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Channel: ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造
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「・・・原因不明の病気にかかってバタバタ死んでいくものがいるというのに・・」はだしのゲンより

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「はだしのゲン」閲覧制限撤回 松江市教委(08/26 16:52)テレ朝news

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000011284.html  より

松江市教育委員会は、「はだしのゲン」の閲覧制限を撤回することを決めました。

 原爆投下を描いた漫画「はだしのゲン」の一部の描写が過激だとして、松江市内のすべての小中学校では去年12月から、生徒の閲覧に教師の許可が必要などとする閲覧制限を設けていました。松江市教育委員会は26日午後の臨時会議で5人の教育委員が協議した結果、閲覧制限の撤回を決めました。先週に開かれた定例会議では、一方的に制限を設けた事務局側に対し、教育委員からの批判が相次いでいました。また、これまで教育委員会には制限に対する批判の意見などが多く寄せられていました。原爆資料館所蔵(C)中沢啓治 

 ゲン閲覧制限撤回:松江市教委「混乱させたことをおわび」http://mainichi.jp/select/news/20130827k0000m040076000c.html  より 

 松江市教育委員会が故中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を全小中学校に要請している問題で、市教育委員5人による臨時会議が26日、松江市役所であった。「市教委事務局が(委員会の審議を経ずに)閲覧制限を求めた手続きに不備がある」との意見で全員が一致し、制限の撤回を決めた。閲覧は今後、各学校の判断に任せられる。委員の一人の清水伸夫教育長(62)は会議後の記者会見で「子供の健やかな成長を願った判断だったが、結果として混乱させたことをおわびする」と陳謝した。 

 会議には委員全員が出席し、論点を整理して意見を交わした。 

 「ゲンの内容」については、残虐、暴力的な場面があるが、平和教育という意味で実績があるという見解で一致した。布野(ふの)由美委員(48)は「平和や命の尊さ、戦争の悲惨さを学ぶ価値がある作品」、内藤富夫委員長(71)も「時代背景もあり、暴力を肯定しているのではない」と語った。一方、清水教育長は「平和教育で実績がある作品だが、(子供の)発達段階で何らかの制限を加えることもあり得る」との意見を述べた。 

 「子供の知る権利」について、桜井照久委員(61)が「知識を自由に得ることをコントロールすることは問題だ」と指摘した。 

 さらに、清水教育長は「学校図書の取り扱いは学校長の所管。要請は軽率だったと言わざるを得ない」と、閲覧制限を求めることを決めた前教育長らの対応を批判した。内藤委員長は「(市教委事務局が独断で決めた)手続きに不備があり、要請前の状態に戻すことが妥当」などの素案を委員に提案し、全会一致で承認された。

 同市では昨年8月、市民の一部から「間違った歴史認識を植え付ける」として、小中学校の図書室からゲンを撤去するよう求める陳情が市議会に提出されたが、同年12月の本会議で全会一致で不採択となった。しかし、市教委が改めて内容を確認。「(旧日本軍が)首を切ったり、女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」と判断し、同月と今年1月の校長会でゲンを教師の許可なく閲覧できない閉架とするよう求めた。問題発覚後、市教委が市内の小中学校全49校にアンケートを実施したところ、43校がゲンの漫画を保有。うち42校が閲覧を制限していた。 

 市教委には22日までに2555件の意見が全国から寄せられた。7割が市教委の判断に反対する内容だった。【曽根田和久】 

【東京新聞・夕刊】2013年8月27日

 

 【参考】ブログ

<なぜ?>はだしのゲン「閉架」は一人の高知県民の陳情書から始まった はだしのゲン−中沢啓治氏 鬼籍に入る  どれだけの犠牲を払って平和と憲法第九条を手にしたか。絶対変えちゃいけん」はだしのゲン・中沢啓治 はだしのゲンを平和教育プログラムに採用−反対勢力も 

(管理人より) 

「はだしのゲン」が松江市の図書館で閉架された問題は、8/26に撤回されました。英語やロシア語,20カ国語に翻訳されるなど海外でも読者が広がっている「はだしのゲン」に対する松江市の扱いに、驚き、絶望しましたが、市民の声の高まりで、撤回させることができました。

「焚書」の次は戦争です。ファシズムが近づいているのを感じます。中沢啓治さんが勇気と情熱をもってこの作品を書いてくださったことに心から感謝します。読み継いでいかなければいけないと思いました。

中沢啓治さんのことば

「放射能の怖さはわかってるはずなのに、日本人は原爆の教訓を忘れてしまう。原発はなくさんといけん」

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻 中沢啓治 汐文社 はだしのゲン 文庫全7巻 完結セット (中公文庫―コミック版) 中沢啓治 中央公論社

  

 

「はだしのゲン」のこのページはまさに、今の福島やその他の放射能高濃度降下地域に起きていることと重なります。 

原因が医学的・科学的に特定できなくとも、福島原発事故後、日本に現実として起きています。亡くなる人、病気になる人。その現実から目を背けてしまえば、日本はまた同じ道をたどることになります。一人でも多くの命が助かって欲しいと祈ると同時に、何が間違っていたのか、その大本を変えていかなければいけないと思っています。

【参考】「ご免なさい。そうしたら、ここで一族が生きていけなくなる。」原発に近い町、同調行為という名の脅迫。

県民健康管理調査で「異常なし」と言われた34歳男性が、半年後にガン多発⇒多臓器不全で亡くなる福島。

以下は平成25年8月28日(水)福島民友お悔やみ欄。 5段組。 65歳以下→23歳、35歳、41歳、57歳、60歳、62歳、63歳、65歳。

謹んでお悔やみ申し上げます。

 

総務省HPより人口推計(平成23年2011年10月1日現在)結果の要約

http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2011np/#a05k23-b

 人口減少率は福島県が1.93%で過去最高

http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2011np/pdf/gaiyou.pdf#page=7  より


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