index.html

J-PARC物質・生命科学実験施設(MLF) における火災について(速報) 平成27年1月16日 生活環境部防災・危機管理局原子力安全対策課


この図を見ると中性子実験装置とか現場のすぐ隣にあります。 ((((;゚Д゚))))

これがもっと大きな火災だったらと思うと、ぞっとします。本当に放射能漏れが起きてないのでしょうか?

この施設周辺の人はこういった事故の際、知らされてるのかどうかわかりません。

原発もいらないと思いますが、なんでこんな核の研究施設が存在するのかわかりません。原発もなくして、こういう施設も一刻も早くjなくして欲しいと願います。

こういう施設で働いてる人には福島原発事故の収束の研究をしていただきたいものです。

気づいてませんでしたが昨年末に、東海第二発電所で火災が起きていました

平成26年12月19日 生活環境部防災・危機管理局原子力安全対策課 東海第二発電所 廃棄物処理建屋における火災について(速報)

平成26年12月19日 日本原子力発電株式会社 東海第二発電所 廃棄物処理建屋3階送風機室(B)における火災の発生について


毎日茨城のニュースは目を通しましょう。http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/gentai/nuclear/press/index.html

もう生きた心地がしないとはまさにこのこと。かと言ってこんな状況に慣れるというのも、それはそれで異常なことだと思います。

この綱渡りはいつまで続くのでしょうか・・・綱から足を踏み外す日も近いのかもしれません。



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