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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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【人工降雨装置】飲み水のために公務員が水源地に重金属を撒き散らすことは「環境犯罪」ではないのか?

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http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130821/k10013931111000.html

NHKニュース(2013/8/21)より

東京都は、雨が少ない影響でダムの貯水率が平年を大きく下回っていることから、多摩川の上流にあるダムの周辺で人工的に雨を降らせる装置を21日、試験的に動かしました。  

 

 

 

 専門家「信頼性に乏しい方法」

東京都の人工降雨装置について、人工降雨の研究を行っている防衛大学校の遠峰菊郎教授は、「ヨウ化銀は、マイナス5度からマイナス10度くらいになると水蒸気を凍らせ、雨を降らせるが、そのためには今の時期なら高度5000メートルほどの高さまで到達させなくてはならない。東京都の装置で発生させたヨウ化銀が自然の上昇気流に乗ってその高さまで確実に上がっていくかどうかに疑問があり、信頼性に乏しい方法だ」と指摘しました。
そのうえで、「現在、人工降雨の主流は、航空機を雲の中に飛ばしドライアイスなどを直接まく方法なので、東京都もより信頼できる方法に見直したほうがいいと思う」と話していました。
また、化学物質の影響については、「安全性が確認された範囲の分量でヨウ化銀を使っているとは思うが、人体に影響を及ぼす重金属だから使わないに越したことはない。人工降雨に使える薬剤はヨウ化銀だけでないので、検討し直したほうがいいように思う」と話していました。

対 外 報 告  渇水対策・沙漠化防止に向けた人工降雨法の推進 

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t50-1.pdf 

平成20年(2008年)1月24日
日 本 学 術 会 議
農学基礎委員会農業生産環境工学分科会

3p〜4p引用

 (一部引用書き起こし)

次に、ヨウ化銀はそれ自体が弱い毒性を持ち、またヨウ素と銀の化合物であり、化学的環境汚染物質として多くの場合、動植物に好適な効果よりも害的影響の方が大きい問題がある。特に、ヨウ素は人間の甲状腺ホルモンの構成物質であり、人間には必須要素であり、また医薬品(消毒剤のヨードチンキ)として有用な作用を及ぼすが、「毒物及び劇物取扱法」では医薬用外劇物に指定されており、「過ぎたるは及ばざるが如し」のたとえどおり、害の方が懸念される。一方、銀については重金属ではあるが、比較的酸化し難いこともあって、環境への悪影響は比較的少ないと考えられる。いずれにしてもヨウ化銀は自然に分解するが、無毒化するには長期間を要する問題がある。

(中略)

さらには、水棲生物や小魚に影響するとされており、環境ホルモンや重金属の食物連鎖による生物濃縮の問題もあり、ヨウ化銀使用に当たっては注意が必要である。基本的には、ヨウ化銀の毒性に指摘がある限り、微少なりといえども大気中への放出は避けるべきである。
従って、ヨウ化銀法は、中国等の一部の国々で依然として実験されているが、上述した低効率と環境問題(環境立国)から考えて、人工降雨事業への応用は不適であると判断される。

(管理人より)

311後、福島第一原発事故は収束せず、今でも放射性物質が空気中、地下水、海へとダダ漏れの状態が続いています。今日本は人類史上、最悪に重金属に汚染された状態にあるのです。

そんな中であえて、人工降雨として追加で重金属を空に撒き散らす意味があるでしょうか?

福島原発由来の人工放射性物質との複合汚染という視点が、果たして担当職員にあるでしょうか?

担当の公務員は上の文書を読んで反省して欲しいと心から思います。人の命に関わる重要な決定を、不勉強な担当部署の職員に任せてはいけないと思います。彼らは危険かどうかの判断材料も判断力も持ち合わせていません。公害に公務員が加担していることになります。

水源地に重金属を含む水が流れ込めばどうなるのでしょうか?地下水に入って行くでしょう。

地下水脈は血管のように張り巡らされています。どこに重金属の雨が降ってもつながるのです。もちろん福島の地下水が汚染されたら関東まで到達するでしょう。首都圏の水源地がこれ以上汚染されたら・・・

環境中に重金属を追加拡散してはいけないと心から思います。 

 

 

『あとからくる者のために』  坂村真民

あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し
種を用意しておくのだ

あとからくる者のために
しんみんよお前は
詩を書いておくのだ

あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ

あああとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ

あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みな夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ

 


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